【散財】iPhone XS 512GBを導入したぞー!音質編 (iPhone SE比較)
こんにちはUSAMARUです
前回に引き続きiPhone XSの音質を確認していきます。
前回↓
iPhone XSのオーティオ機能としてスピーカー部を前回確認しましたが、スピーカーをメインに使用している方は極少数かと思います。
よって、ポータブルプレーヤーとトランスポート機能をメインにiPhone XSとSEの比較を行いながら確認します。
音質確認する際はできるだけ機器のオーディオ能力を上げるのと、公平性を保つためにTAOC製オーディオボード SCB-35の上に置いて再生します。
まずはウォーミングがてらiPhoneの音質、ひいてはオーディオ能力はそもそも進化しているのか?というところを確認しています。
方法としてはiPhone XSと8年前に発売されたipod第4世代をトランスポートとしてデジタル出力して音源送り出しをし、ポーブルアンプをDACとして再生します。
時々ネット上でデジタルデータの送り出しは同じデータ量ではあまり音質は影響せず、DAC部分やイヤホンでのみ音質が変わるというのを見かけます。要はアナログでは音は変わるがデジタルでは音が変わらないという説です。
CD誕生最初期の意見がこのご時世にまだあるのは驚きですが、これが現実なので私も気を引き締める意味で改めて確認します。確かに、デジタルデータはデータファイルが同じなら理論上劣化が無いので、そのような意見が出るのは当然で確認が必要と判断した次第です。
確認で使用するポータブルアンプはiPod購入当時黄金の組み合わせと言われた FOSTEX製 HP-P1です。iPodもしくはiPhone専用でしか使えず、通常のDACとして使用できないという現在では考えられない仕様となっています。
イヤホンはSONY 製 XBA-H3です。ずっと付けると物理的な意味で耳が痛くなりますが、音が気に入っているのとポータブルに回す金が無いのでなかなか次にいけません。
HP-P1はiPodのクソ音質ぶりに業を煮やし大枚をはたいて購入しました。しかし、まったく高音質化はせず、価格.comとアマゾンレビューで高評価していた連中を呪い◯してやろうかと思ったほどです。
その後、なにかのポータブルイベントで聞いたXBA-H3を視聴してこれだ!と思い大枚をはたき購入しました。わくわくしながらiPod+HP-P1にXBA-H3を接続して聴きましたがいつものクソ音質で自分の耳を引きちぎろうかと思いました。
その後iPhone 5sを購入した後も自分の耳が悪いんだとしばらくは我慢してiPod+HP-P1+XBA-H3で聴いていましたが、外出時にiPodを忘れたので音質下がるがiPhone 5sを聴いてみるかとXBA-H3直挿しで聴いてみて、音質の向上っぷりに鼻水がでそうでした。XBA-H3が鳴る鳴る!
その後、iPodとHP-P1を使うことは二度となくなり、押入れの中にずーっと押し込めていました。
あれから約4〜5年ぶりに使用しますが、あの時はアナログ回路が介在していました。今回はデジタル出力のみなのでDAC、アナログ回路は関係無く機器の再生能力のみに音質は左右されるはずです。
音源はiPodメイン使用時にダウンロード購入をしたStingの「Englishman In New York」をAAC256kbpsで再生します。再生ソフトは純正のiTunes music playerです。
違いはソフト面ではiPhone XSはiOS12.0、iPodはiOS6.1.6という事と、ハード面ではiPhone XSはLightningコネクタ、iPodはDockコネクタという事がありますがApple仕様ということでご了承ください。まぁ、デジタルデータ出力だから関係無いよね?ってことで。
まずはStingの「Englishman In New York」をiPod→iPhone XSの順で聴いていきます。
◯iPodで視聴
出だしのサックスからずっこけそうなサウンドです。まったく響いてきません。
Stingのボーカルは声は出ていますが悪い意味のねっとり感があります。
演奏も音場が狭く平坦な感じです。解像度も足りず繊細さもありません。
ブリッジ部のシンバルとドラムは完全に音割れしています。
サックスが大事な曲だとは思いますが、これが良くないので聞く気が失われていきます。
昔の悪夢が蘇るようでした。
◯iPone XSで視聴
サックスがよくなったのもありますが、全体的に音が立っています。
明らかな空気感の違い。演奏のステージが見えるような広がりを感じます。
Stingのボーカルも一気に解像度が上がりストレートに聞こえてきて、心地よい響きがたまらんです。
ブリッジ部のシンバル部も音が割れることはなく、ドラムの軽快な打音が先ほどと違いイヤホンから伝わります。
iPodより5ランク上ぐらいの音の良さを感じました。
はっきりと断言します。音源は同じでも機器の違いによるデジタル出力で音はまったく違う!iPodとiPhone XSでは歴然たる差があり、iPhoneは8年前の機器より確実に音質向上していました。
まあ、デジタル出力で音が変わる事はオーディオの世界で常識ですが、極々まれに「プレーヤーでは音は変わらん。大事なのはスピーカーとアンプや!」というオーディオの先輩を見かけます。過激な事を言うと、その先輩に対してこれを聴いてわからんかったらもうオーディオ辞めてしまえ!と言えるぐらいの違いです。
この聴き比べで一番驚いたのはHP-P1の音質ですね。送り出しが違うだけでこれだけの違いがでるのかという感じです。8年前のポタアンですがiPhone XSだとまったく色褪せない滑らかな音を奏でます。やはりDACより送り出しの方が重要なのかと感じます。
それはともかく、 iPhoneの音質の進化をはっきりと確認したので、本格的に確認を行いたいと思います。
iPhone XSの音質確認をする!と意気込んでいますが、購入してある程度使った感想をいうとiPhone SEとあんまり変わってないのではないかという気持ちが現時点では強いです。
iPhone XSはイヤホンジャックが無いので、ポタアンのCHORD製 Mojoを使用しての比較ですが、移動中などで使う分には音質が上がった!と思った事は正直ありません。
移動中なので雑音とノイズだらけなのわからないかもですが、iPodからiPhone 5sで感じた違いも同じ条件だったので単純に変化がないのかもしれません。
最近のAppleの動向をみるともしかしたら変わっていないではというのも十分に考えられるので、iPhone SEと比べてどれほど変わったかというのを基準に確認していきます。
もし音質向上が無かったらiPhone SEからiPhone XSに乗り換えていい音で聴こうと思っている人に、黙ってWALKMANを買えええええ!!!!と絶叫断言したいと思います。
使用する機器は下記です。ケーブルは特別なものを使用していないので省略します。
・スマートフォン Apple iPhone XS 512GB
・有線型イヤホン SONY XBA-H3
・プリアンプ marantz SC-7S1
・パワーアンプ marantz MA-9S1
・スピーカー Aerial Acoustics Model7
音質確認は下記条件で行いたいと思います。
私は無線イヤホンを所持していませんので、申し訳ありませんがスピーカーでのAirplay再生とさせて頂きます。
試聴方式は下記5パターンです。
①普通のイヤホン直挿し試聴
②Lightning端子のApple付属イヤホン直挿し試聴
③ポータブルDACでの普通のイヤホン試聴
④無線で据付DACでのスピーカー再生
⑤USB接続で据付DACでのスピーカー再生
音源は下記6曲です。選考基準はボーカルの男女振り分けと音源サイズ、私がよく聞く曲ということで選びました。
CD音源である44.1kHz/16bitは機器のインポート事情により無くしました。①、②でハイレゾ音源は44.1kHz/16bitに事実上なるのでそれで勘弁してください。
Spotifyはストリーミング再生した場合の音質も確認する為に試聴します。
◯圧縮音源
・Oasis「Don't Look Back in Anger」 AAC128kbps
◯ハイレゾ音源
・ビッケブランカ「Black Rover」 FLAC 48kHz/24bit
・宇多田ヒカル「花束を君に」 FLAC 96kHZ/24bit
・AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit
◯Spotify(ストリーミング)
・QUEEN「Bohemian Rhapsoty」 Spotify最高音質設定
圧縮音源とハイレゾ音源の再生はmora playerで統一します。無料というのとDSDのデジタル出力が可能ということで採用しました。
再生する順番はiPhone SE→iPhone XSで統一します。
①普通のイヤホン直挿し試聴
まずはイヤホン直挿し試聴ですが、iPhone XSはヘッドホンジャックが無いので直挿し不可となっています。代用として純製のヘッドホンジャック変換コネクタを挿しております。
不公平じゃん!と思われる方もいるかもしれませんが仕様なので仕方がありません。これ込みの音質確認となります。苦情の方はAppleにお願いしまーす。
ボリュームは両機ともにiPhone設定で11目盛りにしています。
iPhone SE試聴時の風景
iPhone XS試聴時の風景
<Oasis「Don't Look Back in Anger」 AAC128kbps>
◯iPone SEで視聴
いつのものDon't Look Back in Angerが再生されます。色あせない哀愁調のロックですね。曲名知らない人でもなんとなくのうちにこの曲を聴いていると思います。
演奏は聞こえますが正直ノイジー調です。
ノエル・ギャラガーの歌声が強調されていて、演奏が埋もれている感があります。
エレキギターも良いとはあんまり思いません。
ドラムもポコポコ鳴っている感じです。
歌と曲が好きなので聴いていますが、音質的にはいいとはあまり思いません。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより少しだけ音質が良くなったと感じます。
演奏がちょっとクリアに聞こえ、各演奏の個性が出てきた感じです。
ボーカルと演奏が調和されてきたように聞こえます。ただ、声質や音調はあまり変わらないように思います。
エレキギターも先程までモゴモゴ鳴っていたように聞こえましたが、本来の唸りを上げてきた感じです。
ドラムも打音が鮮明になりましたがぽこってます。
全体的にiPhone SEより良く聞こえました。
◯iPone SEで視聴
いつのもの禁断のレジタンスが再生されます。ティンホイッスルという管楽器とアコースティックとビートロックとが組み合わさった印象的な曲です。
管楽器はこもっておりもっと響きがほしいと思ってしまいます。
打ち込みと思われると音も少しざらついて聞こえます。
水樹奈々さんの歌はよく聞こえてきていですね。もうすこしクリアさがあればとは感じます。
演奏は音の広がりを感じますがやや平坦かなという所です。
低音も出てはいますが、この曲調ならもっといけるところまでいってもいいかも。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより全体的におとなしくなった気がします。
管楽器は遠くから聞こえてくるように感じます。
打ち込みも先程までの派手さが少しなりを潜めます。少しクリアにあった気がするのでその副作用でしょうか。
水樹奈々さんの歌は少しトーンがさがった感じで先程のエネルギッシュさより哀愁の表現力が強調されます。
演奏の音場等は余り変わりませんが、低音は少しでている感じです。
iPhone SEより曲調がエネルギー寄りから哀愁よりになったので、好みが分かれそうです。
<ビッケブランカ「Black Rover」 FLAC 48kHz/24bit>
◯iPone SEで視聴
いつのものBlack Roverが再生されます。ピアノソロから始まり一気に疾走感のあるロック調に変わります。
ピアノは高音の表現がうまく表現できています。その後の演奏もよく鳴らせていますが音が暴れ気味です。
ビッケブランカさんの男性としては高めの声も表現できています。コーラスや強弱の表現も聴き応えあります。
ベースとエレキギターの輪郭が少し甘い感じがしますが、ドラムの打音を基準としてそれなりに低音も鳴らせており演奏もいいと思いました。
全般的に先程までの圧縮音源よりいい音というのははっきりわかり、音楽的喜びが増します。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときよりクリアさを明確に感じます。空気感がまるで違い、無音時の静寂さと演奏がそれぞれ際立ちます。
ピアノ、演奏共に先程の暴れが嘘のようにストレートに聞こえてきます。
ビッケブランカさんのボーカルも透明感が増し、より中性的な歌声に聞こえてきます。
ベースとエレキギターの輪郭はそのままですが、ドラム をはじめとしたリズム隊は軽快さが増しよりリズミカルに聞こえてきます。
iPhone SEのようなラウド感は減りますが、この曲では音が整のう方こちらの方が良く聞こえました。
<宇多田ヒカル「花束を君に」 FLAC 96kHZ/24bit>
◯Pone SEで視聴
いつもの花束を君が再生されます。みなさん朝ドラで聞きまくったと思います。
宇多田ヒカルさんとピアノの伴奏で始まりますが距離が近く良く聞こえます。ただ、少し粗いかなと感じます。
ボーカルは口が大きくエネルギッシュさをかなり感じます。ボーカル一点突破の様相を呈する程です。
演奏のドラムはしっかりと聞こえ低音もよくでていると思えます。がっちり曲の土台を固めています。
ヴァイオリンはアクセント程度に聞こえあまり主張をしていません。楽器特有の響きがさらりと聞こえます。
相変わらずの哀愁を漂わせつつの優雅さと力強さを持つ素晴らしい曲です。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより粗さがかなり減た気がします。空気感も静寂さが増し、音の広がりを少し感じます。
ボーカルは相変わらず口が大きいですが、エネルギッシュさは減り女性らしい艶がのったように聞こえます。
演奏は少しくクリアさはましますが、低音の表現がおとなしくなった気がします。
ヴァイオリンは先程までより響きが増しますが、主張するまでには至っていません。
Black Roverと同じ傾向で、iPhone SEに比べクリアさは増しますがエネルギッシュさは減ります。この曲は好き嫌いが分かれそうです。
<AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>
◯Pone SEで視聴
いつものキミガタメが再生されます。アコースティックな演奏と女性ボーカルの凛とした歌が融合しスピーカー再生では立体的な音場が形成されます。
ボーカルは非常に口が大きく、凛とした滑らかな歌声がストレートにイヤホンから出力されるのを感じます。
演奏はヴァイオリンとアコースティックギターを主体としていますが、それぞれが持ち味を出しており聴き応えがあります。
ヴァイオリンは高音まで鳴らそうと頑張っていますが鳴らしきれていないように感じます。
低音は出ていますが、少しボワついています。
音源が良いといのもあるかもしれませんが、全般的に良いと思いました。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEより空気感というものが出たような気がしますが、単純に薄くなったように感じます。
ボーカルの熱量低下が大きく感じられ聴いていても先程よりあまり楽しくありません。
ヴァイオリン やアコーステックギターも何だか上辺だけ演奏している気、心なしか解像度も下がった気がします。音場感はそんなに変化を感じません。
密度が全体的になくなり、濃厚さや滑らかさが減った印象です。
この曲に関してはiPhone SEの方が私は好きです。
<QUEEN「Bohemian Rhapsoty」 Spotify最高音質設定>
◯iPone SEで視聴
いつものBohemian Rhapsotyが再生されます。ボヘミアン・ラプソディーはQUEEN最大のヒット曲でロックの金字塔的超名曲ですね。ちょっと長いですがいろいろな音調やボーカル、演奏技法が聞けます。
アカペラ部はコーラスが息遣いのような細かい表現がイヤホンの長所で良く聞こえます。コーラスの音場感もよく感じとれます。
バラード部はフレディ・マーキュリーの少し奥から聞こえて暴れ気味です。ブライアン・メイのエレキギターは高音まで良く唸っています。
オペラ部のコーラスは多重コーラスになって目まぐるしく演奏指向が変わりますが良く鳴らせています。
ロック部のギターはもっとグルーブ感があっても良い感じです。ボーカルはさすがという感じで疾走感を漂わせたストレートな歌声が耳に入ってきます。
最後のバラード部はもう少し哀愁があっていいかと思いました。
いろいろ言っていますが全体的に演奏もボーカルも良く聞こえ、ストリーミングかつボータブル機でこれだけの音質がいつでもどこでも聞けるのは結構凄いことではないでしょうか。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEに比べ全体的にクリアになったというか平べったくなった傾向で音の厚みや激しさが減っています。
アカペラ部はコーラスの多重感が薄れ音の厚みが減ってしまいます。
バラード部はフレディ・マーキュリーの歌声が綺麗になって聞きやすくなっていますが、ブライアン・メイのエレキギターはがかなり大人しくなっています。かなりのマイナスポイントです。
オペラ部の、演奏はオペラにあった上品さを持ち合わせるようになります。ここは先程より良くなったかもしれません。
ロック部のギターは先程よりグルーブ感がさらに下がります。そんなあ。ボーカルもさっきより疾走感がなくなりあっさり風味に。
最後のバラード部は少しおとなしくなりましたがそれほど変わらず。
いろいろ言っていますが全体的に演奏もボーカルも良く聞こえ、ストリーミングかつボータブル機でこれだけの音質がいつでもどこでも聞けるのは結構凄いことではないでしょうか。
この曲も先程のキミガタメに続きiphone SEの方が良かったです。
①普通のイヤホン直挿し試聴の方は以上です。
いやー、イヤホンの試聴って難しいですね。普段イヤホンを真剣に聞くことがあまりないので、ポイントがわかない所も多く感想がフワフワした内容になっていると思います。すいません。
良くわからないなりに確認しましたが自分の結果だけ見るとiPhone XSで良くなったとこもあり悪くなった所もあって五分五分となりました。
全体的に見るとiPhone SE直挿しの方が優れていると思います。理由としては音源が良くになる傾向につれてiPhone SEの良さが見えてきたからです。
最初はiPhone XSの方が解像度が高くなる傾向かと思っていましたが、もしかしたら粗を出さないような再生の仕方をしているだけでiPhone SEの方が最終的には音源をそのまま再生すり傾向で良くなっていったと感じました。
これはiPhone XSの変換プラグも関連していて、それが律速状態になっている可能性があります。よってiPhone SEでイヤホンを本体直挿しの方が回路にイヤホン直結する分有利になっている事が考えられます。
今回の結果よりiPhone直挿し精神絶対曲げない派には以下の長州藩正月の儀式にて進言申し上げ仕りたく御座候。
長州藩家臣「殿、今年はいかが(そろそろiPhone XSにしても良くね?変換プラグあるっぽいしケーブル直挿しでもいけるっしょ)しましょうか」
長州藩藩主「時期尚早(ちょっとまてって、それは音質まずいよ。ちょっと考えよ。iPhone6とかアンドロイドも視野にいれよう。あせんなよ〜)じゃ。」
②Lightning端子のApple付属イヤホン直挿し試聴
次はLightning端子のApple付属イヤホン直挿し試聴です。
いやーこのイヤホンは恐ろしいですね。
なんてったってLightning端子ですよ。Appleしか採用していな独自規格で高級イヤホンケーブルが売っているというのを最近知りましたが、買う側としては非常にリスキーかと思います。
先程HP-P1はiPod、iPhoneにしか対応していない今では考えられないDACという話がありましたが、このイヤホンももうすぐその仲間入りになるのでは無いでしょうか。Appleの機嫌で運命が決まるようなもんですから。
このコネクタのおかげでXSとSEの比較が公平にできるので助かりますが、このタイプの新しいイヤホンは正直買えないですかね。
iPhone SE試聴時の風景
iPhone XS試聴時の風景
<Oasis「Don't Look Back in Anger」 AAC128kbps>
◯iPone SEで視聴
イヤホンが密閉型ではないので装着具合にかなり違和感あります。
演奏のノイズ感はイヤホン直挿しほどはないですが少し大人しい印象です。
ノエル・ギャラガーの歌声がも演奏もそこそこ調和とれています。
ギターもいい感じに唸っていて、ドラムもポコポコいっていますがまあいいでしょう。
前半はアレな所もありますが、全体的ににまとまった印象です。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより演奏の粒が立つ感じで音が小さい所はっきり聞こえます。
ボーカルは先程の方が音が固まって生々しさがありますが、こちらは音場が広がる感じです。
エレキギターも先程の方がラウド感がありロックとしてはいいかもしれまん、こちらでは音がクリアになった感じでそれはそれで良い所もあります。
この曲としてはiPhone SEの方が良いかもしれませんが微妙です。例えるならMcintosh(iPhone SE)、marantz(iPhone MX)どっちが好きかみたいなかんじです。
◯iPone SEで視聴
管楽器はやはりこもっていますが、打ち込み系のざらつきは解消されているように思います。
水樹奈々さんの歌はやはりよく聞こえますがレンジが狭く感じます、
演奏はも狭くやや平坦かなという所は変わっていません。
直挿し時よりクリア差は上がっていますが、若干力強さに欠ける感じです。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより1ランクS/N比が上がる印象です。
管楽器もボーカルも解像度が上がり綺麗に聞こえます。音が全体的に粒が立つ感じで、ヴァイオリンの高音も滑らかに鳴っています。
音場も広がり演奏が軽快に聞こえます。少し軽すぎかもという気もしますが、疾走感でカバーし聴き応えがあります。
これを聞くとiPhone SEのこの曲はあまり聞く気になれないです。
iPhone XSの実力を感じました。
<ビッケブランカ「Black Rover」 FLAC 48kHz/24bit>
◯iPone SEで視聴
イヤホン直挿しの時より出だしが大人しく感じます。
ピアノは高音の表現はいいんですが、それ以後のロック演奏が開始されてからエンジン全開のイメージだったんですが、アクセル半分みたいなかんじです。
ビッケブランカさんのボーカルも暗めでなんだか元気がなく感じます。それにより重厚感がでればいいですが、なんだか艶が無くなっただけのイメージです。
ドラムの打音も出てはいますが演奏も乗っていません。
こんなんだっけ?と思わせる試聴でした。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより明らかにクリアです。空気感が出ています。
ピアノ、演奏共に繊細な表現ができていますが、やはり少し元気がないかなという感じです。
ビッケブランカさんのボーカルは先程とは嘘のように艶がのり、個性的な音色が戻ってきました。
ベースとエレキギター、ドラム 共にリズミカルに聞こえてきます。
この曲もiPhone XSが良く、XSの音質向上を感じさせてくれました。
<宇多田ヒカル「花束を君に」 FLAC 96kHZ/24bit>
◯iPone SEで視聴
イヤホン直挿し時ほどのボーカルのエネルギッシュさを感じませんが、繊細さが向上しています。ただ、音の輪郭がぼやけ気味かなと感じます。
演奏のドラムは低音が少し弱くなったきがします。ドラムよりコーラスやヴァイオリンの方が目立つ程です。
ヴァイオリンももう少し際立ってもいいかなと思いますし、解像度が足りなく感じます。
哀愁は感じますが、優雅さと力強さは物足りなくなりました。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときよりさらに力強さが弱くなった感じがします。。
ボーカルはの際立ち感がほぼなくなり、演奏と調和する方向に向かっています。
演奏は少しくクリアさはましますが、全体的に控えめですかね。
ヴァイオリンもそんなに変わらんような。
このイヤホンの特性かわかりませんが、iPhone SEもXSも満足できる音が聞けませんでした。
<AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>
◯Pone SEで視聴
ボーカルは繊細で滑らかな歌声がストレートに聞こえます。イヤホン直挿しほどのエネルギーは感じず少しあっさりめ。
演奏の主体であるヴァイオリンとアコースティックギターは相変わらずいい音で鳴っています。音の広がりはありますが、もっと音圧があってほしいかなと思います
低音は程よくでておりボワ付きありません。ちょうどいいかもしれません。
力強さとボーカルの艶がもう少しあればもっと良いのですが、ボーカルと演奏が調和した良い音を聴けました。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEより全体的に1〜2ランクほど上がった感じです。
ボーカルの熱量及び艶、ヴァイオリン、アコーステックギターの響き、打楽器のアタックが鮮明になります。
特に関心したのが低音の表現で先程との違いを大きく感じました。低音がでることにより中音、高音も際立って演奏全般がダイナミックになりました。
この曲はiPhone XS一択でSEで聞く理由がありません。XSの音質の良さが際立ちました。
<QUEEN「Bohemian Rhapsoty」 Spotify最高音質設定>
◯iPone SEで視聴
アカペラ部はコーラスが耳をぐるぐる駆け回るのは同じで特に不満もありません。
バラード部はフレディ・マーキュリーの口が小さいですが哀愁が伝わってきてそれなりに聴けます。ブライアン・メイのエレキギターは少し曇り気味に聞こえます。もっと唸ってほしいなと思います。
オペラ部のコーラスはガリレオ合唱で少し耳が痛くなりました。全般的に平坦的でそこまで良くは感じないです。
ロック部のギターはやはりグルーブ感がもっとあってほしいです。大人しくないか。ボーカルはさすがです。
最後のバラード部は哀愁感ありますがやはり力強さが感じられません。
バラード部の表現は聴き応えありますが、ロック及びオペラの躍動感がイマイチに感じます。静寂からの躍動もこの曲の醍醐味なのでちょっと物足りないです。
◯iPone XSで視聴。
アカペラ部はコーラスの音圧を感じます。フレディよりコーラスが
バラード部はフレディ・マーキュリーの歌声がさらに哀愁感増します。ママ~がとてもも良くなっています。先程より若干だけ口が大きくはなっていますが、もう少し大きくしてほしいです。ブライアン・メイのエレキギターは先程よりだいぶ高音まで伸び血エネルギーを感じます。
オペラ部のに躍動感が生まれおり、気持ちが高揚してきます。先程は相当平坦だったなと思われる音です。
ロック部はフレディが楽しく力強く歌う様が見て取れます。ギターもそれに併せ小気味よく走っています。。
最後のバラード部は哀愁さを引き継ぎ最後まで聴きごたえがありました。
この曲もiPhone XSの方が良かったです。ストリーミングもiPhone XSですかね。
②Lightning端子のApple付属イヤホン直挿し試聴の方は以上です。
まずApple付属イヤホンに馴れるのが大変でしたがなんとか聴けました。
XBA-H3ほどの密閉性が無く全体的に音のパワー不足を感じましたが、それでも鳴る曲は鳴ったので機器の実力が顕になった所もあったのではないでしょうか。
私の試聴だけで見ると4対1、1引き分けでiPhone XSの圧勝でした。
現時点ではLightningコネクタからのiPhone XS音質は優れていると思われます。
iPhone SEでLightningイヤホンを使用している方はXSへの以降をオススメします。
大きさとホームボタン以外で損をすることは無いはずです。お金があれば購入検討してはいかがでしょうか。
③ポータブルDACでの普通のイヤホン試聴
次はポータブルDACでの普通のイヤホン試聴です。
iPhoneのデジタル出力をポータブルアンプCHORD MojoがDAコンバートしてアナログ出力します。
これによりiPhoneはデジタル出力のみに専念し高品位なDACによる変換とアナログ出力で高音質化が図れます。
1個アイテムが増えて携帯性は低下しますが高音質化の恩恵も大きいと思うので、iPhoneを使用の方はポータブルアンプも考慮するのもいいかもしれません。
ポタアンを使用してどの程度高音質化が図れているか、純粋にデジタル出力したiPhoneの比較も確認したいと思います。
iPhone SE試聴時の風景
iPhone XS試聴時の風景
DSDもネイティブ出力しています。
Mojoの一番上のランプがピンクっぽい色になればDSD出力されている事になります。
<Oasis「Don't Look Back in Anger」 AAC128kbps>
◯iPone SEで視聴
いままでの試聴より非常に聞きやすくなったというか、レベルが違うのではという音がします。
まず、演奏で各楽器が明確に聞き取れます。いままでは潰れてしますことも多かったのですがポータブルアンプの力によって明瞭に聞こえる感じです。
ノエル・ギャラガーの歌声が澄んで滑らかに聞き取れます。滑らかさが少し粘り気があるという意味もあるかもしれません。
ギターもこんないい音してたっけというぐらい気持ち良く鳴り、ベースは指使いまで見えてきそうです。
一番違うのはドラムで、ポコポコ鳴っていたのがドラムの音像がしっかりと見えてドラムを叩いてるのがわかります。
iPhone SEのデジタル出力とMojoすげえというのが改めてわかりました。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより定位感は下がりますが音場感が広がります。。
ボーカルは滑らかですがあっさりめで耳で広がっていく感じです。
エレキギターも先程の方がラウド感があったのでロックはSEの方が良かったかもしれません。
Lightningイヤホンとほぼ同じ感想です。この曲としてはiPhone SEの方が良いかもしれませんが好みが別れます。やはり、Mcintosh(iPhone SE)、marantz(iPhone MX)どっちが好きかみたいなかんじになります。
私はiPhone SEの方が良かったです。
この曲の試聴で思ったのはiPhoneにポタアンを追加するだけで専用機に匹敵する力を持っているのではないかと所です。
◯iPone SEで視聴
管楽器を含む演奏がワイドに聞こえます。ざらつき感は完全に解消はされていませんがもはや気になりません。
水樹奈々さんの表現に富んだ歌声をダイナミックに表現できています。ボーカルに深さも加わって聴き応えが大幅アップしましたが、やはり少し中央寄りに聞こえました。
ボーカルに比べ各楽器が少し埋もれ気味な気がしますが、いままでよりは全然良くなっています。イヤホンが震えるのがわかるくらい音が出ています。
ボーカルのダイナミックさに演奏が追いついていない気もしますがリピートしたくなる音を聴けました。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより音場が広大になります。
管楽器をはじめとする演奏は明瞭に聞こえますが各楽器の主張は控えめです。
ボーカルは音場は広がりますが、少し奥から聞こえるように感じます。先程までのダイナミックさが少し減りますが、演奏とうまくマッチするようになります。
iPhone SEよりあっさり目ですが、ボーカルと演奏のバランスがとれて曲としてはまとまりがでてきましたがSEの方を私は聞きたくなってきます。
この曲は好みが分かれると思います。
<ビッケブランカ「Black Rover」 FLAC 48kHz/24bit>
◯iPone SEで視聴
出だしの空気感が凄く表現できています。ピアノを弾いている周辺の空気が聞き取れる感じです。
ピアノのソロ演奏からのロックへの流れがフルアクセルです。各楽器の演奏の持ち味もでており、安定感すら感じます。
ビッケブランカさんのボーカルもダイナミックに歌えており艶がのっており、いい声だなと感心してしまいます。
いままでギターがあんまり良いとは思えなかったのですが、今回は非常に際立っており曲のスケールをアップさせていました。
この曲ではやっぱハイレゾはいいなぁと感じてしまいました。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより若干クリアになっています。
ピアノ、演奏共にはっきり聞きとれますが、少しゆっくりになったかな?というような感じです。
ビッケブランカさんのボーカルもダイナミックさというよりは哀愁感がでてきて、こちらもこの曲に合っているなと思いました。
SEの時は勢いがありましたが、こちらはボーカルと演奏がマッチして味と深みがでてきた印象です。
強弱は付けつつ哀愁などの表情を聞かせてくれるXSは良いなと思いました。
<宇多田ヒカル「花束を君に」 FLAC 96kHZ/24bit>
◯iPone SEで視聴
宇多田ヒカルさんの口が大きいですが、少し輪郭が甘く中央よりな気がします。
ボーカルが強調されており、演奏が少し弱めです。
この曲自体が演奏が弱い傾向ですが、さらに埋もれている印象を受けます。
ドラムは低音なのでボーカルと被らずしっかり聞き取れますが、ヴァイオリンをはじめとする中高音域の楽器のスケール感がほしいなと思います。
聞くだけでは満足できるのですが、ボーカルの艶感と演奏との調和がもう少し欲しいなと感じました。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより色彩が豊かになったように感じます。
ボーカルの口の大きさはそのままですが、先程までの平坦さから艶と深さが加わって息宇多田さんのボーカリストの力をしっかり聞き取れます。
演奏はボーカルとしっかり分離されてうまく表現されています。ボーカルに埋もれること無くこの曲にさらなるダイナミックさを加えます。
ドラム以外の各楽器の主張も強まり聴き応えが増します。
この曲聴いて、曲全体をきれいにまとめるiPhone XSの本領を発揮してきた感があります。
<AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>
◯Pone SEで視聴
ノイズ感など一切無い滑らかなサウンドです。
ボーカルは定位しておりストレートに聞き取れます。ボヤケ等もなく心のある歌声です。
演奏の主体であるヴァイオリンとアコースティックギターの細かい音も拾い上げ音の繋がりを感じます。ヴァイオリンは高音までしっかり伸びるのが聞き取れ気持ちが良くなってきます。
低音はメリハリのある音をだしておりちょうど良い塩梅です。
音場がもっと広くてもいいかなと思いましたが、ボーカルと演奏のバランスも良く素晴らしい曲を聴けました。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEより澄んで響きが加わったのを感じます。
ボーカルの表現がより豊富になった気がし、心地よい響きと余韻が残ります。
演奏はよりワイドに広がり繊細さがプラスされています。
ヴァイオリンの高音の伸びや明瞭さは先程より控え目に感じます。
まとまりやキラびやかさはXSの方がありましたが、ダイナミックさはSEの方がありました。どちらも良く好みかなと思います。
<QUEEN「Bohemian Rhapsoty」 Spotify最高音質設定>
◯iPone SEで視聴
アカペラ部はコーラスをうまく表現できており今までと一線を画す感じです。まあ、曲全体に言えることですが。
バラード部はフレディ・マーキュリーの哀愁が伝わってき、声も良く聞こえピアノともうまくマッチいます。ブライアン・メイのエレキギターはやはり少し曇り気味に聞こえますがうまく鳴っています。
オペラ部のコーラスが明瞭に目まぐるしく頭を駆け巡ります。脳みそがオペラホールと化します。
ロック部のギターはもっと伸びてきてほしいですがボーカルと調和が取れて聴いていて気持ちがいいです。
最後のバラード部は哀愁感あり最後の消え入るような声が良かったです。
全体的によく聴けました。正直そんなに不満がありません。
◯iPone XSで視聴。
アカペラ部はコーラスの明瞭さ向上を感じます。細かい声の表現も拾い上げている感じです。
バラード部はLigthningのときと同じでフレディ・マーキュリーの歌声がさらに哀愁感増します。ママ~がやはり良い。他の部分も心に響いてくる感じです。ブライアン・メイのエレキギターも曇り無くストレートに聞き取れます。高音まで綺麗に伸びます。
オペラ部は躍動感が上がって音圧を感じます。
ロック部はフレディが楽しく歌を歌う様が見てとれる感じでギターもいい感じで唸っています。
最後のバラード部は哀愁さを引き継ぎ最後まで聴きごたえがありました。
Ligthningのときとあまり印象は変わりませんでした。ストリーミングではiPhone XSが良いのかもしれません。
③ポータブルDACでの普通のイヤホン試聴の方は以上です。
まず、いつも聴いているMojoでの音がイヤホン直挿しより高音質なんやなーてのを改めて感じました。ポタアン接続はオススメです。
いろいろ感想書いていますが、全てレベルが高い上での感想でもしかしたらイチャモンに近いものもあるかもしれません。
iPhone XSのデジタル出力による音質ですがポタアンの力もあってか、まったく不満は無いレベルです。上を見ればキリは無いですから普通使いをする分には必要十分です。
もっと上を目指す人は専用機が必要になってきますが、WALKMAN等と聴き比べて音質とコストパフォーマンスを考えて検討する必要があるかと思います。
iPhone SEとXSの音質の違いですがSEが太く音像系でXSがきらびやかで音場系といった感じでしょうか。
SEの方がロックなどのジャンルは得意かもしれませんが、XSはポップスを始めアコースティックな曲など幅広いジャンルで有利かもしれません。
好みの問題もありますが、XSの方がS/N比が上がっている傾向もあるので音質向上は図れているのかと思います。
④無線で据置DACでのスピーカー再生
次は無線で据置DACでのスピーカー再生です。
私のほうが無線イヤホン持っていないのでスピーカーでの再生となります。申し訳ありません(土下座)。
使用する機器の詳細は下記です。
プリアンプ marantz SC-7S1
パワーアンプ marantz MA-9S1
スピーカー Aerial Acoustc Model7
今回はmora playerがAirplayに対応していないので、Kaiser Toneで再生を行いました。
iPhoneで音源をAirplayで飛ばしてSonica DACで受信し、データをアナログ変換してプリアンプに出力し、プリアンプでボリューム調整してパワーアンプで信号増幅してスピーカーで音を出しています。DACからの信号線は全てバランスケーブルで接続しています。バランスケーブルとスピーカーケーブルがプロケーブルで買った安物です。
従来はCDプレーヤーやアナログプレーヤーなどでディスク交換が発生していましたが無線で飛ばすことによってスマホひとつで音楽を高品位に聞ける素晴らしい時代です。
私はさらなる音質向上を目指してこの無線での再生というものをあまり行っていませんが、結果が良ければ今後積極的に活用したいですね。
iPhone XSの無線伝送能力がいま試される!
iPhone SE及びXS試聴時の風景
<Oasis「Don't Look Back in Anger」 AAC128kbps>
◯iPone SEで視聴
Airplayだと演奏がボヤケていてあんまり聞き取れません。ギターが強調されているところなど一定の部分しか聞こえません。
ノエル・ギャラガーの歌声は中央にある程度されており歌は切れるという感じです。。
ベースはボワ付いて鳴っておりあまり気持ちいいものではありません。ドラムも埋もれ気味です。
ボーカルは聞けるので歌としてはいいですが曲全体を考えると他の部分ももっと際立ってほしい所です。。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより細かい音まで聞こえるようになった気がします。
潰れていた音からちょっとずつ音が聞こえてくるような感じで情報量が増えたように感じます。
ボーカルは定位に加え広がり、抜けがよくなったように思います。
低音の沈み込みも増えて全体的に深みが増した感じです。
iPhone XSの方が音楽的に聴き応えがありました。
◯iPone SEで視聴
全体的に平坦ですが、ボーカルは中央に定位し演奏はその外を囲むようにステージを形成しています。
水樹奈々さんの表現のボーカルはやや深みが足りない感じですがストレートに耳までで飛んできます。
演奏は若干ボヤケ気味でさらっとしています。もっと密度感がほしいです。
濃厚さは足りないですが軽く聞く分には十分なサウンドです。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときよりモヤがかったものが少し取れた感じになります。
管楽器をはじめとする演奏は明瞭に聞こえ一気にサウンドステージが広がった気がします。
特にヴァイオリンの凛とした演奏が光るようになります。
ボーカルは深みが増し、ポタアンで聴いたダイナミックさが戻ってきた感じです。
ボーカル、演奏共に高いレベルで聴けて調和もとれています。
XSというか無線の音質でこれだけ変わるのは正直驚きました。
<ビッケブランカ「Black Rover」 FLAC 48kHz/24bit>
◯iPone SEで視聴
全体的にかなり平べったいサウンドです。
ピアノのソロ演奏からのロックへの流れに躍動感や疾走感がありません。
ビッケブランカさんのボーカルもラジカセ感がありさっきまでの濃厚さはどこかに消し飛んだとしか思えません。まったく艶がありません。
ドラムだけは音がでていますが、それ以外の楽器もスカスカ感があります。
いったいどうしたんだというサウンドです。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより幾分かは深みがでてきました。
ビッケブランカさんのボーカルも潤いが戻りましたが、もっと奥深い表現力があり表現しきれていないのではと感じます。
演奏はグルーブ感がでていますがもっと重厚さがあってもいいとは思います。。
SEよりはマシになっていますが、イヤホンのときのような重厚感がまだ足りないです。スピーカーで聞くとそうなっちゃうんでしょうか。
<宇多田ヒカル「花束を君に」 FLAC 96kHZ/24bit>
◯iPone SEで視聴
宇多田ヒカルさんの音像が目の前に現れそのまま声が飛んできます。
全体的にあっさりめな音調ですが曲としてはまとまっていて不満がありません。
。
定位感と音場がしっかりしておりボーカルも心地良いのでこれで十分と思ってしまいます。
Airplayで音楽は十分ではないかと思ってしまいます。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときよりボーカルの熱量を感じます。
演奏はより華やかになった感じがあり、曲全体がグレードアップした感があります。
この曲は良く聞きますが、CDと聞き比べてもわからないのではないかという程に聞こえます。
これがiPhoneと無線で聞けるのは凄いと思い、CDプレーヤーも廃れるわけだと感じました。
<AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>
◯Pone SEで視聴
この曲はKaiser toneで聞くと何だか奥のほうから聞こえているのかというぐらいゲインが低くボヤけてしまいます。
これは不具合かわかりませんが、イヤホンであろうがスピーカーであろうが一緒です。
よって、本来の実力が聴けないので無評価とします。
ちなみに聞こえてくる音ははめちゃくちゃスケール感が小さく聴けたもではありません。
◯iPone XSで視聴
SEと同様に無評価にします。
出てくる音はやっぱりスケール感が小さいです。
やっぱり音源とプレーヤーって大事なんだねぇ(しみじみ)
<QUEEN「Bohemian Rhapsoty」 Spotify最高音質設定>
◯iPone SEで視聴
アカペラ部はコーラスによってチャンネルや定位する位置が変わり音場感は出ています。
バラード部はフレディ・マーキュリーの哀愁あるボーカルがしっかり伝わってきます。ピアノの細かい音までは聞こえてきませんが十分です。ブライアン・メイのエレキギターはやはり少し曇り気味に聞こえます。すこし大人しい。
オペラ部のコーラスも自在に動きますが、音圧等はあまり感じられず上品に聞こえてくる感じです。
ロック部のボーカルは定位感は無くスピーカーから音が出てきます。ギターは高音がそれなりに出ていますがもっと伸びてほしいとうのは前と同じです。
最後のバラード部は哀愁感あます。
全体的によく聴けました。正直そんなに不満がありません。
◯iPone XSで視聴。
全体的に音がクリアになっています。
アカペラ部はコーラスの明瞭さ向上を感じます。
バラード部はフレディ・マーキュリーの歌声が哀愁感漂わせながら力強さが増します。訴えてくる感があり艶があります。ブライアン・メイのエレキギターも曇り無くストレートに聞き取れます。高音まで綺麗に伸びます。
オペラ部は前と比べ飛躍的に躍動感が上がります。音がぐわーと包み込んでくる感じがします。
ロック部はギターのグルーブ感が凄いです。定位感は無くスピーカーから音が出て来るのは同じですが、フレディの歌声も疾走感がでています。
最後のバラード部は哀愁さを引き継ぎ最後まで聴きごたえがありました。
ストリーミングではやっぱりiPhone XSが良いんですね。
余談ですがその後に聴いたDont Stop Me Nowもめっちゃ良くて驚きました。
④無線で据置DACでのスピーカー試聴の方は以上です。
ムムっ!?と思った曲もありますが、ほぼクオリティー的に満足のいくものになっています。イヤホンとスピーカーの再生で聞く印象がだいぶ変わるのでそう感じました。
Airplayという無線伝送技術によって、音質の高みを目指さなければ十分な音質で音楽を聞ける時代になり、今後新たな無線の技術が開発されたらいよいよ据置型のプレーヤーは終わりを迎えるのではと感じました。
特にiPhone XSの無線での音質は素晴らしい物があり、ある程度のCDプレーヤーでは太刀打ちできないんじゃないかと思います。いま安めのCDプレーヤーがほしいという人がいればレシーバー付きのDACを買うことをおすすめします。
iPheneの資産を活かしながら無線で音楽を聞ける事も出きるし、PCでの有線DACができるのでその上のハイレゾ再生領域も目指します。中途半端なCDプレーヤーを買う時代は終わったなと確信しました。もし買うのであれば、PC等使えない親やおじいちゃんおばあちゃんに買ってあげましょう。
iPhone SEとiPhone XSを聴き比べて音質の違いがあるのに正直驚きました。「送り出しで音がかわる!」と言っておきながらそれは有線の話で、無線は正直半信半疑でした。
これによりプレーヤーの音質がそのまま無線に乗って再生されるのがわかり、面白さが広がりました。無線の相手先のハードも重要になってきますが、送り出し側も重要です。
iPhone SEよりiPhone XSの方が今回の感想では良いと思いました。特にAirplayに対応していないSpotify側で違いを感じました。
なんだかオカルトじみてきましたが、無線で音楽再生メインの方はiPhone XSをオススメします。
⑤USB接続で据置DACでのスピーカー再生
次はUSB接続で据置DACでのスピーカー再生です。
機器は無線時と同じです。
USB接続はiPhoneのカメラアダプタに、きったないそこら辺にあったUSBケーブル(約3m)をSonica DacにUSB-B接続しています。
iPhone SE接続時
iPhone XS接続時
プレイヤーをmora playerに戻しました。
USB-DACでiPhoneの音楽再生能力を最大限までだすために確認します。
一応DSDも再生できるかも確認しました。
再生はUSB-DACなので有線でデジタルデータがSonica DACまで伝送され、その後の音声再生までは先程の無線時と同じです。
音源のデータ再生はアプリでなんとかなるので、送り出しの音質が良くなればプレーヤーはiPhoneのみで良くなります。電話もでき、メールも送れて、ネットも見れ、ゲームも楽しめ、音楽再生もどの状況でも凄い音質で再生できるという人類の叡智が集結した最強の機械が誕生します。
iPhone XSが歴史を変えれるか音質の確認だ!
<Oasis「Don't Look Back in Anger」 AAC128kbps>
◯iPone SEで視聴
無線の時よりはっきりと聞こえ、各楽器の輪郭も少し見えるようになりました。
ノエル・ギャラガーの歌声は中央にある程度さ定位されており、音量十分です。
演奏に密度がありグルーブ感もあって重厚です。低音が良くでており、音の土台はがっちりしています。
ボーカル、演奏ともに無線時より濃厚さを感じ、聴き応えがあります。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときよりボーカルは少し大人しくなった気がします。
ただ、低音の伸びが更に出て重厚感は増しています。
ボーカルの定位感と音の輪郭が少しあるので音楽としても聴けます。
もっと音の粒がたてばいいのですが、圧縮の限界でしょうか。全音源聴いてもこの曲は伸びしろがたくさんあると感じました。
この条件でSEとXSで甲乙付けるのは難しいですが、XSの方が音のステージ感がでているのでこちらがいいと思います。
◯iPone SEで視聴
無線のときと音の鮮烈さが段違いに感じます。押し込められていたものが開放されているような形でスピーカーから放出されています。
無線より明らかにゲインが違う感じで音量が大きく感じます。
水樹奈々さんの表現のボーカルはダイナミックで音場が広がって聞こえます。何より楽しそうに歌うのが見えてきます
演奏にベールなどかかっておらず部屋全体にエネルギーのある音が広がります。
有線によるゲイン増で音量増大だけかもしれませんが、それも音質向上といえるのではないでしょうか。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときよりモエネルギー感は減りますが、ボーカルの輪郭がしっかり見えてきます。
演奏は音の細かさが見えてきて、管楽器とヴァイオリンの旋律が心地いいです。特に管楽器は今までで一番良く感じました。
ボーカルは哀愁の表現がよくできていて表現の楽しみが増えます。
演奏は先程よろおとなしめになりますがボーカルと適度に合う感じにはなります。
XSになると落ち着きがでて哀愁の表現が良くでますが、SEの鮮烈さと熱さがそれを上回り好みに感じました。
<ビッケブランカ「Black Rover」 FLAC 48kHz/24bit>
◯iPone SEで視聴
ここからは大音量になりすぎたので、プリアンプのボリュームを少し絞りました。苦情が来たら大変だからね。
無線の時の音はなんだったんだという感じでロックな曲になっています。ロック部の躍動感は十分です。
ビッケブランカさんのボーカルは少し暗めですが命を吹きこまれたように艶のある歌声を披露します。
演奏はもう少し元気があってもいいですが十分鳴らせています。低音表現力はこのあたりが携帯機の限界かもしれません
やっぱり無線より有線なんだよなぁと思いました。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときより音自体は大人しく感じます。
ただ、ビッケブランカさんのボーカルの表現力が一番良くでていると思います。感情の表現に加え響きが加わって魅力的な声を聞かせてくれます。
演奏は先程より静かにはなりましたが各楽器の輪郭はたってメリハリが出てきました。
ボーカルの力と演奏の主張がぶつかって生々しさでてきています。
これはiPhone XSの再生能力が優れています。ハイレゾ再生も可能で有ることを示してくれました。
<宇多田ヒカル「花束を君に」 FLAC 96kHZ/24bit>
◯iPone SEで視聴
無線の時より密度ある音が出てきて空気感が伝わってきます
ボーカルの息遣いまではっきりわかり強弱の表現もしっかり出し切れています。
ただ、明瞭にボーカルの音が出てきた分、高音の硬さが気になり始めました。。
演奏も各楽器が表現できてるとしか言えません。普通使いでは必要十分です。
iPhoneでこんな音出されてわたくし笑ってしまいそうです。いや、いろいろ買ってきたんで笑えないですけど。
◯iPone XSで視聴
iPhone SEのときよりやはりボーカルの熱量を感じクリアになった気がします。
ボーカルが中心よりスパーンと音が届き、演奏がまわりから優しく届いてきます。
芯のありしっかりとしたサウンドですが、やはり高音の硬さが気になりました。
しかし、iPhoneで再生しているとは思えないサウンドが目の前にあります。
<AQUAPLUS「キミガタメ」 DSF2.8MHz/1bit>
◯Pone SEで視聴
無線で聴けてないのでSACDプレーヤーで再生したSACDとの比較になりますが、音に曇りがあるのと低音の再現が不足している、高音に硬さがあるというのがあります。
ただ、普段その音源を聴いていない人なら不満は出ないと思わせる程スピーカーが鳴っています。
ボーカルのダイナミックさは不足していて感情の表現が薄いです。
ヴァイオリンとアコースティックの輪郭が甘く、高音ですこしキンつきます。
スピーカー前にサウンドステージが出現するほどの立体感はありません。
ただそれがなんなんだ、普通に聞けるじゃん。というぐらいいい音で聴けました。
◯iPone XSで視聴
SEと比べ曇りが少しとれ全体的に1ランク上がっています。
ボーカルは高音まで明瞭に音が伸び音階がよりワイドレンジになります。定位もしっかりしており、そこにいますやん感はしっかりでています。
演奏も各楽器に輪郭が出てきて粒が立ち滑らかさが増します。
相変わらず高音の硬さは残りますが、私が感じるだけなのかもしれません。
最上級まで音質を求めなければDSDもiPhone XSで十分ではないでしょうか。
<QUEEN「Bohemian Rhapsoty」 Spotify最高音質設定>
◯iPone SEで視聴
アカペラ部はコーラスによってチャンネルや定位する位置が変わり音場感は出ています。
バラード部は無線の時と同じでフレディ・マーキュリーの哀愁あるボーカルが聴けます。ただ、少し口が小さいですね。ブライアン・メイのエレキギターはやはり少し曇り気味に聞こえスケールが小さいで。
オペラ部もやはり音圧等はあまり感じられず上品に聞こえてくる感じです。
ロック部のボーカルは定位感は無くスピーカーから音が出てきます。改めて聞くとそんな音源なんですね。ギターはやはりもっとスケール感がほしいです。
最後のバラード部はも哀愁感ありますが音が小さいです。
全体的に無線時とあんまり印象変わりません。
◯iPone XSで視聴。
やはり、全体的に音がクリアになり全体的に1ランク上の音になっています。
機種が変わるだけでこんなに違うものかと感じる程です。書いている事は無線の時とほぼ同じです。
アカペラ部はコーラスの明瞭さ向上を感じます。
バラード部はフレディ・マーキュリーの歌声が哀愁感漂わせながら力強さが増します。訴えてくる感があり艶があります。ブライアン・メイのエレキギターも曇り無くストレートに聞き取れます。
オペラ部は前と比べ飛躍的に躍動感が上がります。音圧を感じます。
ロック部はギターのグルーブ感が凄いです。フレディの歌声もやはり疾走感とエネルギーがでています。
最後のバラード部は哀愁さを引き継ぎ最後まで聴きごたえがありました。
ストリーミングはiPhone XS一択かな。
余談ですがその後に聴いたDont Stop Me Nowもやっぱりめっちゃ良かったです。。
⑤USB接続で据置DACでのスピーカー試聴の方は以上です。
無線時より全体的に濃厚さが増し、音楽の楽しさがさらに上がる傾向です。
良質な音源になるほどそれが顕になっていき、ハイレゾ再生も可能なので音の情報量増加が感じ取れます。
iPhoneでのUSB-DACを初めて行いましたが、普通に使う分にはもうこれ以上はいらないんじゃないかと思いました。
iPhone XSのUSB-DACでの音質は音に括らない全世界98%ぐらいの人は満足できるレベルです。しかも操作性がお手軽で複雑なPC再生等不要で、普段使い慣れた機器なので馴染みやすいです。
DACや再生機器も重要ですが、送り出しも重要なのでほとんどの人はこれで十分と感じました。確かに上には上がいますが音質向上とコストがまったく見合っておらず、普通の人には払う価値は無いと思います。
有線でもiPhone SEよりiPhone XSの方が解像度が上がる傾向に感じました。また、ストリーミングもiPhone XSの方が良く感じます。
USB接続でもiPhone SEの人はiPhone XSに変える価値はあると思います。
余談ですが、USBケーブルはそのへんにあった小汚く長いケーブルでもいい音で聴けました。ケーブルに括るのはある程度機器が揃ってからでも遅くないと思います。
プ◯ケーブルなどは短ければ短い程いい!15cm以内にしろ!50cm以内が絶対だ!などと言っていますが、3mでも普通に音は聴けました。
確かに短ければ短いほど理論的にはいいですが、経験上大きく音質は変わったことがありません。無理に線を短くして置き場所に困ったり、いろんなショップの口車に乗って高級なケーブルを買ったりするほうがアホらしいので、普通のケーブルである程度余裕があっての再生である程度はいいと思います。
①〜⑤まで行った最終感想です。
iPhone XSの音質編ということで音質確認しましたが、iPhone単体としての音質としてはイヤホン直挿し(変換コネクタ使用)だちょっと微妙だけど、Litningコネクタを使用した再生だと大勢の人が十分満足できるレベルという結果となりました。
音の傾向とすると力強さより解像度優先で音場系の傾向にあるという感じです。
オーディオ的に簡潔かつ超ざっくりいうと下記のサウンド傾向かなと思いました。
iPhone SEのマッキンサウンドはMcintoshというオーディオブランドの音質傾向で、JazzやRockが得意な濃厚かつ太い音質が特徴でJazzやRock好きな一部のオーディオファンかは変態熱烈的支持を受けています。私もMcintoshのサウンドが好きで、iPhone SEのロック再生能力に濃厚さの片鱗を感じました。
一方のiPhone XSのマランツサウンドはmarantzというオーディオブランドの音質傾向できらびやかで繊細な音が特徴で、アコースティックやPOPSなど得意分野が広く万人が聞きやすい音になっています。私が現在使用していのも主にmarantzで最近好きな音なので贔屓目にみてしまったかもしれませんが、iPhone XSからはCPU演算能力強化等もあったのか解像度が上がり情報量の多い現代主流の音質傾向になっていると思います。
そういう意味では万人受けしやすいiPhone XSの音質は向上傾向にあり、比較的多くの人が楽しめるのではないでしょうか。
ポータブル機器でここまでの音質なら全然ありで、iPhone XSをメイン使いも大いにありと言いたいと思います。出先で、家で、水の中でと大車輪の働きをしてくれるのは間違いないです。
ただ、音質的な限界はやはり見られたので、もっと上にいくならばWALKMAN等の専用機を買うか、ポタアンを追加するしか無いと思います。まあ、そんな人はとっくに買っているとは思いますが。
最後にiPhone SE所持者向けに下記の断言をさせて頂きます。
・iPhone SEイヤホン直入れ派がXSに乗り換えしようか迷っているぞ!
→ちょっと待てえええええええ!他の選択肢もうちょっと考えよ♡
・Lightningコネクタを使った音質向上をXSでできるか迷っているぞ!
→黙ってiPhone XSを買えええええ!!!!
まあ、こんあ事言っていますが自分の耳で確かめる事を強く勧めます。良くなるか悪くなるかはアナタ次第です!!(責任全力回避)
今回はこんな感じです
画質編に・・・つづく?