うさぎ部屋でもイイ音で聴きたいんじゃ!

苦情にビクつきつつマンション賃貸8畳間よりオーディオ・ビジュアルを楽しんでいくブログです。

挨拶及び宣言及び現在のAV環境紹介(2018/10/19)

こんにちはUSAMARUと申します。

イエーイ!!ブログ村勢の人見てるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?(ピース!ピース!)

あっ、ウザくてすいません。私、はてなブログのオーディオ関連で蠢いているUSAMARUという者です。よろしくね!(ピース!ピース!)

まあ、最初なんで見てる人なんかいるわけねえか(真顔)

 

普段はピュアオーディオを中心にAV(オーディオ・ビジュアル)関連、ゲーム関連、お出かけ試聴関連で活動しております!

特技としてはオーディオゾンビ化することが得意です!

皆さんの役立つ情報を発信できるように頑張るつもりではありますがたぶん無理です!

カテゴリーとしてはピュアオーディオ部門に登録してみました。内容が無いようの典型みたいなブログですので、いろんな面で忖度の程よろしくお願いいたします!

 

普段なんとなくこのブログを見ている方に説明しますと、「にほんブログ村」なるランキングサイトに登録してみました。

どうやら各ジャンル毎にランキング化して参加者にシノギを削らせ、胴元がアフィリスト収益を目論むキャバクラのようなサイトとみました。

ただ、このサイトでオーディオ情報を楽しんでいる方がおり興味を持って頂けないかなと思ったのと、この方式がちょっと面白そうなので参加してみようと思いました。

ちなみに、はてなブログはプレミアム参加者(これに参加しないと広告を勝手に貼られる)に月額料金を上納させるのでヤクザみたいなもんです。コラー!はてなブログふざけんじゃねえー!(泣)

まあ、このランキングサイトでも底辺かとは思いますが、私の所有しているアンプMcintosh MA6900にちなみピュアオーディオ部門6900位以内を目指したいと思います。あたい、天下(6900位以内)をとってみせる!

記事の一番下になんかスイッチ的なものが追加されているはずです。・・されてるよね?これを押すとリンクに移動するようです。ボタンウザいかもしれんけどゴメンね。

ブログ村のみなさん、お手柔らかにお願いします。

 

ちょっと真面目気味に私の紹介をさせて頂きます。

はてなブログで「うさぎ部屋でもイイ音で聴きたいんじゃ!」というブログを書いている者です。普通のサラリーマンで30代の男です。ブログを初めて約4ヶ月なので脂ギッシュな新人です。

今現在のピュアオーディオシステムはmarantz SA-10をメインプレーヤーに置き、 marantz プリアンプ SC-7S1とmarantz パワーアンプ MA-9S1のセパレートアンプで駆動し、Aerial  Acoustics Model7で鳴らしています。

これまではMcintosh MA6900で音楽を聞いていたので、マッキンサウンドに支配されていますが、マランツサウンドに染まっていっている最中です。

サラウンドも趣味としていまして、プレーヤーはOPPO UDP-205、AVアンプは YAMAHA RX-A1060で7.1ch構成にしています。ゲーム目的でのサラウンドシステム構築をしていましたが、最近はSACDもしくはブルーレイでの本格的なサラウンドサウンドシステムを目指そうと考えています。

ゲームやお出かけ試聴も好きなのでその内容も多いかと思います。これらのピュアオーディオとちょっと関係ないこともするかもしれませんが許してくだせえ(嘆願)。

 

ピュアオーディオカテゴリーの方のブログを少し拝見させていただきましたが、魔境組の方も多数見受けられます。そんな方々から見たら私はスライムみたいなもんですが、自分のなかでは身の丈を大きく超えるオーディオ機器を所持してしまったと感じています。

物欲は無くなりませんが大物の機器はほどほどにして、もっと音のチューニングと音楽鑑賞や映画鑑賞を主体でこれからは頑張っていこうと思っています。

ただ、音のチューニングをする技術を私は持ち合わせていないので、物に頼ることになるかと思います。

そうなるといろんなオーディオアクセサリーを活用していく事になりますが、私は基本的にこの類の物にかなり懐疑的でオカルトやんけ!と思い買ってもプロケーブルのような安物しか買っていませんでした。

ただ、最近はオーディオアクセサリーの効果も認めざるをえない状況となっているので少しずつ勉強中です。

そして、このオカルトオーディオアクセサリーを活用して音のグレードアップを図りたいと思います!

 

突然ですが、私的にキリがいいのでここでみなさんにお伝えします。

本ブログ第一部我が家はオールマランツ!(大嘘)編」は終了とします。

そして、第二部「オカルト王国建国編」の開始を宣言いたします!

入村早々に王国建国を宣言するという暴挙にでて申し訳ないですがご了承ください。

我がブログの今後に期待しないでください!(ボソ)

 

最後に現在所持ている機器を紹介します。約10年前ぐらいからコツコツと収集してきました。 

ブログ開始時も言いましたが、部屋環境と私の怠慢ゆえ機器ポテンシャルの40%(前回比10%上昇)も引き出せていないと思います(白目)。

赤文字がブログ開始時から増えた機器になります。

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【スピーカー】

フロントスピーカー Aerial Acoustics Model7(ペア)

センタースピーカー Aerial Acoustics Model CC3

サラウンドスピーカー Aerial Acoustics Model6(ペア)

サラウンドスピーカー ONKYO D-508M ✕ 2

サブウーファー ONKYO SL-D500

 

【アンプ・プレーヤー】

プリアンプ marantz SC-7S1

パワーアンプ marantz MA-9S1

パワーアンプ thomann S-150mk2 ✕ 2台

プリメインアンプ Mcintosh MA6900

AVアンプ YAMAHA RX-A1060

SACDプレーヤー marantz SA-10

SACDプレーヤー Mcintosh MCD201

ユニバーサルプレーヤー OPPO UDP-205

アナログプレーヤー  KENWOOD KP-1100

D/Aコンバーター OPPO Sonica DAC

テレビ TOSHIBA REGZA58Z20X

セットトップボックス APPLE Apple TV 4K

 

【ゲーム・ネットデバイス

PC1 ALIENWARE 15R4 Premium VR(Windows10)

PC2 APPLE MacBookPro Retina 15inch Mid2014(Mac OS Yosemite)

PC3 ワンズ 2011年製BTO Gaming PC(Windows7

CS1 SONY Playstation4pro

CS2  Microsoft XBOX one X

CS3 任天堂 Nintendo switch

CS4 SONY Playstation3+トルネ  

VR1 SONY Playstation VR

キーボード1 Logicool K275

キーボード2 Logicool G13

マウス1 Razer Death Adder

マウス2 Logicool M570

コントローラ1 SCUF IMPACT for PS4

コントローラ2 XBOX one 純正

コントローラ3 Nintendo switchプロコントローラー

コントローラ4 PS MOVE ✕ 2個

コントローラ5 STEAM Controller 

HDD1 IO DATA RECBOX HVL-AVB8222F 1TB

HDD2 IO DATA HDC-LA3.0

HDD3 SEAGATE Mobile HDD 2TB

HDD4 WD WD Elements 4TB

ルーター BUFFALO BHR-4GRV2

Wifiスポット APPLE Air mac Express 2TB

HUB1 BUFFALO LSW4-GT-8NS/BK

HUB2 BUFFALO LSW-TX-5NS

 

【ポータブルデバイス

イヤホン SONY XBA-H3

ヘッドホン SENNHEISER GAME ONE

スマートホン APPLE iPhone XS 512GB

タブレット APPLE iPad mini4 128GB

ポータブルDAC CHORD Mojo  

 

【オーディオアクセサリー】

電源タップ1 Procable 重鉄タップ・六個口

電源タップ2 FURMAN S9P601NI ✕ 2個

電源タップ3 市販の電源タップ ✕ 3個

電源タップ4 Procable 重鉄タップ・四個口✕ 2個

スピーカーケーブル1 Western Electric WE14GA(復刻版)

スピーカーケーブル2 BELDEN8473

電源ケーブル1 FI-11Mプラグ+PP-37-Sケーブル

電源ケーブル2 Procable WATTGATE非メッキプラグケーブル ✕ 5

電源ケーブル3 機器付属のケーブル

電源ケーブル4 audioquest NRG-X3 

XLRケーブル BELDEN8412 XLRプラグなどプロケーブル製多数

RCAケーブル BELDEN8412 RCAプラグなどプロケーブル製多数

光ケーブル1 Procable 水晶の光ケーブルを超えるドイツ最先端の光ケーブル(型式不明のためメーカーHPの表記まま)

光ケーブル2 市販の光ケーブル

HDMIケーブル1 Panasonic 4Kプレミアムハイグレード RP-CHKX ✕ 2本

HDMIケーブル2 Panasonic 4Kハイグレード RP-CHK ✕ 多数

HDMIケーブル3 HORIC 4Kハイスピード HDM ✕ 多数 

LANケーブル 市販のLANケーブル

USBケーブル unibrain USB2.0ケーブル 

USBパワーコンディショナー  Panasonic SH-UPX01

スピーカーセレクター  ORB MC-S0

XLRセレクター  ORB LS-XORi

オーディオボード1  SUNSHINE S50 ✕ 4枚

オーディオボード2  TAOC SCB-35 S50

 

【その他】

オーディオラック H.T.NAVI HAR-02K 4段

収納棚 IKEA BILLY 40-28-202cm

カメラ FUJIFILM X20

座椅子 AKRACING 極挫V2

分配器 HDR HDMI Splitter  

 

 

今回はこんな感じです。

【お出かけ】サラウンドも遂に''AI''の時代へ。 最新AV アンプ 「CX-A5200」 の"SURROUND:AI"を視聴しにいざYAMAHA! in OSAKA

こんにちはUSAMARUです。

 

長らくご無沙汰してすいません。ちょっと自分探しの旅(急な出張ともいう)に出てしまいました。

iPhoneの確認も中途半端になっていますがiPhoneちょっと飽きたので試聴した物がありますので先に記したいと思います。

それがYAMAHA製AVプリアンプ CX-A5200マルチチャンネルパワーアンプ MX-A5200です。AVアンプのAVENTAGEシリーズ RX-A3000番台が発表されたしばらくした後にこのセパレートアンプが発表されました。

CX-A5200はAVプリアンプとして約3年ぶり、MX-A5200はマルチチャンネルパワーアンプとして約5年ぶりの新型となります。注目のCX-A5200はCX-A5100からブラッシュアップしたのに加え、SURROUND:AIが搭載されています。なんだか凄そう。

私は一体型モデルで2世代前の一番安いRX-A1060を所持しておりますが、AVアンプとしては機能面で陳腐化して次のステップかなとAVアンプ更新のチャンスを伺っています。以前marantz AV8805も試聴していますが、長年使ったYAMAHA製品も大本命の一つです。

usamaru.hatenadiary.jp

 

そんな中、発売前にCX-A5200の試聴が大阪で開催されるという情報をキャッチ。

しかも講師がオーディオ評論家の山本浩司先生!行くしかねぇ!

急いで応募し参加権を無事GET!出張から無理やり帰ってきた10/13(土)いざYAMAHAへ!

 

というわけでヤマハ前に到着!会社は難波のビルに入っています。

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 試聴する階は8Fでした。

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8Fに到着。普段はヤマハさんの研修会場らしいですが今回は試聴会場になっているようです。 

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しばらく歩くと受付となります。

パンフレットとアンケート用紙と水(ペットボトル)をいただきました。

今回はAVアンプ以外にもJVC製プロジェクターの試聴も兼ねるとのことでした。

正直プロジェクターは興味無いですが見れるものはみてやろうという感じです。

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試聴会場に入場。

広い!約30畳以上はありそうです。部屋というよりもはやホールです。

中にはモニターオーディオのスピーカーや常設していると思われるアンプやスピーカーがありました。しかもこの部屋は音調用の設備が建設時からバッチリ施されているようです。

こんなところでヤマハ社員は研修できるんですか!?カァー!羨ましいなァ!(嫉妬)

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入場者は約20〜30人ぐらいいました。

前方にはドでかいスクリーンがあります。ただ、会場が広くて小さく感じてしまいました。どうやら160インチらしいです。

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JVC製のプロジェクターが2台鎮座しています。

上が4Kモデル最新型のJVC製DLA-V5標準価格750,000円

下が史上初の8KモデルJVC製DLA-V9R標準価格2,000,000円

どちらともまず買えませんし部屋に設置できませんが、ちょっと楽しみです。

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部屋の端にAVアンプ群とプレーヤーが鎮座していました。

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左端上がお目当てのYAMAHA製AVプリアンプ CX-A5200標準価格 300,000円。10月下旬発売予定の新製品です。

AVプリアンプなのでこのアンプに加えてパワーアンプが必要です。パワーアンプが無いと音がでません

えっ!音もでない物にこんな値段出すの!?と思われますがプリアンプ部が音を豊かにするという面でオーディオ的に重要とされています。しかも、AVプリアンプはDAC(DAコンバート)をほぼ行うので通常のプリアンプより重要性が高いかもしれません。

詳しくはこのサイトをチェック!

jp.yamaha.com

見た目は私の持っているRX-A1060とほぼかわりません。こっそり交換しても大丈夫かも・・・色が違うからすぐバレるか。

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左端下がYAMAHA製マルチチャンネルパワーアンプ MX-A5200標準価格 320,000円

パワーアンプなのでプリアンプが必要ですが、CX-A5200ではなく他のプリアンプでもOKです。

詳しくはこのサイトをチェック!

jp.yamaha.com

見た目はシンプルながら重厚感漂います。私はプロケーブルの策略に嵌りパワーアンプを持て余しているので買うことは無いでしょう。ただ、現在11chパワーアンプは貴重でな存在で、他の会社には新型は無いと思うのでマルチパワーアンプだけほしい!という人は購入する価値あがるのではないでしょうか。

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右端が前世代モデルのCX-A5100MX-A5100。新型と同じ面構えなので色違いが用意されたのでしょうか。

こちらのモデルは古くなってしまいすが、去年まで毎回Hi-Vi紙のベストバイ1位をとっており、いまだその辺のAVアンプは蹴散らす力を持っているはずです。

型落ちということで中古価格が下がることも予想されるので狙い目かもよ。

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今回試聴に使用するプレーヤーはなんとPioneer製UHDプレーヤーUDP-LX800標準価格 365,000円。

このプレイヤーはパイオニア最上級機でまだ未発売のものです。しかも、最近発表されたばかりで試聴した人も少ないのではという製品です。

これはうれしいサプライズです。来てよかったぜ!OPPO無き今はコレを買うしかないのか!?という製品なので非常に注目度が高いです。

あっ、上のはPanasonic製UHDプレーヤー DMP-UB900標準価格 120,000円。

画質は凄いらしいぞ!しかも安い(オーディオマニア的に)!

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中央下にあるのがOPPO製UHDプレーヤー UDP-205です。OPPOがプレーヤー市場から撤退したのでもう売られていません。中古で買うしかないですが、当時の標準価格を上回るとんでもない値段で取引されています。発売後すぐ買っといて良かったー(真顔)。

これが欲しい人は受け皿となるUDP-LX800が出るのでそっち買ったほうがいいかも。

あとはCDプレーヤーのYAMAHASACDプレーヤー CD-3000S標準価格 430,000円。

ああ、美しい・・・。ああ、欲しい・・・。もう3つほどCD回すものありますがまだまだ物欲というものはなくなりませんね。

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スピーカーはMonitor Audio製GOLD及びSILVERでした。

ウーファーYAMAHA製NS-SW1000を2台設置。

スピーカー構成は7.2.4で、CX-A5200にて対応可能なフルスペック構成となっています。

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そんなこんなで試聴開始となりました。

まずはJVC製のプロジェクターの試聴から開始です。

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目的の物ではないのであっさり目の感想となります。

まずは4KのプロジェクターJVC製DLA-V5を見ました。新型の回路と新型レンズを搭載したらしく従来比より画質的に良くなったとのことです。

UHDのデモ映像を見ましたが、プロジェクターとは思えない濃い画質と160インチのドでかい映像を堪能できました。ただ、正直欲しいかと言われるとあんまり購買意欲は湧かないですね。

理由としては想像した4Kというか家のREGZAの画質とそこまで違わないと感じたからです。飛躍的に画質が凄いとはならず、4Kがそのまま大きくなりましたというような印象でしょうか。

 

次に8KモデルプロジェクターJVC製DLA-V9Rを見ました。

デモ映像とUHDのブレードランナーの4Kを8Kにアップコンバートして投写していました。

デモ映像を長く見れたのでその感想ですが、とんでもねえ画質でした。アップコンバートとはいえ8Kというのはここまで現実的で立体的な映像になるのかと思いました。

世界中の風景が映し出されるのですが高精度の写真の中をカメラが移動するような光景が映し出され、DLA-V5のような「映像感」がありませんでした。

これからプロジェクターを買おうとする人はDLA-V9Rも検討してみてはいかがでしょうか。200万円というとんでもない値段ですが試聴して検討してみる価値はあると感じました。

 

約30分のプロジェクター試聴が終わり休憩に入りました。私はトイレに行きましたが人が多く少し待っていました。

先の人から「おまたせしました」と言われ礼儀正しい人だなと思いましたが、なんと山本先生でした。

見た目だけでなく態度も紳士的。ますます山本先生のファンになっちまったぜ!

 

休憩後いよいよAVアンプの試聴です。

ここからオーディオ評論家の山本浩司先生が司会進行と紹介を務めました。 この山本さんはオーディオ業界では有名かと思いますが、一応説明します。

元HiViの編集長で評論家に転身し、現在はHiVi誌のエース格で「AVの達人」として紙面で紹介されています。 他にはStereo Sound本誌でも執筆しており各種イベントでも精力的に活動しています。

私ははっきり言ってこの方のファンではあるんですが、その理由としては身銭を切って自分の求めるオーディオに追求し続けているという所と文面が見やすくかつおもしろく、時にはしっかり苦言を呈すると言う所ですね。

イオニアのUHDプレーヤー発売の時もはっきり遅せーよと言っていたのはさすがやなと思いました。ちゃんとフォローしていましたけど。

見た目はかなりダンディーですが、声は想像とは違いきれいなハイトーンでした。

ちなみにこの方、私がよく名前で出している和田先生と仲良いんですが音楽性の違いによる壮大なプロレスStereo Sound誌上で3刊に渡って演じています。

山本さん所有スピーカーJBL K2S9900と和田さん所有スピーカーYGアコースティック Haily1.2という対局にある音質を、言葉による殴り合いで分かり合おうとしますが結局決裂します

 Stereo Sound誌No.190〜192の「続・ニアフィールドリスニングの快楽」という連載コーナーで見れるので、本をもっている人やKindle Unlimitedに入っている人は是非チェックしてみてください。(192号は独立企画になっています)

 

オーディオ評論家の方の話になると3記事ぐらい書けそうなのでこれくらいにして、実際の試聴会です。

まず、ヤマハサウンドマネージャー的な人である加納さんという方が紹介されました。この方がセパレートアンプの音決めを決定したらしく、「私は音を聴いて文句をいっていただけです。ハハハ」みたいな挨拶をしていましたが、相当の猛者感をだしていました。

あとは加納さんからの紹介で主担当の若手エンジニアと中堅エンジニアが挨拶されていました。

若手エンジニアの方は入社3年目での抜擢らしく、確かにかなり若そうで20代に見えます。正直こんなに若くて大丈夫かよとは思いましたが、話を聞くと開発の苦労話や改善点のポイントを話していました。

改善点はシャーシを厚くした所と内部配線の線径を太くした所等あったらしいですが、それに伴う排気悪化やノイズ等の悪影響もあったらしく悪戦苦闘したのことです。一番印象に残ったのが「涙が枯れるほど苦労した」という言葉で本当に苦労して開発したんだんなというのが伝わってきました。

中堅エンジニアの方は前のCXシリーズから携わっていたらしく今回も中心的な役割を担っていたようです。以前のCXが評判だったのでプレッシャーは相当だったと想像できます。ただ、私の方がちょっと気を抜いててあんまり話聴いていませんでした。すいません(土下座)。熱意のある方だったと感じました。

 

一通りの紹介も終わって山本さんによるCX-A5200の印象の話になりましたが、進化具合に非常に驚かされたとのことでした。

特にSURROUND:AIのように場面毎にCINEMA DSPが切り替わるような機能は数年前からあればいいなと思っていた機能らしく、ヤマハの担当者に話しても無言で微笑まれただけで開発中だったものが実現されて嬉しかったとのことです(以前のHiViでもこんなエピソード書いてありました)。

そのSURROUND:AIが想定外に良かったらしく来週発売のHiVi11月にも6ページに渡ってCX-A5200のレビューが書かれていらしいです。うまく宣伝されちまったがこれは気になる、これは買って読むしかねぇ!(毎月買ってるけど)

 

実際の試聴の前にヤマハ加納さんよりCX−A5200に関する技術的な説明がありました。

目玉のSURROUND:AIですが「音声特性をリアルタイムで判断、各シーンに適切な音場空間を提供」という機能とのことでした。

簡単にいうと、機械(CX-A5200)がソフトの状況を学習して判断し、あらかじめ決められた音場に切り替えるというものらしいです。

よって、AIによって音場を生成するという夢のようなシステムでは無いですが、リアルタイムでヤマハ自慢のDSPに最適化してくれるということで他には類を見ないシステムではないでしょうか。

しかも、Dolby Atomos等の既成のサラウンドシステムとの掛け合わせもサポートしているとのことなのでサラウンドシステムのグレードアップにも活用できそうです。 

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今回のSURROUND:AIに関してはどのように判断し適用されるかというのを認識できるようグラフィック面にもこだわった言うことで、SURROUND:AIの稼働状況も分かりやすく確認することができます。

視覚的にサラウンドの状況が確認できるということで重宝しそうな機能です。オーディオ的な楽しみもできそうです。

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他には若手の技術者の話にもあった筐体の強化や電源の強化、DACをES9026PROにグレードアップ等高性能化を図ったとのことです。

個人的には11ch対応というのが据え置きというのとAuro-3Dに対応していないのが残念ですが、着実な進化がソフト面、ハード面で伺えます。

ヤマハの音に支配されている男としては涎がタレそうなスペックを垣間見ました。

下の写真は上がMX-A5200のボトムカバーで下がMX-A5100のボトムカバーです。

めちゃくちゃ分かりにくいですが、上の板は倍の厚みになってめちゃくちゃ剛性が上がっているように見えます。重さ1kgアップとのことです。電線も少し太くなっているように見えます。

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CX-A5200の技術説明も終わって山本さんによる比較試聴が始まりました。

まずは2chステレオによる音質向上を確認しました。

CX-A5100でUSBメモリによる音楽再生後、CX-A5200でUSBメモリによる音楽再生という比較試聴です。

再生した曲はJAMISON ROSSのアルバム「ALL For One」より「Dont Go To Strangers」を聴きました。初めて聴いた曲でが非常に良い曲です。Spotifyでも聞けるのを確認しています。

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まずCX-A5100で試聴しましたが澄み切ったJAMISON ROSSの歌声が会場中に広がります。クリアで音場の広い音でこれだけでも十分満足できる音ではと感じました。

再生が終わった後にCX-A5200にUSBに接続替えします。そのあいまに山本先生はいやーUSBでAVアンプで簡単にいい音楽が聞けるなんていい時代になったよねーと仰っていましたがそうですね。USBとはまったく関係無いですがAV8805の時より非常に良い音が聴けたと感じていました。

 

次にCX-A5200で再生しました。先程のCX-A5100より音の厚みが増した感じです。空気感がでたというか、音場の密度が高くなった感じです。これはDAC性能が向上しただけではなく、アナログ回路も確実に進化しているなという音を聞く事ができました。

 

 

次は山本先生が試聴会で必ず再生するというお気に入りらしいスパイ映画「ブリッジオブスパイ」を見ました。 

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その冒頭?部分のスパイが追跡されて潜伏先のアパートに突入された所を見ました。

CX-A5200でプレーヤーUDP-LX800からのストレートでのサラウンドサウンドとSURROUND:AIでのサラウンドサウンドを交互に切り替えながら試聴しました。サラウンドは7.2chでの再生でした。

まずストレートでの再生ですが、再生されているシーンをありのままに伝えている感じです。特に不満もなく再生されています。

その後SURROUND:AIに切り替えました。丸いSURROUND:AIの表示が画面左下に出現して音場判断をしているのがわかります。

SURROUND:AIに切り替えて周辺からの音が増した感じがします。一聴するとノイズが出た?と感じてしまいますが、実はソフトの中に埋もれていた小さな車の移動音や隣の部屋のピアノの音など再生シーンの環境音が聞こえてきます。それがサラウンドで聞けるのでまるで映画のシーンのその場にいるような感覚になります。

ストレートに戻すとそのような音は無くなり、静寂になったという風に思ってしまいます。SURROUND:AIに切り替えるとまた環境音が聞こえてくる、それが繰り返されます。

SURROUND:AIによる音場判定能力とヤマハが磨いてきたCINEMA DSPの技術力によりここまでの音響再生能力が発揮できるんだなと素直に感心してしまいました。

 

 

次はDolby Atmosの再生能力を確認しようとアニメ映画の「リメンバミー」を見ました。 

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メキシコの死者の祭りっぽいシーンで花火が打ち上がってギターを盗むシーンまで見ました。

CX-A5200でDolby Atmosにて7.2.4chで再生されていたかと思います。

ここで山本さんより、あっそういえば聞いてなかったけどヤマハのAVアンプ使っている人はどのくらいいますか?という質問がありましたが30人中約4割が手を挙げていました。じゃあ、Dolby Atomosを実践している人は?という人も約4割おり、Atmosもみんなやってんだなみたいな空気になりました。そらやるやろ、あんたらがプッシュしてんだから。

まあ、それはいいとして実際に映画をDolby Atmosで再生しました。花火の爆発音や主人公の危機に対するBGM、ギターを手に入れてのちょっとした演奏音などDolby Atmosのサウンドをしっかり体験できました。

いい音だなとは思いましたが、想定していた範囲という感じです。

 

 

次は音が派手ということでスピルバーグ監督最新作の映画「レディープレーヤーワン」を見ました。 

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敵の大軍が来た後に味方のゲームキャラを始めとした大量の援軍が来て最終的に波動砲みたいので敵を粉砕するシーンを見ました。

Dolby AtmosとSURROUND:AIの掛け合わせを試すということで、それ以外は先程のリメンバー・ミーと同じです。

山本先生よりゲーマーにはたまらない映画だと思いますという事で俄然興味がでてきました。オーバーウォッチのあのキャラが出るという事でちょっとは知っていましたが。

再生始まり敵の援軍がきたりビーム攻撃で応戦したりと迫力のあるサウンドが聴けます。そして味方の大群が現れ一気にサウンドも盛り上がりつつキャラクターに釘付けにもなります。

オーバーウォッチのトレーサー確認!あとはサガットタイガーアッパーカットしてねえか!?敵全くおらんけど!?そして敵への主な攻撃はやっぱり大砲によるレーザー攻撃!ゲームキャラいるのかこれ!?

そしてクライマックスの波動砲的な攻撃でウーファーの力が解放されます。地響きのような低音が会場全体に伝わります。やべえ!これは前に聞いたAV8805に迫る音や!と感じながら試聴は終わりました。

山本先生よりこのぐらいのボリュームで普段聞ける人は少ないと思うけど、これがやっぱりAVの醍醐味だよねという話があり大いに同意しました。俺は普段このボリュームで聞けないけど(泣)

 

次は山本先生がCX−A5200でこれを見て感動したという「アクロス・ザ・ユニバース」という映画を見ました。ちなみにUHD版は日本未発売のようです。

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ビートルズの楽曲を主体としてセリフの無い映画ということでどういう事だよと思いましたが、レット・イット・ビーを歌う場面を見ました。

ここではSURROUND:AIは使用していませんがDolby Atmosで再生されていました。

前後のストーリーも分からず、セリフも無いので再生されている戦争に関連すると思わしきシーンで状況を理解しながら、名前も知らない出演者がレット・イット・ビーを次々に歌っていきます。

これだけ見るとまったく見どころがわかりませんが、この映画が今回の試聴会のハイライトでした

CX−A5200をはじめとする音楽システムで再生される心に響くようなサラウンドサウンドとDLA-V9Rにより描写される美しくも悲しい光景に胸を打たれます。

詳細はまったくわかりませんがただただ感動的なサウンドと映像に涙を流しそうになりました。周りの視聴者には目頭を押さえる方も数人いらっしゃいました。

山本先生!これは反則やろ!そう思いながら映画を終える頃には私も天井を見るしかありませんでした。

 

 

次は昔のモノラル映画を見ましたが詳細がわかりません。すいません。

なんか大雨の中若い女の人とヤクザらしき人が言い合いをしている有名らしいシーンです。

モノラル再生でもCINEMA DSPで昔の映画館の雰囲気を出せますよということでモノラル設定で再生されました。

ちょっとボワついてるかな、でも聞いたこと無いからわからないけどきっとこんな感じなんだろうというような音です。

視聴後山本先生曰くはハハハ、ちょっとやりすぎちゃった(テヘ)とのことです。ハハハ・・・わからねぇよ(困惑)

 

 

 次は初めてUHDでクラシックがでたということでピアノコンチェルトを見ました。

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女性ピアニストがメインで交響楽団がそれに併せるという感じです。

クラシックですがDolby Atmosで収録されており、SURROUND:AIは使用していません。どうやらSURROUND:AIは場面が切り替わる事を想定されているようで、クラシックのように場面が変わらない音楽物にはあまり効果は無いようです。

Dolby Atmosの再生しますが、山本先生が言われたピアノのアタックが小気味よく聞こえ、クラシックの重厚なサラウンドが響き渡ります。

そして、女性ピアニストの美しくも激しい演奏も克明に画面に映し出され映像と音楽の調和を体験できました。しかし、この方凄いですね。美しい上に演奏もうまい、しかもオッパ・・・コホン、抜群なプロポーションで会場のおっさん全員を釘付けにしたのは間違いないです。

まあそれは別として、クラシックも難なく再生し切るCX-A5200に頭が下がる思いです。

 

 

最後は山本先生がファンというアーティストも出演しているエリック・クラプトン主催のギターの祭典を収めた「クロスロード・ギター・フェスティバル 2010」を見ました。

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南アメリカで活動している山本先生が好きな夫婦アーティストを見ました。Youtubeに試聴会で見たシーンがあったので貼っておきます。

www.youtube.com

ステレオかサラウンドか忘れましたが、たしかサラウンドだったと思います。ちなみにこの2010年のものだけ音質が良いらしいです。

エレキギターと奥様の歌声、コーラス再生サウンドが会場の雰囲気と合わさりその場にいるような雰囲気にさせてくれます。

いい音だけどちょっとパンチが足りないかなと感じていた所、4分過ぎからの旦那のギターソロで状況が一変します。

超絶演奏による鮮烈なギター音が会場に響き渡り度肝を抜かされます。痺れるってのはこんな感じなんだなと思わされました。

山本先生もいやー聞き入っちゃいましたというぐらいの音を奏でたのは間違いないです。

ロックもどんと来いのCX-A5200!お前さんRockだな!

 

 

そんなこんなで約2時間半の試聴会が終わりました。

今回の試聴会はみなさん満足されたんじゃないでしょうか。

なによりCX-A5200とMX-A5200の実力を確認できたのが大きいです。ヤマハのAVアンプユーザーが多かったので数人は買う決意をできたかと思います。

えっ、俺はてか?・・・まだ、旅の途中さ・・・(優柔不断)。Auro-3Dが無いのがなー、ぐぬぬてのは正直ある。だって、シャンデリアの代わりにスピーカー吊るしたいやん?

ただ、CX-A5200がやはり次のAVアンプ第一候補級というのは間違いないです。

そして、一番の収穫は「映像と音楽によるAVの楽しみを再認識できた」というところですね。プロジェクターやアンプの力もありますが、好きな時に好きなものを見て聞いて感動できるAV(オーディオ・ビジュアル)って半端ねえ!と思いました。

 

最後、帰り際に山本先生にありがとうございました、HiViいつも見てますと言いましたが、「あっ、どうもどうも」みたいな感じで返事もらいました。忙しいのに話しかけてすいませんでした。

山本先生とヤマハJVCの皆さん、貴重な時間ありがとうございました。

 

 

今回はこんな感じです。

【散財】iPhone XS 512GBを導入したぞー!音質編 (iPhone SE比較)

こんにちはUSAMARUです

 

前回に引き続きiPhone XSの音質を確認していきます。

前回↓

usamaru.hatenadiary.jp

 

iPhone XSのオーティオ機能としてスピーカー部を前回確認しましたが、スピーカーをメインに使用している方は極少数かと思います。

よって、ポータブルプレーヤーとトランスポート機能をメインにiPhone XSとSEの比較を行いながら確認します。

音質確認する際はできるだけ機器のオーディオ能力を上げるのと、公平性を保つためにTAOC製オーディオボード SCB-35の上に置いて再生します。

 

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まずはウォーミングがてらiPhoneの音質、ひいてはオーディオ能力はそもそも進化しているのか?というところを確認しています。

方法としてはiPhone XSと8年前に発売されたipod第4世代をトランスポートとしてデジタル出力して音源送り出しをし、ポーブルアンプをDACとして再生します。

時々ネット上でデジタルデータの送り出しは同じデータ量ではあまり音質は影響せず、DAC部分やイヤホンでのみ音質が変わるというのを見かけます。要はアナログでは音は変わるがデジタルでは音が変わらないという説です。

CD誕生最初期の意見がこのご時世にまだあるのは驚きですが、これが現実なので私も気を引き締める意味で改めて確認します。確かに、デジタルデータはデータファイルが同じなら理論上劣化が無いので、そのような意見が出るのは当然で確認が必要と判断した次第です。

 

確認で使用するポータブルアンプはiPod購入当時黄金の組み合わせと言われた FOSTEX製 HP-P1です。iPodもしくはiPhone専用でしか使えず、通常のDACとして使用できないという現在では考えられない仕様となっています。

イヤホンはSONYXBA-H3です。ずっと付けると物理的な意味で耳が痛くなりますが、音が気に入っているのとポータブルに回す金が無いのでなかなか次にいけません。

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HP-P1はiPodのクソ音質ぶりに業を煮やし大枚をはたいて購入しました。しかし、まったく高音質化はせず、価格.comとアマゾンレビューで高評価していた連中を呪い◯してやろうかと思ったほどです。

その後、なにかのポータブルイベントで聞いたXBA-H3を視聴してこれだ!と思い大枚をはたき購入しました。わくわくしながらiPod+HP-P1にXBA-H3を接続して聴きましたがいつものクソ音質で自分の耳を引きちぎろうかと思いました。

その後iPhone 5sを購入した後も自分の耳が悪いんだとしばらくは我慢してiPod+HP-P1+XBA-H3で聴いていましたが、外出時にiPodを忘れたので音質下がるがiPhone 5sを聴いてみるかとXBA-H3直挿しで聴いてみて、音質の向上っぷりに鼻水がでそうでした。XBA-H3が鳴る鳴る!

その後、iPodとHP-P1を使うことは二度となくなり、押入れの中にずーっと押し込めていました。

あれから約4〜5年ぶりに使用しますが、あの時はアナログ回路が介在していました。今回はデジタル出力のみなのでDAC、アナログ回路は関係無く機器の再生能力のみに音質は左右されるはずです。

 

音源はiPodメイン使用時にダウンロード購入をしたStingの「Englishman In New York」をAAC256kbpsで再生します。再生ソフトは純正のiTunes music playerです。

違いはソフト面ではiPhone XSはiOS12.0、iPodiOS6.1.6という事と、ハード面ではiPhone XSはLightningコネクタ、iPodはDockコネクタという事がありますがApple仕様ということでご了承ください。まぁ、デジタルデータ出力だから関係無いよね?ってことで。

まずはStingの「Englishman In New York」をiPodiPhone XSの順で聴いていきます。

 

iPodで視聴

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出だしのサックスからずっこけそうなサウンドです。まったく響いてきません。

Stingのボーカルは声は出ていますが悪い意味のねっとり感があります。

演奏も音場が狭く平坦な感じです。解像度も足りず繊細さもありません。

ブリッジ部のシンバルとドラムは完全に音割れしています。

サックスが大事な曲だとは思いますが、これが良くないので聞く気が失われていきます。

昔の悪夢が蘇るようでした。

 

◯iPone XSで視聴

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サックスがよくなったのもありますが、全体的に音が立っています。

明らかな空気感の違い。演奏のステージが見えるような広がりを感じます。

Stingのボーカルも一気に解像度が上がりストレートに聞こえてきて、心地よい響きがたまらんです。

ブリッジ部のシンバル部も音が割れることはなく、ドラムの軽快な打音が先ほどと違いイヤホンから伝わります。

iPodより5ランク上ぐらいの音の良さを感じました。

 

はっきりと断言します。音源は同じでも機器の違いによるデジタル出力で音はまったく違う!iPodiPhone XSでは歴然たる差があり、iPhoneは8年前の機器より確実に音質向上していました。

まあ、デジタル出力で音が変わる事はオーディオの世界で常識ですが、極々まれに「プレーヤーでは音は変わらん。大事なのはスピーカーとアンプや!」というオーディオの先輩を見かけます。過激な事を言うと、その先輩に対してこれを聴いてわからんかったらもうオーディオ辞めてしまえ!と言えるぐらいの違いです。

この聴き比べで一番驚いたのはHP-P1の音質ですね。送り出しが違うだけでこれだけの違いがでるのかという感じです。8年前のポタアンですがiPhone XSだとまったく色褪せない滑らかな音を奏でます。やはりDACより送り出しの方が重要なのかと感じます。

それはともかく、 iPhoneの音質の進化をはっきりと確認したので、本格的に確認を行いたいと思います。

 

 iPhone XSの音質確認をする!と意気込んでいますが、購入してある程度使った感想をいうとiPhone SEとあんまり変わってないのではないかという気持ちが現時点では強いです。

iPhone XSはイヤホンジャックが無いので、ポタアンのCHORD製 Mojoを使用しての比較ですが、移動中などで使う分には音質が上がった!と思った事は正直ありません。

移動中なので雑音とノイズだらけなのわからないかもですが、iPodからiPhone 5sで感じた違いも同じ条件だったので単純に変化がないのかもしれません。

最近のAppleの動向をみるともしかしたら変わっていないではというのも十分に考えられるので、iPhone SEと比べてどれほど変わったかというのを基準に確認していきます。

もし音質向上が無かったらiPhone SEからiPhone XSに乗り換えていい音で聴こうと思っている人に、黙ってWALKMANを買えええええ!!!!絶叫断言したいと思います。

 

使用する機器は下記です。ケーブルは特別なものを使用していないので省略します。

スマートフォン Apple iPhone SE 64GB

スマートフォン Apple iPhone XS 512GB

・有線型イヤホン SONY XBA-H3

・ポータブルDAC CHORD Mojo

・据付DAC OPPO Sonica DAC

・プリアンプ marantz SC-7S1

パワーアンプ marantz MA-9S1

・スピーカー Aerial Acoustics Model7 

 

音質確認は下記条件で行いたいと思います。

私は無線イヤホンを所持していませんので、申し訳ありませんがスピーカーでのAirplay再生とさせて頂きます。

試聴方式は下記5パターンです。

①普通のイヤホン直挿し試聴

②Lightning端子のApple付属イヤホン直挿し試聴

③ポータブルDACでの普通のイヤホン試聴

④無線で据付DACでのスピーカー再生

⑤USB接続で据付DACでのスピーカー再生

 

音源は下記6曲です。選考基準はボーカルの男女振り分けと音源サイズ、私がよく聞く曲ということで選びました。

CD音源である44.1kHz/16bitは機器のインポート事情により無くしました。①、②でハイレゾ音源は44.1kHz/16bitに事実上なるのでそれで勘弁してください。

Spotifyはストリーミング再生した場合の音質も確認する為に試聴します。

◯圧縮音源

  ・Oasis「Don't Look Back in Anger」  AAC128kbps

  ・水樹奈々禁断のレジスタンス」 AAC256kbps

ハイレゾ音源

  ・ビッケブランカ「Black Rover」  FLAC 48kHz/24bit

  ・宇多田ヒカル花束を君にFLAC 96kHZ/24bit

  ・AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit

 ◯Spotify(ストリーミング)

  ・QUEEN「Bohemian Rhapsoty」  Spotify最高音質設定

 

圧縮音源とハイレゾ音源の再生はmora playerで統一します。無料というのとDSDのデジタル出力が可能ということで採用しました。

再生する順番はiPhone SEiPhone XSで統一します。

 

 

①普通のイヤホン直挿し試聴 

まずはイヤホン直挿し試聴ですが、iPhone XSはヘッドホンジャックが無いので直挿し不可となっています。代用として純製のヘッドホンジャック変換コネクタを挿しております。f:id:USAMARU:20181006203104j:plain

不公平じゃん!と思われる方もいるかもしれませんが仕様なので仕方がありません。これ込みの音質確認となります。苦情の方はAppleにお願いしまーす。

ボリュームは両機ともにiPhone設定で11目盛りにしています。

 

iPhone SE試聴時の風景

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iPhone XS試聴時の風景

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Oasis「Don't Look Back in Anger」  AAC128kbps>

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◯iPone SEで視聴

いつのものDon't Look Back in Angerが再生されます。色あせない哀愁調のロックですね。曲名知らない人でもなんとなくのうちにこの曲を聴いていると思います。

演奏は聞こえますが正直ノイジー調です。

ノエル・ギャラガーの歌声が強調されていて、演奏が埋もれている感があります。

エレキギターも良いとはあんまり思いません。

ドラムもポコポコ鳴っている感じです。

歌と曲が好きなので聴いていますが、音質的にはいいとはあまり思いません。

 

◯iPone XSで視聴

 iPhone SEのときより少しだけ音質が良くなったと感じます。

演奏がちょっとクリアに聞こえ、各演奏の個性が出てきた感じです。

ボーカルと演奏が調和されてきたように聞こえます。ただ、声質や音調はあまり変わらないように思います。

エレキギターも先程までモゴモゴ鳴っていたように聞こえましたが、本来の唸りを上げてきた感じです。

ドラムも打音が鮮明になりましたがぽこってます。

全体的にiPhone SEより良く聞こえました。

 

 

水樹奈々禁断のレジスタンス」 AAC256kbps>

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◯iPone SEで視聴

いつのもの禁断のレジタンスが再生されます。ティンホイッスルという管楽器とアコースティックとビートロックとが組み合わさった印象的な曲です。

管楽器はこもっておりもっと響きがほしいと思ってしまいます。

打ち込みと思われると音も少しざらついて聞こえます。

水樹奈々さんの歌はよく聞こえてきていですね。もうすこしクリアさがあればとは感じます。

演奏は音の広がりを感じますがやや平坦かなという所です。

低音も出てはいますが、この曲調ならもっといけるところまでいってもいいかも。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときより全体的におとなしくなった気がします。

管楽器は遠くから聞こえてくるように感じます。

打ち込みも先程までの派手さが少しなりを潜めます。少しクリアにあった気がするのでその副作用でしょうか。

水樹奈々さんの歌は少しトーンがさがった感じで先程のエネルギッシュさより哀愁の表現力が強調されます。

演奏の音場等は余り変わりませんが、低音は少しでている感じです。

iPhone SEより曲調がエネルギー寄りから哀愁よりになったので、好みが分かれそうです。

 

<ビッケブランカ「Black Rover」  FLAC 48kHz/24bit>

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◯iPone SEで視聴

いつのものBlack Roverが再生されます。ピアノソロから始まり一気に疾走感のあるロック調に変わります。

ピアノは高音の表現がうまく表現できています。その後の演奏もよく鳴らせていますが音が暴れ気味です。

ビッケブランカさんの男性としては高めの声も表現できています。コーラスや強弱の表現も聴き応えあります。

ベースとエレキギターの輪郭が少し甘い感じがしますが、ドラムの打音を基準としてそれなりに低音も鳴らせており演奏もいいと思いました。

全般的に先程までの圧縮音源よりいい音というのははっきりわかり、音楽的喜びが増します。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときよりクリアさを明確に感じます。空気感がまるで違い、無音時の静寂さと演奏がそれぞれ際立ちます。

ピアノ、演奏共に先程の暴れが嘘のようにストレートに聞こえてきます。

ビッケブランカさんのボーカルも透明感が増し、より中性的な歌声に聞こえてきます。

ベースとエレキギターの輪郭はそのままですが、ドラム をはじめとしたリズム隊は軽快さが増しよりリズミカルに聞こえてきます。

iPhone SEのようなラウド感は減りますが、この曲では音が整のう方こちらの方が良く聞こえました。

 

宇多田ヒカル花束を君にFLAC 96kHZ/24bit>

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◯Pone SEで視聴

いつもの花束を君が再生されます。みなさん朝ドラで聞きまくったと思います。

宇多田ヒカルさんとピアノの伴奏で始まりますが距離が近く良く聞こえます。ただ、少し粗いかなと感じます。

ボーカルは口が大きくエネルギッシュさをかなり感じます。ボーカル一点突破の様相を呈する程です。

演奏のドラムはしっかりと聞こえ低音もよくでていると思えます。がっちり曲の土台を固めています。

ヴァイオリンはアクセント程度に聞こえあまり主張をしていません。楽器特有の響きがさらりと聞こえます。

相変わらずの哀愁を漂わせつつの優雅さと力強さを持つ素晴らしい曲です。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときより粗さがかなり減た気がします。空気感も静寂さが増し、音の広がりを少し感じます。

ボーカルは相変わらず口が大きいですが、エネルギッシュさは減り女性らしい艶がのったように聞こえます。

演奏は少しくクリアさはましますが、低音の表現がおとなしくなった気がします。

ヴァイオリンは先程までより響きが増しますが、主張するまでには至っていません。

 Black Roverと同じ傾向で、iPhone SEに比べクリアさは増しますがエネルギッシュさは減ります。この曲は好き嫌いが分かれそうです。

 

 <AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>

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◯Pone SEで視聴

いつものキミガタメが再生されます。アコースティックな演奏と女性ボーカルの凛とした歌が融合しスピーカー再生では立体的な音場が形成されます。

ボーカルは非常に口が大きく、凛とした滑らかな歌声がストレートにイヤホンから出力されるのを感じます。

演奏はヴァイオリンとアコースティックギターを主体としていますが、それぞれが持ち味を出しており聴き応えがあります。

ヴァイオリンは高音まで鳴らそうと頑張っていますが鳴らしきれていないように感じます。

低音は出ていますが、少しボワついています。

音源が良いといのもあるかもしれませんが、全般的に良いと思いました。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEより空気感というものが出たような気がしますが、単純に薄くなったように感じます。

ボーカルの熱量低下が大きく感じられ聴いていても先程よりあまり楽しくありません。

ヴァイオリン やアコーステックギターも何だか上辺だけ演奏している気、心なしか解像度も下がった気がします。音場感はそんなに変化を感じません。

密度が全体的になくなり、濃厚さや滑らかさが減った印象です。

この曲に関してはiPhone SEの方が私は好きです。

 

 <QUEEN「Bohemian Rhapsoty」  Spotify最高音質設定>

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◯iPone SEで視聴

 いつものBohemian Rhapsotyが再生されます。ボヘミアン・ラプソディーQUEEN最大のヒット曲でロックの金字塔的超名曲ですね。ちょっと長いですがいろいろな音調やボーカル、演奏技法が聞けます。

アカペラ部はコーラスが息遣いのような細かい表現がイヤホンの長所で良く聞こえます。コーラスの音場感もよく感じとれます。

バラード部はフレディ・マーキュリーの少し奥から聞こえて暴れ気味です。ブライアン・メイエレキギターは高音まで良く唸っています。

オペラ部のコーラスは多重コーラスになって目まぐるしく演奏指向が変わりますが良く鳴らせています。

ロック部のギターはもっとグルーブ感があっても良い感じです。ボーカルはさすがという感じで疾走感を漂わせたストレートな歌声が耳に入ってきます。

最後のバラード部はもう少し哀愁があっていいかと思いました。

いろいろ言っていますが全体的に演奏もボーカルも良く聞こえ、ストリーミングかつボータブル機でこれだけの音質がいつでもどこでも聞けるのは結構凄いことではないでしょうか。

 

◯iPone XSで視聴

 iPhone SEに比べ全体的にクリアになったというか平べったくなった傾向で音の厚みや激しさが減っています。

アカペラ部はコーラスの多重感が薄れ音の厚みが減ってしまいます。

バラード部はフレディ・マーキュリーの歌声が綺麗になって聞きやすくなっていますが、ブライアン・メイエレキギターはがかなり大人しくなっています。かなりのマイナスポイントです。

オペラ部の、演奏はオペラにあった上品さを持ち合わせるようになります。ここは先程より良くなったかもしれません。

ロック部のギターは先程よりグルーブ感がさらに下がります。そんなあ。ボーカルもさっきより疾走感がなくなりあっさり風味に。

最後のバラード部は少しおとなしくなりましたがそれほど変わらず。

いろいろ言っていますが全体的に演奏もボーカルも良く聞こえ、ストリーミングかつボータブル機でこれだけの音質がいつでもどこでも聞けるのは結構凄いことではないでしょうか。

この曲も先程のキミガタメに続きiphone SEの方が良かったです。 

 

 

①普通のイヤホン直挿し試聴の方は以上です。

いやー、イヤホンの試聴って難しいですね。普段イヤホンを真剣に聞くことがあまりないので、ポイントがわかない所も多く感想がフワフワした内容になっていると思います。すいません。

良くわからないなりに確認しましたが自分の結果だけ見るとiPhone XSで良くなったとこもあり悪くなった所もあって五分五分となりました。

全体的に見るとiPhone SE直挿しの方が優れていると思います。理由としては音源が良くになる傾向につれてiPhone SEの良さが見えてきたからです。

最初はiPhone XSの方が解像度が高くなる傾向かと思っていましたが、もしかしたら粗を出さないような再生の仕方をしているだけでiPhone SEの方が最終的には音源をそのまま再生すり傾向で良くなっていったと感じました。

これはiPhone XSの変換プラグも関連していて、それが律速状態になっている可能性があります。よってiPhone SEでイヤホンを本体直挿しの方が回路にイヤホン直結する分有利になっている事が考えられます。

今回の結果よりiPhone直挿し精神絶対曲げない派には以下の長州藩正月の儀式にて進言申し上げ仕りたく御座候。

長州藩家臣「殿、今年はいかが(そろそろiPhone XSにしても良くね?変換プラグあるっぽいしケーブル直挿しでもいけるっしょ)しましょうか」

長州藩藩主「時期尚早(ちょっとまてって、それは音質まずいよ。ちょっと考えよ。iPhone6とかアンドロイドも視野にいれよう。あせんなよ〜)じゃ。」

 

 

②Lightning端子のApple付属イヤホン直挿し試聴

次はLightning端子のApple付属イヤホン直挿し試聴です。

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いやーこのイヤホンは恐ろしいですね。

なんてったってLightning端子ですよ。Appleしか採用していな独自規格で高級イヤホンケーブルが売っているというのを最近知りましたが、買う側としては非常にリスキーかと思います。

先程HP-P1はiPodiPhoneにしか対応していない今では考えられないDACという話がありましたが、このイヤホンももうすぐその仲間入りになるのでは無いでしょうか。Appleの機嫌で運命が決まるようなもんですから。

このコネクタのおかげでXSとSEの比較が公平にできるので助かりますが、このタイプの新しいイヤホンは正直買えないですかね。

 

iPhone SE試聴時の風景

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iPhone XS試聴時の風景

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Oasis「Don't Look Back in Anger」  AAC128kbps>

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◯iPone SEで視聴

イヤホンが密閉型ではないので装着具合にかなり違和感あります。

演奏のノイズ感はイヤホン直挿しほどはないですが少し大人しい印象です。

ノエル・ギャラガーの歌声がも演奏もそこそこ調和とれています。

ギターもいい感じに唸っていて、ドラムもポコポコいっていますがまあいいでしょう。

前半はアレな所もありますが、全体的ににまとまった印象です。

 

◯iPone XSで視聴

 iPhone SEのときより演奏の粒が立つ感じで音が小さい所はっきり聞こえます。

ボーカルは先程の方が音が固まって生々しさがありますが、こちらは音場が広がる感じです。

エレキギターも先程の方がラウド感がありロックとしてはいいかもしれまん、こちらでは音がクリアになった感じでそれはそれで良い所もあります。

この曲としてはiPhone SEの方が良いかもしれませんが微妙です。例えるならMcintosh(iPhone SE)、marantz(iPhone MX)どっちが好きかみたいなかんじです。

 

 

水樹奈々禁断のレジスタンス」 AAC256kbps>

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◯iPone SEで視聴

管楽器はやはりこもっていますが、打ち込み系のざらつきは解消されているように思います。

水樹奈々さんの歌はやはりよく聞こえますがレンジが狭く感じます、

演奏はも狭くやや平坦かなという所は変わっていません。

直挿し時よりクリア差は上がっていますが、若干力強さに欠ける感じです。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときより1ランクS/N比が上がる印象です。

管楽器もボーカルも解像度が上がり綺麗に聞こえます。音が全体的に粒が立つ感じで、ヴァイオリンの高音も滑らかに鳴っています。

音場も広がり演奏が軽快に聞こえます。少し軽すぎかもという気もしますが、疾走感でカバーし聴き応えがあります。

これを聞くとiPhone SEのこの曲はあまり聞く気になれないです。

iPhone XSの実力を感じました。

 

<ビッケブランカ「Black Rover」  FLAC 48kHz/24bit>

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◯iPone SEで視聴

イヤホン直挿しの時より出だしが大人しく感じます。

ピアノは高音の表現はいいんですが、それ以後のロック演奏が開始されてからエンジン全開のイメージだったんですが、アクセル半分みたいなかんじです。

ビッケブランカさんのボーカルも暗めでなんだか元気がなく感じます。それにより重厚感がでればいいですが、なんだか艶が無くなっただけのイメージです。

ドラムの打音も出てはいますが演奏も乗っていません。

こんなんだっけ?と思わせる試聴でした。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときより明らかにクリアです。空気感が出ています。

ピアノ、演奏共に繊細な表現ができていますが、やはり少し元気がないかなという感じです。

ビッケブランカさんのボーカルは先程とは嘘のように艶がのり、個性的な音色が戻ってきました。

ベースとエレキギター、ドラム 共にリズミカルに聞こえてきます。

この曲もiPhone XSが良く、XSの音質向上を感じさせてくれました。

 

宇多田ヒカル花束を君にFLAC 96kHZ/24bit>

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◯iPone SEで視聴

イヤホン直挿し時ほどのボーカルのエネルギッシュさを感じませんが、繊細さが向上しています。ただ、音の輪郭がぼやけ気味かなと感じます。

演奏のドラムは低音が少し弱くなったきがします。ドラムよりコーラスやヴァイオリンの方が目立つ程です。

ヴァイオリンももう少し際立ってもいいかなと思いますし、解像度が足りなく感じます。

哀愁は感じますが、優雅さと力強さは物足りなくなりました。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときよりさらに力強さが弱くなった感じがします。。

ボーカルはの際立ち感がほぼなくなり、演奏と調和する方向に向かっています。

演奏は少しくクリアさはましますが、全体的に控えめですかね。

ヴァイオリンもそんなに変わらんような。

このイヤホンの特性かわかりませんが、iPhone SEもXSも満足できる音が聞けませんでした。

 

 <AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>

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◯Pone SEで視聴

ボーカルは繊細で滑らかな歌声がストレートに聞こえます。イヤホン直挿しほどのエネルギーは感じず少しあっさりめ。

演奏の主体であるヴァイオリンとアコースティックギターは相変わらずいい音で鳴っています。音の広がりはありますが、もっと音圧があってほしいかなと思います

低音は程よくでておりボワ付きありません。ちょうどいいかもしれません。

力強さとボーカルの艶がもう少しあればもっと良いのですが、ボーカルと演奏が調和した良い音を聴けました。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEより全体的に1〜2ランクほど上がった感じです。

ボーカルの熱量及び艶、ヴァイオリン、アコーステックギターの響き、打楽器のアタックが鮮明になります。

特に関心したのが低音の表現で先程との違いを大きく感じました。低音がでることにより中音、高音も際立って演奏全般がダイナミックになりました。

この曲はiPhone XS一択でSEで聞く理由がありません。XSの音質の良さが際立ちました。

 

 <QUEEN「Bohemian Rhapsoty」  Spotify最高音質設定>

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◯iPone SEで視聴

アカペラ部はコーラスが耳をぐるぐる駆け回るのは同じで特に不満もありません。

バラード部はフレディ・マーキュリーの口が小さいですが哀愁が伝わってきてそれなりに聴けます。ブライアン・メイエレキギターは少し曇り気味に聞こえます。もっと唸ってほしいなと思います。

オペラ部のコーラスはガリレオ合唱で少し耳が痛くなりました。全般的に平坦的でそこまで良くは感じないです。

ロック部のギターはやはりグルーブ感がもっとあってほしいです。大人しくないか。ボーカルはさすがです。

最後のバラード部は哀愁感ありますがやはり力強さが感じられません。

バラード部の表現は聴き応えありますが、ロック及びオペラの躍動感がイマイチに感じます。静寂からの躍動もこの曲の醍醐味なのでちょっと物足りないです。

 

◯iPone XSで視聴

アカペラ部はコーラスの音圧を感じます。フレディよりコーラスが

バラード部はフレディ・マーキュリーの歌声がさらに哀愁感増します。ママ~がとてもも良くなっています。先程より若干だけ口が大きくはなっていますが、もう少し大きくしてほしいです。ブライアン・メイエレキギターは先程よりだいぶ高音まで伸び血エネルギーを感じます。

オペラ部のに躍動感が生まれおり、気持ちが高揚してきます。先程は相当平坦だったなと思われる音です。

ロック部はフレディが楽しく力強く歌う様が見て取れます。ギターもそれに併せ小気味よく走っています。。

最後のバラード部は哀愁さを引き継ぎ最後まで聴きごたえがありました。

この曲もiPhone XSの方が良かったです。ストリーミングもiPhone XSですかね。 

 

 

②Lightning端子のApple付属イヤホン直挿し試聴の方は以上です。

まずApple付属イヤホンに馴れるのが大変でしたがなんとか聴けました。

XBA-H3ほどの密閉性が無く全体的に音のパワー不足を感じましたが、それでも鳴る曲は鳴ったので機器の実力が顕になった所もあったのではないでしょうか。

私の試聴だけで見ると4対1、1引き分けでiPhone XSの圧勝でした。

現時点ではLightningコネクタからのiPhone XS音質は優れていると思われます。

iPhone SEでLightningイヤホンを使用している方はXSへの以降をオススメします。

大きさとホームボタン以外で損をすることは無いはずです。お金があれば購入検討してはいかがでしょうか。

 

 

 

③ポータブルDACでの普通のイヤホン試聴

次はポータブルDACでの普通のイヤホン試聴です。

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iPhoneのデジタル出力をポータブルアンプCHORD MojoがDAコンバートしてアナログ出力します。

これによりiPhoneはデジタル出力のみに専念し高品位なDACによる変換とアナログ出力で高音質化が図れます。

1個アイテムが増えて携帯性は低下しますが高音質化の恩恵も大きいと思うので、iPhoneを使用の方はポータブルアンプも考慮するのもいいかもしれません。

ポタアンを使用してどの程度高音質化が図れているか、純粋にデジタル出力したiPhoneの比較も確認したいと思います。

 

iPhone SE試聴時の風景

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iPhone XS試聴時の風景

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DSDもネイティブ出力しています。

Mojoの一番上のランプがピンクっぽい色になればDSD出力されている事になります。

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Oasis「Don't Look Back in Anger」  AAC128kbps>

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◯iPone SEで視聴

いままでの試聴より非常に聞きやすくなったというか、レベルが違うのではという音がします。

まず、演奏で各楽器が明確に聞き取れます。いままでは潰れてしますことも多かったのですがポータブルアンプの力によって明瞭に聞こえる感じです。

ノエル・ギャラガーの歌声が澄んで滑らかに聞き取れます。滑らかさが少し粘り気があるという意味もあるかもしれません。

ギターもこんないい音してたっけというぐらい気持ち良く鳴り、ベースは指使いまで見えてきそうです。

一番違うのはドラムで、ポコポコ鳴っていたのがドラムの音像がしっかりと見えてドラムを叩いてるのがわかります。

iPhone SEのデジタル出力とMojoすげえというのが改めてわかりました。

 

◯iPone XSで視聴

 iPhone SEのときより定位感は下がりますが音場感が広がります。。

ボーカルは滑らかですがあっさりめで耳で広がっていく感じです。

エレキギターも先程の方がラウド感があったのでロックはSEの方が良かったかもしれません。

Lightningイヤホンとほぼ同じ感想です。この曲としてはiPhone SEの方が良いかもしれませんが好みが別れます。やはり、Mcintosh(iPhone SE)、marantz(iPhone MX)どっちが好きかみたいなかんじになります。

私はiPhone SEの方が良かったです。

この曲の試聴で思ったのはiPhoneにポタアンを追加するだけで専用機に匹敵する力を持っているのではないかと所です。

 

水樹奈々禁断のレジスタンス」 AAC256kbps>

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◯iPone SEで視聴

管楽器を含む演奏がワイドに聞こえます。ざらつき感は完全に解消はされていませんがもはや気になりません。

水樹奈々さんの表現に富んだ歌声をダイナミックに表現できています。ボーカルに深さも加わって聴き応えが大幅アップしましたが、やはり少し中央寄りに聞こえました。

ボーカルに比べ各楽器が少し埋もれ気味な気がしますが、いままでよりは全然良くなっています。イヤホンが震えるのがわかるくらい音が出ています。

ボーカルのダイナミックさに演奏が追いついていない気もしますがリピートしたくなる音を聴けました。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときより音場が広大になります。

管楽器をはじめとする演奏は明瞭に聞こえますが各楽器の主張は控えめです。

ボーカルは音場は広がりますが、少し奥から聞こえるように感じます。先程までのダイナミックさが少し減りますが、演奏とうまくマッチするようになります。

iPhone SEよりあっさり目ですが、ボーカルと演奏のバランスがとれて曲としてはまとまりがでてきましたがSEの方を私は聞きたくなってきます。

この曲は好みが分かれると思います。

 

<ビッケブランカ「Black Rover」  FLAC 48kHz/24bit>

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◯iPone SEで視聴

出だしの空気感が凄く表現できています。ピアノを弾いている周辺の空気が聞き取れる感じです。

ピアノのソロ演奏からのロックへの流れがフルアクセルです。各楽器の演奏の持ち味もでており、安定感すら感じます。

ビッケブランカさんのボーカルもダイナミックに歌えており艶がのっており、いい声だなと感心してしまいます。

いままでギターがあんまり良いとは思えなかったのですが、今回は非常に際立っており曲のスケールをアップさせていました。

この曲ではやっぱハイレゾはいいなぁと感じてしまいました。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときより若干クリアになっています。

ピアノ、演奏共にはっきり聞きとれますが、少しゆっくりになったかな?というような感じです。

ビッケブランカさんのボーカルもダイナミックさというよりは哀愁感がでてきて、こちらもこの曲に合っているなと思いました。

SEの時は勢いがありましたが、こちらはボーカルと演奏がマッチして味と深みがでてきた印象です。

強弱は付けつつ哀愁などの表情を聞かせてくれるXSは良いなと思いました。

 

宇多田ヒカル花束を君にFLAC 96kHZ/24bit>

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◯iPone SEで視聴

宇多田ヒカルさんの口が大きいですが、少し輪郭が甘く中央よりな気がします。

ボーカルが強調されており、演奏が少し弱めです。

この曲自体が演奏が弱い傾向ですが、さらに埋もれている印象を受けます。

ドラムは低音なのでボーカルと被らずしっかり聞き取れますが、ヴァイオリンをはじめとする中高音域の楽器のスケール感がほしいなと思います。

聞くだけでは満足できるのですが、ボーカルの艶感と演奏との調和がもう少し欲しいなと感じました。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときより色彩が豊かになったように感じます。

ボーカルの口の大きさはそのままですが、先程までの平坦さから艶と深さが加わって息宇多田さんのボーカリストの力をしっかり聞き取れます。

演奏はボーカルとしっかり分離されてうまく表現されています。ボーカルに埋もれること無くこの曲にさらなるダイナミックさを加えます。

ドラム以外の各楽器の主張も強まり聴き応えが増します。

この曲聴いて、曲全体をきれいにまとめるiPhone XSの本領を発揮してきた感があります。

 

 <AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>

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◯Pone SEで視聴

ノイズ感など一切無い滑らかなサウンドです。

ボーカルは定位しておりストレートに聞き取れます。ボヤケ等もなく心のある歌声です。

演奏の主体であるヴァイオリンとアコースティックギターの細かい音も拾い上げ音の繋がりを感じます。ヴァイオリンは高音までしっかり伸びるのが聞き取れ気持ちが良くなってきます。

低音はメリハリのある音をだしておりちょうど良い塩梅です。

音場がもっと広くてもいいかなと思いましたが、ボーカルと演奏のバランスも良く素晴らしい曲を聴けました。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEより澄んで響きが加わったのを感じます。

ボーカルの表現がより豊富になった気がし、心地よい響きと余韻が残ります。

演奏はよりワイドに広がり繊細さがプラスされています。

ヴァイオリンの高音の伸びや明瞭さは先程より控え目に感じます。

まとまりやキラびやかさはXSの方がありましたが、ダイナミックさはSEの方がありました。どちらも良く好みかなと思います。

 

 <QUEEN「Bohemian Rhapsoty」  Spotify最高音質設定>

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◯iPone SEで視聴

アカペラ部はコーラスをうまく表現できており今までと一線を画す感じです。まあ、曲全体に言えることですが。

バラード部はフレディ・マーキュリーの哀愁が伝わってき、声も良く聞こえピアノともうまくマッチいます。ブライアン・メイエレキギターはやはり少し曇り気味に聞こえますがうまく鳴っています。

オペラ部のコーラスが明瞭に目まぐるしく頭を駆け巡ります。脳みそがオペラホールと化します。

ロック部のギターはもっと伸びてきてほしいですがボーカルと調和が取れて聴いていて気持ちがいいです。

最後のバラード部は哀愁感あり最後の消え入るような声が良かったです。

全体的によく聴けました。正直そんなに不満がありません。

 

◯iPone XSで視聴

アカペラ部はコーラスの明瞭さ向上を感じます。細かい声の表現も拾い上げている感じです。

バラード部はLigthningのときと同じでフレディ・マーキュリーの歌声がさらに哀愁感増します。ママ~がやはり良い。他の部分も心に響いてくる感じです。ブライアン・メイエレキギターも曇り無くストレートに聞き取れます。高音まで綺麗に伸びます。

オペラ部は躍動感が上がって音圧を感じます。

ロック部はフレディが楽しく歌を歌う様が見てとれる感じでギターもいい感じで唸っています。

最後のバラード部は哀愁さを引き継ぎ最後まで聴きごたえがありました。

Ligthningのときとあまり印象は変わりませんでした。ストリーミングではiPhone XSが良いのかもしれません。

 

 

③ポータブルDACでの普通のイヤホン試聴の方は以上です。

まず、いつも聴いているMojoでの音がイヤホン直挿しより高音質なんやなーてのを改めて感じました。ポタアン接続はオススメです。

いろいろ感想書いていますが、全てレベルが高い上での感想でもしかしたらイチャモンに近いものもあるかもしれません。

iPhone XSのデジタル出力による音質ですがポタアンの力もあってか、まったく不満は無いレベルです。上を見ればキリは無いですから普通使いをする分には必要十分です。

もっと上を目指す人は専用機が必要になってきますが、WALKMAN等と聴き比べて音質とコストパフォーマンスを考えて検討する必要があるかと思います。

iPhone SEとXSの音質の違いですがSEが太く音像系でXSがきらびやかで音場系といった感じでしょうか。

SEの方がロックなどのジャンルは得意かもしれませんが、XSはポップスを始めアコースティックな曲など幅広いジャンルで有利かもしれません。

好みの問題もありますが、XSの方がS/N比が上がっている傾向もあるので音質向上は図れているのかと思います。

 

 

④無線で据置DACでのスピーカー再生

次は無線で据置DACでのスピーカー再生です。

私のほうが無線イヤホン持っていないのでスピーカーでの再生となります。申し訳ありません(土下座)。

使用する機器の詳細は下記です。

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据置DAC OPPO Sonica DAC

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プリアンプ marantz SC-7S1

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パワーアンプ marantz MA-9S1

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スピーカー Aerial Acoustc Model7

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今回はmora playerがAirplayに対応していないので、Kaiser Toneで再生を行いました。

iPhoneで音源をAirplayで飛ばしてSonica DACで受信し、データをアナログ変換してプリアンプに出力し、プリアンプでボリューム調整してパワーアンプで信号増幅してスピーカーで音を出しています。DACからの信号線は全てバランスケーブルで接続しています。バランスケーブルとスピーカーケーブルがプロケーブルで買った安物です。

従来はCDプレーヤーやアナログプレーヤーなどでディスク交換が発生していましたが無線で飛ばすことによってスマホひとつで音楽を高品位に聞ける素晴らしい時代です。

 

私はさらなる音質向上を目指してこの無線での再生というものをあまり行っていませんが、結果が良ければ今後積極的に活用したいですね。

iPhone XSの無線伝送能力がいま試される!

 

iPhone SE及びXS試聴時の風景

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Sonica DAC試聴時の風景

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Oasis「Don't Look Back in Anger」  AAC128kbps>

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◯iPone SEで視聴

Airplayだと演奏がボヤケていてあんまり聞き取れません。ギターが強調されているところなど一定の部分しか聞こえません。

ノエル・ギャラガーの歌声は中央にある程度されており歌は切れるという感じです。。

ベースはボワ付いて鳴っておりあまり気持ちいいものではありません。ドラムも埋もれ気味です。

ボーカルは聞けるので歌としてはいいですが曲全体を考えると他の部分ももっと際立ってほしい所です。。

 

◯iPone XSで視聴

 iPhone SEのときより細かい音まで聞こえるようになった気がします。

潰れていた音からちょっとずつ音が聞こえてくるような感じで情報量が増えたように感じます。

ボーカルは定位に加え広がり、抜けがよくなったように思います。

低音の沈み込みも増えて全体的に深みが増した感じです。

iPhone XSの方が音楽的に聴き応えがありました。

 

水樹奈々禁断のレジスタンス」 AAC256kbps>

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◯iPone SEで視聴

全体的に平坦ですが、ボーカルは中央に定位し演奏はその外を囲むようにステージを形成しています。

水樹奈々さんの表現のボーカルはやや深みが足りない感じですがストレートに耳までで飛んできます。

演奏は若干ボヤケ気味でさらっとしています。もっと密度感がほしいです。

濃厚さは足りないですが軽く聞く分には十分なサウンドです。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときよりモヤがかったものが少し取れた感じになります。

管楽器をはじめとする演奏は明瞭に聞こえ一気にサウンドステージが広がった気がします。

特にヴァイオリンの凛とした演奏が光るようになります。

ボーカルは深みが増し、ポタアンで聴いたダイナミックさが戻ってきた感じです。

ボーカル、演奏共に高いレベルで聴けて調和もとれています。

XSというか無線の音質でこれだけ変わるのは正直驚きました。

 

<ビッケブランカ「Black Rover」  FLAC 48kHz/24bit>

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◯iPone SEで視聴

全体的にかなり平べったいサウンドです。

ピアノのソロ演奏からのロックへの流れに躍動感や疾走感がありません。

ビッケブランカさんのボーカルもラジカセ感がありさっきまでの濃厚さはどこかに消し飛んだとしか思えません。まったく艶がありません。

ドラムだけは音がでていますが、それ以外の楽器もスカスカ感があります。

いったいどうしたんだというサウンドです。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときより幾分かは深みがでてきました。

ビッケブランカさんのボーカルも潤いが戻りましたが、もっと奥深い表現力があり表現しきれていないのではと感じます。

演奏はグルーブ感がでていますがもっと重厚さがあってもいいとは思います。。

SEよりはマシになっていますが、イヤホンのときのような重厚感がまだ足りないです。スピーカーで聞くとそうなっちゃうんでしょうか。

 

宇多田ヒカル花束を君にFLAC 96kHZ/24bit>

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◯iPone SEで視聴

宇多田ヒカルさんの音像が目の前に現れそのまま声が飛んできます。

全体的にあっさりめな音調ですが曲としてはまとまっていて不満がありません。

定位感と音場がしっかりしておりボーカルも心地良いのでこれで十分と思ってしまいます。

Airplayで音楽は十分ではないかと思ってしまいます。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときよりボーカルの熱量を感じます。

演奏はより華やかになった感じがあり、曲全体がグレードアップした感があります。

この曲は良く聞きますが、CDと聞き比べてもわからないのではないかという程に聞こえます。

これがiPhoneと無線で聞けるのは凄いと思い、CDプレーヤーも廃れるわけだと感じました。

 

 <AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>

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◯Pone SEで視聴

この曲はKaiser toneで聞くと何だか奥のほうから聞こえているのかというぐらいゲインが低くボヤけてしまいます。

これは不具合かわかりませんが、イヤホンであろうがスピーカーであろうが一緒です。

よって、本来の実力が聴けないので無評価とします。

ちなみに聞こえてくる音ははめちゃくちゃスケール感が小さく聴けたもではありません。

  

◯iPone XSで視聴

SEと同様に無評価にします。

出てくる音はやっぱりスケール感が小さいです。

やっぱり音源とプレーヤーって大事なんだねぇ(しみじみ)

 

 <QUEEN「Bohemian Rhapsoty」  Spotify最高音質設定>

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◯iPone SEで視聴

アカペラ部はコーラスによってチャンネルや定位する位置が変わり音場感は出ています。

バラード部はフレディ・マーキュリーの哀愁あるボーカルがしっかり伝わってきます。ピアノの細かい音までは聞こえてきませんが十分です。ブライアン・メイエレキギターはやはり少し曇り気味に聞こえます。すこし大人しい。

オペラ部のコーラスも自在に動きますが、音圧等はあまり感じられず上品に聞こえてくる感じです。

ロック部のボーカルは定位感は無くスピーカーから音が出てきます。ギターは高音がそれなりに出ていますがもっと伸びてほしいとうのは前と同じです。

最後のバラード部は哀愁感あます。

全体的によく聴けました。正直そんなに不満がありません。

 

◯iPone XSで視聴

全体的に音がクリアになっています。

アカペラ部はコーラスの明瞭さ向上を感じます。

バラード部はフレディ・マーキュリーの歌声が哀愁感漂わせながら力強さが増します。訴えてくる感があり艶があります。ブライアン・メイエレキギターも曇り無くストレートに聞き取れます。高音まで綺麗に伸びます。

オペラ部は前と比べ飛躍的に躍動感が上がります。音がぐわーと包み込んでくる感じがします。

ロック部はギターのグルーブ感が凄いです。定位感は無くスピーカーから音が出て来るのは同じですが、フレディの歌声も疾走感がでています。

最後のバラード部は哀愁さを引き継ぎ最後まで聴きごたえがありました。

ストリーミングではやっぱりiPhone XSが良いんですね。

余談ですがその後に聴いたDont Stop Me Nowもめっちゃ良くて驚きました。

 

④無線で据置DACでのスピーカー試聴の方は以上です。

ムムっ!?と思った曲もありますが、ほぼクオリティー的に満足のいくものになっています。イヤホンとスピーカーの再生で聞く印象がだいぶ変わるのでそう感じました。

Airplayという無線伝送技術によって、音質の高みを目指さなければ十分な音質で音楽を聞ける時代になり、今後新たな無線の技術が開発されたらいよいよ据置型のプレーヤーは終わりを迎えるのではと感じました。

特にiPhone XSの無線での音質は素晴らしい物があり、ある程度のCDプレーヤーでは太刀打ちできないんじゃないかと思います。いま安めのCDプレーヤーがほしいという人がいればレシーバー付きのDACを買うことをおすすめします。

iPheneの資産を活かしながら無線で音楽を聞ける事も出きるし、PCでの有線DACができるのでその上のハイレゾ再生領域も目指します。中途半端なCDプレーヤーを買う時代は終わったなと確信しました。もし買うのであれば、PC等使えない親やおじいちゃんおばあちゃんに買ってあげましょう。

 

iPhone SEiPhone XSを聴き比べて音質の違いがあるのに正直驚きました。「送り出しで音がかわる!」と言っておきながらそれは有線の話で、無線は正直半信半疑でした。

これによりプレーヤーの音質がそのまま無線に乗って再生されるのがわかり、面白さが広がりました。無線の相手先のハードも重要になってきますが、送り出し側も重要です。

iPhone SEよりiPhone XSの方が今回の感想では良いと思いました。特にAirplayに対応していないSpotify側で違いを感じました。

なんだかオカルトじみてきましたが、無線で音楽再生メインの方はiPhone XSをオススメします。 

 

⑤USB接続で据置DACでのスピーカー再生

次はUSB接続で据置DACでのスピーカー再生です。

機器は無線時と同じです。

USB接続はiPhoneのカメラアダプタに、きったないそこら辺にあったUSBケーブル(約3m)をSonica DacにUSB-B接続しています。

 

iPhone SE接続時

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iPhone XS接続時

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Sonica DAC接続

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プレイヤーをmora playerに戻しました。

USB-DACiPhoneの音楽再生能力を最大限までだすために確認します。

一応DSDも再生できるかも確認しました。

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再生はUSB-DACなので有線でデジタルデータがSonica DACまで伝送され、その後の音声再生までは先程の無線時と同じです。

音源のデータ再生はアプリでなんとかなるので、送り出しの音質が良くなればプレーヤーはiPhoneのみで良くなります。電話もでき、メールも送れて、ネットも見れ、ゲームも楽しめ、音楽再生もどの状況でも凄い音質で再生できるという人類の叡智が集結した最強の機械が誕生します。 

iPhone XSが歴史を変えれるか音質の確認だ!

 

Oasis「Don't Look Back in Anger」  AAC128kbps>

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◯iPone SEで視聴

無線の時よりはっきりと聞こえ、各楽器の輪郭も少し見えるようになりました。

ノエル・ギャラガーの歌声は中央にある程度さ定位されており、音量十分です。

演奏に密度がありグルーブ感もあって重厚です。低音が良くでており、音の土台はがっちりしています。

ボーカル、演奏ともに無線時より濃厚さを感じ、聴き応えがあります。

 

◯iPone XSで視聴

 iPhone SEのときよりボーカルは少し大人しくなった気がします。

ただ、低音の伸びが更に出て重厚感は増しています。

ボーカルの定位感と音の輪郭が少しあるので音楽としても聴けます。

もっと音の粒がたてばいいのですが、圧縮の限界でしょうか。全音源聴いてもこの曲は伸びしろがたくさんあると感じました。

この条件でSEとXSで甲乙付けるのは難しいですが、XSの方が音のステージ感がでているのでこちらがいいと思います。

 

水樹奈々禁断のレジスタンス」 AAC256kbps>

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◯iPone SEで視聴

無線のときと音の鮮烈さが段違いに感じます。押し込められていたものが開放されているような形でスピーカーから放出されています。

無線より明らかにゲインが違う感じで音量が大きく感じます。

水樹奈々さんの表現のボーカルはダイナミックで音場が広がって聞こえます。何より楽しそうに歌うのが見えてきます

演奏にベールなどかかっておらず部屋全体にエネルギーのある音が広がります。

有線によるゲイン増で音量増大だけかもしれませんが、それも音質向上といえるのではないでしょうか。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときよりモエネルギー感は減りますが、ボーカルの輪郭がしっかり見えてきます。

演奏は音の細かさが見えてきて、管楽器とヴァイオリンの旋律が心地いいです。特に管楽器は今までで一番良く感じました。

ボーカルは哀愁の表現がよくできていて表現の楽しみが増えます。

演奏は先程よろおとなしめになりますがボーカルと適度に合う感じにはなります。

XSになると落ち着きがでて哀愁の表現が良くでますが、SEの鮮烈さと熱さがそれを上回り好みに感じました。

 

<ビッケブランカ「Black Rover」  FLAC 48kHz/24bit>

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◯iPone SEで視聴

ここからは大音量になりすぎたので、プリアンプのボリュームを少し絞りました。苦情が来たら大変だからね。

無線の時の音はなんだったんだという感じでロックな曲になっています。ロック部の躍動感は十分です。

ビッケブランカさんのボーカルは少し暗めですが命を吹きこまれたように艶のある歌声を披露します。

演奏はもう少し元気があってもいいですが十分鳴らせています。低音表現力はこのあたりが携帯機の限界かもしれません

やっぱり無線より有線なんだよなぁと思いました。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときより音自体は大人しく感じます。

ただ、ビッケブランカさんのボーカルの表現力が一番良くでていると思います。感情の表現に加え響きが加わって魅力的な声を聞かせてくれます。

演奏は先程より静かにはなりましたが各楽器の輪郭はたってメリハリが出てきました。

ボーカルの力と演奏の主張がぶつかって生々しさでてきています。

これはiPhone XSの再生能力が優れています。ハイレゾ再生も可能で有ることを示してくれました。

 

宇多田ヒカル花束を君にFLAC 96kHZ/24bit>

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◯iPone SEで視聴

無線の時より密度ある音が出てきて空気感が伝わってきます

ボーカルの息遣いまではっきりわかり強弱の表現もしっかり出し切れています。

ただ、明瞭にボーカルの音が出てきた分、高音の硬さが気になり始めました。。

演奏も各楽器が表現できてるとしか言えません。普通使いでは必要十分です。

iPhoneでこんな音出されてわたくし笑ってしまいそうです。いや、いろいろ買ってきたんで笑えないですけど。

 

◯iPone XSで視聴

iPhone SEのときよりやはりボーカルの熱量を感じクリアになった気がします。

ボーカルが中心よりスパーンと音が届き、演奏がまわりから優しく届いてきます。

芯のありしっかりとしたサウンドですが、やはり高音の硬さが気になりました。

しかし、iPhoneで再生しているとは思えないサウンドが目の前にあります。

 

 <AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>

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◯Pone SEで視聴

無線で聴けてないのでSACDプレーヤーで再生したSACDとの比較になりますが、音に曇りがあるのと低音の再現が不足している、高音に硬さがあるというのがあります。

ただ、普段その音源を聴いていない人なら不満は出ないと思わせる程スピーカーが鳴っています。

ボーカルのダイナミックさは不足していて感情の表現が薄いです。

ヴァイオリンとアコースティックの輪郭が甘く、高音ですこしキンつきます。

スピーカー前にサウンドステージが出現するほどの立体感はありません。

ただそれがなんなんだ、普通に聞けるじゃん。というぐらいいい音で聴けました。

 

◯iPone XSで視聴

SEと比べ曇りが少しとれ全体的に1ランク上がっています。

ボーカルは高音まで明瞭に音が伸び音階がよりワイドレンジになります。定位もしっかりしており、そこにいますやん感はしっかりでています。

演奏も各楽器に輪郭が出てきて粒が立ち滑らかさが増します。

相変わらず高音の硬さは残りますが、私が感じるだけなのかもしれません。

最上級まで音質を求めなければDSDiPhone XSで十分ではないでしょうか。

 

 <QUEEN「Bohemian Rhapsoty」  Spotify最高音質設定>

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◯iPone SEで視聴

アカペラ部はコーラスによってチャンネルや定位する位置が変わり音場感は出ています。

バラード部は無線の時と同じでフレディ・マーキュリーの哀愁あるボーカルが聴けます。ただ、少し口が小さいですね。ブライアン・メイエレキギターはやはり少し曇り気味に聞こえスケールが小さいで。

オペラ部もやはり音圧等はあまり感じられず上品に聞こえてくる感じです。

ロック部のボーカルは定位感は無くスピーカーから音が出てきます。改めて聞くとそんな音源なんですね。ギターはやはりもっとスケール感がほしいです。

最後のバラード部はも哀愁感ありますが音が小さいです。

全体的に無線時とあんまり印象変わりません。

 

◯iPone XSで視聴

やはり、全体的に音がクリアになり全体的に1ランク上の音になっています。

機種が変わるだけでこんなに違うものかと感じる程です。書いている事は無線の時とほぼ同じです。

アカペラ部はコーラスの明瞭さ向上を感じます。

バラード部はフレディ・マーキュリーの歌声が哀愁感漂わせながら力強さが増します。訴えてくる感があり艶があります。ブライアン・メイエレキギターも曇り無くストレートに聞き取れます。

オペラ部は前と比べ飛躍的に躍動感が上がります。音圧を感じます。

ロック部はギターのグルーブ感が凄いです。フレディの歌声もやはり疾走感とエネルギーがでています。

最後のバラード部は哀愁さを引き継ぎ最後まで聴きごたえがありました。

ストリーミングはiPhone XS一択かな。

余談ですがその後に聴いたDont Stop Me Nowもやっぱりめっちゃ良かったです。。

 

⑤USB接続で据置DACでのスピーカー試聴の方は以上です。

無線時より全体的に濃厚さが増し、音楽の楽しさがさらに上がる傾向です。

良質な音源になるほどそれが顕になっていき、ハイレゾ再生も可能なので音の情報量増加が感じ取れます。

iPhoneでのUSB-DACを初めて行いましたが、普通に使う分にはもうこれ以上はいらないんじゃないかと思いました。

iPhone XSのUSB-DACでの音質は音に括らない全世界98%ぐらいの人は満足できるレベルです。しかも操作性がお手軽で複雑なPC再生等不要で、普段使い慣れた機器なので馴染みやすいです。

DACや再生機器も重要ですが、送り出しも重要なのでほとんどの人はこれで十分と感じました。確かに上には上がいますが音質向上とコストがまったく見合っておらず、普通の人には払う価値は無いと思います。

有線でもiPhone SEよりiPhone XSの方が解像度が上がる傾向に感じました。また、ストリーミングもiPhone XSの方が良く感じます。

USB接続でもiPhone SEの人はiPhone XSに変える価値はあると思います。

余談ですが、USBケーブルはそのへんにあった小汚く長いケーブルでもいい音で聴けました。ケーブルに括るのはある程度機器が揃ってからでも遅くないと思います。

プ◯ケーブルなどは短ければ短い程いい!15cm以内にしろ!50cm以内が絶対だ!などと言っていますが、3mでも普通に音は聴けました。

確かに短ければ短いほど理論的にはいいですが、経験上大きく音質は変わったことがありません。無理に線を短くして置き場所に困ったり、いろんなショップの口車に乗って高級なケーブルを買ったりするほうがアホらしいので、普通のケーブルである程度余裕があっての再生である程度はいいと思います。

 

①〜⑤まで行った最終感想です。

iPhone XSの音質編ということで音質確認しましたが、iPhone単体としての音質としてはイヤホン直挿し(変換コネクタ使用)だちょっと微妙だけど、Litningコネクタを使用した再生だと大勢の人が十分満足できるレベルという結果となりました。

音の傾向とすると力強さより解像度優先で音場系の傾向にあるという感じです。

オーディオ的に簡潔かつ超ざっくりいうと下記のサウンド傾向かなと思いました。

iPhone SE =  マッキンサウンド

iPhone XS =  マランツサウンド

 

iPhone SEのマッキンサウンドはMcintoshというオーディオブランドの音質傾向で、JazzやRockが得意な濃厚かつ太い音質が特徴でJazzやRock好きな一部のオーディオファンかは変態熱烈的支持を受けています。私もMcintoshのサウンドが好きで、iPhone SEのロック再生能力に濃厚さの片鱗を感じました。

一方のiPhone XSマランツサウンドはmarantzというオーディオブランドの音質傾向できらびやかで繊細な音が特徴で、アコースティックやPOPSなど得意分野が広く万人が聞きやすい音になっています。私が現在使用していのも主にmarantzで最近好きな音なので贔屓目にみてしまったかもしれませんが、iPhone XSからはCPU演算能力強化等もあったのか解像度が上がり情報量の多い現代主流の音質傾向になっていると思います。

そういう意味では万人受けしやすいiPhone XSの音質は向上傾向にあり、比較的多くの人が楽しめるのではないでしょうか。

ポータブル機器でここまでの音質なら全然ありで、iPhone XSをメイン使いも大いにありと言いたいと思います。出先で、家で、水の中でと大車輪の働きをしてくれるのは間違いないです。

ただ、音質的な限界はやはり見られたので、もっと上にいくならばWALKMAN等の専用機を買うか、ポタアンを追加するしか無いと思います。まあ、そんな人はとっくに買っているとは思いますが。

 

最後にiPhone SE所持者向けに下記の断言をさせて頂きます。

iPhone SEイヤホン直入れ派がXSに乗り換えしようか迷っているぞ!

 →ちょっと待てえええええええ!他の選択肢もうちょっと考えよ♡

 

・Lightningコネクタを使った音質向上をXSでできるか迷っているぞ!

 黙ってiPhone XSを買えええええ!!!!

 

まあ、こんあ事言っていますが自分の耳で確かめる事を強く勧めます。良くなるか悪くなるかはアナタ次第です!!(責任全力回避)

 

今回はこんな感じです

 

 

画質編に・・・つづく?

【散財】iPhone XS 512GBを導入したぞー!基本性能編 (iPhone SE比較)

こんにちはUSAMARUです

 

前回より引き続きiPhone XSの確認をしていきます。

 

前回↓ 

usamaru.hatenadiary.jp

 

まず基本性能の確認をして、別途音質・画質を確認する予定です。

同時にiPhone SEとの比較も可能な限り確認します。

確認はよくある「僕がiPhone XSに機種変してわかった3つのこと」のようなオカマみてぇなライト風の感じではなく、できるだけ突っ込んで確認したいなと思います。

しばらくiPhone XS漬けになる予定です。許して・・・。

 

もしiPhone Xとの比較を知りたい!という人は死ぬほど他の人が動画やブログでレビュー行っているのでそちらでご確認ください。

てめえのクソブログなんか見てる暇ねえ!という人もいるかと思います。

iPhone Xの方と併せてApple公式サイトで比較できます。こちらをCheck!

www.apple.com

 

 

下記の項目を確認(一部感想もしくは断念)しています。項目クリックしてジャンプ!とかしないので地道に画面をスライドしてください。

① OS

② 本体サイズと重量

③ 容量

④ チップ

⑤ ディスプレイ

⑥ スイッチ

⑦ 防塵・防水性

⑧ カメラ

⑨ ビデオ撮影

⑩ 認証

⑪ バッテリー

⑫ ワイヤレス通信

⑬ SIM

⑭ オーディオ再生

⑮ ビデオ再生

 

 それではスタートしまーす。

 

 

① OS

iPhone XSのOSは現時点での最新OSであるiOS 12が最初からインストールされています。

iPhone SEもアップデートでiOS 12にアップグレードできます。これは同じですね。

ただ、iPhone SEに関しては発売日が2年前になるのでもう少しで切り捨てられる可能性がでてくるので覚悟が必要です。

そういう意味ではiPhone XSの将来性という意味では有利ですが、Macユーザーとしてはどうのかという問題が発生します。

iOS12にアップグレードしていない人は分からないかと思いますが、iOS12ではmac OS Sierra以降にOSをアップグレードしないとiPhoneが認識しません。

これは何を意味するかというと、 Macを使ったPCオーディオの最大の利点である「Audirvana Plus」による「Direct Mode」が使用できなくなります!

これは一大事です。このDirect Modeが使えなくなると音質が確実に落ちるので、Macを使ったPCオーディオの魅力というのが大幅減です。

アップグレードせずにiPhoneの同期をするというのはicloudでできるかもしれませんが、iTunesをミュージックライブラリに使用している人は到底容量が足りないでしょう。

諦めてmacOS Mojaveにアップグレードするしかなさそうです。

俺のようになぁ!(Yosemiteからアップグレード)

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おいコラApple!!!!!!!Direct Modeを mac OS Sierraからできないようにしてんじゃねええええええええ!!!!!!!!どんな嫌がらせや!!!

マジで意味が分かりません。なぜ、今までできていたことを突然できないようにするのか。こういう所やぞApple

これのおかげでOSのアップグレードを行えない人がたくさんいたと思います。当然、他のアプリ関係でアップグレードしない人もいるでしょうが。

私もその一人で、機種変だったのでSIM交換してそのまま貰って家に帰り、とりあえずスマホを最新の状態にしたかったので同期してから開封の体にしようと思いましたが、まさかの認識せずでした。

いろいろ調べたらOSアップグレードするしかなさそう。OSアップグレード時間かかるので、怒りのiPhone XS箱入凍結。枕を濡らしながら眠りに付きました。

まあ、結局そのまま同期せず開封の体にしたんですが、その後普通に同期できました

大体、Direct Modeを行えればこんなことどうでも良いことなんですが・・・・。

 

まあそれはそうとして、OSをアップグレードしたら本当にDirect Modeにできないの?というと選択できます。

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なによぉ、できるじゃないのよ〜と思いましたが再生できませんでした。

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Direct Mode外したら再生できました。

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よって、iPhone XSを購入するということはAudirvana PlusのDirect Modeを諦めるということになるのでご注意ください。

 

 

② 本体サイズと重量

iPhone XSは高さ143.6mm、幅70.9mmm、厚さ7.7mm、重量177gの今では一般的な大きさのスマホといえます。これより大きいiPhone SX Maxもありますが、片手で操作できるのでしょうか。

実物がつかみにくいと思うので、皆さんの家庭に1個はあると思うNAGAOKA製レコードクリーナーを比較対象にしています。

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ここからはApple ホームページの比較表から詳細データを出典して確認します。

まず下の表が差になります。

 

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iPhone XS はやはりでかいです。iPhone SEをずっと使っていた身としてはでけえよおと思っていましたが、1時間で慣れました。

iPhone SEより幅20mm、高さ11mm大きくなっていますが、意外と手にフィットします。手も進化する、Appleが言いたいことはそういうこと!(手のひら返し)

しかし、片手で上の方のスイッチ押そうとすると指が攣りそうになるので注意してください。女性の方かつ小柄な方は普通の操作でも両手で操行わないと厳しいかもしれません。 

iPhone SEと実物を比較するとこのぐらいの差になります。iPhone XSを使った後だとめちゃ小さく感じます。

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重ね合わせた所。iPhone SEはXSのディスプレイより小さいんですね。

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大きさに関してはポジティブな感想になりえますが、重いのは単純にデメリットですね。

iPhone XSはSEに比べ64g増と約1.5倍増量です。

ポテトチップスだったら1.5倍はうれしいんですが、アルミの塊だと食べれないので嬉しくないです。寝ながら上向きでiPhone XS持つのがしんどいので、そのときはSEを使うという切り分けを私は行っています。

寝ながらスマホ派の人にはXSでは少し厳しい現実が待っていそうです。

 

 

③ 容量

 iPhone XSの容量は64GB、256GB、512GBがラインナップされており、私は512GBを購入しました。ただ、世間的には256GBが主流ではないでしょうか。価格的にも256GBが一番コスパ高そうです。

ただ、音楽ファン、オーディオファンで音源をいっぱい持っている人は512GB一択ではないでしょうか。これだけの容量があれば、低圧縮でかなりの曲数を持ち歩けます。

しかも、SDカードに入れるのではなくスマホ本体に入れるので曲選択等で余計な処理も入らずサクサク操作できるメリットもあると思います。そういう意味では音質確保しつつ快適性重視の人には見逃せない所だと思います。

私のMacbookProには7762曲入っていました。ほぼAIFFの44.1kHz/16bitデータです。

これをAAC128で圧縮した場合は死ぬほど容量が余ります。音質は悪いですが。

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それを非圧縮で同期しても下のように入り切ります。恐らく10000曲ぐらい入るのではないでしょうか。ほとんどの方なら数年は戦える容量と思います。

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iPhone SEとの容量比較は下のようになります。

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私は64GBでしたが今は128GBまであります。これだけでも十分だと思います。

容量に関してはめっちゃいる!という人と全然いらん!という人の振れ幅が大きいので好みの問題になりそうですね。

ただ、大は小を兼ねるという所なので大きくて困るということはなさそうです。

 

 

④ チップ

iPhone XSのチップはA12 Bionicチップ次世代のNeural Engineを積んでるとのことです。

Apple曰く、スマートフォンの中で最も賢く、最もパワフルなチップ」らしい。えっマジ!?そんなに凄いなら今すぐ買っちゃおう!なんて思わんぞこんな謳い文句じゃ。逆にシンプルに訴えるパターンか?

正直そこまで使い込んでおらずこのチップがどれほど凄いのかわかりません。

ネット記事などみるとAppleのいう最大15%高速化、グラフィック50%高速化は検証の結果マジらしいので、ある程度使ってみて確認してみたいと思います。

 

iPhone SEとの比較です。

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iPhone SEはA9チップなのでXSのA12チップは3世代進んでいますね。

現代のデジタル技術の日進月歩具合を見ると、3世代違うとだいぶ処理能力違うと予想されます。

特に、ゲームを多くする人は買い替えするのは大いにありと思います。

演算処理部も音質に影響するのでどこまで変わるか楽しみです。

 

 

 

⑤ ディスプレイ

iPhone XSのディスプレイはSuper Retina HDディスプレイ有機EL5.8インチマルチタッチディスプレイHDRを備えた2436✕1125ピクセルの解像度です。True Toneディスプレイで目にも優しい。

いろいろごちゃごちゃ書いていますが、ひと目見たらみんな綺麗と感じると思います。デラベッピンです。

このディスプレイの能力を写真で伝えきる事は不可能です。一度お店で見てみてください。

ディスプレイがベゼル(画面枠)を抑えてかなり広く設計されているので、非常に情報量を多く感じます。Galaxyの方がベゼルレスになっているので、実質はそちらのほうがいいかもしれませんが、次世代のディスプレイとして非常に満足しています。

画面が大きくなると文字も大きくなるので読み物も見やすくなりました。

試しにKindle Unlimitedで「Stereo Sound」を拡大せず、1ページ全体画面で見れました。iPhone SEだとボヤケてしまうところがくっきり見えて、執筆陣のボヤキや痴話喧嘩もスラスラ見れて捗ります。オーディオ機器の値段だけは目玉が飛び出て結果的に近づいて見てしまう事になりますが。

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比較すると下のようになります。

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iPhone XSを使った後にiPhone SEを使うと本当に画面が小さく見えます。ハズキルーペが欲しくなります。渡辺謙にはiPhone XS必須です。

画質、ディスプレイサイズ共にiPhone XSはSEを圧倒しています。大きさが気にならないという人は交換一択と感じました。 

 

⑥ スイッチ

iPhone XSのスイッチは電源ON/OFFスイッチマナーモードON/OFFスイッチ音量UPスイッチDOWNスイッチが備え付けられています。

皆さんご存知だと思いますが我らがホームスイッチが無くなっています

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iPhone XSでホームに行きたい場合は下の方からスイッ➚と上にスワイプしましょう。

使用してわかるのが、ホームボタンは無くてもなんとかなるということですね。最初は違和感ありますが、すぐに慣れます。

iPhone SEとの比較では電源ON/OFFスイッチが上側から右サイドに移動しているということと、iPhone SEでは丸型だった音量ボタンが長方形型になったという所です。

私的にはどうでもいい変更ですが皆さんはいかがでしょうか。

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⑦ 防塵・防水性

iPhone XSの防塵・防水性はなんとIP68等級を取得!

水の中にiPhoneを放り込んでも最大水深2メートルで最大30分間まで大丈夫らしいぞ!あっ、でも水による故障はiPhone保証範囲外でーす(Appleニッコリ)。

これには流しの素潜ラー歓喜でしょう。海辺や川辺で「あーちょい素潜りしてーわー」となった時にスマホを気にせず即DIVE!スマートな素潜ラー誕生です。

 

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iPhone SEはというと防水性能無し。心配性な人はタッパにでも入れましょう。

防水性の確認は以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・やっぱいるんすか!?

普通にやりたくないんだがー。

なんで、スマホを水の中に入れる必要があるのかと、四六時中問い詰めたい。大体、素潜ラーなんて人種は存在するわcry・・・

 

やりゃーいいんだろがあああああああ!!!!!!!!!

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1分間だけ!1分間だけやりたいと思います!投入してカウントスタートします!これで勘弁してください!

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IP68だから!2ギガメートルで刹那時間だからぁ!素潜ラーになりたいからああ!きっと夢は叶うからあああ!!!マジでやりたくねえええええ!!!!!

とおおおおおにゅうううううううう!!!!!!

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うわああああああああああ!!!!買ったばっかの俺のiPhoneがあああああああああああああああああ!!!!!!!!

カウントスタートとおおおおお!!!!おっ!?おおおおお!!???

水の中じゃスイッチ押しても効かねえええええええええええ!!!!!スタートしねええええ!!!

ちょっと水面に浮かしてスイッチ押してスタートおおおお!!!!水中時間ロスしたああああ!!!!

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水にドブ漬け状態だぜ・・・(ゴクリ)

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30秒ぐらい経過・・・時が止まって感じる・・・・

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1分経過!!!!!!!しゅううううりょおおおお!!!!!

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救出ううううう!!!!!!!!!

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結果の方は・・・(画面何にも映ってはいないど)特に問題無し!IP68は神!!!

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iPhone XSの防水性はガチでした。

防水機能をお求めのiPhone SEユーザーには強くオススメできます。

 

ちなみに、IP68なんだから水に入れても大丈夫っしょ、騒ぎすぎ(笑)という人いるかもしれませんが、バケツに入れる直前でマジで手が止まるから。やってみ?

 

 

⑧ カメラ

iPhone XSのカメラはデュアルカメラシステムといって2台カメラが搭載されています。しかも進化したボケ効果深度コントロールもできちゃうようです。カメラファン歓喜!?

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確かに2個カメラが付いています。ただ、これで画質が良くなるのかは私にはよくわかりません。

こんな事言うのもなんですが私の方、極度のカメラ音痴でしてカメラのことがさっぱりもってわかりません。

皆さんの方が知っていると思うので、比較表を貼っておきます。

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なにが良くてなにが悪いのか、ボケ効果で高画質とは何事かという感じです。

とりあえずiPhone XSとSEで写真を撮ってみます。

我が家には写真をとるような芸術的アイテムはないので、「MADMAX 怒りのデス・ロード」のブルーレイに付属していた落としまくって壊れた模型を被写体とします。

 

iPhone XSでパシャリ。

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iPhone SEでパシャリ。

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ムムッ!色が違う!光の当たり方とか設定の違いか?

それとも音質でいうウォーム系とクール系の特性があるのか!?

なんだかXSの方が濃厚的で画質良いような気がするけど気のせい?

XSのポートレートモードとかあったけどただ周りがボケただけだったので撮るの辞めました。正解かもしれませんがとても良い画とは思えません。マジでカメラはわからん。

カメラに関しては別の機会にリベンジしたい!ごめん!
 

 

⑨ ビデオ撮影

iPhone XSのビデオ撮影は4K画質で24fps、30fps、60fpsの撮影が可能になっており、ステレオ録音にも対応しました。

4K画質は今までと一緒ですが、24fpsで映画と一緒、30fpsでテレビと一緒、60fpsの高速リフレッシュレートで撮影できるので、普段撮影多くする人や動画勢にはありがたい能力が備わっています。

ステレオ録音も可能なのでより高音質な動画収録が行え、臨場感も上がるのではないでしょうか。

 

試しにYoutubeにあがっていた120fpsの参考ゲーム動画をMacbookproで再生し、そのまま録画して見てみたのですが、60fpsのヌルヌル感はありました。

音質もステレオ録音の能力なのか思ったよりも情報量の多い音で、銃を撃つ場面では発砲音の響きがそのまま再現できていました。

iPhone SEでも同様の条件で録画し見ましたが、30fpsの残像感とモノラル録音の情報量の少なさを感じました。発砲音に響きは無く、平坦な音を再生していました。

 

iPhone XSとSEの比較貼ります。

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iPhone SEでは24fps、60fpsでの撮影、ダイナミックレンジでの撮影とステレオ録音ができないというのがありますが、ほとんどの人があんまり関係ないのではと思っています。

私もほぼ動画撮りませんし、撮ったとしても60fpsとか別に求めません。

そういう人は高画質なカメラを持っていると思うのでXSへの買い替え動機にはならないと個人的に思っています。

カメラもスマホも一台で収めたい!という方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

⑩ 認証

iPhone XSでは認証機能としてFace IDが採用されており、指紋認証は廃止されています。

よって、首をグルングルン振り回してお顔をFace ID登録しすれば、画面を見るだけロックが解除されるようになります。ただし、マスクやサングラス、変顔をするとロック解除ができなくなることがあるので、できるだけ自然体の君iPhone XSと向き合いましょう。

この機能は賛否が分かれる所だと思いますが、私はGOOOOOOOOD!と言いたいです。 

普段から自然体の僕速攻で解除されます。さあ、iPhoneよ向きあ・・・というアプローチをかける途中の段階でロック解除されます。早い!

ただ、角度がありすぎると認証しないのでなるべく正面から向きあうほうが良いと思います。

あと、アプリ買う時とかの認証はどうなるの?というと認証要求画面で右側のスイッチをダブルクリックした後Face IDが起動し認証します。

 

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iPhone SEとの比較としては指紋認証との違いと、パスワードが4桁からXSだと6桁になるということでしょうか。

指紋認証は顔面オシャレさんたちには必須かもしれませんが、Face IDは手袋等する人にはありがたい機能でしょう。

ここは重要な項目なので、自分のライフスタイルで決めないと後悔すると思います

 

 

⑪ バッテリー

iPhone XSのバッテリーは約12時間持つようですが、他のものとあんまり変わらなさそうです。最大の特徴となるのはワイヤレス充電が可能とのこと。 これは凄い!

しかし、AppleよりQi充電器は販売されていません。・・・Appleくんなにやってるの?できないなら書かないでくれる?期待させないでよね!(プイッ!)

まあ、気長に待ちましょう。

高速充電に対応しているので有線で従来通り充電すればいいかと思います。

まあ、これはいいんですが一番ムカついていること!それはiPhone XS上に残バッテリーの%表示が無いことです。

狭いスペースにバッテリーマーク入れているの数値を表示できないのでしょうが、正直数値の方を表示してほしいです。バーだとざっくり過ぎでよくわからねえ。

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iPhone XSとSEの比較表を貼っておきます。

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iPhone SE はワイヤレス充電できないというのはありますが、一番はバッテリーの物理的劣化ではないでしょうか。

バッテリーの宿命として経年劣化で充電量がどんどん減っていき、もう充電無くなっちゃった!という状況が出てくると思います。

バッテリーが劣化したら機種変するという人はこの際XSに機種変しちゃうぅ!?

 

⑫ ワイヤレス通信

 iPhone XSギガビット級LTEが通信可能で、Bluetooth5.0が搭載されています。Bluetooth5.0になってもワイヤレスイヤホンの音質等は良くならないみたいです。残念。

そしてFelicaが搭載されているので、カード情報を登録していればお店で財布無しでお会計可能です。まあ、ガラケー時代からあった機能ですが。

まだ、Felicaの方を試していませんが、便利なのは間違いないでしょう。

iPhone SEとの比較表はります。

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 iPhone SEとの比較でどれほど通信速度が違うのか計測してみました。

同一の回線で同時に計測スタートしましたが、少しiPhone XSが速いという結果に。スペックアップの恩恵を受けている?

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あと、iPhone XSは完全体の昔で言うお財布ケータイが可能になるので、そこがiPhone SEとの違いになるでしょうか。

財布をいちいち出すのが面倒くさい人もXSを検討する価値ありです。

 

 

⑬ SIM

 iPhone XSデュアルSIMに対応しています。nano-SIMとeSIMに対応しているのでキャリアを切り替えれるのでしょうか。私はSIMひとつなので確証を得れません。

仕事とプライベートを切り分けるという方は嬉しいのでしょうか。私はよくわからないので、とりあえず俺、デュアルSIM搭載型だけど?と何かにつけて言いたいと思います。カッコいいので。

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iPhone SEとの比較 はSIMが1枚かどうかという所ですね。

ほとんどの人が気にならない項目になるかと思います。

デュアルSIMerの方はXSも検討ください。 まあ、俺デュアルSIM搭載型だけど?君違うの?(ニヤリ)

 

 

⑭ オーディオ再生

まずiPhone XSとSEの比較表を御覧ください。

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iPhone XSではなんと従来より、より広がるステレオ再生が可能です!

その秘密はスピーカー部と見たり!刮目せよ! 

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・・・大丈夫か?

まず、LとRで穴の数が違うような・・・

iPhone SEと比較してみたらどうなるんだ?

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iPhone SEもLとRで穴の数が違う・・・。初めて気づいた・・・。っていうかL/Rの切り分けなのかなコレ。

このスピーカー部だけみるとiPhone SEの方がいい音が出そうな気がします

iPhone XSではDAC、チップ向上によるデジタル再生能力強化、筐体大型化に伴うアナログ回路改善で高音質化が行えている・・・?

まったくの妄想ですので、実際に聞いて確認します。

 

96kHz/24bitの宇多田ヒカルさんのアルバム「Fantome」より「花束を君に」を音楽アプリ「Kaiser Tone」で再生しました。iPhone単体での再生なので、44kHz/16bitで再生されます。ボリュームとゲインを最大にして聴きます。

 

まずiPhone SEを再生します。

音楽は流れますが解像度の低さ、音場の狭さ、ボーカルの艶のなさが目立ち、全般的に音質悪く聴きたく無くなります。iPhone SEのスピーカーでは音は流れるが音楽を聞くものではないという感じです。

 

次はiPhone XSで再生します。より広がるステレオ再生の実力やいかに!?

音が出た瞬間からiPhone SEとの歴然たる差を感じます。まずゲインが高く、解像度が上がり、音場が広がりますボーカルは艶がかかり生々しさがiPhone SEより格段に上がって、SEがどれだけチープかわかります。

まさにより広がるステレオ再生です。当然、据え置きスピーカーにはまったく及びませんが、音楽を聞くということはある程度は可能と言った感じです。

 

あと、再生フォーマットですがアプリがあれば大体なんとかなるのでと思うので、まあこれは良しという感じです。地味にAIFFがXSで無くなってるのが気になりますが。

 

iPhone XSのスピーカーを聞く限りSEからの音質アップが期待できそうです。

メインの音楽再生であるイヤホン等での詳細は「音質編」で確認予定です。

 

 

⑮ ビデオ再生

 iPhone XSのビデオ再生は従来よりあまり変わってなさそうですが、HDR(ハイダイナミックレンジ)での再生が可能です。

これによりより色彩豊かな表現が可能になり、有機ELとのシナジー効果で高画質が実現しそうな予感をさせます。

このあたりは別途「画質編」で確認していきたいと思います。

iPhone XSとSEの比較表を貼っておきます。

 

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基本性能の確認は以上です。

iPhone XSは最新機種だけあって大幅な強化を感じます。

ただ、iPhone SEの有利点も多々あるのでなかなか決めかねる所があるというのも事実化と思います。

次回は音質の方を確認する予定です。

 

今回はこんな感じです。 

 

 

<ひとこと> 

iPhone XSとは関係ないですが、Apple TVが先程アップデートしてDOLBY ATMOSに対応しました!やったぜ! 

やっぱりAppleは神!俺は信じてたぜ!(恥知らず)

  

  

「音質編」につづく

usamaru.hatenadiary.jp

 

【散財】iPhone XS 512GBを導入したぞー!呪縛・開封編

こんにちはUSAMARUです

 

また、台風だ!何回目だ!

優雅に日曜日に取りに行こうと思っていましたが、危ないと思い土曜日の仕事帰りに慌てて店に行きました。台風前日まで働かせるんじゃねえ!

そこまでして取りにいきたかった物、題名に書いていますがこれです。

Apple社製 スマートフォン iPhone XS 512GB (スペースグレイ)です。

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 今回導入したおおまかな理由としては現在使用しているiPhone SEの容量が一杯になってきたのが大きいですかね。そのあたりは後ほどねっとりと説明したいと思います。

発売から1周間が経過しておりいまさら感も半端ないですが、私の手元に届くのは2巡目組でしょうか。TPSゲーム「Divison」風に言うと”第二波”エージェントですかね。無駄に格好良く言うと。

iPhone XSに関しての感想や使い勝手等は”第一波”エージェント(Apple信者)にあらかた報告されていますが、第二波として私がApple信者もしくは熱心なレビュワー以外からの意見としてお届けします。

ちなみにDivisionのゲーム内で第一波と第二波は対立し血みどろの抗争に発展します。・・・まさかね、ははは。

 

iPhone SE 64GBからiPhone XS 512GBへの乗り換えですが、Docomoの機種変更で行いました。

いろいろと割引が適用され、本体価格 実質15万円で購入しました。やす・・・

馬鹿かて!!!!!!!!!!!

おい!Apple!どういう値段設定やこれはよ!

お金大切にします!とか言っておきながらすぐ散財させやがって・・・(泣)

usamaru.hatenadiary.jp

 

ケータイで10万円軽々と超えてくんじゃねえよ簡単によお。そんなに有機ELが高いか?付加した機能が高すぎか?じゃあなんじゃそのふざけた利益率は!デジタルパチンコガチャで儲けてる糞会社ばりの利益確保してんじゃねえ!ユーザーにもっと還元してくれよお(嘆願)

いや、Appleスマホを創造し、優れた操作性や機能で本当は100万円ぐらいの価値があるのはわかってます。

ただね、10万円超えはやっぱやりすぎでしょ。だって、昔はいろんなカラクリはあったにせよ実質1円とかで携帯が買えた時代もあったわけだから。その辺の甘い思い出もあるわけ。

こんだけ高けりゃそりゃ買い換える人減るよ。俺も相当迷ったし。

 

正直最近のAppleは目に余るぞ!iPhone価格以外でもなあ!

もう全部言ってやるかこの際。 いつものおとぼけUSAMARU君は今回無しじゃ!

まず言いたいことは、4インチサイズのラインナップを消滅させてんじゃねええええええええ!

手にフィットして片手でも使いやすく、画面サイズもギリギリ許容範囲内で携帯性も抜群。つまりは最強の機種を無くしやがって・・・。

iPhone5SiPhone SEと使用してきて、このサイズの素晴らしさを知ったユーザーはたくさんいるはず。自分もその一人でした。

ただ、最後の機種から2年あまり経ち最新機種を待ちわびた人も多く、Appleもそれを(たぶん)認識していたはずです。

それを新製品として発表しないばかりか発売ラインナップからも消しやがった!ガッデええええええええええええム!!!!!!!!!

 

iPhone5SiPhone SEユーザーは血の涙を流したことでしょうよ。俺も貧血になるかと思ったわ!(大嘘)

そしてさらに腹が立つのがその情報をうけた各種メディアの情けなさよ。だいたいが「筆者も長らく使用しこのサイズが消えてしまうのは残念だが・・・。まあ、進化していくものだし受け止めよう」的な内容ですよ。

はぁ?悲しんでんじゃねぇよ・・・

怒れ!!!!!!!

そらね、技術が向上すれば画質も音質も機能性も良くなるよ。TVサイズも画素数上がって大きくなっていったよね、視聴距離で考えたら今までが小さすぎた、まであるよ。

ただ、スマホは違うよなあ・・・なぜなら手の大きさは進化せんのじゃあああああああああああ !!!!!!

どんどんスマホ大きくなっていますが、手も大きくなっていっているんですか?マギー審司でも手を大きくできないと思うんですど?んん?

4インチサイズのiPhone無くしたのはまじで失望したかんなぁ。

 

あとなぁ・・・、音楽ファンのこと舐めすぎ!!! 

なんや今の音楽市場での体たらくはiPoditunesで音楽業界に革命を起こした巨人とは思えん凋落ぶりやぞ。

デジタルダウンロードが下火の今、Apple Musicだけで生き延びれるとでも思ってんの?てかもう音楽のこと興味無いよね?みんな気づいてるぞ。

iPhoneでいうとね、イヤホンジャックを無くしてんじゃねえ!

iPhoneは糞音質と言われ、イヤホンジャック直挿し(笑)という人もいますが、私は移動時使用だけ考えると全然使えるものだと思います。ipod touch第4世代時は音質クソやなと持っていましたが、iPhone5Sに変えた時の音質向上に驚愕しました。

通勤時などにある程度の音質を確保しながら、ポタアンや高価なポータブル機などの機器増加のわずわらしさから解放されたiPhoneイヤホンジャックを重宝していました。

たしか、iPhone7ぐらいからイヤホンジャックが無くなっており、4インチサイズから移行できない理由の一つでもありました。

 

あと、いい加減ハイレゾに対応してくれ!!!!

いつの時代のプレーヤーだよ!もう誰もプレーヤーでitunesなんか使わなくなるぞ!リッピングソフトと思われる時代がもうすぐくるぞ!(もう来てる?)

まず、DSDFLACに対応していないのが厳しすぎ!MQAも出てきてるぞ?音楽もどんどん進化してるぞ?

もはやDSD1024に突入しようとしてるのにいつまで44.1kHz/16bitで止まってんの?純正でハイレゾ聴けなかったらこの先やばくね?

マジで音楽業界から取り残されようとしてないか。そんなんだったっけApple。現代デジタルミュージックのパイオニアじゃなかったのかよぉ・・・。

なんだかかつてのSONYの凋落を見ているようで悲しくなってきたぜ・・・。 

 

話はそれますが、SONYが元祖デジタルミュージックの巨人です。

最初のデジタルミュージック といえばCD(コンパクトディスク)です。

CDはSONYとひげ剃りで有名なPHILIPS(フィリプス)という会社が共同開発したデジタル規格で、CD発売後は扱いやすさと手軽に高音質再生が可能というのが受けてアナログレコードを駆逐しました。

完全に音楽業界の覇者となったCDを擁するSONYPHILIPSは音楽業界の盟主となり、CDプレーヤーの発売促進やCDドライヴ機構の供給、S/PDIFの制定等を行い、CDの主幹部分を支えます。

ちなみに同軸や光ケーブルでのデジタルデータ伝送規格であるS/PDIFというのは、正式名称「SONY / PHILIPS DEGITAL INTER FACE」というもので頭文字を取ったものです。様々な会社が使用する伝送規格に会社名が使われるぐらいの影響力を保持していたという事実があります。

その後、SONYSACDスーパーオーディオCD)を開発しCD音源PCM 44kHz/16bitのデータ量を大幅に超えるDSD 2.8MHz/1bitの音源を再生可能にしました。しかし、SACD著作権保護のプロテクトが厳しいのと専用の再生機器が必要ということで流行る事は無く、今でも一握りのオーディオファンが細々と利用しているのみです。

そして映像再生規格ではBD(ブルーレイディスク)を開発し、ベータとVHSのビデオ戦争の雪辱を果たしています。

 

そんなデジタルオーディオ界の巨人SONYの最大の罪は、自分で生み出したオーディオコンテンツをことごとく蔑ろにしたことです。

まずCDですが現在CD専用プレーヤーはSONYから発売されていません。

いやいや、PS4で聞けますやん!という方がいるかもしれませんが、PS4でCDは再生できません。手元にあるCDをPS4に入れてみてください、絶対に再生できません。ちなみにXBOX ONEでは再生できます。

SACDSONYからプレーヤー発売されています。ゲーム機ではPS3初期型で再生可能でしたが、PS3後期型から再生不可となっています。XBOX ONEでもSACD再生不可です。

BDは再生可能プレーヤーありますが、UHDBD(4Kのブルーレイディスク)再生可能プレーヤーはSONYから発売されていませんPS4でも再生不可です。ちなみにXBOX ONE(SもしくはX)では再生できます。

・・・コラー!!!競合に、しかもゲーム機で負けてんじゃねええええええ!!!!

いや、そんな問題じゃない。やっぱ、そんな問題でもある。どんだけ自分の生み出したコンテンツを大事にしていないかということです。

CD、SACDに関して最近ではプレーヤー発売も少なく、ゲーム機でも対応を辞めるなどもう興味が無いとしか言いようがありません。ハイレゾとポータブル関連での頑張りは認めていますが、このような体たらくは古くからのオーディオファンからは「SONYはCDとSACDを捨てた」とガッカリされている現状で、ほぼ相手にされていません。

最近アナログレコードの製造販売も再開しましたが、これもレコードブームに乗っかっている感じでなんだかなぁと思います。

 

そんなSONYと重なったのが最近のAppleでした。iPhoneiOSいうコンテンツでは頑張っていますが、音楽業界の影響はほぼ無くなるのではないでしょうか。

そんなAppleSONYの悪口ばっかり言ってムカついているのですが・・・

一番むかつくのは自分自身じゃあああああああ!!!・・・ああ・・・ううううう・・・・(涙)

こんだけの事を言っているのに、俺の周りのポータブル機器はApple製品とSONY製品だけじゃああああああああ!!!!!

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ポータブル機器はApple iPodiphone5SiPhone SEiPad Air、イヤホンはSONY XBA-H3だけです・・・。それ以外はオプション的なポタアンのFOSTEX HP-P1 とCHORD mojoのみ持っています。

スマホiPhoneかどうするか悩みましたがデータ資産及び大容量と今後の4インチスマホの展望が見えないのを理由に結局iPhone XS買っちゃうし、ワイヤレスイヤホンが無いから視聴しよう!とe-イヤホン☆であらかた聴きましたが一番良いと思ったのはSONYのWF-1000Xです。Appleの機能性とSONYの音質にハマってしまっているのだ☆

他にも、iTunesでCDリッピングとデータ管理してるし、今Macbookproで文字打ってるし、Apple TVでyoutubeや映画見てるし、ゲームはPS4をメインでやってるし、ハイレゾ購入はmoraだし、iphoneハイレゾ再生はmora playerを使う事もあるし・・・

完全にapple(とSONY)の呪縛に嵌っておりますぅ

 

先日、素晴らしい(?)記事を読みました。ITジャーナリストの高橋さんと言う方が書かれた記事で「iPhoneの呪縛」から逃げられないという内容です。

圧倒的なシェア、Andoridの不安定さ、操作性や使い勝手の良さ、データをApple製品で管理して移行できない、写真等のデータ管理等資産が多くある、周りが使っているから使ってしまう等、今回のiPhone発売で失望しながらもまたiPhoneを買ってしまう呪縛に陥っているというものでした。

ははーん、俺の事を書いたな?これ俺ですやん!そして今見ているあなた!あなたのこもでもないですか?(ニヤリ)

もうね、俺はこの呪縛から逃げられないと思います。ただ、今iPhone SEや5Sを持っているユーザー、そしてiPhone XSが高額で乗り換えに躊躇している方は選択肢があります。

そんな方の為にも、このiPhone XSの情報と4インチiPhoneの比較を行い、これからどうしようか悩んでいる方の参考になるよう情報をお届けしていきたいと思います。

はっきり言って、iPhoneからAndoroidに乗り換えるも全然ありだと思います。最新のGalaxyも使わせてもらったことありますが、iPhoneを超えているんじゃないかと驚くぐらいの機能とスペックです。

選択肢はたくさんあるので、最良の選択の材料になればと思います。

 

 

それでは、前置きが長くなりましたが開封しています!

みなさん動画とかで見まくっているとは思いますが耐えてください!

第二波のエージェントなんで自分!Division的に言うとニューヨークのマンハッタンに降り立ったばかりなんです!

 

実物のビニールを剥がした所です。いつもの白い箱です。

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裏面に容量と内容物、下側にシリアル番号が書いています。

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Appleカルフォルニアで作ったというアピール。Helloでも良くないか?

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iPhone御尊顔。機種変で見ているので感動は無い。

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iPhone裏面。スペースグレイ色。

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充電器と有線イヤホン。イヤホンはライトニング端子に挿すタイプ。

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USBケーブル。

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イヤホン全体図。

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iPhone〜ON!!画面キレイです。

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今回は開封までということでここまでにしたいと思います。

iPhoneを見ると8時16分となっており、次の日の朝になっております。

この辺の理由(悲しみ)と基本性能の確認、比較を次回行いたいと思います。

 

今回はこんな所です。

 

 

次↓

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【散財】marantzモノラルパワーアンプ MA-9S1導入!ピュアオーディオのラストピースが遂に埋まる。

こんにちはUSAMARUです。

 

遂に・・・手に入りました!

セパレートアンプ及びフルバランス化のラストピースであるモノラルパワーアンプmarantz MA-9S1です。

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ちなみにモノラルパワーアンプなので2台あります。

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MA-9S1の発売日は2002年で発売当時のお値段1台65万円。ペアで130万円です。

私は中古でペア41万円程で手に入れました。安い!けどやっぱ高い!

発売当時より1/3で手に入れているのでまあいいでしょう。・・・えー以前やりましたがもう一回やりたいと思いまーす。

この機器16年の時を経て約1/3の価格になっております。こんなに昔のものなら音質も1/3になっているんじゃねーのって?

non!non!non!ありえないねぇ!!

この年代でこの価格なら普通そう思いますが、昔の方が物量投入・・・・はい、満足しました。

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今年に入りSACDプレーヤー marantz SA-10を導入しその音に魅了され、オーディオマニアなら一度は目指すセパレート化を目指して(別の目的もあったけど)プリアンプ marantz SC-7S1を導入しました。

そしてSC-7S1と組み合わせて開発されたパワーアンプ marantz MA-9S1の導入を目指していましたが、念願叶い導入となりました。v( ̄Д ̄)v イエイ!

こんな絵文字も使うぐらいウキウキなわけです。なんたってねえ、marantz フルバランス&セパレートシステムが完成したんだからねえ!!

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いや、なにやってんの俺マジで・・・。わりかしマジで・・・。

ここまでやる必要ないんじゃねーの・・・。本当にオーディオゾンビ化してねーか。

これらだけで約100万円の出費(SA-10約45万円、SC-7S1約23万円、MA-9S1約41万円)です。当時の価値に換算すると約260万円(SA-10 60万円、SC-7S1 70万円、MA-9S1  130万円)で1/2.6で購入できたのでまぁお買い得感はありますが、絶対量が大きすぎます。

まあ、ハイエンドオーディオ業界からみると100万円?ケーブル代にもならないんですけど(笑)と言われるのは分かっています。ただ、魔界視点の意見なので常軌を逸した行為だと我に返りました。

何回か言っていますが私はその辺にいる一般サラリーマンです。独身で30台中盤で普通の会社の正社員なので貧乏生活を送っているわけではありませんが。

ただ、社長でも、医者でも、自営業でも、有名Youtuberでも、オーディオ評論家でも、オーディオサイト管理人でもございません。こんなしょうもないブログしていますが1円も貰っていません。完全なる小市民です。

それがこんな贅沢なことをして許されるのか!?普通お母さんに怒られぞマジで!「あんた!こんなわけのわからんもん買って・・・何考えてんの!!!!!」と当然ながら切れます。なので私は隠し通します。悪いことをした小学生ばりに。

この2段積みのアルミ筐体で覆われた機器を見たときに率直に上記の気持ちになりました。

 

いや、ほんとはうれしいよ。オーディオ好きだし。

ただ、MA6900で満足していれば良かったんじゃないのか、他にもそこそこのプレーヤーやDACもある。ハイエンドでは無くても結構いい音もなっていた。

そんな思いも強くなってしまったが、うーん。まあ、止まるんじゃねえぞ・・・。の精神で切替るしかない。買ったし。

うん。買っちまったものはしょうがねぇ!これでしばらく勝負してまた考えるぜ!

心配されそうなのでお伝えしますが、まだちょっとだけ貯金はあり借金は無いのでなんとかはなっています。今日もいっぱい御飯を食べました!(にっこり)

 

気持ちを切り替えて、まずは外観でも見ていきます。

まずね、デカすぎ。そして重すぎ。1台35.8kgてなんだこれ。片チャンネル分で何が入ってんだよ。

先日名古屋でかった雑誌「Stereo Sound マランツのすべて」と比較しますが、大判の本と比較してっこの威圧感です。分かりにくいかちょっとこれ。

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正面図。

メーターがあって電源入れると青く光ります。右のスイッチをONにするとメーター機能停止。音質が気になる人はONにしよう。

真ん中のスイッチが電源ボタン。

左スイッチがバランス、アンバランス1、アンバランス2の入力切替。私はバランスをメインに使用します。

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天板の図。やっぱり蓋の開け方がわからん・・・。開けたくは無いんだけど。

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裏面はこんな感じです。この辺りの雰囲気は今と同じなのでずっと引き継がれてきているんですね。

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上がアッテネーターでパワーアンプ側で音量絞れます。これにはプロケーブルもニッコリ。

あとはバランスとアンバランスの入力用端子です。当然1ch分のみです。

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スピーカー端子。これもでかいが端子はM6です。

バイワイヤリング対応端子になっている。これはやりたいですね。

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上からみた図。まじまじとみましたが凄い高級感です。端子の電線接触部はギザギザしてます。

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スピーカーのオームに対応した表

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電源コード部。

マランツこだわりのアース端子なし。

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それでは設置していきます。

えー、嘘です。設置する場所がありません。

このブログのタイトルにやっと追いついたというか、ついに物を置くスペースが無くなりました。

まずラックはすべて埋まっています。

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というか物がデカすぎてまずラックに入りません。

普通に困りました。もはや床直置きというかボード直置きにするしかありません。

まずクソほど絡んだケーブルが引き回された床をきれいにしました。

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そしてMA6900とMCD201から引っぺがしたSUNSHINE S50のオーディオボードを敷きます。事前にある程度ケーブルを引っ張っておきました。

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そしていよいよボードまで運びます。

写真が無いのでまったく伝わらないと思いますが、部屋の反対からボードに置くまで障害物が多すぎるので持ち上げて運ぶ必要があります。

35.8kgは想像以上にきます。腰に確実にきます。腰に気合を入れ、だりゃああああああああああと一気に運びきりました。腰の故障率38%にアップ。

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2台目運ぶのイヤだヨー(涙)。おみいヨー。

少ない歩けるスペースを3周ぐらいクルクル回り気持ちを整え~、だりゃああああああああああ!!!ドスン!!

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なんとかいけました・・・(汗だく)。

あとは、アンプ比較用の仮配線をします。本チャンの配線は後日実施予定です。

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アンプ比較用のスピーカーセレクターはORB社製MC-S0です。

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パワーアンプが単独になったので、今まで使用していたプリメインアンプMcintosh製MA6900と比較する為にこのようなことをしています。

プリアンプ SC-7S1からのバランス出力をパワーアンプMA-9S1に接続、アンバランス出力をプリメインアンプMA6900に接続します。

そして、MA-9S1とMA6900のスピーカーケーブルをセレクター入力に繋げ、出力をAerial acoustic Model7のスピーカーに接続します。

 

アンプのそれぞれのスペックは書くのが面倒くさいので下記サイトをご参照ください。必要な全情報が載っていると思います。

marantz MA-9S1に関しては他のマランツ製品と併せて「Stereo Sound マランツのすべて」から注目ポイントを拾い上げてアップしたいと思います。May be。

 

MA-9S1 

Marantz MA-9S1の仕様 マランツ

MA6900

McIntosh MA6900の仕様 マッキントッシュ

 

比較の前にちょっとだけ、先っちょだけ、MA-9S1の音を楽しみたいと思います。

まあ、ボリューム調整が必要だからね。しょうがないね。うん。

そんじゃあ、宇多田ヒカルさんの「Fantômeより”花束を君に”をCDでSA-10で再生し聞きます。

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SA-10バランス出力

PMC 44KHz/16bitで試聴中。。。。

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音像でけえええええええええ!!!

そこに等身大の宇多田ヒカルがいます。ボーカルが前に出てきてはっきりと聞き取れます。演奏に埋もれることがありません。

MA6900より暖かみが減るような感じですが、解像度がアップ。音の粒が細かいですね。

音場は広くなり響きがさらに加わっているように感じます。

定位はしていますが、少し輪郭が甘い気がします。ぼんやり感が以前より見え始めました。

低音は圧倒的というか、SA-10の低音再生能力をSC-7S1を通じてフルに出している気がします。

そして一番ムムっ!と思ったのが無音時の静寂感が増したと感じるところですね。今まであんまり気にしていなかったのですが、なんか静かやなと感じます。音の出初めというか、全般的かもしてませんがさらに音がくっきり聞こえ始めました。聞こえなかった音が静かになったことによって聞こえてくる感じです。

先っちょだけと言いながら他のCDも聞きましたが傾向は同じでした。

 

いやーいいですね。これでよくなかったら僕ショック死しちゃいますが。

やはりMA-9S1のパワーには余裕を感じられます。パワーアンプ側のアッテネーターを一番下に絞っていますが、SC-7S1のボリュームが-35dbぐらいまでしかあげれません。

MA6900は半分ぐらいのボリュームで-28dbですので、非常にパワーがあるんだなと思います。

あと、大きさに似つかわない透明感のようなものがありますね。SA-10からの信号をそのままスピーカードライブさせようみたいな意思を感じます。優等生のようなやつです。

 

それでは、MA-9S1とMA6900をセレクターでガリガリ変更しなが音を聞いてみたいと思います。

花束を君にを聞きながらリアルタイムで比較できるのでプラシーボは無いはずです。

MA6900のアンバランスはCD2に入力し、MA6900になるべく合うようボリューム調整していますが、少し大きくなっている可能性あります。

 

<MA-9S1>

声が透きとってますね。華やかさもあります。

音場は広がりきめ細やか。小さい音も拾っています。

先ほどと印象変わらないかなという感じです。

 

<MA6900>

切替た瞬間にボーカルが中央に寄って生なましくなり、輪郭がくっきりします。

ただ、MA-9S1から比べ全般的に音が中央によっていることがすぐわかります。音が中央に団子状になっているので、音場の広がりは狭くなります。

また、ボーカルは聞こえるが演奏の音も小さくまとまる傾向になり、細かい音が聞こえなくなった気がします。

ボーカルだけでいうとMA6900の方が良いような気がしますが、曲全体で聞くとMA-9S1の方が聞きごたえや楽しさというのは感じます。

 

ウーム。なかなか違いがありました。

ただ、ここまでくると好みの違いのような気がします。

ボーカルを聞かない人はMA-9S1一択ですが、ボーカルやウォーム系の音を好む人はMA6900も十分選択肢に入ります。MA-9S1はマジでヤバいですが、MA6900もやはりヤバいです。

Mcintosh MA6900は私にとって魔法のアンプで、色々問題ありますが使い続けたいと思っています。とりあえずは比較視聴を楽しみ、後日センタースピーカー駆動用で5バンドイコライザー駆使して酷使する予定です。まだまだ休ませないぜ?

ちなみに、MA6900のパワーアンプにSC-7S1から直接入力して聞き比べしようと思いましたが、MA-9S1のゲインが高すぎて同じボリュームにできず断念しました。

どんだけMA-9S1パワーあるんだよ・・・。アッテネーターの仕様の線もあるけど。

 

今回MA-9S1を導入してピュアオーディオシステムはひとまず完成したと考えています。

まだまだこのアンプの実力を出しけれていると到底思えてないので、しばらく試行錯誤して音質向上を目指したいと思います。いままで機器に時間をかけた所もあるので今後は視聴時間も長めにとりたいです。

あと、趣味とはいえお金も大事にしていきたいと思います(汗)

 

今回はこんな感じです。

【本物?オカルト?】挿すだけで音質が良くなっちゃうUSBデバイスがあるってマジ?俺もぶっ挿して聞いちゃう(Panasonic製 SH-UPX01)

こんにちはUSAMARUです。

 

9月末ともなると涼しくなってきましたね。昔はもっと暑かった気もするけどこんなもんか。心にも余裕がでてきたので、今回はみなさんの生活にも関わりが深いちょっとアットホームな内容となります。

 

みなさん普段何気なく使っているけど、とてもお世話になっているものの中に「USB」があると思います。

生活や仕事、趣味としてもUSBメモリでのデータ移行や充電用のUSBポート、マウスなどのコントロールバイスの接続などデバイス通信用として現代ではなくてはならないものだと思います。

USBとはそもそもなんなのか?というと、正式名称を「ユニバーサル・シリアス・バス」といいコンピューター等の情報機器に周辺機器との接続をするためのシリアルバス規格の一つです。要は通信・接続する為のものと言えます

速くて、接続が簡単で、汎用性も高い。しばらくの間USBは使われていくのではないでしょうか。

 

USBをオーディオ業界はどう考えるか。主たる目的ではデジタルデータの送り出しと受信(USB-DAC用)や音源保存用ストレージの通信用と健全たる目的で使用しています。

ただ、一部の魔境組は違いました。通信はできるが・・・なんか他につかえそうやなあ・・・(ニタァ)

そうだ!USBそのものに何かを挿して音質を改善しよう!という狂気に駆られます。

もはや人類の叡智デジタル通信という神の如き恩恵を全て捨て去り、音質を良くするという欲望のみに忠実な手段にうってでます。このような所業は時代が時代なら磔にされて火炙りにされても誰も文句を言いません。

 

そのようなUSBによる音質改善に取り組む先駆けとなるのが家電業界の雄で天下のPanasonicです。ハイエンドオーディオではTechnicsというブランドも展開していますが、今回は関係ないと思います。

Panasonicは多くの製品を手がける家電メーカー大手でTVでは「VIERA」、レコーダーでは「DIGA」を手がけるなど、日本国民なら一つぐらい家に商品があるのではというほど大きな会社です。そんな会社がなぜこんなオカルトオーディオアクセサリーの類を発売してしまったのでしょうか。

 

Panasonicは家庭向けレコーダー開発に力を入れており、「DIGA」シリーズは数万円のエントリークラスから数十万円のハイエンドモデルまで発売しています。

その中でハイエンドモデルは録画に加え、専用機に負けないブルーレイディスクの再生も高品質に行いたいと考えました。Panasonicお家芸の高画質化に加え高音質化も必要になり開発を進めます。

その中で注目したのが機内電源でした。機内もしくは流入ノイズ等により機内に流れる電源の濁りによって音質が劣化する事を突き止めます。

そこでPanasonicが取った手段というのがUSBにデバイスを接続して、バイス内の抵抗とコンデンサで電源を清めるUSBパワーコンディショナー」という物を製作します。

2013年に発売されたハイエンドモデルレコーダー「DMR-BZT9600」に第一号機を付属します。これをDMR-BZT9600に接続することにより音質が改善し、極々一部のオーディオマニアで話題になります。

2015年にはハイエンドモデルで日本初となるUHD(4K)再生も可能にしたレコーダー「DMR-UBZ1」を発売し改良版のパワーコンディショナーも付属しました。

両方共あくまでレコーダーの付属品であり、音質改善効果は認められましたが商品化されることはありませんでした。

 

2017年11月遂にPanasonicが動きます。

USBコンディショナーの単体製品として「SH-UPX01」を発売することを発表しました。

この商品の特徴を公開し強気のプライスで勝負にでます。

・アルミ削り出しの筐体採用

コンデンサーにSEコンデンサーを採用

・非磁性炭素皮膜抵抗採用

・ガラスエポキシ両面基板採用

・インドかどっかからしか採掘できないような原料を自ら厳選するなどパーツ品位・信頼性も高い

極々一部のオーディオマニアからは遂に発売か!となりましたが、まとめサイト等の一般の人間からは遂にPanasonicもオカルトに手をだしたか(笑)という反応でした。

それもそのはずこのSH-UPX01はUSBに差して音質改善することしかできないのに、お値段約3万円

私もその時はオーディオアクセサリーなどまったく信用していなかったので、大手がこの価格でこんな物出すようになったか・・・いよいよ終わりやなと思った記憶があります。 

 

しかし、オーディオ業界では画期的な音質改善が行えると非常に高評価。3万円を超えるアクセサリーで音質改善をしまっくってきた人達なので、3万円ぐらいで大きな効果を発揮するSH-UPX01は称賛の声で溢れました。

その結果、発売間もないにもかかわらず雑誌のグランプリを受賞し、その年の「HiVi」2017冬のBEST BUYアクセサリー部門で同率一位(もう一個の一位はエイムのLANケーブル NA7。0.5mで7万5千円。バカかて)、「AV REVIEW」VGP2018 USB関連アクセサリー部門で一位(そもそもこの部門にはSH-UPX01しかラインナップされていない。こんなので受賞ってアリ?)を獲得しました。

特にこの商品注目したのがHiViでは麻倉怜士氏、AV REVIEWでは秋山真氏でした。

両氏はDMR-BZT9600の第一号機からのユーザーのようで、麻倉氏は2017年のHiVi 12月号のライター記でこれだけの為に紙面を割いた上に同誌のBEST BUY投票でも投票しています。 麻倉さんはこの商品を大変気に入ったようで他の媒体でもさんざん激賞していました。

秋山氏はAV REVIEW 265号「秋山真のオーディオ研究所」でDMR-UBZ1を始めAccuphase、Technicsのハイエンドオーディオ、有機ELテレビなどで徹底検証しています。秋山さんの検証結果ではハイエンドオーディオ機器などノイズ対策がされているものには効果が低い場面もあるが概ね効果大。しかも画質面も向上するという結果を報告しています。マジかよ・・・。

どちらともKindle Unlimitedなら無料で見れます。チェックチェックゥー!

 

私は両者のオーディオに取り組む姿勢と豊富な経験、音質傾向から参考にしている事も多々ありますし、信用できるタイプの評論家と考えています。しかし、さすがにこればっかりは購入まで踏ん切りがつきませんでした。

しかし、オーディオボード変更を経験しアクセサリーの効果を実感し購入を決意しました。

usamaru.hatenadiary.jp

そしてちょっと前にネットで購入、購入価格税込み2万8千円もう少しでPS4買えるけど?

その後しばらくして到着しました。そして若干経ちましたがその当時の姿の体で開けていきます。

 

メインの箱。

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少し開けるとこんな絵が。

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 メインの箱が出てきました。少し高級感あります。蓋がマグネット式です。

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SH-UPX01の冊子と取説、USBデバイス本体が入っております。

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SH-UPX01。高級感をアピールした置き方です。

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家にあったUSB (TDK UFD16GS-TBA)との比較。USB端子は当然同じだけど、筐体は大きいですね。

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厚みも結構ある。

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実際に手にとってみたらメタル感があります。少し冷たいし重い。

しかし、こんな物が約3万とは・・・冷や汗がでてきます。

まあ聞いてみて効果があれば問題なし。早速聞いていきます。

 

SACDプレーヤーにぶっ挿し

まずはSACDプレーヤー marantz SA-10で試します。SA-10にはUSB接続ポートがありますので、USB-BtypeのポートにUSBコンディショナーSH-UPX01を接続して確認することにしました。試聴構成は下記です。

marantz SA-10 (SACDプレーヤー)

↓バランス接続

marantz SC-7S1 (プリアンプ)

↓バランス接続

Mcintosh MA6900 (プリメインアンプ)

Aerial acoustic Model7 (スピーカー)

 

SA-10に接続する時は下記のような感じになります。

写真上がSA-10。

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SH-UPX01は裏面に接続

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試聴するのはCD1枚、SACD2枚より1曲ずつです。

普通に聞いてその後SH-UPX01をUSBポートにぶっ挿して聞くという方式でいきます。

それではまず1曲目はCDでSuperflyさんの「LOVE,PEACE&FIRE」よりDisk PEACE1曲目のBeautifulです。

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CD音源ではどうなるか確認してみます。

 

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SA-10バランス出力

PMC 44KHz/16bitで試聴中。。。。

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①通常試聴

壮大な曲ですが少し荒い感じがします。暴れ気味という印象です。

ボーカルもすこしこもり気味と言うかS/N比が足りないかな。声が出すぎたら音割れそうな感じがあります。

音の輪郭がちょっと甘く、低音も少し弱い気がします。

ただし、この曲はやっぱりいい曲です。めっちゃ好き。 

 

②USBパワーコンディショナーぶっ挿し後

声がクリアになりましたね。少し落ち着いた感じです。

全体的に荒ぶりが抑えられた気がします。

低音や音調はあんまり変わらないですが、演奏、ボーカルともに深みがでた感じはあります。

ボーカルは先程より前に出てきたような。

全体的に激変感は無いです。

 

 

2曲目はSACDEric claptonの「Layla」より13曲目Laylaです。

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超名曲でSACDということで買った時めちゃくちゃ期待した曲ですが、ボーカル音質がどう聞いてもあまり良く感じません。そのへんがどうなるのか楽しみです。

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SA-10バランス出力

DSD 2.8MHz/1bitで試聴中。。。。

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①通常試聴

出だしのギターはやっぱりいいですね。走っています。

ただ、ボーカルは相変わらずあんまり良い音源とは思えません。ぼやけて、ひっかかる感じです。

ギターとドラムがだけ活き活きしています。曲だけで乗り切ろうとしてる感があります。

しかし耳につんざくようなギター演奏が流れます。

全体的に録音悪いような気がするんだけオカルトパワーでなんとかなるんだろうか・・・。

 

②USBパワーコンディショナーぶっ挿し後

ギター、ドラム共に先程よりクリアになった気がします。特にドラムは明らかに良くなったと感じます。

ボーカルはやっぱり・・・てな感じですが少しクリアかなという気がします。

この曲自体長すぎて先程の曲を若干覚えていないというね。選曲ミスった感アリアリというね。

ボーカルの最後のオウ!オウ!言うのははっきり音質アップ!

曲後半は演奏で音調変わりますが、先程より力強く音が出てるような気がします。

キーボード?の音が前にグッと出てきて聴き応えが増しました。

先程は少し退屈だったけど今回はかなり聴けます。楽器系に効くのか?

USB接続有無で変化はあったと思います。激変とはいきませんが。

 

 

3曲目はSACDでオムニバスアルバムの「Pure」より9曲目キミガタメです。

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我が家の最高音質を実現する曲の一つでボーカルも演奏も立体的に際立ち、スピーカーで音楽を聞く喜びを感じさせてくれます。こちらもどうなるか聞いてみます。

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SA-10バランス出力

DSD 2.8MHz/1bitで試聴中。。。。

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①通常試聴

ボーカルがキッチリ定位し口も大きい。音場も広い

ヴァイオリンもギターもキレイに奏でられ低音もビシッと出てきます。正直不満があんまりないです。

もう少し潤いというか粘り気があってもいいかなとは思いますがこの辺はUSBで改善されるんでしょうか。

 

②USBパワーコンディショナーぶっ挿し後

あれ、クリアになってる?さっきまで良いと感じていた曲をぴょんと飛び越えてきた?

ボーカルも演奏も明らかなS/N比の向上を感じます。

音調や高温、低音もそんなに変わった感はないです。全体的にクールになった印象ですが。

潤いとか暖かみなどの色付けをするものでは無いですかね。

3曲聞いてきましたが、USBを挿した効果としては音の暴れ、濁りを改善しクリアにするイメージです。音の色付けなどは感じられませんでした。

 

◯PC、DACにぶっ挿し

次はPC、DACで試します。PCオーディオの関連機器は必ずと言っていいほどUSBがあるのでこのUSBコンディショナーを活用しやすいのではないでしょうか。

PCであるMacbookPro、DACであるOPPO Sonica DACにはUSB接続ポートがありますので、USB-BtypeのポートにUSBコンディショナーSH-UPX01を接続して確認します。試聴構成は下記です。

 

Apple MacbookPro (PC)

↓USB-A接続

OPPO Sonica DAC (DAC)

↓バランス接続

marantz SC-7S1 (プリアンプ)

↓バランス接続

Mcintosh MA6900 (プリメインアンプ)

Aerial acoustic Model7 (スピーカー)

 

MacbookPro、Sonica DACに接続する時は下記のような感じになります。

Macbook接続。

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Sonica DAC正面。正面にもUSBポートはある。

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DAC裏面のポート1に接続

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試聴するのはハイレゾ音源1曲ずつです。

普通に聞いてその後PC→DACにSH-UPX01をUSBポートにぶっ挿して聞くという方式でいきます。

試聴するのは96KHz/24bitハイレゾ音源で土岐麻子さんの「SAFARI」より2曲目のCAN'T STOPです。

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土岐麻子さんに加え大橋トリオさんのボーカルも加わり女性、男性どちらも聞ける、しかも低音から高音まで万遍なく聞けるので試聴にはもってこいかなという曲だと思います。 なにより曲が大好きである。

それでは聞いていきます。

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MacbookPro+Sonica DACバランス出力

FLAC 96KHz/24bitで試聴中。。。。

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①通常試聴

ボーカルが良いっすねー。

音場は広いですが、定位感はもう少しかなという感じです。

大橋氏は若干淡白な気が。エロさがもう少し欲しいですねぇ・・・。 

ハイレゾ音源だけど少し全体的に暴れ気味かな?

とはいえ、全体的に少し薄い気もするが不満とまではいきません。

 

②「PC」にUSBパワーコンディショナーぶっ挿し後

何度も言って申し訳ないですがボーカル、演奏共にクリアになった気がします。

あと、低音が少し伸びてよくなった感じがします。

感覚的な感じでいうと土岐さんが楽しく歌ってる感じが増します。大橋氏が先程の淡白さからいい意味で少し重みが出てきます。

いろいろ書いていますが全体的に改善されて、曲が濃くなってる感じです。

 

③「DAC」にUSBパワーコンディショナーぶっ挿し後

やっぱりクリアーになった気がします。土岐さんの息遣いまでクリアに聞こえてくる感じがします。

音が立体的というか輪郭がはっきりしている感じですが、重みはさっきのほうがよかった気がします。さっきの方がボーカルも楽しそうだったかな。

濃さでいうとUSBをPCに接続したほうが良かったと感じます。

 

◯TV、UHDプレーヤーにぶっ挿し

次はTV、UHDプレーヤーで試します。画質も良くなるということなので試してみましょう。

TVは東芝液晶テレビ58Z20X、UHDプレーヤーはOPPO UDP-205です。

どちらともUSBポートあるので、USB-BtypeのポートにUSBコンディショナーSH-UPX01を接続して確認します。

視聴構成は下記です。AVアンプにはつなげていません。 

OPPO UDP-205 (UHDプレーヤー)

HDMI接続

TOSHIBA 58Z20X

 

UDP-205、58Z20Xに接続する時は下記のようになります。

UDP-205前面。前面にもUSBポート有り。

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UDP-205裏面にUSB接続。

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TVの58Z20X接続時。

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視聴するのはUHD(4K)の1シーンとしました。

普通に見て、その後SH-UPX01をUHDプレーヤー → TVの順でUSBポートにぶっ挿して視るという方式でいきます。

4K画像はUHDBDのVICOM社「宮古島 癒やしのビーチ」にしました。TVには4K画質で出力します。

撮影は富士フィルムデジタルカメラX20をスタンドに固定して行いました。カメラのことがさっぱりわからないのですが、多分標準モードみたいなのでで撮影しています。

 

最高の画質が拝めるUHDBD。4K/60Pなので高画質でヌルヌル。最近は少し安くなり1万円以下で買える・・・はず。音もいい。

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4K、HDR出力確認。

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大昔に買ったデジカメX20。まったく使いこなせていない。カメラとかまったくわからんのじゃ!

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映像は見ればわかるので連続でいきます。皆さんの目が試される!(ステレオサウンド社風)

①通常視聴時

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 ②「UHDプレーヤー」にUSBパワーコンディショナーぶっ挿し後

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 ③「TV」にUSBパワーコンディショナーぶっ挿し後 

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はい、いかがでしょうか。写真だけみると②が少し明るくなったような気が私はします。

ただ、肉眼でも確認していましたがさっぱり違いが分かりませんでした。画面を見ながらUSBを抜き差ししましたが変化がわからずです。

この写真も液晶テレビの光のチカチカ的なやつでそうなったんじゃねーのと感じてしまいます。

よってUSBパワーコンディショナーによる画質の改善は少しクエスチョンが残る結果かなと個人的には思っています。

 

 

今回の視聴でUSBパワーコンディショナー Panasonic製SH-UPX01を使用した感想としては音質に関しては音がクリアになるというのは間違いなく感じました。それ以外ではクリアになる事による副作用は少し感じましたが激変とまではいかず「音を整える」というような改善効果とあるな思いました。

特に効果があると感じたのがPCで、やっぱりオーディオ機器と考えられていない物は電源ノイズがたくさんあるんだな〜と思ったのと、USBパワーコンディショナーはやっぱりオカルトでは無いんだなと思いました。画質はよくわかりませんでしたが。

ただ、3万円払ってまでいるかというと私、下を向いて黙ってしまいます。費用対効果としてはムムム・・・という感じです。

ちなみに私の方は今の所買い足す予定はありません。3万円で他の物をかったほうが良い気が・・・。

恐らく、ある程度のアクセサリーを使って音質改善した人がやべ!さらに音質改善する所あるじゃん!しかもS/N比が向上する!というように中級〜上級者向けかもしれません。

私のようなオカルトアクセサリー初心者には時期相応だったかも。まあ、効果はあるのでSA-10に常時挿しておきます。 

 

でもよくよく考えたらUSBさせるものいっぱいあるよな。例えばゲーム機とか・・・(ニヤァ)。

 

今回はこんな感じです。