うさぎ部屋でもイイ音で聴きたいんじゃ!

苦情にビクつきつつマンション賃貸8畳間よりオーディオ・ビジュアルを楽しんでいくブログです。

Hi-STANDARDというバンド

前回Hi-STANDARDの事を別に書くと言いましたがやめます。

語る資格が無いと思い至ったので、詳細を知りたい方は他のサイト の情報を見てみてください。

現在の私のHi-STANDARDに対する思いと経緯、くだらない思い出話を下の方に書きたいと思います。

穴でも掘って勝手に叫んでおけという内容で完全なマスターベーションですので見る必要はありません。

自分の醜さを忘れないための覚書として残しておきます。

Hi-STANDARDを中傷するような内容を含みます。Hi-STANDARDの皆さん、ファンの方々申し訳ありません。

前回の記事で星をいつも押してくれる優しい方、たくさん星を押してくれた方、またいつも見てくれている方がいれば恐らく裏切る内容になっています。申し訳ありません。

次は何事もなかったかのように投稿すると思います。自分勝手で申し訳ありません。

ケジメが必要だと思いますので、以後私生活以外ではHi-STANDARDの事を語らない事を誓います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Hi-STANDARDは2000年に死んだ」

私はそう思っています。

 

当然、私の中だけで思っているだけで、大多数の方は今でも好んでいるバンドかと思います。

現在Hi-STANDARDがどのような評価を得ているのか、各世代でどのように見られているのか調べていないのでわかりません。

AIR JAM2018を開催するというのを知り、今でも大規模な音楽フェスを主催できるぐらいなので非常に人気があるのと影響力があるのは推測できます。

そのようなことも実際わからないですし、調べようとも思っていません。

 

私の見た最後のHi-STANDARDはAIR JAM2000でした。

当時のHi-STANDARDは人気絶頂であり、ライバル的な存在は皆無でBRAHMANがなんとか食い込めるかというような状況だったと記憶しています。

私や周辺の友人は神様みたいなものと当時思っていました。当然、創造主という意味ではなくバスケ界のマイケル・ジョーダンみたいな英雄的なところです。

そんなHi-STANDARDがAIR JAM2000を再度開催するということで死ぬほど見に行きたい気持ちでした。

ただ、当時私は中学生で地方に住んでおり、千葉マリンスタジアムに行くお金も自由もありません。

終了後の模様をテレビで見るしかないのですが、当時ケーブルテレビでSPACE SHOWER TVという放送チャンネルにてAIR JAM2000のダイジェスト版を編集して放送しており、録画して何回も見たくなりました。

その放送を録画したかったのですが、地上波ではなくケーブルテレビの場合テレビで見ている画面しか録画できなかったので、テレビのチャンネル選択権が父親だった私は友達に頼み込んでVHSに録画してもらい、テープが擦り切れるくらい繰り返しビデオを見ていました。

普段聞いている音楽ジャンルではないバンドが歌ったり、来場していた客がいろんなジャンルのバンド来すぎと文句を言ったり、BRAHMANの圧倒的パフォーマンスに熱狂した群衆がゲートを突き破ってステージ側に雪崩込んだり、Hi-STANDARDのCant Help Fall in Loveで会場全体が揺れていたりした場面等を今でも鮮明に憶えています。

Hi-STANDARDの凄さとそれを取り巻く他バンドの凄さをブラウン管越しでも感じさらにのめり込んでいきました。

録画したテープは間違えてテレビ放送していた映画を上書きしてしまい半泣きになった記憶があります。数年経つとそのテープもいつの間にかなくなり、ビデオ自体も見なくなりました。

 

AIR JAM2000の同年、Hi-STANDARDの活動休止が発表されました。

当時はすぐ活動再開するだろうと思い深く考えていませんでした。

BRAHMANSNAIL RAMPは活動を継続していたし、都合よくHi-STANDARDの後継者といえるHAWAIIAN6や新しい世界を聞かせてくれたACIDMANが出現し、それに加えTHE HIGH-LOWSGOING STEADYといったバンドを聞き、Hi-STANDARDの過去のアルバムを聞いていれば満足できていました。

ただ、ギターの横山健がソロ活動を開始したぐらいから何か変だなと思い始めました。確か私がまだ高校生だったので、活動休止して数年も経たないうちにソロでフルアルバムを出したと記憶しています。横山健が発売したThe cost of my freedomは嫌いではなかったですが好きというわけでも無く、なんとなく聞いていたと思います。

ある日弟が、いつも聞いている横山健の曲PVがSPACE SHOWER TVで放送しているよと喜びながら教えてくれに来ました。私は一人で既にPVを見ていたのですが、弟が教えに来るほど横山健の音楽を聞いていた事に自分で驚きました。知らずのうちにHi-STANDARDの新曲を欲しており、横山健の曲で補おうとしていたのかと思います。

 

その後高校を卒業し、実家を出て地方の大学へ通うようになりました。

その頃からHi-STANDARDの曲を聞く機会が減ってきました。

高校までは幼馴染や気の合う友達とばかり合っていたのですが、いろいろな場所から集まった大学では様々な人間と出会い趣味嗜好も多少変化してきました。

それまであまり聞いていなかったPOPS系、特に女性歌手を聞くなど聞くジャンルも多様化していきました。

ただ、Hi-STANDARDが活動再開しないか本屋でロキノン系の雑誌を立ち読みしてチェックしまだかな、なぜ活動再開しないんだと少し苛立ちを感じてきました。

横山健のソロ活動が障壁になっているのか、バンドでよくある不仲なのかよくわからないが早くHi-STANDARDの音を聞かせて欲しいという気持ちが大きくなった時期でもあります。はっきりいってHAWAIIAN6の方が先進的で哀愁を漂わせる音楽性で自分に合っている気もし、Love is a battle fieldで止まったHi-STANDARDの記憶が薄れないか不安になりました。

そんなこともあり、時間はあったのでいろいろな音楽を聞きつつ改めてHi-STANDARDの事を調べた時期でもあります。

 

社会人になり仕事が忙しく音楽を聞く事もままならなくなりました。

少し時間が空き、気が向いた時だけですがネットで最新情報を確認していました。

横山健のソロ活動、難波章浩が沖縄に移住した、恒岡章が他バンドで活動などはありましたが、再活動という情報はでてきませんでした。

ある時期になると難波章浩がよくわからない名義で音楽活動を再開していました。

正直、呆れた気持ちもありましたがそれ自体にあまり興味なかったので気にしませんでした。

それ以後もちょくちょくチェックしましたが少し活動再開の機運があるとういうようなガセ情報はありましたが進展は無く、事実上横山健一人が第一線で活躍する状態でした。

そして、難波章浩横山健Pizza of death records)に対してHi-STANDARDの利益を一人占めしないよう警告する声明文をネット上に発表しました。

それを見て以降自らHi-STANDARDの事を調べることを辞めました。

 

2011年に東日本大震災が発生しました。誰もが経験したこと無い国難状態となりました。

その年に突如Hi-STANDARDが活動を再開しました。

彼らの弁ですと国の為に集結する気持ちで再開したとのことでした。恒岡章が病気気味で少し不安はあるが、AIR JAMを東北地方で開催して支援したいとのことでした。

この行動には言いようの無い怒りを感じたことを記憶しています。

こんな国の有事レベルのきっかけが無いと再集結できないのか、11年まともに集まることもできなかった連中が何をいまさら国を元気にするために活動再開するとか抜かしているんだ、反吐がでる連中だなと思ってしまいました。

思春期からの11年というのは私の中では長すぎました。その間私も成長し、各人の動きやいざこざを見てもう彼らを憧れ、懐かしみの目で見ることができなくなっていました。

AIR JAMは2011年、2012年と開催され、往年のファンは非常に盛り上がったようですが私は特に注視していません。

Hi-STANDARDは私の中で終わりつつあることを感じました。

 

2016年のある日、めざましテレビを付けながら仕事の準備をしていました。

テレビをながら見していましたが、Hi-STANDARDという普通のニュース番組ではありえない言葉が耳に入りました。

伝説のバンドがこのご時世に事前告知無しにCDを発売し復活したというものでした。

16年ぶりの新譜Another Starting Lineを求めて客が長蛇の列で並び、SNS上でも非常に話題になっている映像が流されました。

仕事の準備も忘れ釘付けでテレビを見ました。驚きや嬉しさというよりは事実確認に近く本当の事か確認したかった気持ちが大きかったと思います。

これが現実であると認識しましたが、何か気だるさを覚えたのを記憶しています。自ら調べていた時なら狂気乱舞するところですが、もう余計な事を聞いてしまったぐらいに感じていました。

テレビのインタビューでHi-STANDARDは若いころ神様みたいな存在だったので、復活して凄くうれしいという男性が映っていました。

この人も自分とかつて同じ気持ちだったのに、今ではもう全然違うんだなと思い何か力が抜けきりました。

テレビに映る嬉しそうで、熱狂する人々をただぼんやり見る自分を顧みて、自分の中で活動休止ともにHi-STANDARDは死んでいたというのを認識しました。

 

その後、Another Starting LineのCDを購入し聞いてみました。

Hi-STANDARDらしいメロディだなというのを感じましたがそれだけでした。2、3回聞いてもういいかなと思い、それ以後はあまり聞いていません。

これは今のHi-STANDARDはもういいかなという気持ちもあり、何か違う人達にどうしても感じてしまいました。

その後発売されたカバー曲の新譜は聞いていません。

新譜のフルアルバム The Giftも聞いていません。

前回の内容であまり興味が無いような書き方をしていましたが、聞いていないのでまともに勧める事もできませんでした。聞いた事も無いものを人に勧めるような行為をし申し訳ありません。

 

もう私はHi-STANDARDのファンでも何でもありません。

まともに新曲すら聞く気が無いのでその資格すらありません。

ただ昔のいい時代を思い出すだけの過去の人間です。

 

Hi-STANDARDのみなさん、再度になりますが失礼なことを言い申し訳ございませんでした。