うさぎ部屋でもイイ音で聴きたいんじゃ!

苦情にビクつきつつマンション賃貸8畳間よりオーディオ・ビジュアルを楽しんでいくブログです。

Youtubeでもオーディオ動画増えてきたよね

こんにちはUSAMARUです

 

みなさんYoutube見てますか。私は結構見ていて、Netflixのプレミアプラン的なものを契約していながらほぼYoutubeやAmazon Primeにおまけで付いてくるAmazon Prime Videoばっかみているので、Netflixに金ドブばっかしています。

Youtubeはエンターテイメント系とか音源のMVなんかを見るのが主なんですが、在宅が増えたのか金の匂いを嗅ぎつけたのかわかりませんがオーディオ系の動画が増えたように感じます。

数年前までは個人のオーディオチャンネルがメインで店舗や媒体でいえば逸品館ぐらいしか見るに値しないものはなかったのですが、最近はいろんな所がYoutubeに動画をアップロードして頑張っています。

ただ、オーディオで動画というブルーオーシャンすぎる分野といううえに、そもそもの試聴ターゲット層が少ないのか、動画を見るより音楽を聴くという当然の楽しみを行う方が多いのか、動画自体のクオリティーの問題なのかわかりませんがぶち抜けた動画やチャンネルがまだ無いというのが現状です。

エンターテイメントやゲーム、音楽などトップ層と比べると1/100〜1/1000規模、もしくはもっとあるか?というぐらいのオーディオ視聴層でしのぎを削る状態で手探り感も多い動画も多いですが、そのなかでもキラリと光る動画もあるのでちょっと見ていきませんか。

 

はじめに「Stereo Sound ONLINE」から「輸入オーディオ最前線!新会社タクトシュトックの注目製品徹底紹介」という動画です。チャンネル内の感動JUST MEETという番組のようですね。

サムネイル(動画の興味を引いてもらうためのキャッチ)が「今最も注目したいオーディオ機器輸入商社」という誰が見たくなるんだとなるまさかの商社メインのキャッチ。製品でもメーカーでもなく商社にスポットをあてる斜め上具合に逆に興味をそそられました。

でもまあ商社でしょ?そんなに推すほどかね。まあ、とりあえず見てみましょうよ。

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いや、熱すぎでしょ!イカチイほど熱いわ庵さん(タクトシュトックの社長)。めちゃくちゃ動画から熱意ってもんが伝わってくるわ。

そしていろんな人や物に惚れすぎでしょ!ピュアオーディオといよりピュアラブ勢じゃねーかっている程すぐ入れ込んでんじゃん。トラジにもエディソンにも会ったことないのにラブラブ具合がすごい。文通相手に恋している乙女かな?

そして、隣にいる司会の方冷静すぎでしょ!序盤とかロマサガ2のベアばりにパリィ(うなずき)でいなしてヒヤヒヤしたけど、庵さんのジャパネットたかた社長をほうふつとさせる熱い製品紹介などで徐々にほだされ、35:00ぐらいからの「熱く語って頂きたしかに惚れ込んでんだなぁというのがわかるし、宣伝という気がまったくしませんでした」という視聴者側との気持ち、庵さんとの気持ちがリンクした際には感涙ものの感動JUST MEETに到達します。

このタクトシュトックという商社はできたばかりらしいですけど、社長の庵さんは業界22年のベテランで商品紹介していものも信頼できそうです。なにより庵さんの人間力で商品を買ってしまいそう。トラジのアナログプレーヤーもジョナサンのアナログ洗浄ユニットもエディソンのHUBも欲しくなっ!当然ながら高すぎて買えんけど!

庵さんをオーディオ界のたかた社長と期待を込め勝手に言わせていただきます。ジャパネットたかたばりの躍進を期待します!あと、ジャパネットばりに分割手数料や金利とかなんとかならないかしら?あ、やっぱ無理!?

 

あと、同じステサンの「傅 信幸氏(オーディオ評論家)が目指してきたオーディオ」という動画もいいです。

傅さんはステレオサウンド本誌のレギュラーなので比較的部屋の中や機器を視ることが紙面で多いのですが、動画で見れるっていうのかいいですよね。

ステレオサウンド本誌No.208「評論家による評論家宅訪問」という企画で黛さんが傅さんの家に訪問してレポートするということで詳細がわかるかと思ったのですが、ターザン山本による活字プロレスばりの活字オーディオが展開され記事の約90%ほどが傅さんの人となり、歴史を紐解くというウルトラCをかまされました。

はっきりいって活字オーディオとしては金字塔という記事と思っているのですが、詳細を知ろうという読者には今の状態が良くわかんねんだよ!(激ギレ)ということになったかと思います。

そんな方含め、傅さんの落ち着いた口調と機器の詳細、歴史、CD作成時の思い出など見どころ満載の動画になっているかと思います。

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次が「OTAI AUDIO」の「息を呑む音質。LUXMANの最高級プレーヤー「D10X」を比較してみた!!でも、やっぱりラックストーンは音楽性抜群です。」になります。

早い話がラックスマンのフラグシッププレーヤーD10Xの実力がどれほどか比較試聴で確認するものです。

120万円という値札ほどの価値はあるのか、MUS−ICという新型DACはどれほどなのというオーディオマニアが気になる内容が凝縮された動画です。見てましょう。

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D10Xヤバすぎでしょ。というか、ここまで違いがわかる比較試聴は動画だとまれだと思うんですがいかがでしょうか。

同社対決でD03XとD10Xの比較がわかりやすかったですが再生機器でここまで変わるかと示してくれた好例だと思います。CDプレーヤーじゃ音は変わらん!という勢力が一定数存在するので、この動画を耳掃除した上で聴けボケぇ!と言いたくなるレベルで違いがありました。

D03Xが26.8万円、D10Xが120万円と価格の差はありますが、まさに音質の差はお金の差!音が欲しけりゃ金払え!という資本主義の無慈悲さを教えてくれる動画でいろんな意味で震えました。

D03Xもいいじゃん!と思える音質ですが、動画内でも語られていたD10Xのドラマティックで楽器のようなサウンドには120万円を握りしめさせる説得力を感じます。本当に握りしめる札束が無くて良かったと思っています!(涙)

 

こういう比較動画や試聴動画がOTAI AUDIOには他にも多数ありますが、オーディオ評論家の土方さん来訪してくる系動画も好みで、ネットオーディオ機器やケーブル関連の違いなどもガチ聞きしてワキャキャするのも非常に好きです。

一本ごとの動画が長めなので暇なときしか見れないですが、ラジオ感覚で聴くのもいいかと思います。

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お次は「みのミュージック」より「レコードの音質が良くなる裏技・・・?」。

みのミュージックはオーディオ系というかカジュアル気味の音楽情報系なんですが時々オーディオネタもやってくれます。

サムネイルはレコードの上にべっとりとクリームが塗られている状態のもの。私はアナログ初心者なんで言われたとおり臭っさいクリーニングスプレーでクサっ!言いながらゴシゴシしてるけどこっちのがいいのか。とりあえずみてみましょう。

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えっ、バカかな?木工ボンド塗りたくってるんですけど。

木工ボンドで音溝の深い汚れを剥ぎ取るという思想らしく、Twitterで実践しているのを見て試しているんですけど、これ普通なん?

私、一応オーディオ好きでいろんなキチガイアイデアオーディオテクを書面等で見てきましたが、その中でも鬼滅の刃的にいうと柱級のイカれたぶっ飛んだ内容なんだけど俺の経験が少ないだけなのかな?オーディオ水の呼吸一の型:木工ボンド!さえ会得していなかったのかな?

案の定ボンドの残りカスやボンドを剥がす際のダメージなどで音質的には悪化していましたしやっぱ鬼滅隊には入れませんわ。

 

あとはみのミュージック内でいうと「総額2000万円の利きスピーカーバトル!!!」もおもしろいです。スピーカーのブラインドテストが誰でも挑戦できる内容となっているので是非やってみてほしいです。オーディオ好きの皆さんは当然あてれますよね?とーぜんあてれますよねぇぇぇぇぇぇぇ!?(煽り)

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みのミュージックのメインコンテンツは音楽情報系なのでオーディオ系とは毛色が違いますが、音楽の情報や歴史などをカジュアルライクに知ることができるので結構みているチャンネルです。

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最近「戦いの音楽史」という本もでたので早速購入しました。オーディオ雑誌以外となると文字読むのが面倒くさくなってまだ一文字も読んでいませんが、時間が空いたらじっくり読もうと思います。

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最後に「逆木一/Audio Renaissance」より「【Audio Renaissance Online 2021 Spring】SFORZATO【空気録音】」です。

「言の葉の穴」というブログで有名な逆木一氏が立ち上げたAudio Renaissance Onlineというオンラインオーディオイベントで、2021年春に開催された2回目よりSFORZATOを取り上げます。

Audio Renaissance Online自体はオーディオ好きな方は結構みているかと思います。今回は4K撮影かつ逆木氏が全メーカーの収録、編集を行うということで動画クオリティーが良く、音質も安定して聴き比べも行えるということで全メーカーみたいところです。

その中でもこいつはヤベえんじゃねぇか(いい意味で)と言われているデジタル伝送規格「ZERO-LINK」のデモが行われるのでみてみましょう。

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中盤のZERO-LINK有り無し比較試聴を聴いただけでも伝送規格が違うだけでこんだけの音の違いになるとは・・・というぐらいの違いがYoutubeを通しても伝わってきます。

聴いたのはチェロの演奏ですが、ZERO-LINKを通して聞くと明らかに芯が通った演奏となり音像の輪郭と立体感が増し演奏している姿が見えてくるように感じます。しかもかなり自然な音色です。Youtubeという動画の利点を生かして何度も同じ所を聴き比べられますが、印象は変わりません。

これが動画では無く生で聴けたらさらに音の違いがわかると思うのでコロナが収束してはやく聴いてみたいです。コロナいい加減にしろ!散財の糸口を奪ってんじゃねえ!(散財する金が無い)

ZERO-LINKはDA変換を行う際にDAC側からトランスポートへクロックを合わせるようにシステムらしく専用のケーブルでトランスポートとDACを接続して伝送するという関係上、専用のトランスポートとDACが必要でSFORZARTとSOULNOTEのみ対応しています。よって、SFORZARTとSOULNOTEの最新機器を持っていない人は相当の出費になると思います。

私はSFORZARTO、SOULNOTE共に未所持です。悲しいです。無情です。ワンチャン、いや、0.ワンチャンぐらいでDST-Lepus(42万円)とDSC-Grus(33万円)の最安値セット買えないかしら。やっぱ、無理かしら?・・・無情です

 

SOULNOTEの方にもZERO-LINKのでもや最新DACのD−3、クロックX-3など見どころ満載でした。SOULNOTEは以前から注目していてNOSでのDACなど非常に興味があって音も良かったのですが、Youtube現状のハイエンド製品を聴いてみるとちょっとリアル過ぎというか、音が筋肉質すぎるという感じで柔らかさや自然さが個人的に合わないかなという感じでした。

いずれにしても金額的に絶対買えないんで貧乏人のやっかみなんですけど、SFORZARTOの方が私的には好みかなと感じました。生で聴いたらまた印象はかわるんでしょうけど。

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あとはギターおじさんことFundamental代表の鈴木さんとNmode、PDNが合同で開催したイベントで音=金の力を感じるなどAudio Renaissanceはかなりのコンテンツがあるので見てみてはいかがでしょうか。

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そんなわけでオーディオ系のYoutube動画を何個かみてきました。

オーディオ系はそんなには他のコンテンツに比べれば数が無いんですが、やっぱり制作者側が変な人が多い趣味に情熱がある方が多い印象なので内容としては濃いと思います。

あとは視聴者数の開拓や動画のクオリティーの向上などまだまだ進化点は多いと思うのでこれからも楽しみつつ注視していきたいと思います。

 

今回はこんなところです。