【散財】marantzモノラルパワーアンプ MA-9S1導入!ピュアオーディオのラストピースが遂に埋まる。
こんにちはUSAMARUです。
遂に・・・手に入りました!
セパレートアンプ及びフルバランス化のラストピースであるモノラルパワーアンプmarantz MA-9S1です。
ちなみにモノラルパワーアンプなので2台あります。
MA-9S1の発売日は2002年で発売当時のお値段1台65万円。ペアで130万円です。
私は中古でペア41万円程で手に入れました。安い!けどやっぱ高い!
発売当時より1/3で手に入れているのでまあいいでしょう。・・・えー以前やりましたがもう一回やりたいと思いまーす。
この機器16年の時を経て約1/3の価格になっております。こんなに昔のものなら音質も1/3になっているんじゃねーのって?
non!non!non!ありえないねぇ!!
この年代でこの価格なら普通そう思いますが、昔の方が物量投入・・・・はい、満足しました。
今年に入りSACDプレーヤー marantz SA-10を導入しその音に魅了され、オーディオマニアなら一度は目指すセパレート化を目指して(別の目的もあったけど)プリアンプ marantz SC-7S1を導入しました。
そしてSC-7S1と組み合わせて開発されたパワーアンプ marantz MA-9S1の導入を目指していましたが、念願叶い導入となりました。v( ̄Д ̄)v イエイ!
こんな絵文字も使うぐらいウキウキなわけです。なんたってねえ、marantz フルバランス&セパレートシステムが完成したんだからねえ!!
いや、なにやってんの俺マジで・・・。わりかしマジで・・・。
ここまでやる必要ないんじゃねーの・・・。本当にオーディオゾンビ化してねーか。
これらだけで約100万円の出費(SA-10約45万円、SC-7S1約23万円、MA-9S1約41万円)です。当時の価値に換算すると約260万円(SA-10 60万円、SC-7S1 70万円、MA-9S1 130万円)で1/2.6で購入できたのでまぁお買い得感はありますが、絶対量が大きすぎます。
まあ、ハイエンドオーディオ業界からみると100万円?ケーブル代にもならないんですけど(笑)と言われるのは分かっています。ただ、魔界視点の意見なので常軌を逸した行為だと我に返りました。
何回か言っていますが私はその辺にいる一般サラリーマンです。独身で30台中盤で普通の会社の正社員なので貧乏生活を送っているわけではありませんが。
ただ、社長でも、医者でも、自営業でも、有名Youtuberでも、オーディオ評論家でも、オーディオサイト管理人でもございません。こんなしょうもないブログしていますが1円も貰っていません。完全なる小市民です。
それがこんな贅沢なことをして許されるのか!?普通お母さんに怒られぞマジで!「あんた!こんなわけのわからんもん買って・・・何考えてんの!!!!!」と当然ながら切れます。なので私は隠し通します。悪いことをした小学生ばりに。
この2段積みのアルミ筐体で覆われた機器を見たときに率直に上記の気持ちになりました。
いや、ほんとはうれしいよ。オーディオ好きだし。
ただ、MA6900で満足していれば良かったんじゃないのか、他にもそこそこのプレーヤーやDACもある。ハイエンドでは無くても結構いい音もなっていた。
そんな思いも強くなってしまったが、うーん。まあ、止まるんじゃねえぞ・・・。の精神で切替るしかない。買ったし。
うん。買っちまったものはしょうがねぇ!これでしばらく勝負してまた考えるぜ!
心配されそうなのでお伝えしますが、まだちょっとだけ貯金はあり借金は無いのでなんとかはなっています。今日もいっぱい御飯を食べました!(にっこり)
気持ちを切り替えて、まずは外観でも見ていきます。
まずね、デカすぎ。そして重すぎ。1台35.8kgてなんだこれ。片チャンネル分で何が入ってんだよ。
先日名古屋でかった雑誌「Stereo Sound マランツのすべて」と比較しますが、大判の本と比較してっこの威圧感です。分かりにくいかちょっとこれ。
正面図。
メーターがあって電源入れると青く光ります。右のスイッチをONにするとメーター機能停止。音質が気になる人はONにしよう。
真ん中のスイッチが電源ボタン。
左スイッチがバランス、アンバランス1、アンバランス2の入力切替。私はバランスをメインに使用します。
天板の図。やっぱり蓋の開け方がわからん・・・。開けたくは無いんだけど。
裏面はこんな感じです。この辺りの雰囲気は今と同じなのでずっと引き継がれてきているんですね。
上がアッテネーターでパワーアンプ側で音量絞れます。これにはプロケーブルもニッコリ。
あとはバランスとアンバランスの入力用端子です。当然1ch分のみです。
スピーカー端子。これもでかいが端子はM6です。
バイワイヤリング対応端子になっている。これはやりたいですね。
上からみた図。まじまじとみましたが凄い高級感です。端子の電線接触部はギザギザしてます。
スピーカーのオームに対応した表
電源コード部。
マランツこだわりのアース端子なし。
それでは設置していきます。
えー、嘘です。設置する場所がありません。
このブログのタイトルにやっと追いついたというか、ついに物を置くスペースが無くなりました。
まずラックはすべて埋まっています。
というか物がデカすぎてまずラックに入りません。
普通に困りました。もはや床直置きというかボード直置きにするしかありません。
まずクソほど絡んだケーブルが引き回された床をきれいにしました。
そしてMA6900とMCD201から引っぺがしたSUNSHINE S50のオーディオボードを敷きます。事前にある程度ケーブルを引っ張っておきました。
そしていよいよボードまで運びます。
写真が無いのでまったく伝わらないと思いますが、部屋の反対からボードに置くまで障害物が多すぎるので持ち上げて運ぶ必要があります。
35.8kgは想像以上にきます。腰に確実にきます。腰に気合を入れ、だりゃああああああああああと一気に運びきりました。腰の故障率38%にアップ。
2台目運ぶのイヤだヨー(涙)。おみいヨー。
少ない歩けるスペースを3周ぐらいクルクル回り気持ちを整え~、だりゃああああああああああ!!!ドスン!!
なんとかいけました・・・(汗だく)。
あとは、アンプ比較用の仮配線をします。本チャンの配線は後日実施予定です。
アンプ比較用のスピーカーセレクターはORB社製MC-S0です。
パワーアンプが単独になったので、今まで使用していたプリメインアンプMcintosh製MA6900と比較する為にこのようなことをしています。
プリアンプ SC-7S1からのバランス出力をパワーアンプMA-9S1に接続、アンバランス出力をプリメインアンプMA6900に接続します。
そして、MA-9S1とMA6900のスピーカーケーブルをセレクター入力に繋げ、出力をAerial acoustic Model7のスピーカーに接続します。
アンプのそれぞれのスペックは書くのが面倒くさいので下記サイトをご参照ください。必要な全情報が載っていると思います。
marantz MA-9S1に関しては他のマランツ製品と併せて「Stereo Sound マランツのすべて」から注目ポイントを拾い上げてアップしたいと思います。May be。
MA-9S1
MA6900
比較の前にちょっとだけ、先っちょだけ、MA-9S1の音を楽しみたいと思います。
まあ、ボリューム調整が必要だからね。しょうがないね。うん。
そんじゃあ、宇多田ヒカルさんの「Fantôme」より”花束を君に”をCDでSA-10で再生し聞きます。
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SA-10バランス出力
PMC 44KHz/16bitで試聴中。。。。
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音像でけえええええええええ!!!
そこに等身大の宇多田ヒカルがいます。ボーカルが前に出てきてはっきりと聞き取れます。演奏に埋もれることがありません。
MA6900より暖かみが減るような感じですが、解像度がアップ。音の粒が細かいですね。
音場は広くなり響きがさらに加わっているように感じます。
定位はしていますが、少し輪郭が甘い気がします。ぼんやり感が以前より見え始めました。
低音は圧倒的というか、SA-10の低音再生能力をSC-7S1を通じてフルに出している気がします。
そして一番ムムっ!と思ったのが無音時の静寂感が増したと感じるところですね。今まであんまり気にしていなかったのですが、なんか静かやなと感じます。音の出初めというか、全般的かもしてませんがさらに音がくっきり聞こえ始めました。聞こえなかった音が静かになったことによって聞こえてくる感じです。
先っちょだけと言いながら他のCDも聞きましたが傾向は同じでした。
いやーいいですね。これでよくなかったら僕ショック死しちゃいますが。
やはりMA-9S1のパワーには余裕を感じられます。パワーアンプ側のアッテネーターを一番下に絞っていますが、SC-7S1のボリュームが-35dbぐらいまでしかあげれません。
MA6900は半分ぐらいのボリュームで-28dbですので、非常にパワーがあるんだなと思います。
あと、大きさに似つかわない透明感のようなものがありますね。SA-10からの信号をそのままスピーカードライブさせようみたいな意思を感じます。優等生のようなやつです。
それでは、MA-9S1とMA6900をセレクターでガリガリ変更しなが音を聞いてみたいと思います。
花束を君にを聞きながらリアルタイムで比較できるのでプラシーボは無いはずです。
MA6900のアンバランスはCD2に入力し、MA6900になるべく合うようボリューム調整していますが、少し大きくなっている可能性あります。
<MA-9S1>
声が透きとってますね。華やかさもあります。
音場は広がりきめ細やか。小さい音も拾っています。
先ほどと印象変わらないかなという感じです。
<MA6900>
切替た瞬間にボーカルが中央に寄って生なましくなり、輪郭がくっきりします。
ただ、MA-9S1から比べ全般的に音が中央によっていることがすぐわかります。音が中央に団子状になっているので、音場の広がりは狭くなります。
また、ボーカルは聞こえるが演奏の音も小さくまとまる傾向になり、細かい音が聞こえなくなった気がします。
ボーカルだけでいうとMA6900の方が良いような気がしますが、曲全体で聞くとMA-9S1の方が聞きごたえや楽しさというのは感じます。
ウーム。なかなか違いがありました。
ただ、ここまでくると好みの違いのような気がします。
ボーカルを聞かない人はMA-9S1一択ですが、ボーカルやウォーム系の音を好む人はMA6900も十分選択肢に入ります。MA-9S1はマジでヤバいですが、MA6900もやはりヤバいです。
Mcintosh MA6900は私にとって魔法のアンプで、色々問題ありますが使い続けたいと思っています。とりあえずは比較視聴を楽しみ、後日センタースピーカー駆動用で5バンドイコライザー駆使して酷使する予定です。まだまだ休ませないぜ?
ちなみに、MA6900のパワーアンプにSC-7S1から直接入力して聞き比べしようと思いましたが、MA-9S1のゲインが高すぎて同じボリュームにできず断念しました。
どんだけMA-9S1パワーあるんだよ・・・。アッテネーターの仕様の線もあるけど。
今回MA-9S1を導入してピュアオーディオシステムはひとまず完成したと考えています。
まだまだこのアンプの実力を出しけれていると到底思えてないので、しばらく試行錯誤して音質向上を目指したいと思います。いままで機器に時間をかけた所もあるので今後は視聴時間も長めにとりたいです。
あと、趣味とはいえお金も大事にしていきたいと思います(汗)
今回はこんな感じです。
【本物?オカルト?】挿すだけで音質が良くなっちゃうUSBデバイスがあるってマジ?俺もぶっ挿して聞いちゃう(Panasonic製 SH-UPX01)
こんにちはUSAMARUです。
9月末ともなると涼しくなってきましたね。昔はもっと暑かった気もするけどこんなもんか。心にも余裕がでてきたので、今回はみなさんの生活にも関わりが深いちょっとアットホームな内容となります。
みなさん普段何気なく使っているけど、とてもお世話になっているものの中に「USB」があると思います。
生活や仕事、趣味としてもUSBメモリでのデータ移行や充電用のUSBポート、マウスなどのコントロールデバイスの接続などデバイス通信用として現代ではなくてはならないものだと思います。
USBとはそもそもなんなのか?というと、正式名称を「ユニバーサル・シリアス・バス」といいコンピューター等の情報機器に周辺機器との接続をするためのシリアルバス規格の一つです。要は通信・接続する為のものと言えます。
速くて、接続が簡単で、汎用性も高い。しばらくの間USBは使われていくのではないでしょうか。
USBをオーディオ業界はどう考えるか。主たる目的ではデジタルデータの送り出しと受信(USB-DAC用)や音源保存用ストレージの通信用と健全たる目的で使用しています。
ただ、一部の魔境組は違いました。通信はできるが・・・なんか他につかえそうやなあ・・・(ニタァ)。
そうだ!USBそのものに何かを挿して音質を改善しよう!という狂気に駆られます。
もはや人類の叡智デジタル通信という神の如き恩恵を全て捨て去り、音質を良くするという欲望のみに忠実な手段にうってでます。このような所業は時代が時代なら磔にされて火炙りにされても誰も文句を言いません。
そのようなUSBによる音質改善に取り組む先駆けとなるのが家電業界の雄で天下のPanasonicです。ハイエンドオーディオではTechnicsというブランドも展開していますが、今回は関係ないと思います。
Panasonicは多くの製品を手がける家電メーカー大手でTVでは「VIERA」、レコーダーでは「DIGA」を手がけるなど、日本国民なら一つぐらい家に商品があるのではというほど大きな会社です。そんな会社がなぜこんなオカルトオーディオアクセサリーの類を発売してしまったのでしょうか。
Panasonicは家庭向けレコーダー開発に力を入れており、「DIGA」シリーズは数万円のエントリークラスから数十万円のハイエンドモデルまで発売しています。
その中でハイエンドモデルは録画に加え、専用機に負けないブルーレイディスクの再生も高品質に行いたいと考えました。Panasonicお家芸の高画質化に加え高音質化も必要になり開発を進めます。
その中で注目したのが機内電源でした。機内もしくは流入ノイズ等により機内に流れる電源の濁りによって音質が劣化する事を突き止めます。
そこでPanasonicが取った手段というのがUSBにデバイスを接続して、デバイス内の抵抗とコンデンサで電源を清める「USBパワーコンディショナー」という物を製作します。
2013年に発売されたハイエンドモデルレコーダー「DMR-BZT9600」に第一号機を付属します。これをDMR-BZT9600に接続することにより音質が改善し、極々一部のオーディオマニアで話題になります。
2015年にはハイエンドモデルで日本初となるUHD(4K)再生も可能にしたレコーダー「DMR-UBZ1」を発売し改良版のパワーコンディショナーも付属しました。
両方共あくまでレコーダーの付属品であり、音質改善効果は認められましたが商品化されることはありませんでした。
2017年11月遂にPanasonicが動きます。
USBコンディショナーの単体製品として「SH-UPX01」を発売することを発表しました。
この商品の特徴を公開し強気のプライスで勝負にでます。
・アルミ削り出しの筐体採用
・非磁性炭素皮膜抵抗採用
・ガラスエポキシ両面基板採用
・インドかどっかからしか採掘できないような原料を自ら厳選するなどパーツ品位・信頼性も高い
極々一部のオーディオマニアからは遂に発売か!となりましたが、まとめサイト等の一般の人間からは遂にPanasonicもオカルトに手をだしたか(笑)という反応でした。
それもそのはずこのSH-UPX01はUSBに差して音質改善することしかできないのに、お値段約3万円。
私もその時はオーディオアクセサリーなどまったく信用していなかったので、大手がこの価格でこんな物出すようになったか・・・いよいよ終わりやなと思った記憶があります。
しかし、オーディオ業界では画期的な音質改善が行えると非常に高評価。3万円を超えるアクセサリーで音質改善をしまっくってきた人達なので、3万円ぐらいで大きな効果を発揮するSH-UPX01は称賛の声で溢れました。
その結果、発売間もないにもかかわらず雑誌のグランプリを受賞し、その年の「HiVi」2017冬のBEST BUYアクセサリー部門で同率一位(もう一個の一位はエイムのLANケーブル NA7。0.5mで7万5千円。バカかて)、「AV REVIEW」VGP2018 USB関連アクセサリー部門で一位(そもそもこの部門にはSH-UPX01しかラインナップされていない。こんなので受賞ってアリ?)を獲得しました。
特にこの商品注目したのがHiViでは麻倉怜士氏、AV REVIEWでは秋山真氏でした。
両氏はDMR-BZT9600の第一号機からのユーザーのようで、麻倉氏は2017年のHiVi 12月号のライター記でこれだけの為に紙面を割いた上に同誌のBEST BUY投票でも投票しています。 麻倉さんはこの商品を大変気に入ったようで他の媒体でもさんざん激賞していました。
秋山氏はAV REVIEW 265号「秋山真のオーディオ研究所」でDMR-UBZ1を始めAccuphase、Technicsのハイエンドオーディオ、有機ELテレビなどで徹底検証しています。秋山さんの検証結果ではハイエンドオーディオ機器などノイズ対策がされているものには効果が低い場面もあるが概ね効果大。しかも画質面も向上するという結果を報告しています。マジかよ・・・。
どちらともKindle Unlimitedなら無料で見れます。チェックチェックゥー!
私は両者のオーディオに取り組む姿勢と豊富な経験、音質傾向から参考にしている事も多々ありますし、信用できるタイプの評論家と考えています。しかし、さすがにこればっかりは購入まで踏ん切りがつきませんでした。
しかし、オーディオボード変更を経験しアクセサリーの効果を実感し購入を決意しました。
そしてちょっと前にネットで購入、購入価格税込み2万8千円。もう少しでPS4買えるけど?
その後しばらくして到着しました。そして若干経ちましたがその当時の姿の体で開けていきます。
メインの箱。
少し開けるとこんな絵が。
メインの箱が出てきました。少し高級感あります。蓋がマグネット式です。
SH-UPX01の冊子と取説、USBデバイス本体が入っております。
SH-UPX01。高級感をアピールした置き方です。
家にあったUSB (TDK UFD16GS-TBA)との比較。USB端子は当然同じだけど、筐体は大きいですね。
厚みも結構ある。
実際に手にとってみたらメタル感があります。少し冷たいし重い。
しかし、こんな物が約3万とは・・・冷や汗がでてきます。
まあ聞いてみて効果があれば問題なし。早速聞いていきます。
◯SACDプレーヤーにぶっ挿し
まずはSACDプレーヤー marantz SA-10で試します。SA-10にはUSB接続ポートがありますので、USB-BtypeのポートにUSBコンディショナーSH-UPX01を接続して確認することにしました。試聴構成は下記です。
marantz SA-10 (SACDプレーヤー)
↓バランス接続
marantz SC-7S1 (プリアンプ)
↓バランス接続
Mcintosh MA6900 (プリメインアンプ)
↓
Aerial acoustic Model7 (スピーカー)
SA-10に接続する時は下記のような感じになります。
写真上がSA-10。
SH-UPX01は裏面に接続
試聴するのはCD1枚、SACD2枚より1曲ずつです。
普通に聞いてその後SH-UPX01をUSBポートにぶっ挿して聞くという方式でいきます。
それではまず1曲目はCDでSuperflyさんの「LOVE,PEACE&FIRE」よりDisk PEACE1曲目のBeautifulです。
CD音源ではどうなるか確認してみます。
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SA-10バランス出力
PMC 44KHz/16bitで試聴中。。。。
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①通常試聴
壮大な曲ですが少し荒い感じがします。暴れ気味という印象です。
ボーカルもすこしこもり気味と言うかS/N比が足りないかな。声が出すぎたら音割れそうな感じがあります。
音の輪郭がちょっと甘く、低音も少し弱い気がします。
ただし、この曲はやっぱりいい曲です。めっちゃ好き。
②USBパワーコンディショナーぶっ挿し後
声がクリアになりましたね。少し落ち着いた感じです。
全体的に荒ぶりが抑えられた気がします。
低音や音調はあんまり変わらないですが、演奏、ボーカルともに深みがでた感じはあります。
ボーカルは先程より前に出てきたような。
全体的に激変感は無いです。
2曲目はSACDでEric claptonの「Layla」より13曲目Laylaです。
超名曲でSACDということで買った時めちゃくちゃ期待した曲ですが、ボーカル音質がどう聞いてもあまり良く感じません。そのへんがどうなるのか楽しみです。
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SA-10バランス出力
DSD 2.8MHz/1bitで試聴中。。。。
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①通常試聴
出だしのギターはやっぱりいいですね。走っています。
ただ、ボーカルは相変わらずあんまり良い音源とは思えません。ぼやけて、ひっかかる感じです。
ギターとドラムがだけ活き活きしています。曲だけで乗り切ろうとしてる感があります。
しかし耳につんざくようなギター演奏が流れます。
全体的に録音悪いような気がするんだけオカルトパワーでなんとかなるんだろうか・・・。
②USBパワーコンディショナーぶっ挿し後
ギター、ドラム共に先程よりクリアになった気がします。特にドラムは明らかに良くなったと感じます。
ボーカルはやっぱり・・・てな感じですが少しクリアかなという気がします。
この曲自体長すぎて先程の曲を若干覚えていないというね。選曲ミスった感アリアリというね。
ボーカルの最後のオウ!オウ!言うのははっきり音質アップ!
曲後半は演奏で音調変わりますが、先程より力強く音が出てるような気がします。
キーボード?の音が前にグッと出てきて聴き応えが増しました。
先程は少し退屈だったけど今回はかなり聴けます。楽器系に効くのか?
USB接続有無で変化はあったと思います。激変とはいきませんが。
3曲目はSACDでオムニバスアルバムの「Pure」より9曲目キミガタメです。
我が家の最高音質を実現する曲の一つでボーカルも演奏も立体的に際立ち、スピーカーで音楽を聞く喜びを感じさせてくれます。こちらもどうなるか聞いてみます。
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SA-10バランス出力
DSD 2.8MHz/1bitで試聴中。。。。
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①通常試聴
ボーカルがキッチリ定位し口も大きい。音場も広い
ヴァイオリンもギターもキレイに奏でられ低音もビシッと出てきます。正直不満があんまりないです。
もう少し潤いというか粘り気があってもいいかなとは思いますがこの辺はUSBで改善されるんでしょうか。
②USBパワーコンディショナーぶっ挿し後
あれ、クリアになってる?さっきまで良いと感じていた曲をぴょんと飛び越えてきた?
ボーカルも演奏も明らかなS/N比の向上を感じます。
音調や高温、低音もそんなに変わった感はないです。全体的にクールになった印象ですが。
潤いとか暖かみなどの色付けをするものでは無いですかね。
3曲聞いてきましたが、USBを挿した効果としては音の暴れ、濁りを改善しクリアにするイメージです。音の色付けなどは感じられませんでした。
◯PC、DACにぶっ挿し
次はPC、DACで試します。PCオーディオの関連機器は必ずと言っていいほどUSBがあるのでこのUSBコンディショナーを活用しやすいのではないでしょうか。
PCであるMacbookPro、DACであるOPPO Sonica DACにはUSB接続ポートがありますので、USB-BtypeのポートにUSBコンディショナーSH-UPX01を接続して確認します。試聴構成は下記です。
Apple MacbookPro (PC)
↓USB-A接続
↓バランス接続
marantz SC-7S1 (プリアンプ)
↓バランス接続
Mcintosh MA6900 (プリメインアンプ)
↓
Aerial acoustic Model7 (スピーカー)
MacbookPro、Sonica DACに接続する時は下記のような感じになります。
Macbook接続。
DAC裏面のポート1に接続
試聴するのはハイレゾ音源1曲ずつです。
普通に聞いてその後PC→DACにSH-UPX01をUSBポートにぶっ挿して聞くという方式でいきます。
試聴するのは96KHz/24bitハイレゾ音源で土岐麻子さんの「SAFARI」より2曲目のCAN'T STOPです。
土岐麻子さんに加え大橋トリオさんのボーカルも加わり女性、男性どちらも聞ける、しかも低音から高音まで万遍なく聞けるので試聴にはもってこいかなという曲だと思います。 なにより曲が大好きである。
それでは聞いていきます。
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FLAC 96KHz/24bitで試聴中。。。。
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①通常試聴
ボーカルが良いっすねー。
音場は広いですが、定位感はもう少しかなという感じです。
大橋氏は若干淡白な気が。エロさがもう少し欲しいですねぇ・・・。
ハイレゾ音源だけど少し全体的に暴れ気味かな?
とはいえ、全体的に少し薄い気もするが不満とまではいきません。
②「PC」にUSBパワーコンディショナーぶっ挿し後
何度も言って申し訳ないですがボーカル、演奏共にクリアになった気がします。
あと、低音が少し伸びてよくなった感じがします。
感覚的な感じでいうと土岐さんが楽しく歌ってる感じが増します。大橋氏が先程の淡白さからいい意味で少し重みが出てきます。
いろいろ書いていますが全体的に改善されて、曲が濃くなってる感じです。
③「DAC」にUSBパワーコンディショナーぶっ挿し後
やっぱりクリアーになった気がします。土岐さんの息遣いまでクリアに聞こえてくる感じがします。
音が立体的というか輪郭がはっきりしている感じですが、重みはさっきのほうがよかった気がします。さっきの方がボーカルも楽しそうだったかな。
濃さでいうとUSBをPCに接続したほうが良かったと感じます。
◯TV、UHDプレーヤーにぶっ挿し
次はTV、UHDプレーヤーで試します。画質も良くなるということなので試してみましょう。
TVは東芝の液晶テレビ58Z20X、UHDプレーヤーはOPPO UDP-205です。
どちらともUSBポートあるので、USB-BtypeのポートにUSBコンディショナーSH-UPX01を接続して確認します。
視聴構成は下記です。AVアンプにはつなげていません。
OPPO UDP-205 (UHDプレーヤー)
↓HDMI接続
TOSHIBA 58Z20X
UDP-205、58Z20Xに接続する時は下記のようになります。
UDP-205前面。前面にもUSBポート有り。
UDP-205裏面にUSB接続。
TVの58Z20X接続時。
視聴するのはUHD(4K)の1シーンとしました。
普通に見て、その後SH-UPX01をUHDプレーヤー → TVの順でUSBポートにぶっ挿して視るという方式でいきます。
4K画像はUHDBDのVICOM社「宮古島 癒やしのビーチ」にしました。TVには4K画質で出力します。
撮影は富士フィルムのデジタルカメラX20をスタンドに固定して行いました。カメラのことがさっぱりわからないのですが、多分標準モードみたいなのでで撮影しています。
最高の画質が拝めるUHDBD。4K/60Pなので高画質でヌルヌル。最近は少し安くなり1万円以下で買える・・・はず。音もいい。
4K、HDR出力確認。
大昔に買ったデジカメX20。まったく使いこなせていない。カメラとかまったくわからんのじゃ!
映像は見ればわかるので連続でいきます。皆さんの目が試される!(ステレオサウンド社風)
①通常視聴時
②「UHDプレーヤー」にUSBパワーコンディショナーぶっ挿し後
③「TV」にUSBパワーコンディショナーぶっ挿し後
はい、いかがでしょうか。写真だけみると②が少し明るくなったような気が私はします。
ただ、肉眼でも確認していましたがさっぱり違いが分かりませんでした。画面を見ながらUSBを抜き差ししましたが変化がわからずです。
この写真も液晶テレビの光のチカチカ的なやつでそうなったんじゃねーのと感じてしまいます。
よってUSBパワーコンディショナーによる画質の改善は少しクエスチョンが残る結果かなと個人的には思っています。
今回の視聴でUSBパワーコンディショナー Panasonic製SH-UPX01を使用した感想としては音質に関しては音がクリアになるというのは間違いなく感じました。それ以外ではクリアになる事による副作用は少し感じましたが激変とまではいかず「音を整える」というような改善効果とあるな思いました。
特に効果があると感じたのがPCで、やっぱりオーディオ機器と考えられていない物は電源ノイズがたくさんあるんだな〜と思ったのと、USBパワーコンディショナーはやっぱりオカルトでは無いんだなと思いました。画質はよくわかりませんでしたが。
ただ、3万円払ってまでいるかというと私、下を向いて黙ってしまいます。費用対効果としてはムムム・・・という感じです。
ちなみに私の方は今の所買い足す予定はありません。3万円で他の物をかったほうが良い気が・・・。
恐らく、ある程度のアクセサリーを使って音質改善した人がやべ!さらに音質改善する所あるじゃん!しかもS/N比が向上する!というように中級〜上級者向けかもしれません。
私のようなオカルトアクセサリー初心者には時期相応だったかも。まあ、効果はあるのでSA-10に常時挿しておきます。
でもよくよく考えたらUSBさせるものいっぱいあるよな。例えばゲーム機とか・・・(ニヤァ)。
今回はこんな感じです。
人気FPS「Destiny2」が2年目で神ゲー化!?日本一遅いDestiny2紹介。
お久しぶりですUSAMARUです。
大阪の方に戻ってきました。忙しかったぞい・・・。
なかなかブログの方サボってしまいましたがまた投稿していきたく思いまする。
まずはオーディオと行きたいところですが、家に戻って非常に楽しみにしていることがありました。
人気FPSゲーム「Destiny2」の2年目大型アップデートと新DLC「孤独と影」の配信です。
一番の目玉は武器のパーク(特殊能力みたいなもの)がアイテム入手時にランダムになるというのと、DLCの新ストーリーである重要人物が死亡するという展開ですかね。Destinyを知らない人には何を言ってんだこいつと思われますが、やれば分かる!(ドン!)
そのためにも、多くの人の手にとってもらうためにいつもの無駄に前振りが長く結局魅力を伝えきれずという紹介を今回もしていきたいと思います。
えー、「黙って散財して人柱になれ!」とか「さっさとオカルト検証しろ!」などや「前言ってたSA-10のDAC能力確認しろこのカス!」(これはマジで忘れていた)等意見あるとは思いますが・・・後からするから今は許してくれー!
まずは怒涛のゲームラッシュ in2K18の先陣を切る「Destiny2」を取り上げさせて頂きます。
このDestiny2というゲームは2というだけあってDestinyというゲームの続編です。
PS4、XBOX ONE版が2017年9月6日に、PC版が2017年10月24に発売されております。
ちなみに私はPS4版を発売日に購入して約2ヶ月は猿のようにプレイしていました。Destiny2のジャンプ撃ちをスムーズにするためだけに、SCUF IMPACTという4万円ぐらいするコントローラを購入するぐらいハマりました。
途中でPC版が発売され、60fpsと超絶グラを味わいたかったのでちょっとだけ浮気しよ♡とPC版を購入しましたが、私の2011年式ゲーミングPCでは起動すらできませんでした。・・・BUNGIEのバカー(八つ当たり)。
今年の春頃AlienwareのゲーミングノートPCを購入し初めてプレイできましたが、PS4と一線を画すグラフィックの美麗さとヌルヌルさには心を鷲掴みにされました。ただ時既に遅し。PS4でDLC購入とゲーム内資産がたんまり溜まっていたのでPC版とはおさらばする羽目に。
よって以後はPS4版をプレイした内容を中心にしていきます。
まず歴史を知るということで前作のDestinyというゲームですが、誤解を恐れずに言えば非常に罪深いゲームです。
このDestinyというゲームは「Halo」シリーズで有名な「BUNGIE」というゲーム会社が製作しています。
HaloというゲームはMicrosoftから発売されているのでCSではXBOXでしかプレイできずPlaystationがメインの日本ではライトゲーマーには知名度が低いですが、XBOXの本丸アメリカでは超絶的人気を誇るゲームで、近代FPSの祖として認識されるぐらいの傑作FPSゲームです。日本でもXBOX360を持っていたらHaloは必須科目みたいなもので、私もHalo Reachだけはプレイしました。ゆうほど面白いとは感じなかったけど。
そのHaloを製作したBUNGIEがなんと完全新作FPSを製作する!なんと日本でもPlaystationで発売する!しかもゲームプレイ見る限り約束されし神ゲーやん!
BUNGIE特有のSF世界観、人気FPS「BORDERLANDS」シリーズをリアル志向に昇華させたゲーム内容、広大なオープンワールドを自由に探索でき協力プレイが可能!とスタイリッシュかつ内容盛りだくさんそうな次世代のFPSとして非常に期待されたゲームでした。
Destinyの発売日は2014年9月で今からちょうど4年前、Playstation4発売から半年以上が経ち安定供給もしており、PS3の限界が見え始めちょうどPS3からの乗り換え機運が高まっている頃だったかと思います。そしてDestinyというキラータイトルと両ハードのグラフィック差をゲーマーは目の当たりにしました。
「Playstation4買うなら今しかねえ!」
多くのゲーマーがDestiny購入と共にPlaystation4も購入しました。ちなみに当時のPlaystation4にははっきり言ってキラータイトルはありませんでした。ほとんどがPS3との併発売でPS3人口の方が多かったと思います。マルチプレイのFPSで考えると買う理由はあまりありません。
そんな中勇気を出して買ったゲーマーが直面したのはク◯ゲーを掴まされたという現実でした。
SF感はあるが理解できないストーリー、FPSのポイントは押さえているがワクワクしない戦闘、隅々まで探索する予定だったただ広いだけのフィールド、壮大な旅を想定していたのがミニゲームをやらされている感のあるミッション。
そしてもっとも致命的だったのがゲームボリュームの少なさとマッチング(協力プレイ)の困難さでした。えっ、もう終わり!?というような薄いボリュームと自由にマッチングできずその方法すら無い(チャットができない)上にツールも無い。次世代FPSを夢見ていたゲーマーの心は打ち砕かれました。
ちなみにDestinyは全世界で初日売上500億円を超えたとの報道があります。日本でもPS4が初週売上9万本、PS3で5万本と海外製新規IP FPSとしては異例の売り上げです。どんだけの人がテレビの前で呆然となったのでしょうか。
私もその一人で、発売日にPlaystation4と同時購入しました。早速スタートしましたがなんなんだこれは・・・おれが楽しめていないだけに違いない、Destinyは面白いはずなんだ!と思いながらプレイしましたがやっぱ無理でした。
つまらないのか?と聞かれるとうーんそんな事もないと思うけど・・・と返答しますが、じゃあおもしそれは絶対無い!とかぶせ気味に回答するレベルです。
どうしてもコレジャナイ感と薄さが際立ち、プレイする気持ちがおきません。Playstation4まで買ったのにこの仕打ちかよと悲しみに暮れました。
それ以降私はDLC完全版が出るまでプレイする機会はなくなり、Playstation4からXBOX360に逆戻りし、PS4はしばらく塩漬けとなりました。
その後、Destinyはアップデートでレイド(高難易度ダンジョン)の実装、武器のバランス調整、ゲームシステムの変更、対人戦の強化、新ストーリーDLCの配信等を行い改善を繰り返し海外では神ゲーと呼ばれるくらいまでに成長しました。ちなみに傑作DLCと名高い「鉄の章」は初動の売上を超えたとの話もあります。
しかし、日本では初動の勢いを取り戻すことはできず、一部のユーザー以外からは忘れ去られた状態となりました。
そして時は流れ2017年。Playstation4が主流ハードとして定着し高性能版のPlaystation4 proも発売されている中で、Destiny2が発売されるというニュースが流れました。
Destiny2はDestinyの続編として完全に独立したソフトとして発売することがアナウンスされ、Destinyの良いところを引き継ぎながら弱い部分を改善するとのことでDestinyを辞めた層にも期待される作品となりました。
ただ、Destinyの優れたポイントであるランダムパークが廃止され、装備の能力が固定となりました。
前作のファンからは大丈夫かよ・・・という声もありましたが、2の事前評価は概ね良好。Destinyの悪夢を経験した私も警戒していましたが発売日に購入することを決意しました。
そしてついにDestiny2発売となり全体の感想としてはこれが本当のDestinyや!と2で改善された内容が見事にハマり良ゲー以上の評価を得ました。これはストーリーの分かりやすさもありますが、Destnyの時にあった素材集め等のストレスやマッチングのしやすさ、エキゾチック武器(最上級レア武器)の入手のしやすさなどがポジティブにとらえられたからと考えられます。
ただし、クルーシブ(マルチでの対戦)が4人対戦になった等の不満など全てが良かったわけではありませんでしたが、レイド実装後しばらくまではおおいにDestiny2の世界は賑わっていました。
その後DLC第一弾となる「ウォーマインド」ぐらいまで時間が空きますがそこで問題がでてきます。
みんな「あれ、やること無くなってきたっぽくね?」
かくいう私も、レイドを攻略したぐらいがピークでその後は武器集め等はしていましたが、やることがそれ以上なくなってきたのでプレイする回数が減ってきました。
まあ、ナインの試練という3回負けたら終わりという対戦ゲームやパワー上げ、高難易度レイドの攻略等の要素はまだ残っているのですがそこまではええかな・・・というライト層も多いのでそのあたりの人たちは時間と共にやることが無くなってきます。
要はハスクラ要素が低いというエンドコンテンツ不足が露呈してきます。
「Devision」というゲームを例に挙げると、同じことを繰り返しやるということはDestiny2と変わりませんが、武器の能力がランダム(一部固定もあり)ということとセット装備という概念があります。
これにより自分の求める装備を掘り続けるという事と、能力によって自分の装備を厳選するということができ飽きにくい仕様となっています。
それに比べ、Destiny2は前記したパークの固定という仕様とセット装備の概念が無いということで装備を集めたらシューリョー!!となってしまいやることが無くなります。
DLCが2つ発売されストーリーや武具防具、レイドゾーンの拡張が行われコンテンツは増えましたが、ハスクラ要素は変わらないのでそれらが終わったらやることが無くなるという事態は変わりませんでした。
当然ユーザーからは不満が出てきて、輪をかけていろんな細部の不満もワーワー言うようになり、特に多かったのがDestinyの仕様に戻せというものでした。これにはBUNGIEも他の部分でいろいろとアップデートし対応しますが不満の噴出は収まらず、ユーザー数も下降線の一途となります。
BUNGIEもついに折れた・・・というか逆切れ気味に2年目ではDLC配信含め下記のアップデートを発表します。
・武器をランダムパークに戻す!
・武器の種類をキネティック、エネルギー、パワーに戻し、全てショットガンを持てるようなこともできるようにする!
・弓という新武器も追加する!
・パワー上限を倍ぐらいにするしパワー上げも根本的にやり方を変える!
・クルーシブも6人対戦可とする!
・ギャンビットというスタイリッシュ対戦も追加する!
・サブクラス(職業のスキル)も追加する!
・その他諸々追加要素や武器も増やす!
これにはDestinyファン狂喜乱舞。やっぱり俺たちのBUNGIEだ!と手のひらを返し2年目スタートを待ちわびます。
そしてこれが冒頭の2年目スタートと新DLC「孤独と影」としてユーザーの前にお披露目されました。長い!
そんな感じで長々と書いてきたわけでDestinyの良いところを説明したいところですが、
やれば分かる!(ドドン!)
なんと、Playstation4のPS PLUSでDestiny無料配布中!10/2まではタダでできる!黙ってプレイ開始!
あっ、PS PLUSに加入していない人は遺憾ながら500円ぐらい払ってください(棒)。
一応かいつまんで話すと、FPSでRPG的な楽しみ方ができます。対人戦はまったくしなくても問題ありません。
最初のうちは弱く、銃頼りですがどんどん成長していきサブクラスによるスキルや超必殺技みたいなのも使えるようになります。
そして、ラスボスを倒してからが本番。パワーを上げ、武器や防具を整えてストライク(協力プレイ)やナイトフォール(ストライクの高難易度版)で経験を積みます。
そしてこのゲームの醍醐味「レイド」に挑戦します。このレイドは超高難易度ダンジョンで6人協力プレイかつボイスチャットをしてやっとクリアできるというレベルです。大運動会と言われることもありますが、今まで経験してきたスキルと仲間との連携を最大限発揮する場となりクリアできた時の感度はとてつもないものです。是非チャレンジしていただきたいと思います。
それが終わったら(終わらなくてもいいけど)、DLCコンテンツやそれに対応するレイドゾーンに挑戦しましょう。DLCを買わなくちゃいけないけど。
そして、無限ともいえる武器取集や防具収集を行い厳選し自分だけの装備を整えましょう。Destinyにはタイタン、ハンター、ウォーロックと三種類クラスがあり、防具が各クラスに、サブクラスが各クラスに3種類あるのでかなりバリエーションが多くなっています。これだけでもボリュームが多く、ランダムパークが追加された今終わりが見えないぞ~。
じゃあ何を買えばいいのよっていう事で下記にまとめてみました。
ちなみに「孤独と影」は本編に加えDLC1とDLC2も所持しないとプレイできません!泣く泣く全部買おう!
・なんにも持ってない!とりあえずやりたい!という人
→「孤独と影」レジェンダリーコレクション(本編+DLC1+DLC2+孤独の影)
・なんにも持ってないがずっとやり続ける!という人
→「孤独と影」コンプリートコレクション(本編+DLC1+DLC2+孤独の影+シーズンパス)
・本編とDLC1、DLC2は持ってるけどとりあえず復帰するべという人
→「孤独と影」スタンダード版
・神げーキター!当然本編とDLC1、DLC2は持っててずっとやるぜ!という人
→「孤独と影」+年間パス
・本編だけはもってやす・・・という人
→知らん
私も「孤独と影」+年間パスを購入しいくばくかプレイしましたが、神ゲーの臭いがプンプンします!これは自信をもってお勧めできると判断いたしました。
そこでマンネリ打破と新規加入者と同じラインに立つためにサブアカウントというものを作成し新たに開始することにしました。
「usamaru546」というアカウントでDestiny2はプレイしていきます。
もし見かけたら声でもかけてくんろ!
ただ、正直最初からやるバイタリティーというか時間が無いので、孤独の影の特典であるDLC2までクリアーした上でレベル30まで時短するブーストとういうものを使用させていただきます。
もし本当に最初からプレイする場合はこれを使用しないでください。訳がわからないままプレイ開始になってしまいます。2キャラ目以降で使用しましょう。
ブースト後の状態までは恐らく約20時間ぐらいで到達できると思います。以後のプレイ時間を考えると勉強時間みたいなものです。
ちなみに私がプレイするときにおすすめする設定は2箇所あります。
まずHDR設定です。これがあると無いとでは色彩が全然違います。
あとはコントローラーの設定ですが、FPS経験者は下記がいいと思います。
それでは序盤導入部を実際にプレイしてみます。
Destiny2は音楽も最高です。オープニングから重厚な音楽を聴けました。
ほんじゃブースト開始。
全部やっとんじゃこちとら!
いきなりレベル30になっちゃった☆
開始しました!
最初の船はシンプルですね。地味にかっこいい。
気になるお姿は・・・ダダダダ駄々だ・・・・・ダセええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!
ヘルメット被れば・・・ダセええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!
ちなみに本アカウントのキャラクターです。かっこいいです・・・えっ、もしかして私ダサい・・・・?
まあいいでしょう。とりあえずサブクラスを設定します。
私はタイタンという脳筋系ガーディアンが好きなので、タイタンにしています。
タイタンのなかでストライカーという雷系のサブクラスが強いのでこれにしています。
雷が持続するパルスグレネードと突進攻撃ができる振動ストライクがおすすめです。
初期武器はハンドキャノン、ショットガン、ロケットランチャーでスタートします。ショットガンが気軽に使えるようになったのはGOOD!
本拠地のタワーに寄ってみます。
懐かしきタワー。
でかい球体がトラベラー。だいたいこいつのおかげで、こいつのせい。
シャックス卿ちーす。
ゴーストくれんの!?べつにいらんけど・・・
おまえさんもくれるんかい。
テスちゃんもサンキュー!
みんなが大好きなガチャもできるぞ^^
バンシー44がエキゾチック武器くれたぞ!おまえマジか!?
レジェンダリー武器もくれんの!?お前どうした?
孤独と影の新武器ゲット!武器欄左上のマークでどのDLCの武器化判別できます。
とりあえず奥にすすむか。
ラーメン屋。ケイド6はいないか。
なんか拾った。
激強ウォーロックのイコラおばさん。パワー無くなったわーと嘆くのが趣味。
命の恩人のホーソーンおばさん。意外とかわいい。
激弱タイタンのサヴァラおじさん。空回りが得意。
結構この世界のみんなに慕われている。プレイヤーからは呆れられている。
わが故郷も一通り見たし、さっそく孤独と影のコンテンツ開始しますか。
ガチャで引いたエキゾチック飛行船かっけえ!
いざ突入!
っていきなりムービー!ケイド6ボロボロ!
相手だれですぅ!?とんでもねぇシスコン臭がするぞぉ!?
「最後に言い残すことはあるか?」
「・・・女王は元気か?」
ズキューン・・・
かっこよすぎでしょ!!
この先が気になってしかたないわこんなもん!
その後一気にプレイしてしまいましたが、こんなデンジャラスガールがでたり
USAMARU氏激闘したり
ケイド6が本気出したりと盛りだくさんです!
そしてケイド6に重要な局面が差し掛かります。
それは君の眼で確かめてくれ!!
そんなこんなでとりあえずこんな装備になりました。まだ弱すぎ!!これからストーリー進めながら強くしていきたいと思います。
最後にDestiny2のアイドルを紹介します。
アナ・ブレイちゃんです!
ちょっと写真が悪いがホントにかわいいぞ!
そして真のアイドルがー・・・
フェールセーフちゃんです!
真のアイドルであり、真のツンデレである。そこらのアイドルは見習うように。
以上、今回も魅力伝えきれずとなってしまいました。
ホントに紹介しきれていない要素が多くて申し訳ありません。
プレイしていく中でおのずと覚えていくのと発見していくので是非遊んでみてください。
これからCOD BO4やレッドデッドリデンプション2、バトルフィールド5等発売になりますが全然見劣りしないコンテンツなのは確かです。
レイドなどはボイスチャット必要で敷居は高いですが是非挑戦してみてください。知らない人でも結構いけるもんですよ。
私も時間空けばプレイしたいと思います。一緒にレイド攻略できるよう鍛えていこうぜ!
今回はこんな感じです。
【お出かけ】久しぶりの休日。残暑の名古屋を彷徨う。(サウンドピット、矢場〜大須)
こんにちはUSAMARUです。
また台風が来た!まじで今年は多すぎでしょ。みなさん大丈夫だったでしょうか。
私は現在中部地方出張中ですが久々に体ごと飛ばされそうになりました。こちらで相当な風だったので、関西地方は大変な状況だったと思います。俺ん家大丈夫かよおい。
そんなこんなで、ここ最近というか連休明けから休みが取れなかったのですが、週末1日奇跡的に休みが発生しました。やったぜ。
中部地方に来ていて行く場所となればやっぱり名古屋じゃないですかね。男なら金津園かもしれませんが。
わたくしはやましい気持ちなど一切ございませんので、名古屋のほうに行かせていただきました。名古屋はちょっとだけやましい気持ちのときに2回ぐらい訪れた事はありますが、今回は晴れ晴れとした気持ちで堂々と向かいました。
今回の名古屋に行く目的はまず行ってみたいお店がある(ピンク系じゃねえぞ!)のと、名古屋駅周辺以外の場所に少し行きたいというのがあったためです。
そんじゃあNAGOYAに向けてレッツらGO!
名古屋駅に到着!名古屋駅の外で昼の空をみるのは初めてですねえ・・・。
気温は約30度。暑いですが我慢できる範囲です。さっそく行ってみます。
まずは腹ごしらえということで名古屋名物の味噌煮込みうどんを頂きたくうぅ!新幹線改札近くにある「山本屋本店」で昼食します。
私は名古屋駅を幾度も利用していますが、ここに来るのは初めてですね。
名古屋駅は乗り換えばっかりで降りることがほぼ無いので存在自体知りませんでした。
店内は凄いキレイですね。ウェイターとウェイトレススタイルの店員さんです。和風かと思ったら結構洋風なんですね。チェーン店みたいな内装であんまりファミリー向けという感じではないです。サラリーマン向けなんでしょうか。
昼少しすぎていたという事で難なく着席。看板メニューの名古屋コーチン入り味噌煮込みうどんをさっそく注文したいのですがお値段1,980円!昼食でうどんで約2000円・・・私の感覚としては眩暈がしそうなプライスですがしかたありません。名古屋飯を食いたいんじゃ!
注文後セットの漬物が来ましたがこれがうまい!特に紫の玉ねぎがうまい。なんだこれは。
そして、メインの味噌煮込みうどんがきました。うまそう。
えー、それではブログ初の食レポのほうさせて頂きます。ちなみに味噌煮込みうどんを食べるのは人生で初めてです。それではいただきまーす。
まずはおつゆから頂きます。ムム!物凄く濃い味噌汁です!出汁は効いていますが味噌汁感は半端ないです。御飯によく合う!
お次はうどんを頂きます。え!うどんが煮え切ってません!中に芯があるというか、どちらかというと茹で上がっていない感が少しあります。しかも麺がちじれ気味であんまりのど越しもよくありません。これが中京スタイルなのでしょうか。西日本出身の私には少し合わないかな・・・。
名古屋コーチンのお肉はおいしいです。卵も名古屋コーチンのものらしく味は濃いです。
うどんは少し衝撃的でしたが全体的なハーモニーを楽しみつつペロリと完食しました。山本屋さんありがとうございました。
腹ごしらえも終わり最初の目的地に向かいたいと思います。
向かう先はオーディオショップ「サウンドピット」さんです。このお店にはYG Accoustics製スピーカー「Carmel2」が中古品として在庫あることをネットで知りました。
YG Accousticsは以前大阪サウンドコレクションのアッカブースで聞いた「Sonja 2.2」が忘れられず色々調べました。
まず米国企業であり、最新技術の金属削り出しでスピーカーを製造すること、その製法はMAGICOとこのYG Accousticsしかないこと、金属筐体により箱なりを抑えた現代スピーカーの代表格であること、YG Accousticsのスピーカー自体で音の色付けはあまりしないこと、そして安い製品は無いこと。泣きました。
ただ、調べていくと「Carmel2」という製品がペアで320万円というまず買えない値段ですが最安値でした。物自体は小さいですが、私の部屋に最適なスピーカーでむしろ好都合です。
そんなCarmel2が中古でないかなーと探しましたが「サウンドピット」さんにペアで200万円という清水うんぬんから飛び降りる覚悟なら買えるプライスで売り出されているのを発見しました。
サウンドピットさんは普通の店舗かつ場所は名古屋という事で、普通では行きにくいですが出張でワンチャン行けるかもと思っていたのでこの機会を逃さず実物を確認しに行くことにしました。
地図で調べると最寄り駅が「本郷」というとこらしく名古屋から地下鉄で行けるようです。
まずは地下鉄に向かいます。
本郷、本郷と・・・本郷どこ?周辺にはみあたりませんが・・・東山線のほぼ終着駅付近やんけ!名古屋から12駅ぐらいあります。思ったより遠いな・・・。
そんなこと言っててもしょうがないので地下鉄に乗ります。
東山線の地下鉄に乗りましたが、驚いたのが人の数!大阪の地下鉄は御堂筋、千日前、長堀鶴見緑地、堺筋あたりの主要線乗っていますが、休日でこれほどの人数は大阪ではありえません。大きいイベントがあるときはたまにありますが、名古屋で今日なんかあるの?というぐらい人が電車になだれ込みます。
本郷に向かうにつれ、人は減り、地下鉄で地上が見えてきました。御堂筋線の西中島南方より北的な感じですね。
名古屋より出発して約30分後本郷到着!
・・・目的地あってるのかここ?
すごい郊外まで来ちゃった感あるんだけど・・・。雰囲気が俺の地元に似ているんだけど。家族連れとか多くてオーディオショップありそうな場所では無いんだが・・・。心なしか気温も下がっている気がします。涼しい。
とにかく地図に示されているお店位置まで歩いていきます。歩けば歩くほどマンションや住宅が増えベッドタウン感が増していきます。大丈夫か?
地図のカーブっぽいところまできました。この道をまっすぐ行ったらお店があるはずです。並木通りで綺麗ですね。
区役所を超えてしばらく歩くとサウンドピットの看板っぽいの発見!方角はあってるっぽいぞ。ってかCOFFEEってなってるけどオーディオショップだよね。
ちょっと歩いたらサウンドピットさん発見!長かったぜー!
2つ入り口がありますが、手前から入ってみたいと思います。
avangardeのスピーカーっぽいのと、Mcintoshのアンプが店頭に飾られてますね。イイセンスぅー!期待が高まります。
店内に入ると右側にハイエンド機器が棚いっぱいに展示されていました。最近の機器が多く、ESOTERIC等人気のブランドも多数あります。
左側にはLPやCD等のソフト類がきれいに陳列されていました。
お店の中央大部分が視聴エリアになっており、ハイエンドスピーカーとハイエンドアンプ、プレーヤーがたくさんありどれでも視聴可能な状態となっていました。
確認しただけでも、Sonas faber、PIEGA、FOCAL、B&Wのハイエンドモデルで圧巻のスピーカー群です。
ただ、見渡しましたがYG Accoustics Carmel2が無い!もう売れてしまったのかわかりませんがどこにもありません。店員さんらしき人がいましたが作業中で、他のお客さんが視聴中だったので邪魔になると思いとりあえず外にでました。
マジかよ、ねえよと落胆しましたが隣にもお店があるので、こちらに置いてあるかもという事で入ることにしました。
お店の扉を開けた瞬間時が止まってしまいました。
おびただしい数のヴィンテージオーディオ機器に囲まれながらお客さんがコーヒーを啜っていました。
あの看板そうゆうこと!?
お店の7割はオーディオ機器設置スペースで、3つある客用テーブルのうち1つはレコードプレーヤーが占領していました。事実上テーブル2つしかなく、先着の男性と相席で着席しました。
しかし、目も眩むような銘機ばかりです。元がオーディオショップなのでガチさがそこらのJazz喫茶と桁違いです。こんな環境でコーヒー飲んで良いんすか!?
あっけにとられる中、お店のお母さんからコーヒーでいい?と聞かれたのでメニューも聞かずあっ、ハイとそのまま注文してしまいました。
ホットコーヒーに小さいスニッカーズがついていました。
コーヒーを啜りながら改めて回りを見渡しました。
お客さんは私を除いて3人で、最新号のステレオサウンドを熱心に見ている年配の男性の方と近くから来ている夫婦っぽい方たちでした。
喫茶店という事でコーヒーを飲みながら読書も楽しめますね。ステレオサウンドと管球王国読み放題だぜ!
お店にはヴィンテージオーディオファン垂涎もの機器が所狭しと展示されていました。
私の実際見た事あるものとしてはMcintoshのMC275、C22、とMarantzのModel7、9、、OCTAVEのアンプぐらいでした。
YG Accousticの昔のモデルやALTECのスピーカー、アンプ、年代物のアナログプレーヤーやこれ何使うの?ってものも置いてあります。
私はついに見つけました。楽園を。
真の銘機と言われるヴィンテージオーディオ機器に囲まれ、それから流れる音楽を聴きながらコーヒーを飲み、オーディオ雑誌を楽しめるShangri-Laを発見いたしましたあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!
写真いっぱい張り付けると怒られそうなのでこのぐらいにします。この先は君の眼で確かめてくれ!(昔の攻略本風)
ステレオサウンドを熱心に読んでいた男性の方が店を後にしたので、お母さんからステレオサウンドの最新号だけど読む?と言われ読むことにしました。
空いた席が音が出るスピーカーの真ん中だったので、ここ座っていいですか?と聞いたところ、良いよここ真ん中だもんねと言われやっぱお母さんもすげえ!と思いました。
ステレオサウンドの最新号はまだ読んでおらず、オーディオ評論家がオーディオ評論家の家に訪問すんのか、いつものように無茶苦茶言って音楽性の違いで殴り合いにでもならないのかなと思いながら読み始めました。
しかし、そこまで辿り着けません。いつも読み飛ばす1m 100万円のオカルトケーブルのページで止まってしまいました。
ALTEC製と思われるスピーカーから飛び出してくる音楽で読書どころではありません。現代の解像度や鮮烈性というものはありませんが、芳醇で滑らか、音楽を楽しむ為の音が流れてきてこういう音もあるのかとしばし聞き入ってしまいました。
しばらくして他のお客さんが入ってきて我に返り、ステレオサウンドを読み進めました。
そのお客さんは修理を依頼していたようで修理できましたかと社長らしき人に聞いていましたが、あーあんなもん速攻分かったわと回答してやっといたからみたいな感じになっていました。これだけの機器収集能力と客先対応。社長もさすがに只者じゃねーな。
しかし、このお店もの凄くお客さんが来ます。 オーディオ専門店で日本橋でこんだけお客さんくるのe-イヤホンぐらいじゃねーのってぐらい引っ切り無しに人が来たり電話が掛かってきたりしてました。
お客さんがCD持ってきて社長と一緒にCD聞いたりして楽しそうだったのも印象的でした。
ずっといたかったのですが、時間が押してきたのでオーディオ評論家がオーディオ評論家の家に訪問特集を読みえたのを区切りに店を後にすることにしました。
お会計はコーヒー2杯で600円。コーヒー1杯300円でオーディオ鑑賞とステレオサウンド、管球王国が読み放題。オーディオファンなら名古屋に来たらサウンドピットに来るべし!
お店を出た後に気づいたのですが、やっぱYG Accoustics Carmel2が無い!一番重要なことを思い出し、再度オーディオショップ側をのぞいてみました。
お店はお客さんがいなくなり、若い店員さんがスピーカーのセッティングを行っていました。スピーカー重いので大変そうです。
スピーカーから音が出ていたので、視聴していいですかと聞いたらいいですよと言われたので椅子に座って周りを確認しました。
座ったときはSonas faberのスピーカーから雄大な音が流れ、メーター付きの白いアンプで駆動していました。勉強不足でメーカー等わかりません。
見る限りCarmel2はありませんが、周りを見渡してみるとCarmel2が奥のほうに追いやられているのを発見!置く場所が無くなって仕舞っているようでした。
Carmel2を見たい!ただ、それを見ようとすると今しがた店員さんが苦労してびったりセッティングしたFOCALのスピーカーをどけなければなりません。
非常に言いにくい、Carmel2見たいからそれどけてほしいなんて口が裂けても言えません。
ただ、この機会を逃すと二度とチャンスは無いかもしれません(自腹で行けばいいやろ!)。意を決してあそこのCarmel2見たいんですけど・・・というと、あ、わかりましたちょっと待ってくださいとFOCALのスピーカーをずらし始めました。
すいませえええええええええん!こんな申し訳ないことがあるだろうか。私としてはつま先立ちでマイケルジャクソンばりに歩いて近づこうと考えていましたが、スピーカを近づけてけてくれて余裕をもって確認することができました。店員さん、サンキュー!!!!
現物のCarmel2はほぼ無傷で手元に200万円あれば即買いするレベルのものでした。
実際には税別なのでさらに必要ですが、のどから手が出るほど欲しい気持ちになります。
店員さんからは関東からの問い合わせが多いけど輸送が難しいのでなかなか決まらないとのことでした。大阪なら自分たちで持っていきますよ、まあ東京でも持っていくことになるんでしょうけどとのこと。
そうなんだー・・・・関東の人たち、僕が200万円用意するまでちょっと待って。。。(嘆願)
店員さんのほうはYG AccousticsとMAGICOのスピーカーどちらも聞いたことあり、YG Accousticsは暖かい音がでて、MAGICOはどちらかと素直な音がでるので、サウンドピットとしてはYG Accousticsをお勧めしていますと伺ったことを記憶しています。
なるほど、そんな傾向なのかと思い、YG Accousticsも欲しいけどMAGICOも一度聞いてみたいなという思いも強くなりました。
是非ご検討くださいということでお店を後にしました。正直自分のような若輩者にはかなりの決断になります。JBL4429が欲しい気持ちも正直ありますのでスペースの問題もあります。悩ましい、実に悩ましいぜ。
色々とありましたが、サウンドピットに行けて本当に良かったです。
社長、お母さん、店員さんありがとうございました!
機会があればまた伺いたいと思います。
本郷から名古屋に逆戻りします。
次の目的地は名古屋の秋葉原と言われる「大須」です。
地下鉄に乗りましたが、やっぱり人が多い!絶対多いぞ!
地図で調べると、名古屋では無く「矢場」という駅で降りたほうが近そうです。
電車を乗り換えて矢場につきました。
どうやら松坂屋があるようです。大きい街なのかな。シャレオツなマネキンもあります。
地上に出ましたが、ヨドバシが4~6Fにあるのを発見しました。寄り道してみます。
AVコーナーがある5Fに来ました。中はまさにヨドバシで三越感はゼロです。ホッとするぜ。
広さはありますが、大阪梅田のヨドバシがでかいのでどれほどの差があるのか気になるところです。
まずはジャブのラック通り。物量の心配はなさそうです。
テレビ関係も各社勢ぞろい。
Panasonicの有機ELテレビ、ヤバない?矢場なだけに。
オーディオ関係ですが、怒涛のポータブル機器の品ぞろえです。
物量がヤバいです。や・・・
でもスピーカー関係が見えません。まさか、切り捨てられてる・・・?ヤバい・・・・
そんなことは無かった!やっぱり名物のスピーカー陳列がありました。
アンプ、プレーヤー類も豊富。
ケーブルも死ぬほどある。
特価で販売中!みんなビッ・・・じゃなくてヨドバシカメラへ急げ!
B&Wの805D3が単独で視聴椅子に向けてセッティングされていました。これはいい。
こんなのを他の店でもやってほしい!お願いしたらできるのかな?
オカ・・・アクセサリーグッズも豊富。
私が一番印象的だったのがコンポ系の充実さと力の入れようですね。
こんなにもコンポが押される店はなかなか無いのではないでしょうか。
手持ちの外付けUSBやCDで簡単に視聴できます。
コンポもじっくり聞いてみましたが、今どきのコンポも音はヤバいです。矢ー!
サラウンド関係も充実。
DENONは最高位のAVアンプAVC-X8500H、YAMAHAも最高位のRX-A3080が展示されていました。話それますがYAMAHAはAVプリのCX-A5200が発表されましたね。どうするよ・・・。
ホームシアターを確認できるところは少ないのでここはよさそうです。
ちなみにYAMAHAが一番サラウンド感すごかったです。SURROUND:AIはやっぱりヤバい!?YA・・・
名古屋のヨドバシカメラ拝見しましたが、非常に品ぞろえも豊富で確認環境もそろっていました。ここがあれば大抵のものはそろえる事ができそうです。
最後に一言だけ言わせてください。矢場のヨドバシカメラはヤバいです。矢場なだけに(真顔)。
ヨドバシカメラを後にして大須に向かいます。
が、店を出た瞬間から謎の爆音が聞こえてきました。最初痛い改造車が迷惑行為しているのかなと思いましたが、どうも公園のほうから聞こえてきます。
道路を超えて公園に向かいましたがDJぽい人がステージにいて、まさに音楽フェスティバル?が開始されていました。
「WORLD GOURMET MUSIC FESTIVAL 2018」と名をうったイベントのようですね。
この時点で約100~200人がおり、少し乗った感じでみんなきいていました。
客層としては普通な人はもちろんいますが、外国の方や、イケイケな人、パンクなお姉さん、家族連れ等もおり多種多様でした。
出店もでて、入場料もなかったので続々と人が集まってくる途中といった感じです。
有名なイベントかわかりませんが、あまり私が聞かないダンスミュージック系?だったので少しだけ聞いて後にしました。
その後は恐らく広場が埋め尽くされてみんな楽しんだのではないでしょうか。天候も良かったので、気持ちいいんだろうなー。
ちなみにこの電波塔的なものはなんでしょうか。名古屋のランドマーク的存在?
日も落ちてきたので大須に急ぎます。
日本橋を基準にするとおおよそ19:00にはオーディオショップは閉店するので若干焦ってきました。
大須に向かう途中のこのモダンな建物が印象的でした。これ何?
大須付近に恐らく到着!
サウンドプラザは閉店!残念!
ここでスマホの電池が無くなってきたので休憩がてらマックで充電することにしました。
その道中でリアル脱出ゲームの店に並ぶ長蛇の列を発見。そんなに流行ってんの?
マックで100円コーヒーで粘り充電できましたが、すでに18:45を回っています。
もうオーディオショップは無理かなと思い歩き始めましたが、速攻で謎のオーディオショップを発見。
看板が無いので店の名前すらわからないのですが、ヴィンテージ機器や真空管機器を主に扱っているようでした。
中に入って陳列されているのを見ましたが、Luxmanの物が特によさそうに見えました。
しかし、店に誰もいない。防犯とか大丈夫なのだろうか・・・。
大須の繁華街のようなところに入っていきます。名古屋の秋葉原に突入!
秋葉原ぽい店を発見。日本橋にもなかったかこの店。軸中心派ってどういう意味?派閥?
サウンドプラザがありました。
ってかさっきもなかったっけ?移転したんでしょうか。
閉店作業に入っており中は見れず。残念。
ハイファイ堂レコードを発見!お店結構でかそう。
店内はレコードとCDが中心な品ぞろえです。
海外アーティストが多く、ジャンルも豊富でした。
日本橋のレコードショップより通路が広く、盤面、ジャケットの状態が1つづつランク付けされて品定めが非常に捗りそうです。
日本橋のレコード店は総じて狭く、物は多いですが逆に多すぎて総じて物を選ぶ気が失せます。この店を見習ってほしいですね。
あと、感心したのが書籍の充実ぶりです。
オーディオ雑誌の歴代の本がほぼそろってんじゃねーのってぐらい陳列されています。
ステレオサウンドは古いもので4号からありました。当時のお値段500円ぐらいに対して、6000円で売っていました。みんなも家にステレオサウンドが眠ってないかチェックしてみよう!
別冊系のステレオサウンドもあるのでオーディオ専門書が欲しい人も訪問してみてはいかがでしょうか。
店をでてしばらく歩くとオーディオヤマグチというお店がありました。山口さんがオーナーなのでしょうか。
中は暗く、閉店作業っぽかったので中は見れず。残念。山口さんまた今度ね!
バナナレコードという店を発見。
なんだこの店!?店中黄色いぞ!そんなバ・・・入ってみます。
店内もやっぱり黄色いです。FANUCかな?(黄色で有名な産業用ロボットメーカー。制服すら黄色い。)
黄色だけでではなく、青いアクセントも加えてオシャレ感があります。なんか、MOTHER2を思い出すのは私だけでしょうか。
商品はレコード、CDを中心にキレイに陳列され、通路も広い。GOOD!
バナナレコードもやっぱり本が充実している!日本橋ってこんな本置いてたっけ?
このお店はオーディオ系というよりは音楽系という感じです。住み分けがちゃんとできていますね。
散策道中でパーツショップ発見。ここが日本橋のシリコンハウス的存在なのでしょうか。
ハイファイ堂大須本店発見!しかもこの時間でも開いてる!ここがハイファイ堂の本丸なのか。
日本橋にもありますが支店だったようですね。
本店というだけあって店は広く、リーズナブルなものからマニア向けまで幅広い品ぞろえです。中古品が多く安く手に入れることもできるので、オーディオをはじめる方にも強くお勧めできるお店ですね。店員さんも多く、気軽に相談できそうです。
店の中を見て回りHARBETHのCOMPACTがあったのでマジマジと見ていたのですが、店員さんから聞いてみますかと声をかけられたので是非という事で聞いてみました。
ノラジョーンズを聞いたのですが、透き通る高音でガンガンスピーカーも鳴り音が出ていい意味で驚きました。セッティングの問題で定位感が低かったのと低域が若干ブーミーでしたが、ちゃんとセッティングしたら小さい部屋ならこれで十分やん!と思いました。俺の部屋じゃねーか!!
ハイファイ堂さん視聴ありがとうございました。
私はほかのスピーカーを持っているので買う予定無いですが、店員さんの話ではサランネットが無いのでこの価格だが、普通なら10万以下のこの値札はあり得ないとのことでした。
HARBETHかブックシェルフスピーカーが欲しい人は今がチャンス!ハイファイ堂大須本店にすぐ連絡してみてはいかがかな!?
大須の電気街を一通り見て回ったと思いますが、規模的には秋葉原から大きく劣るとは思いました。
大阪日本橋で秋葉原から5ランクぐらい下がって、大須は日本橋からさらに3ランク下がったぐらいの規模に感じます。
ただ、日本橋のようなバチバチ感もなく、ゆったりとした雰囲気なので非常に居心地がよく感じました。
また、店の配置や店内の広さなど、日本橋のようなごみごみしさが無く、断然大須のほうが良いと思います。
正直、私は日本橋があまり好きではなく、近くに日本橋しかないのでしかたなく行っているようなところありますが、近くに大須があれば確実にこちらに来ます。異世界でも通ってこのまま大阪に移転してくれねーかな。
時間も押してきたので帰ることにしました。帰りはアーケードを通りました。
アーケード通りにはドスパラ等のPCショップが多数あり、PCを求めたい場合はこちらに来ればよさそうです。
しばらく歩いていると、アーケードの道中に謎の神社を発見しました。最初は何かのイベントかと思いましたがガチっぽそうです。
うん。やっぱりガチやな!正月は大須のアーケードに集合してお参りだ!
これマジ!?昔ここに神社があって、アーケード作るために建て替えた感じなのでしょうか。有名なんですかここの神社?
本堂の横では巫女さんが普通に破魔矢らしきものを売ってました。
外国人の尼さんらしき人が道脇で説法しており、やはりガチでした。
だんだん名古屋に住みたくなってきました。ヤバいです。大須なだけに。
神社の衝撃も冷めやまぬまま、謎の招き猫を発見。
周辺の建物と併せて独特の雰囲気を醸し出しています。
東京の忠犬ハチ公の代わりに招き猫集合ね~みたいな会話を名古屋の人はしているのでしょうか。
招き猫よ、お前はいったい何をみつめているんだい?
東仁王門通りというところに入っていきます。名前がかっこいい。東仁王門通りなり!(キリッ!)
アーケード内は暖色系で統一されていて、非常にきれいでした。私の写真撮影能力の無さが悔やまれます。
この通りはいろんな国の飲食店や民族音楽ショップなどがあり、行き交っている人も多種多様でした。
人並みも時間帯が良かったのか混みあっておらず、非常にゆとりのある時間を皆さん過ごされているようでした。素晴らしい空間と思います。やっぱ異世界通って大阪に移転してくれねーかな。
大須と大きく書かれた提灯が目印の通りを通ります。ここが本当の大須なんでしょうか。
通りを通り抜けると寺を発見しました。なんか像もあってでかいです。
威厳がありますね。筋肉が凄い。千羽鶴の量もすごい。
この寺やっぱでけえ!逆光により神々しさがアップ。してるはず・・・。
本堂かと思います。結局この寺(神社?)の名前がわかりません(汗)
しばらく歩いたら都合よく大須観音という駅があったので、この駅から名古屋に戻ることにしました。
駅でみた一枚。なんだコイツら!?特に左!詳細情報求む!(いらない)
ドアラこっち見んじゃねえ!
名古屋に帰ってきました。時刻の方は9時を過ぎたくらいです。おとなしく帰路につきました。本当だぜ?(マジです)
お土産としてハイファイ堂レコードで「別冊ステレオサウンド マランツのすべて」を購入しました。当時のお値段1230円に対して購入価格3000円。高い!
ネットの電子書籍で定額で購入でき、ヤフオク等でもっと安くで手に入れれそうですが、思い出という事で買いました。
これを見て勉強がてら名古屋を彷徨った日を思い出したいと思います。
半日でしたが、自分なりに名古屋のを満喫できたと思います。
今回一番思ったのが、名古屋の人はみんな優しいというところですね。
個人的な偏見で大変申し訳ないですが、名古屋の人はちょっとクールというか冷たいのかなというイメージを持っていました。
ところが、実際いってみると親切で優しく明るい方が多かった印象です。大阪よりよっぽど人情の街だなと思ったのが本音です。
また名古屋に行ける機会あれば名古屋駅周辺と北の方に行ってみたいと思っています。今回行った場所を再度行くのでも全然いいです。いずれにしも俺はまた名古屋に来たい!そう思いました。
名古屋のみなさんありがとうございました!
Hi-STANDARDというバンド
前回Hi-STANDARDの事を別に書くと言いましたがやめます。
語る資格が無いと思い至ったので、詳細を知りたい方は他のサイト の情報を見てみてください。
現在の私のHi-STANDARDに対する思いと経緯、くだらない思い出話を下の方に書きたいと思います。
穴でも掘って勝手に叫んでおけという内容で完全なマスターベーションですので見る必要はありません。
自分の醜さを忘れないための覚書として残しておきます。
Hi-STANDARDを中傷するような内容を含みます。Hi-STANDARDの皆さん、ファンの方々申し訳ありません。
前回の記事で星をいつも押してくれる優しい方、たくさん星を押してくれた方、またいつも見てくれている方がいれば恐らく裏切る内容になっています。申し訳ありません。
次は何事もなかったかのように投稿すると思います。自分勝手で申し訳ありません。
ケジメが必要だと思いますので、以後私生活以外ではHi-STANDARDの事を語らない事を誓います。
「Hi-STANDARDは2000年に死んだ」
私はそう思っています。
当然、私の中だけで思っているだけで、大多数の方は今でも好んでいるバンドかと思います。
現在Hi-STANDARDがどのような評価を得ているのか、各世代でどのように見られているのか調べていないのでわかりません。
AIR JAM2018を開催するというのを知り、今でも大規模な音楽フェスを主催できるぐらいなので非常に人気があるのと影響力があるのは推測できます。
そのようなことも実際わからないですし、調べようとも思っていません。
私の見た最後のHi-STANDARDはAIR JAM2000でした。
当時のHi-STANDARDは人気絶頂であり、ライバル的な存在は皆無でBRAHMANがなんとか食い込めるかというような状況だったと記憶しています。
私や周辺の友人は神様みたいなものと当時思っていました。当然、創造主という意味ではなくバスケ界のマイケル・ジョーダンみたいな英雄的なところです。
そんなHi-STANDARDがAIR JAM2000を再度開催するということで死ぬほど見に行きたい気持ちでした。
ただ、当時私は中学生で地方に住んでおり、千葉マリンスタジアムに行くお金も自由もありません。
終了後の模様をテレビで見るしかないのですが、当時ケーブルテレビでSPACE SHOWER TVという放送チャンネルにてAIR JAM2000のダイジェスト版を編集して放送しており、録画して何回も見たくなりました。
その放送を録画したかったのですが、地上波ではなくケーブルテレビの場合テレビで見ている画面しか録画できなかったので、テレビのチャンネル選択権が父親だった私は友達に頼み込んでVHSに録画してもらい、テープが擦り切れるくらい繰り返しビデオを見ていました。
普段聞いている音楽ジャンルではないバンドが歌ったり、来場していた客がいろんなジャンルのバンド来すぎと文句を言ったり、BRAHMANの圧倒的パフォーマンスに熱狂した群衆がゲートを突き破ってステージ側に雪崩込んだり、Hi-STANDARDのCant Help Fall in Loveで会場全体が揺れていたりした場面等を今でも鮮明に憶えています。
Hi-STANDARDの凄さとそれを取り巻く他バンドの凄さをブラウン管越しでも感じさらにのめり込んでいきました。
録画したテープは間違えてテレビ放送していた映画を上書きしてしまい半泣きになった記憶があります。数年経つとそのテープもいつの間にかなくなり、ビデオ自体も見なくなりました。
AIR JAM2000の同年、Hi-STANDARDの活動休止が発表されました。
当時はすぐ活動再開するだろうと思い深く考えていませんでした。
BRAHMANやSNAIL RAMPは活動を継続していたし、都合よくHi-STANDARDの後継者といえるHAWAIIAN6や新しい世界を聞かせてくれたACIDMANが出現し、それに加えTHE HIGH-LOWSやGOING STEADYといったバンドを聞き、Hi-STANDARDの過去のアルバムを聞いていれば満足できていました。
ただ、ギターの横山健がソロ活動を開始したぐらいから何か変だなと思い始めました。確か私がまだ高校生だったので、活動休止して数年も経たないうちにソロでフルアルバムを出したと記憶しています。横山健が発売したThe cost of my freedomは嫌いではなかったですが好きというわけでも無く、なんとなく聞いていたと思います。
ある日弟が、いつも聞いている横山健の曲PVがSPACE SHOWER TVで放送しているよと喜びながら教えてくれに来ました。私は一人で既にPVを見ていたのですが、弟が教えに来るほど横山健の音楽を聞いていた事に自分で驚きました。知らずのうちにHi-STANDARDの新曲を欲しており、横山健の曲で補おうとしていたのかと思います。
その後高校を卒業し、実家を出て地方の大学へ通うようになりました。
その頃からHi-STANDARDの曲を聞く機会が減ってきました。
高校までは幼馴染や気の合う友達とばかり合っていたのですが、いろいろな場所から集まった大学では様々な人間と出会い趣味嗜好も多少変化してきました。
それまであまり聞いていなかったPOPS系、特に女性歌手を聞くなど聞くジャンルも多様化していきました。
ただ、Hi-STANDARDが活動再開しないか本屋でロキノン系の雑誌を立ち読みしてチェックしまだかな、なぜ活動再開しないんだと少し苛立ちを感じてきました。
横山健のソロ活動が障壁になっているのか、バンドでよくある不仲なのかよくわからないが早くHi-STANDARDの音を聞かせて欲しいという気持ちが大きくなった時期でもあります。はっきりいってHAWAIIAN6の方が先進的で哀愁を漂わせる音楽性で自分に合っている気もし、Love is a battle fieldで止まったHi-STANDARDの記憶が薄れないか不安になりました。
そんなこともあり、時間はあったのでいろいろな音楽を聞きつつ改めてHi-STANDARDの事を調べた時期でもあります。
社会人になり仕事が忙しく音楽を聞く事もままならなくなりました。
少し時間が空き、気が向いた時だけですがネットで最新情報を確認していました。
横山健のソロ活動、難波章浩が沖縄に移住した、恒岡章が他バンドで活動などはありましたが、再活動という情報はでてきませんでした。
ある時期になると難波章浩がよくわからない名義で音楽活動を再開していました。
正直、呆れた気持ちもありましたがそれ自体にあまり興味なかったので気にしませんでした。
それ以後もちょくちょくチェックしましたが少し活動再開の機運があるとういうようなガセ情報はありましたが進展は無く、事実上横山健一人が第一線で活躍する状態でした。
そして、難波章浩が横山健(Pizza of death records)に対してHi-STANDARDの利益を一人占めしないよう警告する声明文をネット上に発表しました。
それを見て以降自らHi-STANDARDの事を調べることを辞めました。
2011年に東日本大震災が発生しました。誰もが経験したこと無い国難状態となりました。
その年に突如Hi-STANDARDが活動を再開しました。
彼らの弁ですと国の為に集結する気持ちで再開したとのことでした。恒岡章が病気気味で少し不安はあるが、AIR JAMを東北地方で開催して支援したいとのことでした。
この行動には言いようの無い怒りを感じたことを記憶しています。
こんな国の有事レベルのきっかけが無いと再集結できないのか、11年まともに集まることもできなかった連中が何をいまさら国を元気にするために活動再開するとか抜かしているんだ、反吐がでる連中だなと思ってしまいました。
思春期からの11年というのは私の中では長すぎました。その間私も成長し、各人の動きやいざこざを見てもう彼らを憧れ、懐かしみの目で見ることができなくなっていました。
AIR JAMは2011年、2012年と開催され、往年のファンは非常に盛り上がったようですが私は特に注視していません。
Hi-STANDARDは私の中で終わりつつあることを感じました。
2016年のある日、めざましテレビを付けながら仕事の準備をしていました。
テレビをながら見していましたが、Hi-STANDARDという普通のニュース番組ではありえない言葉が耳に入りました。
伝説のバンドがこのご時世に事前告知無しにCDを発売し復活したというものでした。
16年ぶりの新譜Another Starting Lineを求めて客が長蛇の列で並び、SNS上でも非常に話題になっている映像が流されました。
仕事の準備も忘れ釘付けでテレビを見ました。驚きや嬉しさというよりは事実確認に近く本当の事か確認したかった気持ちが大きかったと思います。
これが現実であると認識しましたが、何か気だるさを覚えたのを記憶しています。自ら調べていた時なら狂気乱舞するところですが、もう余計な事を聞いてしまったぐらいに感じていました。
テレビのインタビューでHi-STANDARDは若いころ神様みたいな存在だったので、復活して凄くうれしいという男性が映っていました。
この人も自分とかつて同じ気持ちだったのに、今ではもう全然違うんだなと思い何か力が抜けきりました。
テレビに映る嬉しそうで、熱狂する人々をただぼんやり見る自分を顧みて、自分の中で活動休止ともにHi-STANDARDは死んでいたというのを認識しました。
その後、Another Starting LineのCDを購入し聞いてみました。
Hi-STANDARDらしいメロディだなというのを感じましたがそれだけでした。2、3回聞いてもういいかなと思い、それ以後はあまり聞いていません。
これは今のHi-STANDARDはもういいかなという気持ちもあり、何か違う人達にどうしても感じてしまいました。
その後発売されたカバー曲の新譜は聞いていません。
新譜のフルアルバム The Giftも聞いていません。
前回の内容であまり興味が無いような書き方をしていましたが、聞いていないのでまともに勧める事もできませんでした。聞いた事も無いものを人に勧めるような行為をし申し訳ありません。
もう私はHi-STANDARDのファンでも何でもありません。
まともに新曲すら聞く気が無いのでその資格すらありません。
ただ昔のいい時代を思い出すだけの過去の人間です。
Hi-STANDARDのみなさん、再度になりますが失礼なことを言い申し訳ございませんでした。
原点にして頂点。Hi-STANDARD「MAKING THE ROAD」国内版・輸入版・CD盤・アナログ盤聴き比べ!
こんにちはUSAMARUです。
先日念願のアナログプレーヤーを導入しました。
そうなれば最初に聴くのは決まっています。(ヤマト聴いちゃったけど)
私の原点であり、いまだ頂点として輝き続けるHi-STANDARDのモンスターアルバム「MAKING THE ROAD」、君しかいない!
私のような30代半ば〜40代前半のキッズ(昔)には火の玉直球どストライク、魂のアルバムだと思います。
私も中学から高校前半まではこの「MAKING THE ROAD」を猿のように聴いていました。aiwaの激安MDコンポを朝から起動させ「STAY GOLD」を聴いてブーストをかけ、家に帰ってきたら全曲聴いて最後は「BRAND NEW SUNSET」を聴いてセンチメンタルな気分になって眠りにつく。だいたいこんな日常です。
Hi-STANDARDが活動休止して1年後くらいからは聴く頻度は減り、現在まで多種多様な音楽を聴き、これからも聴いていくかと思います。しかし、魂に刻まれたと言っていいこのアルバムを超えるものはもう出てこないと思います。
最近バンドが復活したので若い子でも知っている人は増えましたが、このアルバムとバンドに関して一応簡単に説明します。
Hi-STANDARD(通称ハイスタ)はメロコア系(メロディック・ハードコア)の3ピースロックバンドで、Vo./Ba 難波章浩、Gt / Vo. 横山健 、Dr. 恒岡章というメンバーで構成されています。今は横山健が一番有名かな?
ハイスタは1991年から2000年まで日本のメロコア界のトップランナーとして走り続けます。ライブを最も重視して活動し、アルバムも精力的に製作し続けます。
そして1999年、メロコア界、いやインディーズ界にて伝説となるフルアルバム「MAKING THE ROAD」を発売します。このアルバムはインディーズとしては異例中の異例の50万枚以上という売上を記録し、日本ロック界に衝撃を与えました。
全曲英語歌詞かつHi-STANDARD特有のキャッチーなメロディーや疾走感が見事なまでに昇華された曲群が1枚に凝縮されたMAKING THE ROADは、当時純粋無垢だった少年達を瞬く間にキッズへと覚醒させ、音楽への本格的傾倒を決定づけました。そんな私もその一人で、この歳になってもハイスタ、ハイスタ言ってしまっているのはこのアルバムのせいだったりします。
その後、MONGOL800のアルバム「MESSAGE」でこの記録は抜かれてしまいますが、メロコア界の金字塔としてMAKING THE ROADは不変の評価を受け続けています。メロコア界というものが無くなっているがな。
2000年にHi-STANDARDとしては活動休止し、メンバーは各々活動することになりますが、最近というか2年前に復活しました。なんか、2年前というのが最近に感じてしまいます。ええ。うれしいかって?まあ、再始動できてよかったんじゃないかな、ははは・・・。
Hi-STANDARDの最新アルバム「THE GIFT」発売中!みんなもか・・・えばいいんじゃないかな。
ハイスタに関しては別の機会に詳しく書きたいと思います。
そんな「MAKING THE ROAD」のCD盤は当然として持っていましたが、やはり気になるのはアナログ盤です。いったいどんな音がするんだい、アナログになっちゃったら。
しかもMAKING THE ROADには国内版と逆輸入版が存在します。
こうなったら・・・全部聴くしかねえええええええええ!
レコード盤の国内版、輸入版を新品で購入し全て揃いました。
各々紹介していきます。
1つめは国内版CD盤「MAKING THE ROAD」です。お馴染みのジャケットですね。
発売元は日本のレコードレーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」です。ちなみにここの社長は横山健です。
この国内版CD盤MAKING THE ROADですが、今現在のもので恐らく4代目になるかと思います。布教用で貸してそのまま借りパクされたり、引っ越しを繰り返すうちに無くなったりと常に飛散していきます。
無くなっても無くなっても常に買い足す。それが俺のメイキングザロードじゃ!(意味不明)
2つめは輸入版CD盤「MAKING THE ROAD」です。日本っぽさが強調されたジャケットです。
発売元はアメリカのレコードレーベル「FAT WRECK CHORDS」です。ハイスタのアメリカ活動時代に所属していたレーベルになります。
輸入版と国内版の最大の違いは、輸入版には「MOSH UNDER THE RAINBOW」が収録されいないことです。
ライブではキッズ達が肩を組み、円陣体制でぐるぐる廻ることが必須のこの名曲が聞けません。・・・ANGRY FIST!
3つめは国内版アナログレコード盤「MAKING THE ROAD」です。MAKING THE ROADがでけえ!それだけで新鮮です。
発売元は日本のレコードレーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」です。レコードに印字されたPIZZA OF DEATH RECORDSロゴが赤色で格好いいっす。
レコードはLP盤で33 1/3回転、A面が1〜9曲目、B面が10曲目〜19曲目まで収録されています。PLEASE PLEASE PLEASEを聞き終わったらレコードをひっくり返そう!
レコードの他には歌詞カードが2枚入っており、英語歌詞と日本語翻訳歌詞が入っていました。3枚目写真はそれを裏返しにしています。
新品ということで死ぬほどキレイです。プチプチ音が少なくなりそうな雰囲気です。
4つめは輸入版アナログレコード盤「MAKING THE ROAD」です。レコードの外装が紙質でジャケットが折り曲げ跡 ような表現されているので、マジで折り曲がってんじゃねえか?と心配になりましたがキレイでした。。
発売元はアメリカのレコードレーベル「FAT WRECK CHORDS」です。
レコードはLP盤で33 1/3回転、A面が1〜9曲目、B面が10曲目〜18曲目まで収録されています。MOSH UNDER THE RAINBOWはやっぱり聞けない!ANGRYイイイイ FISTオオオオオオ!!!
レコード収納材はビニールでは無く、紙タイプでした。アメリカでは普通なのかな?
レコードの他には英語歌詞カードが1枚入っています。3枚目写真はそれを裏返しにしています。
このアルバムが一番値段高かったです。送料込みで確か4000円ぐらいだったかな。その後、もっと安い所を見つけて膝から崩れ落ちました(涙)
今回試聴するための機器を、ハイスタに釣られてきたキッズの為に説明します。
CD盤はSACDプレーヤーMcintosh製MCD201で再生します。2005年発売で当時のお値段は52万円、現在は20万円ぐらいで中古品が取引されています。
Mcintoshというメーカーはアメリカ発祥で、独特の濃厚なサウンドを奏でることで有名でJAZZやロックを得意としています。今回のハイスタは得意な部類に入ると思います。ちなみにAppleのMchintoshとは一切関係ありません。
私の持っている個体は正面の表示部が映らなくなっています。まあ、音質には関係なく逆に良くなる方向だからいいんだけね・・・本当だぜ?(表示させれんと不便なんじゃー!)
アナログレコード盤はレコードプレーヤーKENWOOD製KP-1100で再生します。1985年発売で当時のお値段10万円、現在は3.5万円ぐらいで中古が取引されています。
当時のKENWOODは「オーディオ御三家」と言われるぐらい高性能な機器を販売していたので導入しましたがまだ音質を確認しきれていません。
なんてったって、俺やあんたらという往年のキッズがバブバブ言ってた時代に生まれたものだからね。俺も、よくわかんないんだ。
カートリッジはSHURE製M44Gです。フラット系らしいので低音は出にくいかも。
写真のレコードは「Love is a Battlefield」だったりする。試しに回しただけだから・・・。
CD、レコード音源はプリメインアンプMcintosh製MA6900で増幅しスピーカーに送り出します。2001年発売で当時のお値段は68万円、現在は40万円ぐらいで中古品が取引されています。
CDプレーヤーはRCAのTAPE端子、レコードプレーヤーはPH端子に配線直結接続しています。
私の持っている個体は正面のメーター右表示部が映らなくなっています。まあ、音質には関係なく逆によcry・・・電球買ってるので修理予定です。
しかし、こんなに古いMA6900がハイスタ活動休止の次の年に生まれた事実!なんだか、涙が・・・。
スピーカーはAerial Acoustics製Model 7です。写真両端のスピーカーで2ch スレテオ再生させます。多分1998年発売で当時のお値段はペアで90万円。今は約20〜30万円で売っています。
Aerial Acousticsはアメリカのメーカーで日本ではまったく人気がありません。しかも、このメーカーはクラシック傾向で、モニター系という音を忠実に再現するタイプのスピーカーを製作しているので録音があんまり良くない事が多いロックのことなど想定されていないと思います。
ただ、忠実に音は出てくるのロックそのものを楽しむ事は十分にできます。180mmウーファー2個から低音もバンバンでますし。
他にもmarantz製のSACDプレーヤーとプリアンプがありますが、今回はてめえらクビだ!ゴリゴリのロックを聴きたいじゃ!
いつものように前振りが長くなりましたが、実際に聞いていきます。
一発試聴のためその場の感覚にてモノを言うことになるので、そのあたりご了承ください。こんな事言うと元も子もないですがあんまり参考にしないでください。いやー久々に聴くしなー(保険)
オーディオ試聴をすると最初に聞くより、後から聴くほうが良くなる事が往々にあります。これは最初基になるものを聞いた後、最新の言い音を聴くという流れが刷り込まれているのでそのように感じます。私をオーディオゾンビと思ってもらっていいです。キッズだったあの頃の俺はもういないんだ・・・。
まあ、本気で聴いてレポートするんでそこんとこはヨロシク!
聴いていくアルバムの順番は下記の通りです。
①国内版CD盤「MAKING THE ROAD」
②輸入版CD盤「MAKING THE ROAD」
③国内版アナログレコード盤「MAKING THE ROAD」
④輸入版アナログレコード盤「MAKING THE ROAD」
聴き比べる曲は5曲目「DEAR MY FRIEND」と6曲目「STAY GOLD」で、連続で各盤連続で聞いていきます。
どちらとも超名曲で「STAY GOLD」に関しては我々の世代はアカペラで歌えるのが普通(ちょっと言い過ぎかも)でした。みんなも30代半ば〜40代前半の男の知り合いに「STAY GOLD歌えますか?」って聞いてみよう。いい歳したオッサンがノリノリで歌い出すと思うぞ!
えっ?STARRY NIGHTからBRAND NEW SUNSETへ続く黄金の流れも聞けカス!だあ!?
あんまりいっぱい聴くと感想とか大変なんじゃ!!勘弁して・・・(嘆願)
①国内版CD盤「MAKING THE ROAD」
そんじゃあCDセット!
5曲目まで曲送りし(リモコン故障の為プレーヤー左側のツマミで手動送り)、再生オン!
______________________________________
5曲目「DEAR MY FRIEND」再生中♪
Ken yokoyamaのギターが疾走しています。
小気味よくリズムにのりながら演奏している様子が聞いて分かるレベルです。
低音、音場感は控えめですね。こんなもんだったっけ。
難波くんのボーカルは前に出ていますがコーラスは小さく感じます。ハモリ感がもっとほしいです。
恒さんのシンバルとドラムが少し弱くぼんやりした印象はあります。
ただ、やっぱギターはいい!ガムテープいっぱい貼ってるのが分かるぜ!!
曲が終盤に差し掛かりました。やっぱ抑えきれねぇ・・・
はい!ディアマイフレーーーーーーン!!!(アーアーアー↑アァ!)
______________________________________
6曲目「STAY GOLD」再生中♪
なんか押しが弱いような気が・・・。こんなもんだったかな。
ただ、やはり演奏はメロディックですね。凄い。まったく色あせない。
アーイウォンフォゲエッ!いかん、つい歌ってしまう。相変わらずなんて魔力だこの曲は。
先程のDEAR MY FRIENDとはうって変わってドラムは活き活きしているが、ギターが甘くなる印象です。ドラムは、低音が出ているというわけではなく、はっきりしているという感じです。
ただ、前と同じくボーカルは前に出てきます。STAY GOLDしちゃってます。
若干のラジカセ感を漂わせつつ最後にさしかかります。
はい!アーイウォンフォゲエッ!オンウェイフマイステイゴオオオオオオォォォオルド!!!!
______________________________________
演奏終了。
やっぱ最後は一緒に歌っちゃうんだよなあ。もうね、聴き続けるだけなんて無理!こればっかりは。
音に関してですが、中高音よりで思ったより低音が出ていない印象でした。
昔の低音が出るはずもない激安MDコンポと同じような感覚です。
実際は比較にならないほど低音出ているのですが、色々と経験して好きな曲だからこそもっと欲しくなってしまいます。汚れちゃったんだ、ボク。
次の輸入版はどうなるんだろう。CDだしさすがに一緒かな。
②輸入版CD盤「MAKING THE ROAD」
国内版取り出し輸入版CDセット!
今回もセコセコと手動で5曲目まで曲送りし、再生オン!
______________________________________
5曲目「DEAR MY FRIEND」再生中♪
ギターがやっぱ良い!ここは変わらないですね。
国内版より音場感を感じられます。音の広がりを感じる。
一番は全体的に芯が通ってる印象です。
ドラムがしっかりしています。低音も先程より出ている印象です。
なので芯が通ったドッシリとしたメロディーを奏でます。
ただ、ボーカルがスッキリした感じがします。先程までのいい意味での粘り的なものが薄れました。
CD音源なのに音が違って感じるぞ。俺はやはりオーディオゾンビなのか・・・
そんな事を思っていたら、あっというまに曲が終盤へ。
はっ!ディアマイフレーーーーーーン!!!(アーアーアー↑アァ!)
______________________________________
6曲目「STAY GOLD」再生中♪
メロディックさが抑えめな気がするなあ。
疾走感が抑えられて、少しボヤけ気味のような。
ボーカルもやっぱり大人しい印象。スッキリ!
ただ、ギターは良いです。ガリガリピックと弦の接触が感じられる。
一番良いのはベースですね。ベースからゴリゴリの良い低音が伝わってきます。目の前で演奏しているようです。
ネガティブな感想も書いていますが、一番まとまってて良い感じです。
CDで音が変わるはず無いのに・・・という感想を持ちながら終盤へ。
切り替えていけ!アーイウォンフォゲエッ!オンウェイフマイステイゴオオオオオオォォォオルドゥ!!!!
______________________________________
演奏終了。
うーーーーん、国内版と違うと感じているんですが・・・やっぱり気のせいかな?
低音が国内版よりでて、ボーカルの厚みなんかは国内版のほうがあるように感じます。私は輸入版の方が好きですかね。
人類の叡智の結晶 デジタル技術で収められた全く同じデータのはずなんで、変わるのはおかしいよね?
まあ、ネットオーディオ界では音源ファイルをコピーしただけで音質が変わる!という世界もあるので、CDというハードウェアがある分音質変わっても納得できます。オーディオマニアなら。
ただ、普通の人ならおかしいと思いますよね。そう考えると、海外でのマスタリングとCDそのもののプレス製造過程で差がでているのかなと考えます。完全な推測ですが。
ネット上に、全く同じ音質であるというのも含め答えあるかもしれませんが、調べません。面倒くさいんで。
私としては両方のCD音源を聞いて改めてこのアルバムは素晴らしいなと感じました。それでOK!
③国内版アナログレコード盤「MAKING THE ROAD」
お待ちかねのアナログレコードだあ!セットォ!
回転を開始して5曲目・・・針を落とす場所がわからねえ (絶望)
どうしたらいいんだ・・・取り敢えず真ん中ちょい手前ぐらいで降ろすか。
・・・JUST ROCK!とりあえずDEAR MY FRIENDが始まるまで真顔で待ちます。
そして再生開始。
______________________________________
5曲目「DEAR MY FRIEND」再生中♪
8月22日20時52分 シンバルの死亡確認。出だしからシャカシャカやんけ!
なんということだ。音像の欠片もありません。完全にシャカってます。高音が出にくいのかな。
定位感は低く、若干スピーカーから出ている感はあります。気にならんレベルです。
ただね、ボーカルは良い!
厚みというか、エネルギーを感じます。
そして、ベースもいいです。完全にベースの独壇場といった感じです。
ギターも走っていますが、主役はベースです。
全体的にCDから解像度は落ちますが、ライブ感は増します。ロックには向いているのではと思います。
アナログでもいけるやん!(シンバル以外)。そんなこんなで終盤です。
よし!ディアマイフレーーーーーーン!!!(アーアーアー↑アァ!)
______________________________________
6曲目「STAY GOLD」再生中♪
シンバル生きてるやんけ!ワレ!。若干シャカりめだがさっきよりだいぶマシ。
ボーカルは相変わらず良いです。
ベースも良く、低音がしっかり出ています。
ブリッジのギター演奏も疾走感があり小気味いいです。
ただ、ドラムスが少し小さく感じます。
でも、やっぱり良いじゃん!アナログいいじゃん!
はい!アーイウォンフォゲエッ!オンウェイフマイステイゴオオオオオオォォォオルド!!!!
______________________________________
演奏終了。
CD音源と大差が付いたらどうしようと考えましたが、全然いいです。鍔迫り合いを繰り広げている感じです。
ただ、解像度低下とシンバルの死亡等ちょくちょく甘さが感じられます。
これは、私のアナログプレーヤーセッティングとカートリッジの相性等が起因していると思います。
原理的にはレコードの方が有利なので、キチンとしたらアナログもかなり光ると思います。
お手軽に高音質なCDか、手間が掛かるが最大値が高いアナログか・・・。
まあ、どっちでもMAKING THE ROADの良さは伝わります。それが重要ですね。
次が最後ですね。
④輸入版アナログレコード盤「MAKING THE ROAD」
紙から取り出しい!セットォ!
回転を開始。
次こそは5曲目で落してやる・・・ここだあ!
・・・JUST ROCK!アナログで曲選択するの無理や!どうするんだー!(ジタバタ)
そしてしばらくし再生開始。
______________________________________
5曲目「DEAR MY FRIEND」再生中♪
シンバルの音が出ている!完全復活!なんでや!
ただ、国内版よりボーカルが下がり目です。若干元気がない。
ギターが来ております!ピックでワー!ってやってるのが分かります。たまらん!
ボーカルは下がってますが、コーラスが前に出てきている感があります。ハーモニー感あり。
シンバルとドラムがさっきより前に出てきていますが低音は控えめに感じます。
メロディーは全般的に良くなりましたが、ボーカルは国内版の方が良かったです。
いよいよこの曲最後の終盤です。
サンキュー!ディアマイフレーーーーーーン!!!(アーアーアー↑アァ!)
______________________________________
6曲目「STAY GOLD」再生中♪
ギターの厚みが下がった気がします。元気はあるが空元気感が強くなります。
低音がやっぱり出てない気がするので、そう感じるかもしれません。
全般的に高中音は出てるが音の厚みというか、若干低音が弱めかなという気がします。
ボーカルもおとなしめ。もっと前にでてほしいかな。
ただ、メロディ自体はいいです。スンバラシイ!
演奏も!ステイゴールドも最高じゃーーーーーーー!!!
皆さんご一緒に!はい!アーイウォンフォゲエッ!オンウェイフマイステイゴオオオオオオォォォオルド!!!!
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演奏終了。
国内版より低音とボーカルが弱くなっていますが、同じぐらいメロディーはいいと感じました。
正直、アナログ盤に関しては国内版の方が好みです。シンバルは死んでますが。まあ、次は生き返ってると信じて再度聞いてみます
アナログ盤は個体差が大きいと思うので新品、中古品、傷、汚れ等で大きく音質が変わってくるかもしれません。
今回両方共新品で購入したかいあってかプチプチ音もヤマトとは比べ物にならないほど少なかったです。
しかし、CDであろうが、アナログであろうが曲の素晴らしさは変わらないですね。
音を聴くだけで昔の記憶が蘇りますし、自然と体も動いてしまいます。
デジタルでもアナログでも、好きな音楽を楽しむというのが一番というのが今回の最大の収穫でした。
・・・・こんな感じでまとめたけどいいかな。
とってつけたような感想になったけど比較試聴終わっていいかい?いや、曲自体はマジで良かったけど。
そんじゃ比較試聴終了ということで・・・・・
STARRY NIGHTとBRAND NEW SUNSETの時間だあああああああああああああああああああああ!!!!!
輸入版のMAKING THE ROADをひっくり返し、レコード内径近くに針を落としました。
落とした場所が良かったらしく、すぐにSTARRY NIGHTの演奏が始まりました。
本当に色あせないサウンドが広がります。本当に聞き飽きるのではというぐらい聞いていましたが、今でも星々を見渡したくなるような気持ちにさせてくれるメロディアスな曲です。
そして、BRAND NEW SUNSETが始まりました。じっと聞き込んでしまいましたが、いつのまにか微笑んでいました。自分でも気持ち悪いと思いますが、他人が見たらドン引きですね。一人で聞いてて良かったです。
BRAND NEW SUNSETは本来センチメンタル的なSad系の曲なのですが、いつのまにかアホみたいに微笑んでいました。BRAND NEW SUNSETで笑う日が来るとはね・・・。
正直、デジタル的とかアナログ由来の暖かさとかあんまりわからなかったのですが、これで少しわかった気がします。これがレコードの温もりってヤツ!?
そして、最後にCDを聞きました。
アナログよりも解像度が上がり、情報量も増えたソリッドな音。
いつも聞いている我々が懐かしいと思える音です。
世代が変われば、アナログが懐かしいのか、デジタルが普通なのか変わってくると思います。
ただ、音楽を楽しみたい、いい音が聴きたい、好きな曲を聞き続けたいという気持ちは激安MDがコンポで聞いていた時代と何ら変わらないと思いました。
そして、「MAKING THE ROAD」も私の中で好きというのは変わることは無いと思います。
ジジイになってもこれが良いんじゃよ!(フガフガ)と言いながら聞き続けようと思います。
今回はこんな感じです。
【散財】古の銘器 KENWOOD KP-1100を導入!アナログプレーヤー初心者がレコード再生に挑む。セッティング・再生編
こんにちはUSAMARUです。
前回の続きというか実質今回が8/15の記録となります。
アナログプレーヤー KP-1100のセッティングとレコード再生に挑みました。
(前回はこちら↓)
以前オーディオ評論家 和田先生の「オーディオ大辞典」でアナログプレーヤーに関して勉強する!と言いましたが、めずらしく有言実行しフムフムと一通り読みました。
読み終えた感想としては ふぅぅ〜(本パタン)、面倒くせえ・・・・・
ネットオーディオ立ち上げ時も複雑な所はありますが、やり方さえわかればクリックしあとはPCが自動的に行なってくれる所も多く、PCは日頃使い慣れている物ということもあり比較的とりくみやすかったです。
ただ、今回のアナログプレーヤーに関しては未知の部分が多く、ただただ手間が掛かり自分の技術が品質に直結するという所と、ソフト(レコード)がアナログであり管理や清掃を必要とするという事を知りました。
レコード針の検圧が必要だし調整がいるぞ、プレーヤーは限りなく平行にしろよ、レコードちゃんとクリーニングしないとプチプチ音でるぞ、MM型とMC型のカートリッジあるから対応するフォノアンプが必要だ、トーンアームもちゃんと調整しないとだめだぞ、スピーカーの音圧でハウリング起きるから影響ない所に置けよ、あっ あとはCDプレーヤーとか同じで設置をキチンとしてね^^
・・・CDプレーヤー再生ポチ〜♪
結局その時はアナログプレーヤーへのワクワク感より面倒くささが上回り、仕事忙しいからちょっと今は出来ないかな〜 、よし!明日から本気出す!と自分に決意させ、はや3週間が経過しました。
その間遊んでいたわけではなく(99.9%は遊んでいましたが)、カートリッジと必要部品を選定、発注しておきました。
一番肝となるカートリッジはプリメインアンプのMcintosh製MA6900がMM型に対応している為MM型一択でしたが、オーディオ物ということで値段も性能もピンキリです。
どれがいいんかなーと思いましたが、初心者向けとして紹介されていたMM型カートリッジのSHURE製 M44Gを選定しました。
SHUREはイヤホンメーカーというイメージでしたがアナログの大御所と知り驚きました。その中でもこのM44Gは同社の原点とも言えるもので、発売は1963年で50年以上経った今でも世界中で愛用されているとのことです。
残念ながら今年の5月に製造を終了するとのことですが、正直今でも製造し続けていたことに驚愕させられました。
M44-7というさらに低音表現が強化されたモデルと迷いましたが、まずはオリジナルでスタートしようと思いこれにしました。
Amazonで普通に売られていたので発注し次の日には到着。購入価格は11,000円です。
あとは必要最低限のメンテナンス品も併せてAmazonで購入しました。周辺機器もピンキリですが、最初ということでオススメされていたエントリーモデルを選んでいます。
・レコードプレーヤー調整用水準器 audio-technica製 AT615 ¥2,880
・レコードクリーナースプレー NAGAOKA製 SP558 ¥1,100
・レコードクリーナーブラシ NAGAOKA製 CL118 ¥898
・レコードクリーナークロス arte製 RC-C ¥854
ここまでの16,000円近い出費で若干テンションが下がっております。
そして8/15 終戦の日、特別な事はできないがFPSは辞め、当時あったSPレコードは再生できないが時代を超えても愛され続けるアナログプレーヤーを再生させたい、と考え遂に重い腰を上げます。。
よっこらせと・・・とりあえずアイス食べよ。
コチコチのあずきバーを食べながらどうやってセッティングしていくか思案しました。
よくよく考えると本にはアナログプレーヤーの知識、技術は書いてありましたが、セッティング手順は書いてありませんでした。
どげんしよう・・・取説があれば良いのですが付属されていなかったのでネットで検索し、弟機KP-990用の取説がメーカーからアップされているのを発見。これに従い立ち上げていくことにしました。
取説のリンクを下に貼ります。一読頂ければ内容ご理解いただけるかと思います。
↓
http://manual2.jvckenwood.com/files/4ba338fbcf0d0.pdf
以後の青文字部は「KP-990 取扱説明書」からの出典です。
まずはじめに「まず、はじめに」から開始していきます。
①固定ねじの取り外し
すでに終了!OK!
②ターンテーブルの取り付け
すでに終了!OK!
③ターンアームの保護プラスチックを、下図のように外してください。
すでに終了!OK!
④カウンターウェイトの取り付け。
詳細:カウンターウェイトをトーンアーム後部に回しながら差し込んでください。
カウンタウェイトだあ?あっ、左側のこれのことか。右側の部品はEP用のアダプターらしいです。
差し込み完了!
⑤プラグインヘッドの取り付け。
カートリッジを取り付けるベースだね。すでに終了!OK!
⑥ダクトカバーの取り付け。
邪魔なのでしばらく外しておきます。
⑦電源コード、オーディオコードの接続。
最後にします。
⑧セットの水平調整。
詳細:ダストカバーを閉めた状態でセットが水平になるように、4個のインシュレーターで高さの調整をしてください。
ダストカバー付けて無いけどいいよね? 言語道断である!というポイントでも無いよね。
まずは水準器で水平度を測ります。わりかし良くね?赤色の◯内に収まってるしそこそこ中心そう。
ただ、もうちょい追い込めそうです。気泡の位置より奥側の足元インシュレーターを高くすればベストになります。
取説のによればインシュレーターを時計回りにすれば高くなるとあるので回しま・・・まぁ・・・まー!・・・回らねえええええ!!!ガッチガチやぞ!
先ほど食べたアイスバー並に固く、めちゃくちゃ強く回せば回りそうですが壊れそうでそんな事もできません。じゃあ手前側を低くしようと思いましたがこちらもガチガチ。回せません。
まあ、結構水平っぽいしこれで良いにしてええやろ・・・
「まず、はじめに」は順調な滑り出し。幸先がいいぞ(棒)
次は「カートリッジの取り付けかた」に移ります。
カートリッジを取り付けるヘッドシェルは純正ではなくAudio-technica製のものに変えられていたので、このパートは独自で行うことにしました。
まずヘッドシェルを外します。根本のコネクタを回したら簡単に外れました。
カートリッジも外しました。赤、緑、青、白の端子に同じ色のケーブルがつながっていました。
今回取り付けつためのM44Gを取り出します。
カートリッジ本体以外にが取り付け用ねじ、精密ドライバー、新品ケーブルが付属していました。
M44G裏面
M44G針が見える所
まずカートリッジに新品ケーブルを付けます。ここがめちゃくちゃイラつかされた所でした。
写真を見ていただきたいのですが、ピンに端子が入ってはいますがなんか不自然ですよね。なんか端子先端が割れていて接続が心許ないというか。
実はこの端子最初はバッチリ綴じ込んでいます。到底ピンに入り込まないような感じです。
ただ、私の持っていた工具ではなかなか端子を開けませんでした。ケーブル端子よ、心を開いておくれよ・・・。
試行錯誤を30分繰り返しましたが結局細いマイナスドライバーをジャンク箱から掘り出してグイグイ広げ開けました。ただ、ヘッドシェル側はそれほど開ける必要が無かったので逆に閉じてやる作業も発生しました。
かなり面倒くさい作業です。アナログ好きの人はこんな作業も楽しくなってくるってマジ!?
次はカートリッジをヘッドシェルに取り付けます。
ケーブルを先に接続し、ネジで固定するだけなのですがネジの長さが合わない。ネジ締めきっても完全にカートリッジが浮いています。
付属されていたスペーサーをかましたらネジの長さがまったく足りなくなります。本来は固定用であるナットをかましても長さが足りない。
イライラを抑えつつナット側用のワッシャをかましましたがギリギリ固定できました。カートリッジケーブルが少し長く、癖でカートリッジが傾いてしまうのでその調整をする、そしたらネジが横穴から外れるというループもありましたが最終的にうまく固定できました。
ケーブル取り付け 〜 カートリッジ取り付けまでイライラしながらもなんとかいけました^^みたいな文章になっていますが、実際は10倍程キレています。ブチギレ寸前までいきそうでした。
あとはトーンアームに取り付けるだけです。これは楽勝ですね。
難関の「カートリッジの取り付けかた」を突破しました。
次は想像もつかない「トーンアームの調整」に入ります。
一体何をする気なのか、どこを触れば良いのか見当もつきません。
まずは針圧調整のしかたからです。
●針圧調整のしかた
1.電源を入れてから、UP/DOWNスイッチを押します。ターンテーブルは回転しないでアームテーブルだけが下降します。
ほう、とりあえず押してみるか。ポチ。お、なんか半円形の部品が下がったぞ!
もう一回押してみよう。ポチ。半円形の部品が上がった!これのUP/DOWNだったのか。で、これ何に使うんだろう。
2.インサイドフォースキャンセラー機構のウェイトを1グラムの位置にして、バーを垂直状態にセットします。
いきなり難しい横文字並べんでくれ!どれだよインサイドフォースキャンセラー機構って!
取説の各部の名称を見て・・・これだ!1グラム良し調整OK!
バー垂直OK!
3.トーンアームをアームレストから解放します。ヘッドシェルの指かけ部を軽くささえ、トーンアームをアームレストとターンテーブルの中間に移動させます。そして、そのままヘッドシェルを軽くささえながらカウンターウェイトの左右に回し、トーンアームが水平になるよう調整します。
よくわからんがとりあえずカウンタウェイトを回すか。
カウンタウェイトを回して手前側にしたらトーンアームがガクッと下がった!そうゆうことね。
トーンアームが下がらないギリギリを狙ってカウンタウェイト調整完了。
4.トーンアームをアームレストにもどし、カウンターリングのみを回して「0」に合わせます。
いや、「0」とかいう表示がカウンタウェイトに無いけど。
カウンタウェイトも変わってんのか。どうしたらいいんだ。てか、0があったとしてもどこにあわせんの?
そういえば裏にあったな数字表示が。これのことか。
とりあえずトーンアームの赤線に合わせるか。
5.カウンターウェイトを右に回して、ご使用のカートリッジの適正針圧値に合わせます。
あ、カウンタウェイトの数字って針圧の重さ調整用だったのか!今更気づいたぞ!俺は本で何を勉強していたんだ!
とりあえずM44Gの針圧調整最大値1.5gにて回します。
6.つぎにインサイドフォースキャンセラー機構を針圧値に合わせて水平状態にセットします。
なんかプレーヤーのことが分かってきて調整もノリに乗ってきた感があるぞ。
インサイドフォースキャンセラー1.5gに調整良し!
7.UP/DOWNスイッチを押します。アームエレベーターが上昇し、もとの位置に戻します。
アームエレベーターもトーンアームをテーブル面に接触させないようにするための物だったのか!これで一時停止もできるってわけね! なるほど!
ちなみに、これは本に載ってなかったからね?いいね?
次は「トーンアームの高さ調整」に移行します。
セッティング最終段階のようです。
●トーンアームの高さ調整
1.まずターンテーブルにレコードをのせてくだい。
ついにレコードを使う時がキタ!
今回再生用に購入したレコードは「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」です。ハードオフにて108円で購入しました。
私は宇宙戦艦ヤマトで意識してアニメを見始めたと言っても過言ではありません。
中学時代、周りが新世紀エヴァンゲリオンを見ていた時に、私は宇宙戦艦ヤマトⅠ〜Ⅲをレンタルして見まくっていました。
地球滅亡の危機を発端にイスカンダルへの旅路に出発から始まった物語も最終的には宿敵のデスラーと共闘するまでに壮大になるストーリーが子供ながら楽しかったです。
そんな感動がレコードで蘇る・・・劇場版第二作のサントラのようですがこれが108円とは・・・。盤面が見えない安売りの棚から何気なく取り、完全に偶然でしたが速攻購入しました。
終戦の日といいながら戦闘物でスイマセン。許して・・・。
レコードと説明資料。ノスタルジックさが半端ない。
レコードセット完了。形になってきぞ。
2.電源を入れてからUP/DOWNスイッチを押します。アームエレベーターが降下してから、針先を静かにレコード盤上におろしてください。
遂に針を落とす時がきたか・・・。エレベーターは怖いので手で直接おろしました。
ゆっくり・・・ゆっくり・・・くだってく・・・夏色・・・
いけた!
3.レコード面とトーンアームパイプの水平状態を横から見て、軸受部が高いか低いかを調べてみてください。
既に使用されているので調整されているのか水平に見えます。
4.トーンアームをアームレストにもどし図16のように、アームベース部をしっかりと支えながら付属の六角レンチでトーンアームの高さ調整用ねじ2本をゆっくりゆるめます。
ねじは見えるが無駄に触らないほうが良さそう。六角レンチも今無いし。
5.アームベース部のゲージ【目安は2mm間隔】を目安にして、トーンアームが水平となるように高さの調整をし、調整ねじ2本ををしっかりとしめます。
既に水平なのでOK!
6.再度針先をレコード盤面におろして、水平状態を確認してください。(水平でない場合は4〜5項を繰り返してください)
既に水平なのでOK!!
7.最後にUP/DOWNスイッチを押します。トーンアームが上昇してからトーンアームをアームレストにもどしてください。
既に水cry・・・OKということで。
セッティング完了!あとは再生するのみです。
電源ケーブルは途中で接続しているので、RCAケーブルをMA6900に差し込みます。
昔のレコードプレーヤーは普通なのかわかりませんが電源ケーブル、RCAケーブル共に筐体一体型です。写真はRCAケーブルです。
ケーブル交換はできませんがまあいいでしょう。とりあえずMA6900のPH/AUX端子に差し込みます。
・・・結果的に差し込めませんでした。ギリギリ長さが足りねえ。
あとちょっとという所で長さが足りません。しかもケーブル交換ができません。色々試して動いたのとお先真っ暗感で汗が滝のように流れてきました。
どうすんだこれは・・・何か手は無いのか・・・そうこう考えている時に昔買った端子を2股に分けるプラグが1個余っていたのを思い出しました。
絶対に届かないであろうL側端子にこれを接続しなんとかLはOKに。
あとはR側ですが物理で押していくことにしました。
レコードプレーヤーをまさになりふり構わず振っていきます。斜めでも関係ねぇ!俺はレコードが聞きたいんじゃああああああ!
こんなにずらしてもやっぱ長さが足りねえええええ!!!
本当にあとちょっとなのに・・・(泣)。こうなったら、アレを使うしかねぇ・・・。
以前よりさらに買い足したオーディオボードSUNSHINE製 S50をMA6900の下に敷いて高さを稼ぎケーブル差し込めるようにします。
本当はKP-1100の下に敷く予定でしたが実質これ以上高くできないのでここで使います。
クッソ重たいアンプ(34kg)をなんとか上げてボードを敷きました。
MA6900にボード敷いたという事で一応音質確認も実施しました。
宇多田ヒカルさんのアルバム「Fantôme」から「花束を君に」を選曲し、SACDプレーヤーMaranz製SA-10で再生して、ボードを敷く前と敷いた後の変化を確認しました。
♪ボード 敷いた後の音楽試聴中・・・
はああああああああああああ!!!!?????変わりすぎじゃああああ!!!!!
明らかなS/N比の向上、音が以前より前に出てくる感じがし、今までよりキレが良くなったというか立ち上がり、立ち下がりが早くなるという感覚です。
ボーカルの輪郭向上と音がもっと前に出るようにMA6900の10kイコライザーを2目盛りほど上げていましたが、それも不要になりそうな勢いです。とりあえずはそのままにしていますが。
他の副作用としては音が全般的に上がったような気がし、上も下も中音寄りになったかなという感じはします。
ただ、この変化には驚愕しました。SUNSHINENのボードは一体どうなってんだ・・・。アンプの振動で音質が良くなるとは言われてもどういうことだよ・・・。
音の変化と音の良さに結局最後の「桜流し」まで聴き続けてしまいました。
・・・聴き続けてんじゃねえ!そんなんだからいっつも時間かかってんだよ!!!!!!
いつもいつも作業の途中に余計な事をしてしまい時間がかかってしまします。みんなもそんな経験あるよね☆
とりあえず高さが上がったのでケーブルをつなぎにかかります。
むわーーーーーと千切れそうなぐらいに曲げてなんとか接続できました。
アース線もむりゃーーーーと伸ばして接続します。なんとか接続完了。2日ぐらいで千切れそうやなこれ。
MA6900の切替スイッチをPH側にしてアンプへの接続はOKです。
レコードを再生するために、いよいよ「レコードの演奏のしかた」に移行します。
1.針圧調整、アンプとの接続およびアンプ側の各ツマミ類の位置が適当か確認してください。
KP-1100はOKなのでMA6900のボリュームを最小にしておきました。あとはPH/AUXに設定します。
2.電源スイッチをONにします。33・1/3回転を示す【33】スピードインジケーターが点灯します。
点灯確認。
3.レコード盤をターンテーブルにのせます。EPレコード(ドーナツ盤)の場合は、付属のEPアダプターをご使用ください。
今回の宇宙戦艦ヤマトのレコードはLP盤なのでアダプターは不要のようです。
レコード載せていいましたが、再生前にクリーニングしようと思い外しました。
購入しておいたスプレー、ブラシ、クロスでクリーニングを試みます。
まずはスプレーでプシュと液を吹きかけて・・・クッサ!!
臭すぎでしょコレ!なんか床屋の匂いを10倍ぐらいにしたような臭いが部屋中を包み込みます。
オッサンが付けるポマード的な香りというか、今後耐える自信がない臭いを発します。
テンションガタ落ちになりましたがブラシでクリーニングしてクロスで拭き上げました。そもそもこれがクリーニング方法としてあっているか分かりませんが、なんとなくキレイになっとような気がします。
クリーニング後のレコードをセットしました。
4.45回転レコードの場合には、スピード切替スイッチを押します。【45】スピードインジケータが点灯します。
これは飛ばします。
5.トーンアームをアームレストから解放し、ヘッドシェルの指かけを持って針先をレコード盤上のスタート位置まで移動します。
う〜ん、スタート位置がよくわからん。
どこがレコードのスタート位置なの?溝をきっているような跡はみえるがどれが最初かさっぱりわかりません。
とりあえず外周サイドの方に置きました。
6.スタート/ストップを押しますと、ターンテーブルが回転します。通常回転になるとクオーツロックインジケータが点灯し、次にUP/DOWNスイッチを押すと針先が静かにレコード盤上におりて、演奏が開始します。
スタート押して回転開始。QUARTZ LOCKのランプが点灯しました。
UP/DOWNスイッチを押してトーンアームが降下。針がレコードに接触しています。
遂にこの時がきた・・・音出るんか!?と思いながらMA6900のボリュームを恐る恐る上げていきます。
♪・・・テーテーテーッテテテテッテテテ〜
でたあああああああああ!!!!!! 再生されたぞおおおおおおお!!!!
感動の嵐。まさにそのような言葉がふさわしい感覚を感じます。
スピーカーから聞こえてくる「序曲」は滑らかで厚みのある音を奏でます。
針先でレコード盤の溝をなぞり電気に変換して音を再生する。
そんな事で音楽を楽しめるという不思議・奇跡を改めて感じながら、しばらく聞きふけってしまいました。
「序曲」も終わり次はお馴染みの「白色彗星」です。パイプオルガンで奏でられる重厚なサウンドは色褪せることはありません。
ただ、曲間のつなぎ目で発生する静寂でプチ、プチと音が聞こえます。
よく聞くと曲中もプチプチ音が常に聞こえます。
これは最後まで収まる事がありませんでした。
数曲聴き終えると演奏が止まりました。
あれ、あと何曲か残っているはずなのになあと思いましたが、どうやらこれはA面で続きはB面にする(裏返す)必要があるとのことでした。
なるほどカセットテープと同じなのか。B面もクッサ!と思いながらクリーニングしセットしました。
ただ、どうしても先程の千切れそうなケーブルが気になります。RCAケーブルの延長ができないものかと考え、余っていたラインセレクターとRCAケーブルで接続を試みます。
ラインセレクターはどこ製かわかりませんが、SSL-2-1という機種です。
それにKP-1100のRCAケーブルを接続し、余っていたBELDENの長尺RCAケーブルとアース線を接続してMA6900に繋げる作戦です。
これでケーブルに余裕ができ、KP-1100も斜めに振らなくてよくなります。
ケーブル接続後B面を再生。
普通に音が出てきて作戦成功!いつかはフォノアンプを別途導入したいと考えているので、そこまではこの構成で運用していきます。
その後は、レコードに同封されていた解説資料を読みながら音楽を堪能しました。
このように大きな冊子で解説や歌詞を見ながら音楽鑑賞できるのもアナログレコード独特の楽しみですね。
CDでも歌詞が精一杯で、ダウンロード音源に関してはまともに歌詞資料すらも無い現状では非常に贅沢に感じます。
今回アナログプレーヤー KP-1100のセッティング、再生を行うことができて良かったです。
想像していたよりも大変でしたが、その分再生できた時の感動も大きかったです。
まだ音が出せただけでプチプチ音も多く、正直CDやPCから音楽を聴いたほうが高音質に感じますが、アナログ特有の音を自分なりに追求し磨いていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。