うさぎ部屋でもイイ音で聴きたいんじゃ!

苦情にビクつきつつマンション賃貸8畳間よりオーディオ・ビジュアルを楽しんでいくブログです。

【散財の記憶】人は有機ELテレビ買ったほうが幸せになれるのか(4K有機ELテレビ LG製OLED65G1PJA)

こんにちはUSAMARUです。

 

私のブログは甲子園超強豪校ばりに休止するのですが、その間に買ったものが何個かあり結果的に黙っている形になっています。

最近は大したものは買っていないんですが10万円を超えるものが有機ELテレビぐらいなので散財の記憶として残しておきたいと思います。

なお、LG製のフラグシップは最新型のOLED65G2PJAとなっているのでご注意ください。

 

私は2016年12月頃より4K液晶テレビの東芝製58Z20Xを使用していました。

プラズマテレビより乗り換えて画質の普通さ(フルHDでは数年前のプラズマテレビと同等)、黒の表現の緩さに悪い意味で驚きつつも、PCでの120FPSゲーム体験、全録機能、初めての4K画質、焼付きが皆無というメリットもあったので何となく使っていました。

ただ、テレビの進化というのは凄いもので黒の表現に優れた有機ELの低価格化が加速度的に進み、当時ではとても手が出なかった価格の有機ELテレビがなんとか買えるレベルまでになってきています。

そして、液晶テレビの黒の表現が逆立ちしても有機ELに敵わないというか、次元が違うのをiPhone Xsの有機EL画面で確認したので有機ELテレビの導入を決断しました。

有機ELテレビを買うなら最新規格のHDMI2.1を全ポートに搭載して最新型のパネル、大型有機ELパネルを唯一供給し覇権をとっているLGしかないかと考えスマートかつエレガントに即決しました。

 

・・・というのは嘘で、まず東芝の有機ELテレビでHDMI2.1の機種出てくんね−かなーと待ちます。ずっと正座しながら待ってました。しかし、待てど暮せど出ずHDMI2.0対応のみ。

HDMI2.1に対応しているのは国内メーカーでちらほら出てきていますが、全ポート対応しているのはLGのみ。AVアンプがあれば全ポートも対応いる?という疑問がありますが、俺はHDMI2.1対応のAVプリを手に入れれる保証がねぇとういう所で色々直挿しできそうなLGが最有力候補となりました。

 

次に有機ELテレビの焼付き問題は大丈夫なのか?という所で死ぬほど迷います。

というのも、特性の似たプラズマテレビの焼付きのエグさがどうしても記憶としてあり、ゲームしながら寝落ちしようもんなら画面上にゲームの文字や地図が焼付き地上波を見ながら異世界転生が味わえるというラノベ系テレビと最終的に化していました。

そしてこの焼付きに関しては当時は復旧不可で諦めるしか無いというハードコアモードであり焼付きが酷すぎたら買い換えるしかありませんでした。

調査したところ有機ELテレビも根本的に焼き付きを解決できていないという悲しみを目にしましたが、ピクセルクリーングという修復機能的なのである程度回避できるとのこと。まぁあんまり信用していませんが前みたいにはならずに済みそうなのでとりあえずOK。

 

あとは画質ですがLGからG1とかいう最新世代のパネルが発表され1年はLG独占ぽい感じ。

Hi-Vi(雑誌)の批評でも新型パネルはコントラストとか凄え!従来より大幅な画質上昇!こりゃベストバイだな!といつもの提灯記事をまま見せられ、やっぱ凄えのかなとLGにほぼ心は決まりかけつつ画質と価格を調査に家電量販店へ。

 

LGを中心に東芝やSONY、Panasonicの最上位クラス有機ELテレビを見比べますがう〜ん全部画質良い(笑)。近くに液晶テレビもあるので見比べますが黒の表現も影響し大体6馬身差ぐらい有機ELテレビはよく見えます。

ただ、各社の有機ELテレビに明確な画質の差が分かるかというと正直良くわからん。G1パネルのLGより東芝の方が個人的に好きな感じなどもはやどれでもいいんじゃねえかと思うくらい各社頑張っています。

昔はもう少し画質の優劣があったような気がしますが、大手のプレミアムモデルは各社の看板かつ高収益商品なので全社ガチ勢と化している感じで妥協があまり見られません。

 

そうなってくるとあとは前述の機能性と価格だけなので価格調査だけです。

日本橋と梅田の家電量販店全店を足で調べます。そしてぐるぐる周り、画質をもう一度確認しつつ価格が下がらないかチェックします。

ネット上でも価格を調査してどのへんが底か確認し、家電量販店との差でそれほど差がないこと確認しつつぐるぐる日本橋と梅田の店を周ります。

本当に俺は有機ELテレビが必要なのか?現状の液晶テレビでも正常に動作しているので買い換える必要はあるのか?黒の表現だけ我慢すれば東芝からHDMI2.1機能タイプがでるのでは?価格面で適正なのか?という自問自答を続けます。

さらにぐるぐる周ります。紅葉が散り街は早めのクリスマスモードになります。でもぐるぐる周ります。ずっと悩みます。人生とは何か考えます。冬の夜空を見上げます。

「やっぱ、本当の黒に光る星は綺麗なんだよなぁ・・・。

翌日、目星を付けていた家電量販店にダッシュします。

早い話が馬鹿みたいに2ヶ月悩みましたが遂に購入を決断し店員さんに注文。

 

ワイ「すいませーん!このLGのOLED65G1PJAください!(爽やか)いくらぐらいになります?(爽やか)」

店員さん「あっ、ありがとうございます!頑張らしていただきます!税込み、設置コミコミでぇ〜・・・33万円でいかがでしょうか?」

ワイ「買います!(爽やか)」

店員さん「ありがとうございます!納期状況チェックします!う〜んとぉ、納期の方ですがぁ・・・韓国からのコンテナの関係で約2ヶ月となっておりまーす(小声)

ワイ「・・・はぁ?それまでずっと夜空見上げとけってのかい?(怒気)

店員さん「(何言ってんだこいつ・・・)ちょ、ちょっとまってください再度確認します・・・えーと、あっもう少し短くなりそうなんでまた連絡させていただきます。たぶん1ヶ月ぐらいでいけそうです。」

ワイ「そのぐらいなら大丈夫です!よろしくお願いします!(爽やか)」

後日連絡があり、1ヶ月後の1月にテレビは届くことになりました。

 

遂に買った!あとは現状では設置不可能な65型サイズに対応するのみ。

実はテレビが長すぎて現状のテレビ台に設置できないのは確認済み。ただ、テレビ台は今のままでいきたい(テレビ台まで買う金が無い)のでネットで購入した家具転倒防止伸縮棒で足りない分を継ぎ足し、あとは納入を待つのみ。

有機ELテレビが届くまで液晶テレビの画質を最期まで確認しておきました。

 

そして遂にLG製OLED65G1PJAが到着!相変わらず前フリが長い!

最終的に33万円支払いのポイント付き、前のテレビ引取料(売却料)で実質28万円というところ。ま、良かったかなと思います。

メーカーの方に設置して頂いたので楽ちんで各種ケーブルを接続するだけですぐ使えるようになりました。

改めて見ると58型から65型に変わっただけなのにやっぱでかく感じます。ま、1日で馴れたんですけど。

普通に設置しちゃうと斜め上の傾斜になり、私の視点は画面より少し低いのでうまくお互い交差するような形になるので足にゴムをかまして斜め下になるようにしています。たぶん、地震でテレビは倒れます(白目)。地震対策用のバンドも付けたのでなんとか持ってほしいです。

 

同軸以外のケーブル各種は下記のようにしました。早く次世代AVプリアンプを繋げたい!

HDMI1・・・UHDプレーヤー UDP-205(映像出力のみ)

HDMI2・・・AVアンプ RX-A1060(ARC)

HDMI3・・・ゲーミングノートPC

HDMI4・・・Playstation5

光出力・・・SACDプレーヤー SA-10

LAN・・・そのへんのHUB

USB・・・録画用HDD 3台

 

リモコンはマジックリモコンというもので最大の特徴はマウスみたいに使えるようになる機能ですね。ケームのWii リモコンコントローラ的なものになりますが、これが実際使ってみるとめちゃめちゃ使いやすいです。もうボタンなんか押してらんない。

リモコンを振りながら画面のカーソルを即座に合わせれますし、リモコン真ん中のホイールで画面を上下できるのでマジ快適。これは他のメーカーを圧倒していると思います。

それ以外は軽くて持ちやすいってのはありますが、おおむね普通じゃないですかね。

 

 

 

機能の方は録画やらストリーミングやら色々ありますが多すぎるのでHPとか見てみてね。

ただ、機能面であえて挙げるとすると音声出力システムのクソ仕様でちょっと物申したい事があります。それは、HDMI出力と光出力が同時にできないといことです。

これはどういう事かというと、通常はHDMIでAVアンプより音出ししている状態から気分やソフトによって光端子からCDプレーヤーのDACで音出しすると言うことに切り替え作業が介在することになります。

液晶テレビの時代は同時に出力できていたのにこのテレビでは仕様上切り替え作業必須なようで、まぁまぁな不満ポイントとなっています。ソフトウェアアップデートとかでなんとかならんものかな。

 

では画質の方を確認していきたいと思います。まず見るのはYoutubeの動画です。様々な色の背景で女性の方が描写され画質と見やすさでリファレンス的に見ています。


www.youtube.com

 

上記の動画をテレビ側は設定「標準」でHDR、Youtube側は「2160p 60FPS」で確認しました。

動画開始0秒で液晶テレビと比較し圧倒的黒の表現に驚かされます。液晶テレビでは最初の女性の背景は黒いのですが白く浮いている状態で、体の輪郭もその影響を受けてヘイロー効果のように不自然な明るさを伴っていました。

それがこの有機ELテレビでは真の黒を見せつけられるような背景で女性が自然に浮き上がり肌の滑らかさやみずみずしざ、顔のペインティングのコンストラストなど実在するかのような表現をしてくれます。

動画を見進めていくと色々な女性がでてくのですが、色表現に加え明らかに以前より高精細で前はこんなシミあったけな?とか化粧ののりかたの違いが分かるほど画質と表現力が向上しています。

冷静な感じで言っていますが実際はこんな感じです。

「背景くっっろ!これマジ!?全然白くならないでんすけど(笑)いやー今までは何だったのか、バックライトの光量を調整した日々は何だったんでしょうかあああああ!まあ、いいや。しかし、女の人の肌も明らかにヌルっとしているかリアル感あるなあ。唇とかすっげえみずみずしい。アジア女性のひとの所めっちゃ赤いなー。赤って赤なんだなー(意味不明)つうか、目の周りのラメの光り方がこんな艶あったっけな。そして全般的に凄い言いにくいんだけどめっちゃシミがみえてるな・・・モデルさんでもやっぱシミはできるんだ。昔のアイドルはトイレに行かない!みたいな考えもあったみたいけどそんな気持ちもわかるわ。しかし色鮮やかなー。女性も目の前にいるかのようだし。なんか浮き出てない?実在感があるってやつとういか、オーディオ的にサウンドステージが出現した!と言っちゃうやつ。それ、俺のことな!まあこんだけ画質が良いのは元の映像の質が良いからかもしれないけど、やっぱテレビの力というか有機ELパネルの力が大きいかな。バックライトとかもういいわやっぱ自発光って神!!!!!!!」

 

次はDOLBY VISIONに対応しているということでこちらもリファレンスとしているUHDソフト「1917 命をかけた伝令」を見てみることにしてみました。

通常時はDOLBY VISIONの設定項目はでてきませんが、対応信号がテレビに入力されると選択できるようになります。

DOLBY VISONは2種類モードを選択できますが、「DOLBY VISION シネマダーク」が好ましかったのでこの設定にして鑑賞しています。

DOLBY VISONである程度みてみましたが、確かにいいがこの方式の方がベターかと言われると謎という感じです。HDR10との違いがあるかもしれませんが、なんか好みの問題のようなそうでもないような。規格でいうとPCMとDSDの違いのようなもでしょうか。こちらはDSDの方が好きなんですが。

まあ、よくわからんのでいつも見てるシーンでも見てみます。冒頭部の主人公たちが将軍より死ぬほど無茶振りされるシーン。暗闇の中で死ねと言われているような内容を兄の生存のためと人参をぶら下げられ出撃を決意する緊迫する所です。

ここも暗所ですが黒が引き締まり仄かな灯りに浮かび上がる将軍たちの鋭い視線、主人公たちのいや無理ですやん・・・というひきつる表情が生々しく表現され臨場感抜群です。服装も灯りに照らされて茶色の軍服のシワや滑らかな質感が当時の再現を手助けしています。

 

あとは、終盤近くの敵陣に潜り込んだシーン。夜の瓦礫となった街を走り抜けるのですがあまりにも高精細すぎて崩壊した建物や瓦礫にセット感を強く感じてしまいます。以前もそれなには感じていましたが、今回はさらに強く感じる結果となり解像度が高すぎるとオーディオ同様弊害も出てくるんだなと感じました。

 

そして、この映画の見せ場の一つである大きく炎上する建物に到達するシーン。燃え盛る炎のダイナミックさと逆光となる手前の主人公、噴水場の暗部を正しく表現仕分け、煙や水たまりの反射などの雰囲気表現も大満足な結果となりました。

 

FILM MAKER MODEもあるのでこちらでも見てみます。本来は映画を見るべきもしれませんが、ここはUHDソフト「8K空撮夜景 SKY WALK」を見てみました。

このソフトは夜景中心ですが序盤に夕焼けもあり、日が沈む際の鮮やかな赤色が非常に印象的です。夜景も予想通りに建物や街灯の光と夜の黒色がきれいに表現され満足でした。

 

で、まあこのあたりはいいんですが液晶テレビを使っているときから疑問に思っていた事があり、このソフトで明らかに夜景が白く画質も劣るような箇所が散見されます。

例を挙げると下の画像の品川コンテナ埠頭のような街と夜空が二分割されるような夜景シーンなんですが、明らかに夜空が白みがかり、写真画像ではわかりにくいですが白身部分が悪いフィルム映像を見たよう感じになります。

昔でれあれば液晶のバックライトの問題か?他の箇所は大丈夫なような気もするけど自信が無ぇ・・・という状態だったんですが、今ならオリジナルのせいである!(ドン!)と言えるようになりました。

このソフトは結構シーンごとの画質の差がでかいなあと改めて感じさせられると共に、リファレンス足り得るテレビを入手でき画質面の信頼性を得た喜びを感じます。

 

 

この有機ELテレビを購入して約8ヶ月ぐらいになりますがまだ全貌がよくつかめていません。動画、映画、ゲームで設定を調整しながら日々是勉強中です。

ただ画質に関しては5年前の液晶テレビを完全に凌駕していると感じました。

現在の有機ELテレビと液晶テレビでは性能の差はあまり無いかもしれませんが、液晶では表現できない領域を有機ELなら表現できるという所は仕様上あると考えています。そこを大切にするか否かで安い液晶か画質の有機ELかの判断かなと思います。

昔に液晶テレビを買って有機ELテレビに買い換えるかそのまま液晶で凌ぐか迷っているそこのアナタ!マジでいい体験ができると思います!有機ELテレビで日々が結構幸せになれると思いますよ!知らんけど!(関西特有の全回避)

 

次回は久しぶりのお出かけレポートやりたいと思いまーす(気力次第で断念しちゃうかもしれんけど)

次世代AVプリアンプぜんぜん出ない問題

ちょりーすぅ。。。USAMARUだょぅ。。

あたぃのぉAVアンプはぁ。。ヤマハのぉRX-A1060なのぉ。。。

ちゅーことわぁ。HDMI2.1もeARCもないってことぉ。。。。

そう。。これゎもう。。。ps5とかxboxのすごぉぃ機能もぉ。。テレビからのハイレゾサラウンドもぉ。。まともにつかぇないっちゅうことぉ。。。

でもぉ。。。つぎはAVぷりぷりぁんぷにしたいから待ってるけど。。。出ないから会えなくてぇ震えてるのぉ。。。。。

もうマジ無理。。。ARCでsurround再生して音声遅延サセよぉ。。。。

 

は・・・AVプリアンプが欲しすぎてついつい癖でギャル化してしまったUSAMARUです。チョリーッス!

マジ最悪なんですけどぉ!次世代のAVプリアンプが発表されないんですでけどぉ!マジ卍!!!!

 

もう自分のもっているAVアンプ YAMAHA製RX-A1060では現在主流となりつつ規格と、そもそもの性能で現在のシステムの足を引っ張っている感がありもう限界が近い感じがします。

このRX-A1060 AVアンプは2016年11月に約10万7千円で購入。HDMI2.0 4K60FPSに対応、7入力2出力と端子も豊富、7.1chサラウンド再生が可能という事でオンキョーから乗り換える形で導入しました。

入出力端子は大満足、パススルー画質も問題なし、音質もそこそこOKという事で使用してきましたが、AVアンプのパワー部の歪みを感じるのでパワーアンプを追加してセパレート化ことにより5.1ch AVプリとして使用している現状です。

 

しかし、どちらかというと妥協して使用しているというのが本音で、何を差し置いても一刻も早く交換したい機器であること、パワー部は不要なので高音質を狙ってHDMI2.1対応のAVプリを導入したいのですが、肝心の次世代AVプリアンプがまったくアナウンスされないという状況になっています。

事情はそれぞれでしょうが、私のように次世代AVプリを狙っていたが商品が発売されないという状況になっている方は意外と多いのではないでしょうか。

 

どこかのタイミングでそこそこのAVアンプを買ってさえ導入していればまだ我慢できたかもしれませんが、6年前のモノではもう辛抱たまらん。

私のAVアンプ遍歴と回避ムーブを年表でかんたんにまとめてみました。

結論から申し上げると、買いたいときが買い替え時なんでしょうねえ。

 

<2016年頃>

◆手持ちのオンキョー製AVアンプが壊れかける

 [心の声]結構気に入にいってたけど音声が出ないときがでてきたな・・・潮時か。

 

◆YAMAHA製RX-A1060を購入

 [心の声]ねんがんの しんがたAVアンプをてにいれたぞ!

 

<2017年頃>

◆UHD再生や4Kゲームが可能になる

 [心の声]UDP−205やPS4 Proも買えたしこの環境で5年は戦えるぞ!

 

◆ハイトスピーカーを設置して7.1ch環境を構築し一番調子にのる

 [心の声]上から音が聞こえるように感じる!AVアンプもっとグレードアップしてAtmos化もしてみたい!

 

◆YAMAHAから□070番台のAVアンプ発売

 [心の声]新型がもうでるんだ。けど去年買ったばっかりだし、システムもある程度構築できたからここは回避だな。

 

 

<2018年頃>

◆ハイトスピーカーからの歪みが気になり始める

 [心の声]ハイトスピーカーからあきらかに歪みがでてる気がするな・・・。無くても正直いいから外そう。・・・てか音質的にこのAVアンプあんま良くないような気が・・・。

 

◆YAMAHAから□080番台のAVアンプ発売

 [心の声]また新型がでたぞ。前回までと違いSurround AIとかいう新機能が付いてる・・・。でも規格的には変わらないし今でも十分戦える。ここは回避だな。

 

◆MARANTZのAVプリアンプ AV8805を試聴

 [心の声]ピュアオーディオメーカーの作るAVプリはやっぱ別次元だな。AVプリでここまで変わるとは。。。だけど新規格のHDMI2.1は追加予定あるとはいえ未対応でAuro 3Dシステムも構築は難しい。しかもお値段55万円は正直手持ち的に厳しいのでここは回避だな。

usamaru.hatenadiary.j

 

◆YAMAHAのAVプリアンプ CX-A5200を試聴

 [心の声]3年ぶりの新型AVプリでこの進化、性能はすごい。だけど新規格のHDMI2.1は未対応だしSurround AIも出たばかりなのでもう少し様子見したほうがいいな。3年ペースで更新するとしたら2021年ぐらいか。周辺機器含めちょうどいい時期に買えそうなのでここは回避だな。

usamaru.hatenadiary.jp

 

 

<2019年頃>

◆自前のAVアンプとピュアオーディオを入念に聴き比べAVアンプの実力を知る

 [心の声]低音が出ねぇって、やっぱつれぇわ・・・

 

◆パワーアンプ追加でAVアンプをセパレート化

 [心の声]元のAVアンプが弱いからあんま意味ないかもしれないけど、やりたかった。次はAVプリアンプを買うぞ。

 

◆超高級AVプリも台頭し始める

 [心の声]LINNからSelekt DSMとかいうのがでてサラウンドモジュール付けて欲しい構成は約200万円。Storm AudioもISP 16も約200万円か・・・音質凄そうだけど流石に無理だ。こんな金あったらスピーカー買うわ。ここは回避だな。

 

<2020年頃>

◆コロナ禍勃発。のちに発売延期、不可が目立ち始める

 [心の声]コロナやばすぎでしょ・・・。人がいないと開発も進まないし部品も作れないよな・・・。

 

◆YAMAHAがHDMI2.1に対応したRX-V□A型AVアンプを発売

 [心の声]遂にHDMI2.1対応のAVアンプを発売したが高級モデルじゃないし、HDMI2.1対応はファームウェアアップデート待ちになるのか。すぐに必要ではないからここは回避だな。

 

◆DENON AVC-A110を発売

 [心の声]創立110周年AVアンプでこの仕様は気合入ってるなぁ。これはちょっと欲しい。でもAVプリではないしHDMI2.1は1入力のみ、値段も68万円で不要なパワーアンプ部に金払うとするとコスパが悪い。ここは回避だな。

 

 

<2021年頃>

◆XBOX シリーズXとPS5を入手

 [心の声]遂にHDMI2.1対応機器を手に入れてしまった。ソフトも続々でている。早くAVアンプを更新しなきゃ。あとテレビも。

 

◆YAMAHAから全入出力をHDMI2.1に対応したハイクラスAVアンプ発売

 [心の声]RX-A□Aシリーズかあ。この仕様なら正直一番これが買い時だなあ。でもAVプリじゃないし周期的に今年新型AVプリが発表される・・・。耐えろぉ、ここは回避じゃあ・・・。

 

◆MARANTZ AV8805がHDMI2.1に改造対応かつAV8805Aとして発売

 [心の声]HDMI2.1には1入力のみ対応でDACがESSに変更でそれ以外は前と同じでお値段57万円。今更新規で買う意味ないし、ここは回避だな。

 

◆コロナに感染

 [心の声]いやーキツイっす(苦笑)。お年寄りはマジで亡くなってもおかしくないでしょこれ・・・。養生してここは命の危機は回避だな。

 

◆YAMAHAから新型AVプリ発表されず

 [心の声]でねぇかあああ!薄々気づいてたけどやっぱ無理か。RX-A□A自体受注停止してるぐらいだし、半導体もないしなぁ。とりあえずRX-A□A受注再開したら注文するか・・・?いやもうちょい待とう。ここは回避だな。

 

 

<2022年頃>

◆テレビを更新(後日詳細報告予定)

 [心の声]ねんがんの HDMI2.1たいおうゆうきELてれびをてにいれたぞ!

 

◆ウクライナ戦争勃発で世界的混乱、品不足、価格上昇

 [心の声]ぷ~ちゃん何してくれちゃってんのマジで。

 

◆AVアンプ類新規発表ほぼ無し、絶望的状況へ

 [心の声]AVプリ無くても全然悲しくねぇから!コロナとウクライナ戦争で命があるだけ有り難いという事がわかったからねえ!色んな意味で神回避かましてたってこと!本当にありがいし、幸せです!まず世界が正常化してほしい!そんだけ!以上!オーバー!!!・・・ああああああああああマジでいい加減にしてくれええええ!次世代AVプリを与えたまえ!神回避とかいって逃げてました!僕が悪かったです!HDMI2.1に対応したいです!なんとかなりませんか!?あっ、ならない?無慈悲すぎる・・・。こうなったらもうちょこっとだけ待ちまーす!YAMAHAをしんじろおおおおおぃい!!

どうしても4K/120FPSでゲームがプレイしたい!PS5とXBOXからテレビに直接接続すればHDMI2.1に対応できる!でもPS5から光出力端子が無いから音声出力ができない!!!ソニーもマイクロソフトも大概にせえよ!オーディオゾンビがヘッドホンで満足できるとでも思ってんのか!こちとら鬼門をくぐり抜けてきとんじゃあ!

背に腹は変えれないからテレビからAVアンプにARCでサラウンド音声を返すしかねえ!とりあえず接続してと、よし!さっそくプレイ!AK-47のトリガーを引いてパン!・・・(遅れてパン!)。明らかに遅延してるぅ(涙)。音が全て遅延!ち~えんえん(涙)なんつって!こんな事しか言えないのが悲しすぎる!eARCに対応してないからこの仕打なんでしょうかあああ!?RX-A1060じゃだめなんですかぁ!?ただのARCですが、何かぁ!?あっ、やっぱダメ?関係無いかもしれんけど・・・、やっぱダメなんでしょかぁ・・・神回避かましたとおもっていたら音声が遅延しまくる・・・しかもテレビを経由して音がたぶん悪くなってる・・・こんなことってあるかよ・・・俺が神回避以外なにをしたってんだ・・・・

けど今更引けねええええええ!!!!俺はAVプリをまつぞおおおお!!!!あっ、発売してもある程度の価格でお願いします!昨今の値段爆上げだけは勘弁してくだあああい!!!!!

 

ふぅ。。。あたしぃ。待ちつづけるのぉ。。疲れたよぉ。。。

もうマジ無理。。。ARCでsurround再生して音声遅延サセよぉ。。。。

やっぱ、オーディオやるしかねぇよなぁ

こんにちはUSAMARUです

 

お久しぶりになります。前回投稿より約1年2ヶ月経ちましたが、ギリ生きています!

私自身色々ありましたし、世界情勢や国内情勢は本当に悲しい事や辛いことばかりですが、この悲しみや怒りというのを全てオーディオの闇にぶつけていきたい所存です。

全てのオーディオゾンビ、そして馬鹿みたいなオーディオ価格上昇、しょうもないボッタクリ商品を糾弾し、最終的にオーディオゾンビの一員でもある私も昇天させるという意気込みでシュプレヒコールを挙げ、オーディオ業界浄化計画を完遂させる!

そのために不肖USAMARU、ネットの海に帰って参りました!みんなぁ、拳をあげろォい!!!!

 

まあ、そんなことはどうでもいいんですが(情緒不安定)、もう色々世界で起こりすぎて逆にオーディオやらざるを得ないという心境ではあります。

最近までオーディオは楽しみたいが世界情勢を考えたら色々考えちゃうし、落ち着かねえなあという感じで気落ちするだけだったのですが、日本の経済活動も本格再開しだし、怒りをオーディオにぶつけて俺も一発発起するしかねえ!ということで再び筆をとり落書きを再開した次第であります。

 

ただ、相変わらず一般的サラリーマンで使える金も無く、オーディオ業界に何のツテもないので情報も持たない幽体系オーディオゾンビを邁進していく予定です。

しばらくは細々とオーディオ活動して買ってきたモノの紹介や、金は無いが買いたいもの盲言、お出かけレポートなどコロナ次第ですがやっていきたいところです。ちなみに買って全く使っていないものはこれです。アナログって難しい。

あとはHiviも季刊化して更に縮小していくであろうオーディオ活字本や活発化するオーディオ動画も追っていきたいです。

そして、当初よりの目的である散財による人体実験が再開できるよう100g 48円の鶏胸肉を食べながら絶賛貯金中ではあります。タンパク質はめちゃくちゃ体に貯まりましたが、金はさっぱり貯まらねぇ!辛ぇわ!

本当に夢だけは広がるがまったく言語化・文書化ができず、すぐに休止するこのブログにご期待ください!(白目)

 

最後に、オーディオに対する情熱(怒り)を再び沸き起こさせてくれた記事を紹介したいと思います。

ご覧のオーディオゾンビマニアの皆様なら既にご存知だとは思いますが、マジコからM9というスピーカーが発売されます。

金属筐体で高さ2m超えかつ最新のスピーカーユニット、専用のチャンネルデバインダーも付属するから1億2650万円ぐらいだけど、まあしょうがないよね。安心の税込み価格です!Oh!MAGICO!なんつって!

オーディオがお好きな皆さんなら納得の1億2650万円オーディオに対する金銭感覚を10ステップぐらい上げてくれるマジコにマジ感謝!!!

 

 

・・・って馬鹿かああぁあああああ!!!!!オーディオ業界特有の糞インフレもいい加減にしろおぉぉぉぉいい!!!!

みんなぁ、拳をあげろォい!!!!シュプレヒコールを挙げて己のオーディオを貫き通せぇええええいいい!!!!

今こそ、オーディオゾンビマニアの念持が試される時いいいい!!!!

やっぱ、オーディオやるしかねぇよなぁあああああああ!!!!

 

Youtubeでもオーディオ動画増えてきたよね

こんにちはUSAMARUです

 

みなさんYoutube見てますか。私は結構見ていて、Netflixのプレミアプラン的なものを契約していながらほぼYoutubeやAmazon Primeにおまけで付いてくるAmazon Prime Videoばっかみているので、Netflixに金ドブばっかしています。

Youtubeはエンターテイメント系とか音源のMVなんかを見るのが主なんですが、在宅が増えたのか金の匂いを嗅ぎつけたのかわかりませんがオーディオ系の動画が増えたように感じます。

数年前までは個人のオーディオチャンネルがメインで店舗や媒体でいえば逸品館ぐらいしか見るに値しないものはなかったのですが、最近はいろんな所がYoutubeに動画をアップロードして頑張っています。

ただ、オーディオで動画というブルーオーシャンすぎる分野といううえに、そもそもの試聴ターゲット層が少ないのか、動画を見るより音楽を聴くという当然の楽しみを行う方が多いのか、動画自体のクオリティーの問題なのかわかりませんがぶち抜けた動画やチャンネルがまだ無いというのが現状です。

エンターテイメントやゲーム、音楽などトップ層と比べると1/100〜1/1000規模、もしくはもっとあるか?というぐらいのオーディオ視聴層でしのぎを削る状態で手探り感も多い動画も多いですが、そのなかでもキラリと光る動画もあるのでちょっと見ていきませんか。

 

はじめに「Stereo Sound ONLINE」から「輸入オーディオ最前線!新会社タクトシュトックの注目製品徹底紹介」という動画です。チャンネル内の感動JUST MEETという番組のようですね。

サムネイル(動画の興味を引いてもらうためのキャッチ)が「今最も注目したいオーディオ機器輸入商社」という誰が見たくなるんだとなるまさかの商社メインのキャッチ。製品でもメーカーでもなく商社にスポットをあてる斜め上具合に逆に興味をそそられました。

でもまあ商社でしょ?そんなに推すほどかね。まあ、とりあえず見てみましょうよ。

www.youtube.com

いや、熱すぎでしょ!イカチイほど熱いわ庵さん(タクトシュトックの社長)。めちゃくちゃ動画から熱意ってもんが伝わってくるわ。

そしていろんな人や物に惚れすぎでしょ!ピュアオーディオといよりピュアラブ勢じゃねーかっている程すぐ入れ込んでんじゃん。トラジにもエディソンにも会ったことないのにラブラブ具合がすごい。文通相手に恋している乙女かな?

そして、隣にいる司会の方冷静すぎでしょ!序盤とかロマサガ2のベアばりにパリィ(うなずき)でいなしてヒヤヒヤしたけど、庵さんのジャパネットたかた社長をほうふつとさせる熱い製品紹介などで徐々にほだされ、35:00ぐらいからの「熱く語って頂きたしかに惚れ込んでんだなぁというのがわかるし、宣伝という気がまったくしませんでした」という視聴者側との気持ち、庵さんとの気持ちがリンクした際には感涙ものの感動JUST MEETに到達します。

このタクトシュトックという商社はできたばかりらしいですけど、社長の庵さんは業界22年のベテランで商品紹介していものも信頼できそうです。なにより庵さんの人間力で商品を買ってしまいそう。トラジのアナログプレーヤーもジョナサンのアナログ洗浄ユニットもエディソンのHUBも欲しくなっ!当然ながら高すぎて買えんけど!

庵さんをオーディオ界のたかた社長と期待を込め勝手に言わせていただきます。ジャパネットたかたばりの躍進を期待します!あと、ジャパネットばりに分割手数料や金利とかなんとかならないかしら?あ、やっぱ無理!?

 

あと、同じステサンの「傅 信幸氏(オーディオ評論家)が目指してきたオーディオ」という動画もいいです。

傅さんはステレオサウンド本誌のレギュラーなので比較的部屋の中や機器を視ることが紙面で多いのですが、動画で見れるっていうのかいいですよね。

ステレオサウンド本誌No.208「評論家による評論家宅訪問」という企画で黛さんが傅さんの家に訪問してレポートするということで詳細がわかるかと思ったのですが、ターザン山本による活字プロレスばりの活字オーディオが展開され記事の約90%ほどが傅さんの人となり、歴史を紐解くというウルトラCをかまされました。

はっきりいって活字オーディオとしては金字塔という記事と思っているのですが、詳細を知ろうという読者には今の状態が良くわかんねんだよ!(激ギレ)ということになったかと思います。

そんな方含め、傅さんの落ち着いた口調と機器の詳細、歴史、CD作成時の思い出など見どころ満載の動画になっているかと思います。

www.youtube.com

 

 

次が「OTAI AUDIO」の「息を呑む音質。LUXMANの最高級プレーヤー「D10X」を比較してみた!!でも、やっぱりラックストーンは音楽性抜群です。」になります。

早い話がラックスマンのフラグシッププレーヤーD10Xの実力がどれほどか比較試聴で確認するものです。

120万円という値札ほどの価値はあるのか、MUS−ICという新型DACはどれほどなのというオーディオマニアが気になる内容が凝縮された動画です。見てましょう。

www.youtube.com

D10Xヤバすぎでしょ。というか、ここまで違いがわかる比較試聴は動画だとまれだと思うんですがいかがでしょうか。

同社対決でD03XとD10Xの比較がわかりやすかったですが再生機器でここまで変わるかと示してくれた好例だと思います。CDプレーヤーじゃ音は変わらん!という勢力が一定数存在するので、この動画を耳掃除した上で聴けボケぇ!と言いたくなるレベルで違いがありました。

D03Xが26.8万円、D10Xが120万円と価格の差はありますが、まさに音質の差はお金の差!音が欲しけりゃ金払え!という資本主義の無慈悲さを教えてくれる動画でいろんな意味で震えました。

D03Xもいいじゃん!と思える音質ですが、動画内でも語られていたD10Xのドラマティックで楽器のようなサウンドには120万円を握りしめさせる説得力を感じます。本当に握りしめる札束が無くて良かったと思っています!(涙)

 

こういう比較動画や試聴動画がOTAI AUDIOには他にも多数ありますが、オーディオ評論家の土方さん来訪してくる系動画も好みで、ネットオーディオ機器やケーブル関連の違いなどもガチ聞きしてワキャキャするのも非常に好きです。

一本ごとの動画が長めなので暇なときしか見れないですが、ラジオ感覚で聴くのもいいかと思います。

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お次は「みのミュージック」より「レコードの音質が良くなる裏技・・・?」。

みのミュージックはオーディオ系というかカジュアル気味の音楽情報系なんですが時々オーディオネタもやってくれます。

サムネイルはレコードの上にべっとりとクリームが塗られている状態のもの。私はアナログ初心者なんで言われたとおり臭っさいクリーニングスプレーでクサっ!言いながらゴシゴシしてるけどこっちのがいいのか。とりあえずみてみましょう。

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えっ、バカかな?木工ボンド塗りたくってるんですけど。

木工ボンドで音溝の深い汚れを剥ぎ取るという思想らしく、Twitterで実践しているのを見て試しているんですけど、これ普通なん?

私、一応オーディオ好きでいろんなキチガイアイデアオーディオテクを書面等で見てきましたが、その中でも鬼滅の刃的にいうと柱級のイカれたぶっ飛んだ内容なんだけど俺の経験が少ないだけなのかな?オーディオ水の呼吸一の型:木工ボンド!さえ会得していなかったのかな?

案の定ボンドの残りカスやボンドを剥がす際のダメージなどで音質的には悪化していましたしやっぱ鬼滅隊には入れませんわ。

 

あとはみのミュージック内でいうと「総額2000万円の利きスピーカーバトル!!!」もおもしろいです。スピーカーのブラインドテストが誰でも挑戦できる内容となっているので是非やってみてほしいです。オーディオ好きの皆さんは当然あてれますよね?とーぜんあてれますよねぇぇぇぇぇぇぇ!?(煽り)

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みのミュージックのメインコンテンツは音楽情報系なのでオーディオ系とは毛色が違いますが、音楽の情報や歴史などをカジュアルライクに知ることができるので結構みているチャンネルです。

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最近「戦いの音楽史」という本もでたので早速購入しました。オーディオ雑誌以外となると文字読むのが面倒くさくなってまだ一文字も読んでいませんが、時間が空いたらじっくり読もうと思います。

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最後に「逆木一/Audio Renaissance」より「【Audio Renaissance Online 2021 Spring】SFORZATO【空気録音】」です。

「言の葉の穴」というブログで有名な逆木一氏が立ち上げたAudio Renaissance Onlineというオンラインオーディオイベントで、2021年春に開催された2回目よりSFORZATOを取り上げます。

Audio Renaissance Online自体はオーディオ好きな方は結構みているかと思います。今回は4K撮影かつ逆木氏が全メーカーの収録、編集を行うということで動画クオリティーが良く、音質も安定して聴き比べも行えるということで全メーカーみたいところです。

その中でもこいつはヤベえんじゃねぇか(いい意味で)と言われているデジタル伝送規格「ZERO-LINK」のデモが行われるのでみてみましょう。

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中盤のZERO-LINK有り無し比較試聴を聴いただけでも伝送規格が違うだけでこんだけの音の違いになるとは・・・というぐらいの違いがYoutubeを通しても伝わってきます。

聴いたのはチェロの演奏ですが、ZERO-LINKを通して聞くと明らかに芯が通った演奏となり音像の輪郭と立体感が増し演奏している姿が見えてくるように感じます。しかもかなり自然な音色です。Youtubeという動画の利点を生かして何度も同じ所を聴き比べられますが、印象は変わりません。

これが動画では無く生で聴けたらさらに音の違いがわかると思うのでコロナが収束してはやく聴いてみたいです。コロナいい加減にしろ!散財の糸口を奪ってんじゃねえ!(散財する金が無い)

ZERO-LINKはDA変換を行う際にDAC側からトランスポートへクロックを合わせるようにシステムらしく専用のケーブルでトランスポートとDACを接続して伝送するという関係上、専用のトランスポートとDACが必要でSFORZARTとSOULNOTEのみ対応しています。よって、SFORZARTとSOULNOTEの最新機器を持っていない人は相当の出費になると思います。

私はSFORZARTO、SOULNOTE共に未所持です。悲しいです。無情です。ワンチャン、いや、0.ワンチャンぐらいでDST-Lepus(42万円)とDSC-Grus(33万円)の最安値セット買えないかしら。やっぱ、無理かしら?・・・無情です

 

SOULNOTEの方にもZERO-LINKのでもや最新DACのD−3、クロックX-3など見どころ満載でした。SOULNOTEは以前から注目していてNOSでのDACなど非常に興味があって音も良かったのですが、Youtube現状のハイエンド製品を聴いてみるとちょっとリアル過ぎというか、音が筋肉質すぎるという感じで柔らかさや自然さが個人的に合わないかなという感じでした。

いずれにしても金額的に絶対買えないんで貧乏人のやっかみなんですけど、SFORZARTOの方が私的には好みかなと感じました。生で聴いたらまた印象はかわるんでしょうけど。

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あとはギターおじさんことFundamental代表の鈴木さんとNmode、PDNが合同で開催したイベントで音=金の力を感じるなどAudio Renaissanceはかなりのコンテンツがあるので見てみてはいかがでしょうか。

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そんなわけでオーディオ系のYoutube動画を何個かみてきました。

オーディオ系はそんなには他のコンテンツに比べれば数が無いんですが、やっぱり制作者側が変な人が多い趣味に情熱がある方が多い印象なので内容としては濃いと思います。

あとは視聴者数の開拓や動画のクオリティーの向上などまだまだ進化点は多いと思うのでこれからも楽しみつつ注視していきたいと思います。

 

今回はこんなところです。

SA-10をそこそこ使ってわかった音 (SACDプレーヤー Marantz製SA-10)

こんにちはUSAMARUです

 

前回はSA-10をそこそこ使ってわかった事を綴りました。

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今回はSA-10をそこそこ使ってわかった音に焦点をあてたいのですが、冷静に考えてこれが非常にナンギなことだなと思ってきました。

まず、SA-10購入時に下記のような記事をあげていますが、これが2018年の7月。

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月日は流れそれから約2年と10ヶ月が経ちました。それからの音がどれほど変わったのか?とか当時の音との印象の違いは?などを述べるべきですが、当時の音はぼんやりとしか覚えていないという事があります。

それに拍車をかけるように当時から結構オーディオシステムが変わっちゃってるということがあります。SA-10購入時からの変遷は下記になります。

<SA-10購入当時(2018年7月)>

・SACDプレーヤー  Marantz製SA-10

・プリメインアンプ  Mcintosh製MA-6900

・スピーカー  Aerial Acoustics Model7

・電源 プロケーブル製旧重鉄タップ

・電源ケーブル 付属電源ケーブル

・ラインケーブル BELDEN製8412

・アクセサリー  特に無し

     ↓"散財の日々"

<現在のシステム(2021年5月)>

・SACDプレーヤー  Marantz製SA-10

・プリアンプ  Marantz製SC-7S1

・パワーアンプ Marantz製MA-9S1(1セット)

・スピーカー  Aerial Acoustics Model7

・電源 HONDA製LiB-AID E500 for Music

              IsoTek製 EVO3 TITAN

・電源ケーブル オーディオみじんこ製大蛇Jr.(SACDプレーヤーに使用)

                             オーディオみじんこ製大蛇GR(プリアンプ、パワーアンプに使用)

・ラインケーブル BELDEN製88760

・アクセサリー  SUNSHINE製Sシリーズ(オーディオボードとしてSACDプレーヤー、プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーに使用)

         TAOC製SCB-35(オーディオボードとしてIsoTek製 EVO3 TITANに使用)

         Assistance Design製SGHG-3.2PD(3P→2P変換アダプターとしてIsoTek製 EVO3 TITAN給電部に使用)

 

変わっていないのはSA-10とスピーカーのみで軽く電源沼に嵌っているというのが分かりますが、問題はそこではなくオーディオシステムの変化によりSA-10の聴こえ方が変わっていいるという事態になっています。他人事のように言っていますが全部私がやった事です。色々変わってメンゴ!(死語)

 

①昔の音は虚覚え②システムが大きく変わった・・・ということで、SA-10をそこそこ使ってわかった音というより、現状のシステムでSA-10の音がどのように聴こえてくるか、どの程度能力を引き出せているかという感想になると思います。

はぁ!?テメーのシステムの音とかどうでもいいだよ!SA-10単体がどんな音か伝えろこのオーディオ底辺!と言われそうですが、それ無理だすぅ!病気で世界が変わったように俺のシステムも病気で変わったんで。ま、俺ん家は電源病だけどなぁ!(ワクチン無し)

そんなわけで、若干のタイトル詐欺かなと思いつつも私が感じたSA-10の音というものをお伝えします。なんか、メンゴ!

 

そんなわけでなるべく導入当時の記憶から辿っていくべく 、昔から聴いている音源を再度聴いてみました。やっぱ昔から大分変わった気がするなぁ・・・。

リファレンスとしてるのは下記SACD、CDですが、当然色々聴いてきてるのでその中で思ったこととなります。

・平井堅 SACD「THE CHANGING SAME」#1[Introduction] #2[Love Love Love]

・AQUAPLUS   SACD「Pure」#1[運命-SADAME-] #2[Heart to Heart]

・宇多田ヒカル   CD「Fantôme」#3[花束を君に] #4[二時間だけのバカンス] 

・QUEEN  SACD「A NIGHT AT THE OPERA」#9[Love of My Life] #11[Bohemian Rhapsody] 

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○ ボーカルの実在感が良い

私が聴く大多数の音源がボーカルもので、ボーカルの良さを引き出そうとアレコレ頑張りつつ順調に散財していったわけなんですけど、どんどんボーカルの定位と輪郭が出てきて実在感がでてきています。

SA-10の最初期から定位感は出ていると感じてはいましたが、解像度や音離れの良さがシステムを整えて出てくるにつれSA-10が本来持っている奥行きや立体感の表現が出てきてハイエンドに若干指先が触れそうな実在感を感じます。

平井堅さんのSACD「THE CHANGING SAME」を久しぶりに聴いたのですが、1曲目の拍手の数とリアルさが以前より増えているような気がし、2曲目冒頭の歌い出しで完全に目の前で歌っている様が見えます。以前より明らかに実在感が増して細かい息遣いやレコーディングスタジオで録音している風景が音で見えるような感覚を覚え、SA-10ってここまで表現できたんだと驚かされます。

SACDだけでなくCDでも同様の傾向で、SA-10のデジタルフィルターをなるべく避けるような設定にして生々しいボーカルになるようにはしようとしていますが、それに応えてボーカルを際立たせて聴かせてくれます。

こんな事を書くと音が団子になってるだけではと思われそうですが、SACDでは音の広がりと楽器の分離は担保しつつボーカルをしっかり感じ取れるようになっています。CDはフィルターの設定もSACDほどの音離れでは無いですが、私的には問題ないレベルかなと思っています。以前も書きましたがCDだとでもこれ以上のものを求めたり、両立させたりさせるとと100万円を超えるプレーヤーになるかなと思いますので、これで満足するしかないかなと感じています。まあ、人間に満足というものは無いのですが・・・(恐怖のフリ)

 

○ジャズは・・・かな?

音楽好きやオーディオ好きの一大ジャンルともいえるジャズ。私は正直あんまり聴かない方なのですが、みんなジャズ!JAZZぅ!っていうから名盤と言われるものを少し所有しています。影響されやすいタイプなんで、スンマセン、へへ。

ただ、良いなこれぇ!と思ったことは一度も無いです、残念ながら。SA-10で聴いてもそれは変わらずというか、前のMcintoshの方が良かった、まであるような気がする。

SA-10だと音がキレイになりすぎているというか、スイング感というヤツが足りないのか、音に図太い芯が無いのかわかりませんが、とにかく眠たくなるという感じです。早い話がつまらないという気持ち。

サックスを始めとする管楽器やピアノが多用されますが、それが心に響かない、うまく鳴っていない感が大きいです。いい音では無いのか?と言われると十分いい音のような気はします。これでいいじゃないか、お前みたいなモンが生意気だよ!と千と千尋の神隠しなら湯婆婆に名前を一文字にされそうなぐらい生意気言っているのは自覚しています。旅館で住み込みで働いてやろうか本当に。

これは私の好きなロックも同じ傾向ではあるんですが、ロックはおおっ!と思って聴ける気時はままあります。まあ、ガチ聴きするときはMcintoshで聴いてますけど。そういう意味ではやっぱりジャズが苦手なだけ?

ジャズもいろんなタイプのものがあるので、もっと聴きこむしかないのかな・・・SA-10でジャズを聴いている人はたくさんいらっしゃるはずなので、聴けないなんてことはないはずです。私の修行が足りないだけの可能性が高いので、やっぱ旅館で働いてきます。・・・ウソです、ビル・エヴァンス等々さらにフラットな気持ちで聴き込んでみたいと思います。Waltz for Debbyとか何が良いかさっぱりわかんねえんだけど・・・

 

○ 弦楽器が楽しい

ジャズのくだりで管楽器やピアノがいまいちな気がするとは言いましたが、こと弦楽器に関してはとてもいいです。方言で言うとバチクソ良い!という感じです。

ヴァイオリンやチェロ、アコギ、ハープなどのアコーステック系はもちろん、エレキギター、エレキベースなど電気系など弦を使っている楽器がSA-10ではとても上手く表現されています。あまり聴いたことは無いですが、和楽器の三味線や琴もうまく鳴らせれるとは思います。知らんけど。(関西感まるだし)

弦を引く際の様子が感じ取れるような低音域と中音域の厚みや複雑な音の絡みが表現でき、倍音感も高まってヴァイオリンなどでは明るく華やかな音色も繊細かつ丁寧に表現できていると思います。

SA-10設置初期の段階から弦楽器が良い片鱗はありましたが、セッティングや機材を揃えていくにつれどんどん良くなってきて個人的には結構満足できる音を消える段階まできています。上を見たらキリがないですが、弦楽器メインならSA-10で良いのではと思う所です。

AQUAPLUSのSACD「Pure」2曲目では中盤でヴァイオリンがメインになるパートが有るのですが、弦をギコギコ引く感じで音の広がりも無く詰まった音でなんて下手くそなんだろ・・・と正直ずっと思ってきました、よくこれでOKがでたなと。

それが今では細かいニュアンスや空気感が表現できるようになって感想が激変し、う〜ん演奏ウマい(笑)こんな綺麗な音をだせないクソザコ下手くそ野郎がいたってマジ!?よくそんオーディオで音楽きけるよね(呆れ)となるくらいSA-10の表現力にビビっています。

アコーステック系だけでなく弦楽器がメインとなることが多いロック関連もやっぱり良い。弦楽器系の音楽ばっか聴いちゃう。

 

○打ち込み系なんかも結構いけちゃう

旧来でいうとシンセサイザーなんかもありましたがDTMの普及で打ち込み系の音源も多い昨今、新しい音源に対応するためにも打ち込み系の再生能力も求められるかと思います。私自身はテクノなどあまり得意では無いのですが、普段再生する音源の打ち込み系の音の良さに気づき最近聴くことも多くなりました。

SA-10というかマランツ製品ってなんかアコースティック系のイメージが個人的にあるんですが、打ち込み系なんかも結構いけちゃう再生能力を持っていると思います。打ち込みオンリーでいうとYMOのSACD「UCYMO」やサカナクションのCD、BDでの打ち込み系音楽などぐらいしか持っていないのですが、想像以上に心躍る体験ができ打ち込み沼にダイブもアリかなと考えている所です。

SA-10の解像度と音場の広さ、低音のドライブ能力が電子音形特有の繊細さとホロフラフィック感、バス系の強烈なラウド感が絶妙にマッチして、ヘッドホンで聴くより情報量と音場の形成の再生ができている気もします。普通は情報量や解像度はヘッドホンに軍配があがる事も多いのですが、この逆転現象には驚きました。

昔はテクノ系が好きなのってどゆこと?ロック聞こうぜ!っていうくらい理解できませんでしたが、SA-10の再生能力により無理やりこっちの世界にはいってしまいそうです。

とりあえずパソコン音楽クラブ等の最近流行っている打ち込み系から聴いてみようと思っていますが、WEATER REPORTなどのフュージョンも同様の傾向だったのでボーカル以外の音源自体を積極的に聴いていこうかなと思っている次第です。

 

○ 低域は個人的に十分とは思う

マランツの製品って中高音がキレイで低音は出辛いというイメージが何となくあるかと思います。私自身もそのイメージがあり、SA-10を使うとたしかに中高音がキレイだと思うけど低音も実は結構でてない?と思います。

超低域まで出せる能力があるかというと私のスピーカーでは確認のしようが無いですが、そこそこ締まりのある低音域と近所迷惑になるレベルの量感は鳴らせると思います。

SA-10設置最初期は低音過多と呼べるレベルで低音がソニックブームのごとく迫ってきましたが、単純にスピーカーやプレーヤーのセッティングが悪く足元グラグラ状態のロデオーディオに起因したものでした。オーディオボードの追加で対策し低音の締りを獲得してからは電源環境の強化等で低音の質が上がってきて、そこそこ満足できるレベルの低音は出てきています。

本音を言うとさらなるゴリゴリ感と低音の暴れをさらに抑えたいと思う所ですが、改善にはスピーカーの特性やセッティングが大きなウェイトを占めると思います。プレーヤー単体でさらなる向上を目指すならエソテリックやソウルノートなどキチガイじみたこだわった電源を充てがう必要があると思うので、大沼にハマる手前でなんとか低音を出したい方はSA-10で十分なのではと感じています。私自身、そうでありたい(戒め)

 

○ 解像度より音の厚みに優位性がある?

SA-10の1年ぐらい後にOPPO製のユニバーサルプレーヤー UDP-205が発売されES9038PROという最高峰DACチップが搭載した上に約20万円という価格からかなり売れました。私も購入しましたがブルーレイの画質が良くてアナログマルチが再生でき、CD/SACDのステレオ再生も良かったので非常に驚きました。

SA-10と比較するとUDP-205の方が解像度が高く骨太な感じでホログラフィック的な音場でした。ただ、音の厚みやボーカルの表現力など私の求める音楽性ではSA-10の方に軍配があがるような気がして、自分の中ではSA-10の方が良いとしています。まあ、値段差があるのと、逸○館ばりの手持ち製品贔屓をしていたかもしれないので、SA-10の持ち味をなんとか評価したかもしれません。私の場合はUDP-205も手持ち製品になるはずなんですけど。

今回はSA-10単体での感想をメインで考えてるので、別途同年代他機種とのガチ比較をしてさらなる能力確認をいつかしたいなぁと思っているところです。電源環境もある程度揃い機器の能力が発揮できてきた現在ではもっと正確に見極めができると考えているので、国産低価格ディスクリートDACと現行ハイエンドDACチップの決着を付けたいところではあります。

 

感想としてはこんなところですが、予想通りSA-10というより自分の現状の音がどうかという風になってしまいました。

SA-10単体の音としては音の豊かさの表現に長けている印象で、解像度・原音表現を追求する場合はもっと良いメーカーもあるかもしれません。私の経験則的にジャズ専門の方にも正直オススメできないところです。

ただ、自分の好きなポップスやロック、新たな発見の打ち込み系などまだまだ楽しめそうなので、新たなプレーヤーを手に入れるまでは潜在能力を引き出せるようさらにコネクリ回してやろうかと思います。

SA-10との付き合いは、もうちょっとだけ続くんじゃ!(亀仙人風)

SA-10をそこそこ使ってわかった事 (SACDプレーヤー Marantz製SA-10)

こんにちはUSAMARUです

 

SACDプレーヤーのMarantz製SA-10を購入後から使用してきていました。購入したのは2018年です。SA-10の発売日は2016年なので今年で5年になりそうです。

国内では珍しいディスクリートDAC搭載で約60万円(購入は約45万円)ということで購入しました。

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SA-10の鳴らし込みと各種オカルトアクセサリーの追加、電源環境の改善、アンプ・スピーカー類のセッティング見直しなどでどんどん音が良くなり、未だ能力を全て出しきれていないと思います。

まだ中途半端な状態ではありますが、2年半ぐらい使用してきて良いこと悪いことなどわかった事、感じた事を率直に言っていきたく思います。何かしらの情報として踏み台・・・もとい役立てていただければと思います。

あと、SA−10を使用中の同士の方がこれを見ていれば、この哀れな子羊に何か改善等教えていただければ幸いです。ちなみに、お金はまったく持っていません(虚無)

"苦楽を共にしたSA-10。苦しいのは大体が使用者のせい。"

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○サンプリングレートが変わる際などのカチカチ音がうるさい

あえて悪い所からですが、サンプリングレートが変わる際などの「カチン」という音がマジでうるさいです。リレー音といえばわかるでしょうか、機械的な音です。

まずこの音はCD再生時と停止時になる鳴りますがそこは正直問題とはなりません。問題はUSB-DAC機能などを利用した外部入力再生時です。

私の場合ですと[トランスポート : Macbook Pro] + [DAC : SA-10]の組み合わせでPCオーディオを試みました。USB-DACによる音源再生能力や音質的には良かったのですが、長時間使用してもこのカチカチ音がどうしても慣れずSA-10でのPCオーディオは現状諦めています。カチカチ音がしないSonica DACってやっぱり神だわ。

具体的にどのタイミングでカチンとなるかというと、PC上のアルバム再生で「カチン」、停止で「カチン」、他のアルバム再生で「カチン」、サンプリングレート変更で「カチン」、高サンプリングレートの読み込みで「カチン、カチ、カチ、カチン(笑)

カチカチカチうるさいじゃあああああああああああああああああああああ!!!!!カチカチ山のSA-10さんかコラアアアアアアアアア!!!!!!!!となるわけですね。

SA-10が私の試聴する場所の横近くにあるのでなおのこと大きく聞こえてしまうので気になるのかもしれません。SA-10を遠くにおけるよ!という方はもしかしたら問題ないのかも。

ちなみにCD、SACD再生でなぜ問題ないかというと、PCやネットワークプレーヤーみたいにアルバムを高速切替できず必ず交換という一呼吸があったり、アルバム中やプレイリスト中でのサンプリングレートの変動が無いので気にならないというのが正直な所です。

SA-10は国産では数少ないディスクリートDACで価格的にも他のディスクリートDACより価格が抑えめなのでUSB-DACとして使用しようかな・・・と考えられている方もいらっしゃるかと思いますが、USB-DACとして使用するのは個人的にまったくオススメしません。カチカチ山に入山することになると思いますのでネットオーディオ主体の方は単体DACを買った方が無難です。

一応DSD11.2MHzなど現状の音源再生はクリアしていますが、CD/SACD再生やTV、ゲーム機などのサンプリングレートや再生/停止が頻発しない使用法が一番良いのかと思います。

 "DSD11.2MHzは対応しているがカチカチ音地獄に陥る模様"

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○ CD、SACD再生音が静か(当家比)

CD/SACDなどのディスク再生時の回転音ですが、我が家の円盤系プレーヤーと比較するとSA-10は7馬身差ぐらいで静かです。サイレントスズカです。宝塚記念は勝てます(錯乱)

私の試聴位置からSA-10まで耳から真横に70cmなので至近距離かと思います。本音ではめちゃくちゃ離したいけど、部屋が小さいので近づけるしか無いだけです。悲しいです。

CD再生のときは最初の読み込みのときは回転音が聞こえますが、再生時にはほぼ聞こえません。特定の曲の時だけ回転音が聞こえるときがありますが、毎回同じタイミングなので曲かCD個体の問題かと思い特には気にはしていません。

高速回転となるSACDもかなり静かで大半の曲では回転音が聞こえません。CD再生の時より少し音が聞こえてくる頻度は高くなりますが、正直そこまでは気にならない。

淡々と今までSA-10は逃げ馬であること、私の部屋が狭くて悲しいこと、SA-10のディスク再生時の音が静かであることを述べてきましたが、やっぱ再生音が小さいことはディスク再生の必須条件だよなぁとしみじみ思います。ディスク再生音がどれだけ気になり、聞こえるはずの音がスポイルされているかと考えるとその辺りはこだわりたい所。

だって、我が家にあるUDP-205とかMCD-201なんかはずっと回転音聞こえますからね。CDだろうがSACDだろうがシャ〜(笑)いうてはりますわ。オーディオ的な言い方で言うと蛇口を全開にした回転音とでもいいうんでしょうか、本来ならポジティブな言い方で蛇口を全開云々の語録を使うもんですが回転音で使わせるUDP-205とMCD-201はとんだじゃじゃ馬といった所でしょうか。

そんなわけでSA-10は回転音に関しては優等生で安定と信頼の1番人気となっています。

"蛇口全開の回転音でお馴染みのOPPO製UDP-205"

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" 蛇口全開の回転音でお馴染みのMcintosh製MCD-201"

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○バランス出力(XLR)に優位性を感じる

SA-10はMarantzのCDプレーヤー現行機として最上位ですが、下位グレードとしてはSA-12が発売されSA-12OSEにバーションアップとなり、ネットワーク機能付きのSACD 30nが新筐体となって発売されています。

お値段は税込みでSA-10が66万円、SA-12OSEが38.5万円、SACD 30nが29.7万円、ただし全機種MMMというディスクリートDACを内蔵しているというふざけた素晴らしいラインナップとなっています。平等って大事(棒)

機能面と価格面を見ると最新型のSACD 30n一択なのですが、バランス入力(XLR)端子の機器を持っている方はSA-10を一考するのもアリかと思います。

SA-10はラインナップされている機種の中で唯一バランス出力を備えており、他の機器より剛性の強化やノイズ対策などフラグシップ機たる所である程度の強みを得ています。

SA-12やSACD 30nとの比較をしたことがありませんが、私の持っているSC-7S1というプリアンプとMA-9S1というパワーアンプがバランス構成なのでバランスとアンバランス(RCA)で比較をし、バランス出力の優位性を確認しています。

「XLRにすると明らかに上下のレンジが広がり、分解能が高く、S/Nが上がり、さらに開放的な音になる。RCAだと上下が狭められてそのまま中域が広がるようなイメージになり、濃厚さは増すが鮮度は劣る印象だった。

CDプレーヤー、プリアンプ、パワーアンプをフルバランスにするメリットを感じている。SA-12ではなくSA-10を導入して本当に良かったと思うのと、自暴自棄になって音質を確認してはいけないというのを悟った。」

という病んでいた時期を抜けつつある時の感想を引用します。こいつが言っていることが信用に値するのかというのが一番の問題点ですが、Marantzの音を最大スペックで味わうならSA-10がいいなあと感じた次第です。

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"漢のバランスケーブル一発接続。(光入力もつなげている)"

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○デジタルフィルターの設定による音質比較が楽しい

SA-10ではPCM限定でデジタルフィルターを設定できます。「Dither」3種、「NoiseShaper」4種、「Filter」2種の3パターンなのですが、個人的には「Dither」での音質変化が大きく感じるので、こちらをこねくって音質を確認しています。

「Dither」は「Dither 2」、「Dither 1」、「Dither Off」があるのですが、私個人としては「Dither Off」というフィルターをOFFにする設定が一番生々しいボーカルが聞けるのでこの設定にしています。ただ、この設定にすると結構音が暗めになるのでかなり人を選ぶかと思います。

他の設定の「Dither 1」はMarantzオススメというぐらいなのでとても聴きやすくエネルギー感と解像度のバランスが良いのですが、よくよく聞くと器用貧乏というか決定打に欠ける感じ。「Dither 2」だと従来のCD再生のように解像度は低いながらもエネルギー感が一番ありロックなどは良いが、現状一番聴いてる静かめのPOPsだとちょっと粗いかなと感じてしまいます。

ウキウキで音質比較してふと思うのがデジタルフィルターでここまで音変わるならDACとかあんま関係ないんじゃね?という気持ち。送り出し側でここまで変わるんならDAC競争とは?というか、ディスクリートDACの意味とは?とSA-10を購入した意味を己に問う事態に陥りました。

ま、まあディスクリートDACのがあってのデジタルフィルターだから、DACが素晴らしいから音の違いも聞き取れるようになると自分に言い聞かせ高い買い物をした正当性を作り出すという自己防衛を行いつつデジタルフィルターの設定を楽しみました。

なにはともあれ、デジタルフィルターの設定がSA-10の醍醐味の一つであると感じています。ちなみに現状の設定はボーカルの生々しさと音場の広がり、華やかさのバランスを吟味して以下の設定に落ち着きました。

ボーカルの生々しさはまあ良いかなと思うレベルですが、音場の広がりと華やかさはまだ満足できるレベルではなく、両立するには100万円以上のプレーヤーになるのかなーと勝手に思っています。・・・満足したいと思います(棒)

「Dither」→ [OFF]

「NoiseShaper」→ [3rd−1]

「Filter」→ [Filter 1]

(デジタルOUT OFFの設定もしています)

"リモコンだけじゃなく前面パネルでも設定できれば良かったなぁ"

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○オーディオアクセサリーは吉となるわけではない

SA-10ではオーディオアクセサリーを少ないながらも試しましたが、音の入口なだけあって結構音が変わるような気がします。

一番の変化はやはり電源ケーブルでここまで変わるのかと驚愕しました。電源ケーブルはオーディオみじんこ製大蛇GRを経て、同社製の大蛇Jr.で落ち着きました。

詳しくは下記に記していますが電源ケーブルは付属のものからある程度のクオリティーのものに変わることを絶対的にオススメします。付属ケーブルも柔らかく使いやすいですが音質で考えるとちょびっと心もとないです。

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あとは電源そのものの違いも大きく、ポータブル電源のLiB-AID E500 for Musicから電源を供給した事も現状の品質も大きく向上しましたし、SUNSHINEのオーディオボードも振動対策としてうまく作用したと思います。CDトレイにオーディオみじんこの制振するやつ(名前忘れた)もつけましたが、効いたかな・・・?という感じではありました。

"トレイに付けられた制振するやつ(黒い丸2個)誰か名前教えて・・・"

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あと、SH-UPX01という音質を良くしちゃうUSBデバイスがあるのですが、最終的には撤去しました。

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SA-10にぶっ挿すと音はキレイになるなぁと感じますが、ある時外してみるとSH-UPX01の改善効果を上回るエネルギー感がスピーカーから放出され、SA-10のポテンシャルを再認識しました。

下手にオーディオアクセサリーを盛りまくるとSA-10の能力を殺すという事も確認し、使い手側の力量も試されるとも感じます。

よって、SA-10にさらなるインシュレーターを設置するとか、空き端子にショート端子をつけまくるとか、SA-10の下に謎の牛革シートを潜り込ませるとか余計な邪念を捨て、己の資産を守り、清く正しくSA-10を使い続ける事をここに誓います!オーディオアクセサリーなぞSA-10の前ではあえて言おう、カスであると!

ということでね、対外的大本営発表したところでTPL-2000Aという20万の電源ケーブルとTAOCのオーディオラックがめっちゃくっちゃ気になるのでそれを最終目的として頑張りたい思います。他にも色々試してぇなあ・・・ぐへへ・・・。オーディオアクセサリーの力 is パワァー!

 

○なんじゃかんじゃ言うてCD/SACD再生が至高

SA-10で再生して一番実感するのはやっぱCDとSACDよという所ですね。USB-DACの音やS/PDIF等の外部入力の音も良いんですが、ディスク再生が一枚上手な感じでハードウェアからデジタルで音を読み取ってDACで変換しアンプへ電気信号を出力するという一連の工程が音を良くしてるんだなぁというのが感じられてこれるようになってきました(オカルト)

外部入力に関しては適切なグレードのものを持っていないという事もありますが、そんなものが不要なくらいにCDとSACDで純度の高い音を楽しめるのでネットオーディオへの興味が薄れてくるというのが本音です。最近ちょっとネットワークトランスポートに興味はでてきたというのは秘密ですが。

SACD再生はフィルターも介さずDSDでダイレクト再生され非常に高音質な音が聴こえていきますが、CD再生もデジタルフィルターで自分の音をある程度追求できSACDに引けをとらない音質を楽しめると思います。

CDだと44.1kHz 16bit、SACDだと2.8MHz 1bitしか再生できず、現代のハイレゾ音源のサンプリングレートから見るとスペックは劣りますが、今まで聴いてきたいろんな音源から感じるのはある程度の音源ならCDとSACDをSA-10で再生した方がいいんじゃね?(鼻ホジ)というところです。サンプリングレートとかよっぽど録音気にしないと実力が発揮されないと思うのでとりあえず私にはSA-10でのCDとSACD再生で十分だと思っています

まあ、専用のハイレゾ専用ソフトなどの音源にはちょい負けすることもありますが。

"SACDだと文字でアルバム名、タイトル名の表示とSUPER AUDIO CDのロゴマーグが表示される"

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 "この辺のDSD11.2MHzはやっぱ別格"

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SA-10より上を見ればキリがないですし、ネットオーディオは前記したカチカチ音でイライラさせらせますが、CDとSACDをちょっと背伸びして楽しむための機器としてはコスパは良いと思いました。あと何年使えるかは分かりませんが、SACDプレーヤーとしては現状SA-10でゴールとしたいと思います。

まあ、オーディオってCDトランスポートとか単体DACやネットワーク系など色々あるんで他に何か導入するかもしれません。ただ、現状のSA-10はまだまだ長い付き合いになりそうだなぁと思っています。

音に関してもそこそこ使った感をいつか確認したいなーと思っています。

 

それじゃまた。

TITANをオーディオボードに載せただけの話

こんにちはUSAMARUです

 

以前TITANという電源コンディショナーを導入しました。

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物の作り、性能は概ね満足できたのですが問題は足元の貧弱さでした。あと金額が高すぎること。

見てくださいよこのインシュレーター的な丸い物体。どう見ても材質は樹脂で、先端はスパイクでは無く何となく丸い形状、3点支持はいいが不安の残るネジ固定の仕方と、アルミでガチガチに固めた上半身に比べて足腰激弱野郎!といいたくなるようなTIATANの下半身には悪い意味で驚かされました。

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ただ、それを超える驚くべき悪手をかました輩がいます。・・・・それがアタイ、USAMARUだよ!

これを見な!足弱激弱野郎を防音カーペットに直置きしてやったのさ!なんでかって?オーディオボードが無いんだよ!(直球)

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足元を気にしないIsotekと足元に投資する金が無いオーディオゾンビという夢のコラボ(白目)が展開されTITANが完全に名前負けするという自体に発展しています。

オーディオが好きな方々、どうにか怒らないでください。本人に悪気は無いんです。頭とお金が足りないだけでこんな悲劇は起こってしまうんだな・・・と生暖かい目で見てください。

 

TITANは物理的にフワフワしていますが、個人的には買い替えて正解でした!というぐらいの性能は確認できました。

ただ、いろんな楽曲を聴いていくとなんだかおかしくね?というか昔は心に刺さっていた曲が、今はあまり楽しめないという事も起こってきました。

TITAN導入後数日ということもありエージング(笑)的なことがまだなのか、電源環境が良くなったが故に音源の粗が目立ってきたとか勝手に解釈し色々聴いていました。

 

その中でどうしても納得できないのが宇多田ヒカルさんのアルバム「Fantôme」とSuperflyさんのアルバム「Bloom」がうまく聴けないことです。

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2人とも日本トップクラスのボーカリストかつ天下のソニーとワーナーの看板歌手です。歌手のレベルとレーベル、最近の音源というのも相まって録音は悪いはずがない。

ただ、宇多田ヒカルさんの「Fantôme」に関しては奥に引っこまったような音像で平面的、無機質な音となり音楽性的には完全に退化したような音になってしまっています。全曲終始真顔で聴いていしまい眠りかけてしまいました。

Superflyさんの「Bloom」に関しては音の広がりと音の情報量が凄いといえば聞こえは良いですが、私にとっては音が飽和状態に陥っているように聞こえ高音から低音までのバランスが悪く音の輪郭も曖昧になっているような気がします。

 

TITAN導入によってノイズフロアは確実に下がっているのは確認しているのですが、どうしても音質的にあと一歩というような所もある。なにが悪いのか・・・それはアタイだよ!

いや、あんたが悪いのは誰もがわかっているんだけど、もっと根本的な所ではやはり足元がお留守になっているのが原因かな・・・という所にいきつきます。

オーディオ機器は振動により音質劣化を防ぐために強固な筐体は当然として、オーディオボードやインシュレーター等で自らの振動と外部からの振動を低減するのが基本となります。一部のメーカーではボルト緩めたり天板をガタガタにするところもありますが。

私もサンシャイン製のオーディオボードなどで振動を抑制する重要さを認識はしています。以前の事で記憶も薄れつつあり若干誇張して言っていた気もしないでもないですが。

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じゃあ、最初からボードなりなんなり設置しとけよこのオーディオゾンビ!と言われそうです。金が無くボードが買えないというのも確かにあります。ただ、ひとつだけ言い訳させてください。

TITANってただの電源タップだぜ!?これ、振動関係あんの!?

CDプレーヤーとかスピーカーなどこれぞオーディオ機器!という電気で作動し振動が発生しそうな物ならいざ知らず、だだ電気を通してノイズ減らそうとしているパッシブ型の機器が振動と音質は関係あるんでしょうか?アタイは疑問だね!

電源おじさんことオーディオ評論家の鈴木裕さんが電源タップにインシュレーターを置いて死ぬほど音が変わった!と書いてるのを何度か見てますが、ホントかよwというのが正直な気持ちです。自分自身で真面目に検証したことは無いですが。

ここまできたら電源タップの振動による音質影響を疑うしかないのか・・・。

 

TITANの取説にも注意!安全のためにもオーディオ用のラックに設置せよ!絨毯やカーペットなど柔らかい物の上に置くんじゃなーい!と書いています。サーセン(笑)

そこまで言うんなら安全的にも安心できるし音質も良くなる可能性があるので、ボードぐらい置いてやるか!ということで重い腰をあげます。

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音質悪かろうが、Isotekがわーわー言おうがオーディオラックに載せようにも場所が無いし、空きのオーディオボードも無い。あれば既に載せています。

そんな事言っても何も解決しないので、しょうがねーなとサブウーファー用に中古で購入したTAOC製オーディオボード SCB-35を暫定であてがうことにしました。

このオーディオボードは以前もiPhoneの音質を確認する時に(半ばネタで)使用したもので、今回も音質確認で役に立ってほしいところではあります。ちなみに、このボード自体の性能はいまだに良く分かっていません(無知)

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昔の写真ですがこれがSCB-35です。サブウーファー用に買ったのでまあまあでかい。

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サブウーファーからオーディオボードを引っ剥がし、TITANの下にセット。文字では一行ですが、動かす機器一個一個が無駄にデカく重いのでクッソだるい作業でした。この作業が嫌でカーペット直置きにしていたというのもあります。

TITANの下のカーペットですが3点支持部にくっきり設置痕が残っていました。やっぱり物理的にもカーペットへ直置きしていい物じゃないですね。アタイ以外はちゃんとボードに載せることだね!

 

とりあえず無事ボードの設置をすることができました。見た感じはええやん・・・。

なんか高級電源コンディショナーでござい〜^^という感じが出ているような、そうでもないような。まあ、配線の汚さで全てぶち壊しなんですけど。

TITANの上の黒い物体はその辺にあったゴムです。電源ON時にTITAN上部から青い光が木漏れ日のように・・・というかまあまあのルーメン数で光が放射されるので遮るために少し前からポン置きしています。音質への影響はさすがに無いでしょ。・・・無いよね?

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TITANの足元。こうみると3点支持を点でできていていい感じには見える。でもやっぱガチのインチュレーターがいるかな〜。

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ほんじゃまあ、聴いてみますかな。鈴木裕さんみたいに「もう、たまらん!」とか言っちゃうのかな。言ってみたいけど、ハハ。

じゃあ、とりあえずSuperflyさんの「Bloom」より「ユニゾン」を聴いてみますかな。この曲は音が飽和気味で後半の独唱部分も無理やりキーを上げた感じがして不自然になっています。前からそうだったかもしれませんが、ノイズが減ってる分際立っているのかもしれません。

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SA-10 CD再生バランス出力

PCM 44.1kHz/16bitで試聴中。。。。

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はぁ!?いや、変わりすぎやろ(笑)いい加減にして(真顔)

ていうか、今までのは何やったん!?コレ聞くと前は完全にお風呂でしたやん

全体的に無駄な響きが無くなり、低音は締り、音の分離がめっちゃ良くなってます。

最も改善されているのがボーカルで解像度の向上と音の輪郭がでて立体感と実在感が半端じゃない。ぶっちぎりで今が一番良い。

特に独唱部分は完全に生この音を聞くためにオーディオやってましたと思える音がでました。

とにかく、音の立体感がやばい。粗品風に言うとエグィィィ!音像が少し前に出てきて音の輪郭を纏いこちらに歌ってくる様がマジで見えます。以前までの比ではないです。

アルバム通して聴いても音が良すぎて軽く感動してるんですど、もう一個も聴いて判断してみます。

 

次は宇多田ヒカルさんの「Fantôme」より「花束を君に」を聴いてみます。この曲はアルバムの3曲目でリードトラックなのですが、音が受け付けられなくて聴くのをやめたくなっていました。今まではそんなことはありえなかったんですけど。

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SA-10 CD再生バランス出力

PCM 44.1kHz/16bitで試聴中。。。。

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ごっっっっっっっっっっっっっっっっっってええやん・・・

マジで今までは何だったのかというレベルで良くなっており、有機的でボーカルと音楽が調和した私史上最高の音が展開されています。

アルバム全般通しても1曲1曲が楽しく全部聞き通してしまいました。やっぱ宇多田ちゃんよ。

ていうかね、前のSuperflyさんから共通した内容なんですけ、完全に音圧が上がっておる。体感1〜2db上がっています。音圧が上がったような気が〜とかよく言いますが、今回に関しては誰が聴いてもボリュームが上がっているぅ!と言うレベルです。

音の濁りや曖昧さがまったく無くなって必要な音だけ聴手にストレートに飛んでくるのを感じます。音の情報量も格段に上がって自分めがけて音の洪水がブワっ!と来ます。

私は音圧が上がれば音が良くなっていると解釈する方の人間なのでめちゃくちゃ音質が上がったように感じます。

 

その後、色々な音源を聞きましたが全曲が史上最高の音質を叩き出しています。やっぱTITANって神だわ。

今まで良かったと思っていた音もそうなんですが、あんまり好きではなかったPCオーディオとか打ち込み系の音源も良く感じてしまいます。

Youtubeやらゲームやらも色々やりましたが、こちらも史上最高音質を叩き出してくれます。全般的に音質バブルに突入しています。

 

そんなわけで今の率直な気持ちをお伝えします。

え、馬鹿かな?(激怒)

電源タップをオーディオボードに乗っけるだけでなんでこんな音出るんですかぁ!誰か説明してください!鈴木裕さん説明してくださあああああああい!(とばっちり)

 

ホントにね、理解不能なんですが間違い無く音は良くなっています。オーディオボードにより振動が抑えられノイズ除去が捗ったのか、電気の通り方がよくなったのか・・・。正直さっぱりですが良くなったのですから仕方ありません。

音の変化で見ると旧重鉄タップ→TITANに変化したときと同等ぐらいに感じて、衝撃度でいうと遥かに上をいきました。

TITAN導入でカーペットポン置きの時にモニターライクな音になる!とか音楽用ポータブル電源には一歩及ばないかも!とか偉そうに言っていましたが、まったく能力を活かせないままのたうち回っていたということになります。ハズカシ!

何が、モニターライクな音だよって話ですよね。だって音源の良さをまったく伝え切れていなかったから。体感ではTITANカーペットポン置きでは能力の50%ぐらいしか発揮できていなかったと感じます。

 

TITANの足元を良くするとTITAN自身もすげーなと思いますが、今まで使用してきた機器のポテンシャルも凄かったんだなと思い知らされます。

SA-10はこんだけの音を出してたのかとか、アンプはこんだけの音作りをしていたのかと驚愕し、MACBOOKとSonica DACのPCオーディオも実はこんだけ良い音だったのか!と驚かされます。

なんというか、この人たち凄いなと改めて思いました。まあ、物なんですけど。

それと同時にまったく今まで活かしきれていないことに気が付きました。この人たちピュアオーディオ系の機器で、そういえば一応ハイエンドに分類されるんだったんだなと思えるハイエンドに足の指先を突っ込んだ音が聴けた気がします。

サッカーでいうとJリーグから飛び出してブンデスリーガの最下位チームに滑り込んだぐらいにはなれた!?と思うので、今後はブンデスリーガ上位、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラとどんどん上がれていけるよう精進していきたいと思います!サッカー最高!(錯乱)

 

いろいろ言ってきましたが、これを見ている皆さんは私が鈴木裕さんを見ている時のようにホントかよwと思っているかと思います。私でもそう思いますよ、この大げさ野郎!とね。正直、思い違いもあると思いますし、誰でも変化を感じ取れるものでも無いかと思います。上記の内容は話半分で聞いて(見て)ください。

ただ、私から言わせていただきたいのはオーティオ機器はボードなどしっかりした土台に載せるべきであるぅ!ということです。ほとんどないとは思いますが、カーペット等に直置きは良くないですね。身を持って思い知りました。

TITANの下に敷いたボードは暫定で設置し続けたいと思います。こんな体験したら外せないね!正式に足元を固めるまではサブウーファーが犠牲にはなりますが、我慢したいと思います。

 

 

あとひとつ言わせて頂きたのはIsotekという会社に対してなんですが・・・こらーIsotek!製品を取り扱う際の手袋(軍手)に注意喚起する前に、オーディオボードに設置することをゴリ押しせんかああああい!アタイみたいな被害者を出す前にね!

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以上、一言でいうとTITANをオーディオボードに載せただけの話でした。