【散財】電源コンディショナー「TITAN」を導入したぞー!(IsoTek製 EVO3 TITAN)
こんにちはUSAMARUです。
以前より悩みに悩んでいた電源コンディショナー「TITAN」ですが、遂にダイブすることを決意し締切間近で購入しました。
TITAN購入までの優柔不断ぶりに関しては下記を参考にいただければと思います。
IsoTek製EVO3 TITANを購入した私。
ケーブルアップグレードキャンペーンの恩恵を無事得ることもできましたし、納入1〜2ヶ月が即納に近くなったといのうも嬉しいですが、価格も想定していた60万円よりさらに下に抑えることができました。ラッキー!
そして一番の目的であるパワーアンプの音質改善もできると思うとワクワクが止まらず、ラッキーどころかとてもHAPPYです!電源タップに60万円使ったけどHAPPYで〜す!!!(白目)
・・・軽く錯乱状態になってしまうぐらいには金銭的、精神的ダメージを受けていますが、音質向上には犠牲がつきものというダイジョーブ博士理論を己に課して己自身を超えていきたいと思います。
というわけでTITANの到着をうつろな目で待っていましたが購入店より発送連絡が入りブツが到着。
本当に買っちゃったんだ・・・俺(ドン引き)。
早速開封。いきなりの注意書きで「付属の手袋を着用して作業せよ」と警告。
ちなみに付属の手袋とはこちら。庭先作業とかにめちゃくちゃ使えそうな軍手手袋でした。つけ心地は完全にぐんcry・・・
取扱説明書。4枚ペラぐらいの質素なものですが、そもそも機能もそんなに無いので付属しているだけでありがたいところ。
本体が布袋的なやつに入っていたので取り出しました。中身が重たい!
オープン!遂に姿を表したEVO3 TITANくん。君、そこそこのアルミの塊だね。物理的に冷たいけど、これからオアツイお付き合いしていこうぜ!そして、どんどんノイズを除去してれい!
前面は何も無くスリットデザインが施されいるのみ。天面に穴的なものがある以外はやはり金属塊って感じ。
これが60万円つったら、やっぱどん判金ドブって言われちゃうよね。稲船さん的に。
裏面。こっちの黒いのは鉄っぽいですね。
電源電圧は100〜240Vまで使えるっぽく書いていますが、取説によると日本の100V以外では使用するなと書いています。私は賃貸住まいで200V電源改造工事も行っていないので特に気をつける必要はありません。
中央がブレーカーで、その両サイドにコンセント2口。ここに、私はモノラルパワーアンプを接続予定です。
ブレーカーの左下には部屋側からの給電用コンセント口。一般的なコンセント口ではないので20A用でしょうか。現在手持ちの電源ケーブルは繋げそうにありません。
IsoTekの他製品へ電源供給するための口もその右側に設置されています。こちらも将来的には使ってみたいですが、また数十万円単位の出費となるのでしばらくはなさそう。
TITANへの給電用電源ケーブルはアップグレードキャンペーンでゲットした最上位モデルEVO3 OPTINUM 1.5mです。
ケーブルクラス別に特徴とどんだけ凄いんですよーという解説付き。まあ、こんなもんで12万円もしたら言い訳もしたくなりますわな。
OPTINUM取り出した所。さすがに高級感はあり、プラグやケーブルからその辺の電源ケーブルとは一線を画すオーラを感じます。外観なんで音質には全く関係ないけど。
前記の説明で素材自体と構造に工夫があるようですが果たしてどのくらい良くなるか・・・と通常の電源ケーブルを比較したい所ですが、キャンペーンの都合上このケーブルしか付属していません。
この形のプラグ口は正直やめてほしいよね(直球)。JAPAN向け仕様にしてほしい。
底面用の足的なものも付属。コルク系樹脂素材で正直ちゃちい。こっちも金属製にしてくれても良いような気はするんですけど・・・
取説の他には保証書と3P→2P変換コネクタ。
3P→2P変換コネクタ買っちゃったよ。まあいいけど。
底面は何もついていないので、先程の足的な何かを取り付けます。
取り付けてみたけど、いやー、貧弱感半端じゃないです。
上半身はムキムキだけど、下半身はスカスカですよこれ。オーディオ界のメンズアスリートモデルを目指してるのかな?
ボディビルで尻まで筋肉を追求する!とまでは言わんが、最低でもフィジークで足の筋肉を見せるぐらいまではやってほしかったなー(審査にはまったく関係無いけど)。デニムじゃなくてサーフパンツぐらいは履いてくれい!
この辺は要改善な気がするので何かしらのインシュレータなどを考えたいと思います。
以上がTAITANに梱包されていた品物リストでした。
新品で保証書も付いてケーブルも最上位グレードなのでとりあえずホッとしました。足元の弱さが想定外でしたが・・・。
あとは実際つなげて聞くのみですが、部屋側コンセントにつなげる3P→2P変換プラグは別途購入したました。
3P→2Pって私のような賃貸住みでオーディオ好きには半ば必須アイテムなんですが、あんまりオーディオグレードものを聞いたことは無かったんですよね。正直、最近までオーディオアクセサリーを信じてなかったので興味もなかったんですけど。
1300円ぐらいのオーディオグレードっぽいものをJoshinのサイトで日本橋まで行って買えないか見てきました。
そしたら下のAssistance Designという会社のSGHG-3.2PDという3P→2P変換コネクタがガラス棚に収められ、税込み約5000円で販売されていました。
ほう・・・胸、踊るやん・・・。市場価格の約10倍という超強気な値札に変換プラグの未来を感じました。買った!
同封していた説明文を見ると「今までなかった音質を考えたアダプター」とあり、制振剤を充填してブレードを金メッキかパラジェムで選べるとのことです。私が見たときは一個しかなかったのでパラジェムにしました。
PanasonicのWH2891をモディファイして販売しているようです。
Assistance Designは初めて聞いた会社ですが、気になった方は購入してみてはいかがでしょうか。
効果のほどは知らんけど(関西のノリ)
TITANの試聴に入るために設置します。
現状はこんな感じで、部屋コンセント上側のタップを外して先程の変換プラグを刺しました。
パワーアンプ電源ケーブルの取り回しを変えて無理やりTITANを設置しました。
怒られそうなケーブル引き回しなんですが、スペースとOPTINUMケーブルの硬さが相まってこの形しか現状無理でした。
本来であれば裏面であるはずのコンセント側を配線の関係上表にしています。
うちのブログの名前どおり部屋狭すぎで物理的な制約だらけです。汚いのは許して!
TITANへ給電してブレーカーを上げると穴と思われる所が光りました。
無駄に明るいので部屋を暗くすると光が放射され結構目立ちます。
それじゃあ聴いていきたいと思いますが、久々なので私のピュアオーディオシステムを説明しておきます。写真は少し古いです。
今回はこの環境で全て聴いており、この部分は変えていません。
CDプレーヤー marantz製 SA-10(電源ケーブル:オーディオみじんこ製大蛇Jr.)
プリアンプ marantz製 SC-7S1(電源ケーブル:オーディオみじんこ製大蛇GR)
パワーアンプ marantz製 MA-9S1 ペア(電源ケーブル:オーディオみじんこ製大蛇GR)
スピーカー Aerial Acoustics製 MODEL7 ペア
※他のケーブル類はプロケーブルかZONOTONEの安物です。
基本となる電源接続環境はCDプレーヤー、プリアンプ、パワーアンプともに旧重鉄タップへの接続です。
プロケーブル大阪店で叩き売りされていた旧重鉄タップですが、他製品との抱き合わせ販売でたしか1000円で買いました。もともとは5000円ぐらいで売っていたものなのと、一応オーディオメーカーが販売していたものなので音質的には他の電源タップよりは優れているとは思います。比べたことはありませんが。
ちなみにプロケーブル大阪店は最近閉店しました。オーディオゾンビのみんなはWebショップで買おう!
・CDプレーヤー、プリアンプ電源ケーブル接続状況
・パワーアンプ電源ケーブル接続状況
試聴曲は柴田淳さんのCD「あなたと見た夢 君のいない朝」より「雲海」です。
LiB-AID E500 for Musicの試聴時と同じ楽曲で確かめたいと思います。
まずは基本構成となる「パワーアンプ:旧重鉄タップ」+「上流機器(プリアンプとCDプレーヤー):旧重鉄タップ」で聴いてみます。
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SA-10 CD再生バランス出力
PCM 44.1kHz/16bitで試聴中。。。。
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結構聴いてきた音でトッポ感があります。やっぱこれだねーという感じ。
正直これだけ聞くと不満はあまり無い。一般的には十二分かとは個人的に思います。
ボーカルの音像はセンターできちんと定位して中域の厚みを感じます。
楽器の鳴りが少しぼやけて元気が無い印象。ときに低音のベースとドラムがしょんぼりはしているかな。
分解能は高いとはいえずぼんやりしていますが、音の広がりはそこそこあるので空気感がでていると言えるかもしれません。冒頭のパートはいいじゃない・・・と思ってしまいました。
全体的に前回のLiB-AID E500 for Musicと同様の感想です。ほとんど構成変わっていないので当然なんですが。
次は本丸のTITANにパワーアンプの電源ケーブルを繋ぎ変えます。ケーブルの引き回しがめちゃくちゃ汚いですが気にしないでください。私が一番気にしているんで。
パワーアンプの電源ON後唸り音をチェックしましたが、現状はTITANからの唸り音は皆無です。よし!
パワーアンプからは少し唸り音が聞こえますが従来のサイン波のような音の大小では無くなり、一定音で鳴っているような状況です。
個人的には気にならないレベルに落ち着いているので非常に嬉しいです。サンキュー!IsoTek!
それではTITAN電源構成となる「パワーアンプ:TITAN」+「上流機器(プリアンプとCDプレーヤー):旧重鉄タップ」で聴いてみます。
マジでこれでダメならオーディオの闇に呑み込まれたハデスと化し、全てを破壊する所存なので、これが私からのラストワードになるかもしれません。サヨナラ・・・
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SA-10 CD再生バランス出力
PCM 44.1kHz/16bitで試聴中。。。。
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USAMARU氏、ガッツポーズ(ニコリ)
良かったわ〜マジで。きっちり仕事してくれてます。TITAN。
イントロ部分は若干キレイになったかなと感じただけだったので、ショックのあまり冥界のゲートが開きかけました。
ただ、柴田さんの口が開いた瞬間から透明感の違いに思わずガッツポーズ。旧重鉄タップとは段違いのクリアさと音の広がりを獲得。旧重鉄タップとは何だったのか。
中域の厚みは減少した印象で高音の伸びが飛躍した印象です。存在感は下がったがリアリティーはマシマシといった所か。
ただこの高音は私には耳に刺さるレベルまで達しているようで、高音に弱い私は少しクラクラしてしまう気もします。このあたりは最初の段階なのと足元の弱さからきてるのかな?いずれにしても調整が必要そう。
低域の方も先程より豊かさは増しています。それに伴い空気感がさらに研ぎ澄まされた感じで、ボリューム感が上がった印象は無いがエネルギー感は増した印象という私としては珍しいパターンと思います。
全体的な印象としては旧重鉄タップよりめちゃくちゃクリアで全領域で音が明瞭かつ軽快になる印象です。ただ、高音域に関しては個人的に問題点もまだあります。
設置前は見た目からエネルギーが増すパターンかなと思いましたが、電源コンディショナーの名前どおりノイズを減らして音源そのものを忠実に再現してやろうという意思的なものを感じます。モニター派にオススメかなと思います。
個人的には私の作ったハードルは超えてきたなと感じました。60万出してるんで超えなかったら困るんですけど。
TITAN試聴後に旧重鉄タップに戻して聴いてみましたが、霧がかった陽炎のごとき歌声に愕然としました。やっぱり全然違うじゃん・・・。
HONDA製LiB-AID E500 for Musicでも一応聴いてみたいと思います。前やってるんですけど。TITANと比べたらどうかなという所を確認してみます。
LiB-AiDは電源を単独で生成するので部屋電源の呪縛から開放されていますが、代償としてバッテリー化による時間制限と小容量というデメリットがあります。
パワーアンプ電源ケーブルをポータブル電源LiB-AiDに接続。アンプの電源をONした瞬間からの壮大な鳴き。相変わらず唸ってるね〜。パワーアンプの唸りを全て吸収したかの如きその鳴きっぷり。勘弁して(泣)
それでは、ポータブル電源構成となる「パワーアンプ:LiB-AID E500 for Music」+「上流機器(プリアンプとCDプレーヤー):旧重鉄タップ」で聴いてみます。
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SA-10 CD再生バランス出力
PCM 44.1kHz/16bitで試聴中。。。。
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やっぱ、LiB-AID E500 for Musicもいいね。やっぱ世界のホンダよ。
クリアさと高音域の伸びはTITANに一歩譲るかもしれないけど、低音の豊かさとエネルギー感は上をいくような印象で、分厚く濃厚な音が楽しめます。
正直こっちのほうがバランスも良く聞きやすい。私の好みは現状LiB-AID E500 for Musicのほうかもしれません。
ポータブル電源ということで独自の電源が功を奏し、電源コンディショナーというノイズ除去とは別次元の領域に入っているのでそうなるかもしれませんが。
クリーン電源能力としてはLiB-AID E500 for Musicのほうが高いかもと感じてしまいますが、問題は圧倒的信頼性の低さ。約1.5時間という時間制限もさることながら、唸りがやっぱりうるせぇ!
普通に音が流れているときは問題ないのですが、小音量になるところの音質への悪影響は計りしれないものがあり我慢の限界です。これにはガンジーでもブチ切れると思います。
その点でTITANの方は圧倒的アドバンテージがあると言わざるを得ません。無音で理論上は半永久的に動作できるわけですから。
例えるならTITANが素朴だけど一生の伴侶となる魅力的な女性で、LiB-AID E500 for Musicはキャバクラで遊ぶNo.1の美女という感じでしょうか。合っているかどうかは不明ですが。
それではどっちがいいのかというとどっちも捨てがたいというのが正直な所なので、家庭に遊びに全力投球できる快男児(ゲス)を目指すべく現時点での理想的な電源環境を試したいと思います。
上流機器の電源ケーブルをLiB-AID E500 for Musicに接続します。
家庭に遊びに全力投球できる快男児(ゲス)構成となる「パワーアンプ:TITAN」+「上流機器(プリアンプとCDプレーヤー):LiB-AID E500 for Music」で聴いてみます。
オーディオは努力と素直さとかけた金というところを見せてくれい!(魂の叫び)
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SA-10 CD再生バランス出力
PCM 44.1kHz/16bitで試聴中。。。。
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パワーアンプ部で音質向上が目覚ましいので正直そんなに期待していなかった所もあるんですが、2ランクぐらいの音質アップになり驚きました。やっぱ上流も電源よ。
TITANにLiB-AID E500 for Musicの良いところ全て付加されたという印象で、クリアかつエネルギー感に満ちたザ・リアルという出音に進化しました。本物がいるのかな?と思うような感覚です。
特に低音の瞬発力が上がっているのが特徴かなと感じ、澱みの無い低音がドン!とこちらに浴びせられ音楽全体として別ゲーもとい別世界と化しています。
そしてさらなる倍音感を感じ、ボーカル、楽器ともに気持ちの良い余韻と共に音の弾みが良くなってモニター的かつ音楽性をもたせた絶妙なバランスとなっています。
情報量に関しても増加しゲインが上がったかのようなパワーを感じ楽しく音楽を聞けますが、癖も無くなんにでも合いそうな予感はします。
音質的にも嬉しいが、さらに嬉しいのが上質な電源で音楽を聞けているという精神的余裕です。圧倒的安心感かつ無敵感が半端ではありません。
どれだけ機器は良くても電源が汚れていれば料理で水が濁っているのと一緒、どんなに良い音がなろうが唸り音がうるさければ電車の中でオープン型高級イヤホンで聴いているようなもので満足することはできないのではと思います。
私の住む賃貸マンションは同居する人がたくさんいる上に、周辺が小工場やビル、他のマンションと最悪な部類に入ると思われる電源環境となっています。
よって、常日頃からいい音だけど電源が良かったらもっと良いんだろうな・・・という気持ちが拭いきれずモヤッていたのは事実です。
ただ、TITANを手にしたことで上流から下流までピュアオーディオに限ってはある程度の電源環境を構築でき納得できる性能も確認できました。
TITANの足元周りやエージング(笑)などやるべきことはありますが、今回はある程度の購入価値を見出すことができたと思い少しホッとしました。
電源に関して色々と意見あるかもしれませんが、私の方はもう少しオカルト道を精進したいと思います。
散財してお金もなくなったので、新たなオカルトアクセサリー資金調達のために貯金を再開したいと思います。
それじゃ、100g 48円の鶏むね肉買ってきます!(敬礼)
※追記
こっちも見て頂きたく御座候