【散財】「LiB-AID E500 for Music」を導入したぞー! 開封・現環境確認・お試し編(オーディオ用電源 HONDA製 LiB-AID E500 for Music)
こんにちはUSAMARUです
きましたわ。あれが。ガチで2月末納入でしたわ。
もう来ないじゃんねーのと思っていましたが、先々週ぐらいにホンダから「2/26に発送すっから(二コッ^^)2/27〜28に届く予定だからよろしく!」との連絡あり。
はは・・ただいま俺出張中なんだが・・・。ま、とりあえずサンキューHONDA!もうちょっと早くアナウンスしてくれたら嬉しかったけど。
なんとか日曜日に帰ってこれたので無事GET!とりあえず開封とお試しをしてみました。
なにをGETしたのかというと「LiB-AID E500 for Music」というオーディオ用電源です。
天下のHONDAが血迷った攻めまくって発売した商品で、バッテリー電源「LiB-AID E500 」をオーディオ用に魔改造したものです。
お値段は税込292,000円です。元々が約8万円なのでめっちゃ高くなってるね!なんでだろ?(すっとぼけ)
この商品は生産が200台のみで、抽選で当選すれば買う権利が得られるというものでした。
私はダメもとで申し込みましたが当選しちゃいました。HONDAは神。
購入するまでに至った経緯と商品について、オーディオの異常性電源事情に関しては説明するのが面倒くさいので昔にまとめたので過去記事を参考にしてね!
↓過去記事
ヤマト運輸から商品を受けさっそく外のダンボールを開けて製品を取り出し。
このロゴを見てマジでHONDA製なんだとちょっと笑ってしまいました。左下の「蓄電機」というのも若干おもしろい。堅い会社っぽい。
開けたらこんな紙が入っていました。なになに、株式会社ホンダパワープロダクツジャパンってところが今後対応するんだ。さすがにホンダ本体じゃないんだね。
お金は今月引き落としになるのか。ずっとクレカの引き落としが無かったので、商品も来ないんじゃないかと思っていたんですよね。商品と引き換えというのは凄い安心感があります。さすがHONDA。
紙の下には取説と充電用電源アダプターが入っていました。
その下は取っ手っぽいのが見えました。
さらに開けると本体が見えた。ばっちり梱包されています。
そんまま出した。
梱包を剥がしたら・・・新品の「LiB-AID E500 for Music」お披露目。ウェーイ!ウェイウィーイ!!!
ウェーイ・・・、うれしいけどやっぱ30万円のものには見えないよね・・・。
舐め回すように観察します。
前面パネル。電源スイッチとUSB端子、メーター、出力スイッチがあり、右の封がされているところに電源供給したい機器のコンセントを差します。
上部には取っ手も付いてるので持ち運び楽そう。
底面。インシュレーター的なものはありますが、音質的に期待はしないほうがいいかな?ただの足っぽいぞ?
側面の端子類。充電アダプターを差すところがある。
半年に一度充電せよとのお達しもあります。半年以上の出張を拒否する理由が見つかりました!(白目)
機器仕様類の表記。定格出力300VA(300W)なのでCDプレーヤーやプリアンプでの使用を推奨されています。
背面の排気口。前回試聴した際はほぼ無音でしたが、どうなることか・・・。
付属品はやっぱり取説とACアダプターだけです。シンプル。
とりあえず電源入れてみるか。
充電されてると信じてACアダプターを差さずにそのまま電源ON。
電源入った。無音だな。
調子に乗ってAC OUTしちゃう?出力せよ!ON!
「ブオーーーン」
げえええええええ音なるジャーーーン!!!
と思ったらすぐ音は鳴り止みました。最初の起動時のみファンが回るような感じでした。ホッ。
バッテリ目盛り3目盛りまで充電されていました。
「MAX」が書かれたメーターがありますが何の表記かわかりませんでした。取説を見ると出力状態でメーターの点灯が変わるとのこと。何も差していないと一番左が点滅していました。
4点灯で450W以上になるようですね。
電源も入ったのでとりあえず充電します。
充電コネクタにアダプターを差しましたが、他にもいくつか端子があるのに気づく。
アース端子はわかる。周波数切替もわかる。並列運転端子ってなんだ!?
取説読んでも追加のユニットでうんたらかんたら書いていますがよく分からんのでスルーします。今は必要ないでしょ。
ACアダプターのランプはオレンジ表記で充電中、緑表記で充電完了らしい。
充電に少し時間かかりそうなので、私の現環境を確認します。
私の今住んでいるところなんですが、大阪市内の一般的に大きめ寄りと思われるマンションです。
周りに小さな工場、小さなビル、商店、オフィス、小型・大型マンション等々が乱立しています。各種建屋に一つの柱上トランスから電源を分配し、他のトランスからのノイズ伝播も考えられるので、電源から見て良いことは一つもないでしょう。
よって、オーディオ基準では電源環境としてなかなかの酷さを誇ると考えています。
そんななかで我が家のオーディオ電源対策をご紹介!
1つ目はみんな大好き(大嫌い?)なプロケーブルの重鉄タップ六個口。標準価格は12,000円ほどですが、プロケーブル大阪店で抱合せ叩き売り製品として1個1000円〜2000円ぐらいで売っていたので、それならばと買った記憶があります。新型の重鉄タップが出たタイミングだったので安く買えたんですね。
これを3個(と4個口を1個)持っていますが、ピュアオーディオ用としてプリアンプ+CDプレーヤー用、パワーアンプ用として2個使用しています。
プリアンプ+CDプレーヤー接続中
パワーアンプ接続中
2つ目はFURMAN製の電源タップSS-6B。約6,000円ですが高評価だったので買って使っています。
実際使ってみると重鉄タップに比べ確かに音は綺麗になるような気はしますが、音が痩せすぎるという問題が発生したのでメインにはなりませんでした。
現在はSonica DAC、UDP-205等の上流機や他電化製品用に接続しています。
3つ・・・・あっ、以上!!!!!!
これ以上のものはいっっっっっさいございませんでした!!!!!!
あえていうならば、CDプレーヤーにSH-UPX01というUSB電源コンディショナーとプリアンプにNCFブースターというものを噛ましている、電源ケーブルを交換しているぐらいです。
これらは電源を直接なにかしているわけではありませんので、補助的なものです。価格的には今の電源タップよりこちらのほうが圧倒的にかかっているのですが(汗)
プリアンプの電源ケーブルにNCFブースター取り付け。なんとなく付けているだけなので、宝の持ち腐れ中!(白目)
そんなわけで、クリーン電源もトランスもアイソレータも何も無し!無い無い尽くし!一切ございません!
恥ずかしげも無くこんなこと言っていますが、遂に待望の電源が投入された!
それが、この「LiB-AID E500 for Music」なわけです。
やっとノイズから開放された、機器本来の音が聞けるなと思います。うれしい!
私のピュアオーディオ環境なのですが、下記となります。
CDプレーヤー marantz製 SA-10
プリアンプ marantz製 SC-7S1
パワーアンプ marantz製 MA-9S1 (モノラルなので2個)
スピーカー Aerial Acoustics製 MODEL7 (ペア)
音質確認はじっくりしようと思っていますが、ちょっと我慢できないんでお試しで聞いてみたいと思います。
聞いた曲は以前の試聴で一番変わったかなと感じた柴田淳さんのCD「あなたと見た夢 君のいない朝」より「雲海」という曲で聞いてみます。
まずはプロケーブルの重鉄タップのままで聞いてみます。SA-10にCDをセットして再生ポチッとな。
うむ、いつもの雲海ですね。いつものと言いながら結構満足しちゃってます。
もっとセッティングを詰めればいい音はでるかと思いますが、ボーカルの定位もしっかりしていますし、エネルギーも感じて楽しく聞けます。ちょっと楽器がごちゃっとしてるかな。ま、高望みしなければこれでいいのではという気もします。
ほんじゃ、いよいよCDプレーヤーとプリアンプをLiB-AID E500 for Musicに接続します。
コンセントの封を外し・・・
電源プラグを差す!充電したけど時間短すぎて3本のままやった・・・。
電源供給できたのでCDプレーヤーとプリアンプの電源をON。無事電源が入った。
そんじゃ期待に胸を膨らませつつSA-10の再生をポチ。
以前の試聴と同じ感想になるかもしれないけど、音の透明感が高まり各楽器の音の分離が向上、生々しさが飛躍的に上がりました。 これを聞くと今まで実在感があると感じていたものはホログラム的な音に聞こえてしまいます。
重鉄タップでもいいかなとは思いましたが、このあたりは軽く飛び越えてきますね。どんだけ付帯音があったかという話になるんでしょうか。
ただ、以前の試聴時よりも激変したという感じは一聴してはありませんでした。間違いなく良い意味で変わってるんですけど。
前はプリメインアンプだったのでパワーアンプも改善されていることになりそこが効いていたのか、それとも重鉄タップが想定より良かったのか。あと、1月に行った調整も効いて底上げされていた?これはまだ報告できていないんですど。
ともかく、重鉄タップの方もありっちゃアリというのが正直な感想です。エネルギー感はこちらが上ですね。余計な音が聞こえるという意味でもあるかもしれませんが。
ただ、プロケーブルが目指している生々しさという面では、皮肉なことにLiB-AID E500 for Musicが圧倒的に上です。
私も生々しさは求めている方向性なので、もっと聴き込んで改めてご報告したいと思います。
ちなみにCDプレーヤー+プリアンプではゲージ1個分の出力でした。50〜100Wということですね。
気になる排気音は約500mmほど離れた位置で聞いていて一切聞こえない。素晴らしい!!
それではいろんな音源試聴していきまーす!と思いましたが、パワーアンプにLiB-AID E500 for Musicを使ったらどうなるの?という気持ちがムクムクと上がってきます。
いやいや、ダメですよ容量的な問題もあるし、プリアンプとCDプレーヤーなど上流部に推奨されていますしね。
しかし、まあ・・・「パワーアンプに使用するな」とどこにも書いてないしええやろ。ボリュームも低いしパワー少ないからイケルイケル!!
じゃ、試してみよ☆パワーアンプの電源プラグぶすー!!!(CDプレーヤーとプリアンプは重鉄タップに接続戻してます)
MA-9S1はモノラルパワーアンプなので1個ずつ電源をを入れていきます。
大丈夫かな?と思いながらパワーアンプの電源をON。
「ピッピピー!!!!!!!」
ちょ、何の音おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!??????
なんか一瞬LiB-AID E500 for Musicから謎のコピー機みたいな音したんですけどおおおおおおお!!!!!!
そして、「ヴーーーン」てトランスが唸るような音が少しするんですがあああ!大丈夫ですか!?これ?
え、いけるんかなこれ。もうここまで来たら引けねぇ・・・・倍プッシュだ!!もう一個も電源ON!
「ピッピピー!!!!!!!」
ちょ、またああああ!!!???
コピー機みたいな音またしたんですけどお!これ普通?普通なんすかね!?
「ヴーーーン」て音がさらに大きくなってるんですが・・・。若干騒音レベルにまでになっているんですがマジで大丈夫かこれ!?
何も音出ししていない時点でメーター2目盛りまでいっています。パワーアンプって待機電力凄いんだねやっぱり。
MA-9S1って重鉄タップにつないでいるときはそれぞれ若干トランスが鳴るような音はするんですが、LiB-AID E500 for Musicに接続すると自分の耳では聞こえなくなりました。パワーアンプが「えっ、僕今までそんな音出してましたっけ(笑)」みたいな感じになり若干腹が立ちます。
その代わりLiB-AID E500 for Musicからパワーアンプ2台の唸り音を足して2倍大きくした感じの唸り音が聞こえます。本当に大丈夫かこれ(汗)
とにかく音を聞くしかねえ。SA-10の再生をポチ。
いやーこれ、CDプレーヤー+プリアンプと同等の音質改善を感じます。透明感は先程のほうが上ですが低音の締りが良くなった気がして別の意味で実在感が増す印象です。パワーアンプっていう先入観もあるかもしれませんが。
ただ、LiB-AID E500 for Musicの唸り音がノイズとしてめっちゃ聞こえ、LiB-AID E500 for Musicは大丈夫か?という精神的負担がそちらに向いてしまうのでまともに聞けません。
やはり音楽というのは静かに、気持ちに余裕を持って鑑賞するというのが一番大事というのを学びました。
ちなみに再生中も出力ゲージは2本止まりでした。
パワーアンプは即重鉄タップ接続に戻しました。CDプレーヤー+プリアンプで再度LiB-AID E500 for Musicを聞き直しましたが特に問題なさそう。ホッ。
パワーアンプもバッテリー電源いけるんじゃねえか!?という期待があったのですが、私のシステムは無理そうです。パワーアンプは他の手で音質改善考えています。iFiの最近発売した電源タップとかいいかもとか考えちゃってます。お金無くて買えないんですけどね(泣)
とりあえずお試しで効いてみましたがいろんなジャンルやアーティストを聞いて報告できればと思っています。
あと、ピュアオーディオだけでなく、AV(オーディオ・ビジュアル)系などいろんな応用ができそうなのでそちらも試してみたいです。
とりあえず今回は以上です。それでは、また。