【散財】marantzフラグシップCDプレーヤー「SA-10」を導入したぞー!試聴編
こんにちはUSAMARUと申します。
前回はmarantzフラグシップCDプレーヤー「SA-10」をボーナス前借りブッパ45万円で購入しとりあえず開封・設置しました。
今回は実際に試聴していきたいと思います。
SA-10はCD、SACD、USB-DAC、USBファイル、光・同軸デジタル入力で音楽を再生可能なのですが、まずはメイン使用で考えているSACDで確認します。
SACDを入れるとSACDのロゴマークが出るのも気に入っています。
(見にくいですが14の上にSACDのロゴが表示されます。実物みるとかっこいい)
音出しのルートですが下記となります。
marantz SA-10 XLR(バランス)出力
↓
Mcintosh MA6900 XLR(バランス)入力
↓
Aerial acoustics Model7 (2ch STEREO)
まずはシングルレイヤーSACDで平井堅さんのアルバム「THE CHANGING SAME」より「Love Love Love」です。
以前にも確認した音源で、プリメインアンプMcintosh MA6900のXLR入力(バランス入力)だと音はゴージャスになるがヴォーカル定位が悪くなり、バランス入力TAPE端子だと音は悪くなるがヴォーカル定位がピタリと合うという内容でした。
SA-10でどうなるか聴いてみます。
(頼むぞ〜マジで。これで変わらなかったら首吊るしか無いぞ〜)
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SA-10バランス出力
DSD2.8MHz/1bitで試聴中。。。。
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♪ラーーーーーヴ!らーーーーーーゔ!らーーーーーーゔ!!!!♪
ウルセええええええええェェェェェェェェェ!!!!!
ボリュームどうなってんだこのプレーヤー!!!!
いきなりの爆音により緊急停止しました。
リモコンのボリューム下げるスイッチ押してもまったく無反応でした。
取説で確認したらどうやらアンプ用のボリュームスイッチでCD用では無い様子。
CDプレーヤーのスイッチはどこかな?と取説舐めるように見ましたがまったく見つかりません。
SA-10のハードスイッチ確認してもヘッドホン用の操作しにくいボリュームしかありません(これはこれで改善したほうがいいと思うけど・・・指やられるぜ?)。
これは最大出力固定しか無いパターンか?
Mcintosh MCD201は最大出力固定か出力可変か接続先で選べましたが、SA-10はそんな物はありません。
しかたないのでMA6900のボリュームを最小にして音出しして、じょじょにボリューム上げ最適な所を確認しました。
ちょっと聴いたけど仕切り直します。
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SA-10バランス出力
DSD2.8MHz/1bitで試聴中。。。。
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こんな都合イイことあっていいの?
ゴージャスかつ定位なんですが?
まさかの即問題解決です。
平井堅が生々しく、リズム隊も楽しそうにコーラス、演奏しています。
俺もちょっと歌っちゃったぜ!
音の方はMCD201+UDP-205が足されてゴージャスさ✕0.8、定位✕0.7されてる感じです。
なので、理想にはまだ届きませんが十分満足できるレベルです。
まあ購入価格がMCD201 30万円+UDP 205 20万=SA-10 45万なのでこれぐらいしてくれないと困るんだがな!!
良かったっすわ〜効果あって。セーフ!って感じです。
まあ、初めて聴いてばっかりなのでこれから調整+エージング(笑)+オカルトグッズでどんどんアゲていきたいと思います。
次はSA-10は繊細かつキラびやかな音質が得意ということなので、アコースティック系の音楽を聞こうと思います。
SACDでその系統のCDは「Pure AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS」を聴きたいと思います。
このCDはハイブリッドのSACDでマルチチャンネルサラウンドも含まれています。
アコースティック+民族楽器+女性ボーカル少々というような感じで音質も素晴らしくおすすめできる作品です。
この中でも1曲め「運命-SADAME-」と2曲め「Heart to Heart」を聴きます。
それでは連続でスタート。
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SA-10バランス出力
DSD2.8MHz/1bitで試聴中。。。。
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あと音の凛としてなめらかなことよ・・・(初めてまともな感想言った気がする・・・)
まず1曲目「運命-SADAME-」は哀愁ただよう音楽が特徴なのですがそれを圧倒する低音が耳に届きます。感じます。
今まではドン、ドンとは鳴ってはいましたが、SA-10になるとドン!(ソニックブーム!)ドン!(ソニックブーム!)と衝撃波が発生します。
衝撃はにより耳がキュン!となり一瞬だけ気圧の変化で耳が奥が詰まった感じになるので、正直マイナスポイントでは?となりますが私のセッテイングが悪い(スピーカーカーペット直置き)というのが大きいと思うのでこれはノーカンとします。
逆に低音がやばいくらいでて嬉しいです。これにより全体的に音がしまった感じがします。
てか、繊細とか高音が得意なはずじゃなかったのかよ・・・と思いましたが次の曲で証明されます。
2曲め「Heart to Heart」がねぇ、ま〜〜〜いいわけ。
基本がバイオリン、チェロ(かな?)、アコースティック・ギター等の弦楽器演奏なのですが、各楽器が明確に分離され高音は伸び、解像度も抜群で、弦が引かれる所、弾かれるところが生々しく演奏されています。
一番感心したのが緩やかな音調でひときわ感じる音の滑らかさです。まさに俺はDSDのハイレゾを聴いてるぜ!という感じになります。
通常のDACはDSDファイルでも一旦PCMに変換しアップサンプリングてしまいますが、SA-10はDSDファイルの場合PCMファイルのアップサンプリングをバイパスし、DSDファイルそのままDAC処理することによってDSDの音質を産地直送してくれるようです。
それにより、DSDファイルであるSACDの音源が最短距離で私の鼓膜に届きますので、常にフレッシュな一番搾りを楽しむ事ができたわけです。
うーんこれは素晴らしい。手持ちのSACDをもう一度聴き直したくなってきましたぞ。
では少しになりましたがSA-10でSACDを試聴してみました。
今の所買って良かったという感じです。
音質以外にも良かったという点は、試聴距離にもよりますがCD回転音も聞こえず、重量+堅牢な筐体により振動対策も万全かと思った所です。これも音質の向上要因のひとつかなと思います。
あとはもうひとつのメイン機能であるUSB-DACも後ほど試してみます。
今見ているあなたのSA-10購入検討材料になれれば幸いです。
ていうか黙って買っちゃいな!損しないって(たぶん)!
<注意事項>
マランツに音量ボリュームの件を確認しましたが、やはり最大電圧で出力しているようでCDプレーヤー側で音量調整できないです。
高級なプレーヤーはそういうもんだってさ。オーナー感出して電話したのに貧乏人てバレて恥かいたわ!
CDプレーヤーから直接パワーアンプにつなげようとしている人はパワーアンプ側にボリューム機能が必須となります。最悪アンプが壊れるかもしれません。
プリアンプもしくはプリメインアンプの人は問題ないかと思います。ただ、ボリュームは最初絞っておきましょう。私みたいになります。
以上こんな感じです。