【散財】古の銘器 KENWOOD KP-1100を導入!アナログプレーヤー初心者がレコード再生に挑む。購入経緯・機器紹介編
こんにちはUSAMARUです。
みなさんご存知の通り本日8月15日は終戦の日です。今日ぐらいはということでFPS等戦争を題材をしたものは辞めております。
せっかくの休みで天気も悪く音楽漬けの一日を送っても良いのですが、以前より積んでいたアレを行いたいと思いました。
前にちらりと書いていたレコードプレーヤーの正式立ち上げです。まずはレコードプレーヤーを購入した経緯と紹介をしていきます。
タイトルでネタバレしていますが私生まれての初めてのアナログレコードプレーヤーKENWOOD製 KP-1100を購入しました。
KP-1100の発売日は1985年で当時の価格は99,800円。現在は生産完了品です。
私は中古の動作品を3万ちょっとで手に入れたので約33年の時を経て約1/3で手に入れたことになります。これは安い!
いつも10万円超える物で散財しているので、少額の出費で良いものを手に入れれて満足であります。
えっ?たかが3万円?しかも30年前の物を1/3ごときの値段で手に入れて気でも振れたのかって?
俺の気は振れているがお買い得ではある!私そう思っております。
生まれて初めてのアナログプレーヤーを買うにあたり非常に悩まされました。一体何を買えば良いのか答えがなかなか見つからなかったからです。
アナログプレーヤー自体は数年前から興味はあったのである程度機器はチェックしていました。一番目星を付けていたのは最近復活を果たしたTechnicsのSL-1200GRです。
(参考動画 Youtubeより転載)
Technics(テクニクス)はPanasonicのオーディオブランドで2000年初頭まではDJ用アナログプレーヤーやピュアオーディオ機器で確固たる地位を築いていましたが、その後はほぼ休眠状態に入り数年前まではあまり見かけない存在となりました。
それが突如復活を宣言し、フラグシップとなるグランシリーズのスピーカーペア270万円、ステレオパワーアンプ158万円、ネットワーク機能付きプリアンプ80万円をぶち上げた時はこいつらなんて傾奇者なんだと素直に思いました。
その後アナログファン待望のプレーヤーも現代技術で復活させます。それがSL-1200GAEで限定生産300台で1台のお値段330,000円です。
それを見た時の私の感想は高さすぎじゃあああああ!!!!!!という怒りと悲しみが込められたものでした。最近いくらアナログプレーヤーの生産量が減っているとはいえ足元をみすぎだろうと。
当時発売中の高級アナログプレーヤーは金持ち向けを除けばDENON製DP-1300MKⅢでお値段180,000円。これだけでも正直高いと思っていましたが、この製品ネット上でボロカスに言われていました。今の時代に作ってくれるのは嬉しいが、昔の安い製品の方がもっと音が良かったという意見が多数見られました。
アナログプレーヤー恐るべし・・・こんな高価なものでも昔のエントリー機に及ばないのかと思っていたところにこのSL-1200GAEの33万円です。もうこれはヤバイのではないか。これで音が悪ければ炎上どころの騒ぎではなくなるのではないのか、むしろこれを買う人がいるのかとこっちが心配になってきました。
しかし蓋を開けてみると即時完売。アナログファン鍛えられすぎやろ!という気持ちがありましたが、それだけTechnicsのアナログの音に魅せられているんだなというのが印象的でした。
一部のファンは今まで5〜6万円で売られていたSL1000番代がなぜ数倍の値段になるんだ!という指摘をしていましたが、限定生産品であることや最新技術の投入、あとは時代といわざるをえんのかと感じました。
SL-1200GAEの音自体は非常に好評でさすがTechnicsというものが大半です。これは本物かも!そうは思っても、初めてのアナログでやはり33万円の壁は高い(物が無いので買えないが)・・・。
そんな時に量産型のSL-1200G発売のニュースあり!お値段33万円で誰でも購入可能!
・・・ふざんけんな!さすがにこれは無いやろ!
今まで限定生産品とかでしかたないかな、と思っていましたが量産でこれはいかんでしょ。いくら受注生産だからといっても、いくら品質を守るためといっても、もう少しコストを下げて新規ユーザーの間口を広げて欲しかった。この時点でSL-1200への興味は失われました。
その後いろいろなメーカー(一般人向け)の新規製品や発売中の製品を見ましたが買いたいと思うものは皆無。安いですが製品も安かろう悪かろう感が高く、全く手を伸ばそうと思えません。ハイレゾに絡めたものも多くそんな物は正直求めていない。1万円を切るプレーヤーも発売されていましたが、言葉は悪いですが悪ふざけとしか思えませんでした。
アナログプレーヤー自体の興味も薄れてきた時に、TechnicsからSL-1200Gの廉価版発売のニュースが発表されました。
それが冒頭のSL-1200GRです。お値段は157,800円で、一文字違いだけでSL-1200Gの半額以下です。見た目もほぼ変わらず、音質もできる限りGに近づけた形で各パーツのコストダウンをしたとの事でした。
これには私も非常に惹かれるものがありました。かなり現実的な値段(それでも高いかも)になった上に音質も1200Gに近づいている、まさに旧来のユーザーに加え新規ユーザーにも手が届きそうなものとなり私が求めていた製品でした。
あとは買うだけという状態でしたが、仕事や他にもやりたいことがあったのでタイミングが合わず、なかなか購入に至らずとなっていました。
そんな折にTechnicsから遂にフラグシップモデルとなるシステム一体型SL-1000R 、DDターンテーブルのみのSP-10Rが発売されます。SL-1000Rが1,600,000円、SP-10Rが800,000円と弩級で私のような軟弱者が買える代物ではありませんでした。
(参考動画 Youtubeより転載)
Technicsってどこまで傾き続けるんだと思っていたところ、このSL-1000R、SP-10Rに関してオーディオ評論家の麻倉怜士先生によるTechnicsブランド代表者に対してのインタビューが掲載されていました。
麻倉怜士さんはAV(オーディオ・ヴィジュアル)雑誌Hi-Viのベストバイ選考委員長を務める業界の大御所で、思ったことをすぐ言うタイプで相手が誰であれ、金を貰ってメーカー商品の解説をする時であれ麻倉節と言われる強烈な発言で悪いものは悪いと発言する人物です。
ただ、映像や音で良いところや卓越しているところがあれば高かろうが安かろうがオカルトチックであろうが正直に褒めます。そこが私は結構好きで商品の好みも似ているので信頼している評論家の一人です。(先生!ちょっとこれはねーだろ!というのが一点ありましたがそれは別の機会に)
そんな麻倉先生のインタビュー記事で気になるというか麻倉節が垣間見えるところがありました。 SL-1200GシリーズはどちらかというとCDに似た音だったがSL-1000R、SP-10Rは旧来のアナログプレーヤー的な音になるのかという発言でした。
これには2つの意味で度肝を抜かされ、まずアナログプレーヤーがCDの音に似ているという一番言われたく無いであろうことをブランド代表者に直接言い放っている所と、現代のアナログプレーヤーはCDライクであるという事実です。
麻倉先生さすがに言い過ぎ!というのはまあ麻倉先生だしなぁということでそれは良しとしましたが、SL−1200GRがCDと同じ傾向というのは非常に困った事態となりました。私がアナログプレーヤーに求めているのはCD的な音では無く、レコード特有の高品位なアナログ的音質だからです。まあ、アナログレコードの音などまともに聴いた事無かったので、CDと同じは困るというのが一番ですが。
一番重要な音質を完全に見落としておりそれに気付かされました。当然と言えばそうかもしれませんが、メーカー側も現代のニーズに合わせてアナログプレーヤーを発売してきます。
CDは1988年にアナログのシェアを抜いています。逆に言うとその近辺で音楽を聴いていた世代はアナログを捨てたということになります。そのような世代は恐らく40代中盤以上の方々かと思いますが、そのような世代に訴える形で発売しても過去の記憶から買う人は少なく、なかなか販売は伸びない事は想像につきます。
これは私の体験からもくることで、私の場合はカセットテープになります。30代中盤までは恐らく日常でカセットテープに触れた最後の世代ではないでしょうか。
私は家にMDが登場するまでCDをレンタルしてカセットテープで録音していました。確か中学時代2年ぐらいまでだったと思いますが、CDを買う金など無く、親に頼み込んでCDを近くのレンタルショップから借りてカセットにダビングし聴くというスタイルでした。
CDは良いのですが問題はカセットテープで聴く時で、まぁこれの音が悪いのなんの。しかも早送り、巻戻ししかできない。激安のカセットデッキというのは分かっていましたが、CDとの信じられないくらいの音質差と機能差に子供ながらもやもやする日々でした。
そんな中、aiwaの激安MDデッキを買ってもらいMD(Mini Disc)というものを体験しました。CDに迫るというかほぼ同じ音質に、ダビングでも曲選択、曲ごとの進み、戻るができるというCDと同じ使い勝手。もうカセットテープに戻ることなどできませんでした。
そんな世代ですから、昨今のカセットテープブームでもまったく興味がおきませんでした。過去の記憶が完全にカセットテープというものを拒絶しています。私の家にNakamichi製Dragonというカセットデッキがあったら印象は大幅に変わったのでしょうが、そんな物普通の家庭にあるはずがありません。
そんな事をメーカーも経験しているでしょうから、いくらアナログが原理的に一番音質が良くなるというのは分かっていてもCDに近づけざるを得ないでしょう。
こうなってくるとSL-1200GRを含む最新のアナログプレーヤーは一時お預けとするしかありません。正直今でもこのSL-1200シリーズプレーヤーへの未練は断ち切れていませんが、古く壊れやすいというアナログの最大の弱点はありますが旧来の物はエントリー機でも高級機並の性能を誇るということで、昔の銘器を安く手に入れ当時の音質を楽しむということで自分を納得させました。いわば修行です。
そこで、アナログプレーヤーの候補はCDに追い抜かれた1988年近くのものになります。なぜそのあたりかというと、あまりにも古すぎるとやはり故障が気になるというのと、産業というものは新カテゴリーの脅威が出現すると負けじと高性能な物がボコボコ誕生するといのを知っているからです。
ガラケーもそうでしたが現代でいうとCDプレーヤーがまさにそうで、デジタルダウンロード、デジタルストリーミングというノーフィジカル(現物が無い)な音源の出現で脅威にさらされ、非常に性能の高いCDプレーヤーが各社から発売されています。
現在、史上最高レベルのCDプレーヤーがボコボコ誕生していますが最後の悪あがきともいえます。もはやCDですら過去の産物と世間ではなりかけていますが、まだまだ日本では根強い人気ですし、アーティスト側もハイレゾブームからCD音源への回帰が発生している状態なので、アナログのように捨てられるのではなくまだまだ戦えると自分は感じています。みんな!CDも聴こう!
そんな期待をアナログプレーヤーにも込めて1988年付近に狙いを絞って探索を開始しました。
まず気になったのがCEC製ST930です。
(参考動画 Youtubeより転載)
CDがもはや一般となりつつある1989年発売のモデルで当時のお値段135,000円です。評価も高く2000年まで発売されたようです。
CECといえばベルトドライブ式のCDプレーヤーとして現在は有名で、通常CDをダイレクトドライブモーターで回す所をベルトドライブで回しモーターの挙動によるノイズを処理回路から排して、CD音源をアナログ音源に変えるような音質を実現しているのが魅力となります。
私もこのベルトドライブ式CDプレーヤーには大いに注目しており、同社のTL3 3.0という最新のCDトランスポート(DACが無く送り出しのみ)を導入してSA-10のDACで再生するというのを目論んでいる所でした。
それがアナログプレーヤーなら話は早い!CECは元々アナログプレーヤーのOEMで生き残ってきた会社なので技術力も折り紙つき。S字アームというのが正直いいのか悪いのか分かりませんがCECが導入したのならきっと良いのでしょう。現在購入しても単体で数万円程するようです。
ST930に絞っていろいろと物色しましたが値段が高い!当時で13万円の物が現在でも12万円ぐらいします。少し前は7万円ぐらいで買えたようですが、アナログブームの影響か現在は当時と変わらない値段で取引されています。
こうなってくると正直買う気は失せてきます。CECの音はベルトドライブ式CDトランスポートで楽しむことにします(機器買えたら)。
次に候補に挙がったのがYAMAHA製GT-2000です。
(参考動画 Youtubeより転載)
CDが生産開始された1982年発売のモデルで当時のお値段138,000円。これも評価が高く販売台数が多かったのか中古市場に多く出回っていました。見た目も格好良く、天下のヤマハ製というのもポイントアップです。
これ以外にはGT-1000という弟モデルもあったのですが、GT-2000の方が少し値段は高いがそれを超えるぐらい機械的信頼性と性能が高いとのことなのでGT-2000に狙いを定めました。
GT-2000は本体以外にもガンメタルターンテーブルやアンカーブロック等の男心くすぐるオプションが多数あり、それらを追加で収集して音質アップをするという楽しみもありそうです。
ただ、弾はあるが値段が高い!定価を超えてんじゃねえ!物が少し悪ければ10万円ぐらいで買えますが、動作品は当時の定価を超えていきます。
中古でこんなに高いのは私の中で購入する許容に入らないのでこちらも諦めました。
おいおいどうなってんだアナログプレーヤーの中古市場は?
評価が高い物は良くて1/2の価格、のけなみ定価に近づく値段となります。
数十年前の物が当時の値段になるということは、もう骨董品とか古物の世界です。いくら物が良くても収集趣味の世界になってるのか?
こんなものならCDに音近づいても最新のアナログプレーヤーを買ったほうがマシではないのか。そう思いながら未練がましくGT-2000の情報を集めていた所、GT-2000に現在の値段で13万円払うなんてもったいない、GT-2000の単体性能で考えるならKP-1100を買ったほうが良いという情報を得ました。GT-2000にオプションを付けるとさすがに劣るようですが。
ここでやっとKP-1100という単語が出てきます。長えよ!!
KP-1100という単語を頼り検索しましたがケンウッドのアナログプレーヤーでした。
(参考動画 Youtubeより転載)
KENWOOD製KP-1100は1985年製で当時のお値段99,800円です。トーンアームがどうやら良いらしく、これがGT-2000を超えると主張していた根拠でした。
かつてはオーディオ御三家と言われた山水、トリオ(ケンウッド)、パイオニアの一角ですから当時の製品としては凄かったと思いますが、今のケンウッドを見るとウ~ン大丈夫かなぁ?と思っちゃう。だって今2018年なんだもん!
ただ、その杞憂を超える機構がKP-1100には内蔵されていました。ユニファイド・ダイキャストフレームと呼ばれるX形状の高剛性フレームにモーター、ターンテーブル、トーアームが一体型で取り付けられており振動対策が施されていること。
そして一番の注目ポイントはアナログプレーヤーの筐体部を外して(破壊して)スケルトン化できるというところでした。スケルトン化されたKP-1100の画像がネットに多数挙がっていますが、これにロマンを感じない男がいるだろうか。
音質にまったく関係無いですし、むしろ悪化しそうな気もしますが漆黒のアナログレコードとメカメカしいユニファイド・ダイキャストフレームの共演。涎がでそうだぜぇ・・・。
音質と男のロマンが詰まり、しかもアナログ市場では異例となる高評価のプレーヤーが1/3の価格で手に入るという相場。
買うしかねえ!良さげな個体を見つけ手を震わせながらポチッといきました。値段というか未知の領域への挑戦に震えが来た感じです。震えた事自体ウソですが(テヘ)
いろいろありましたが、遂にUSAMARU史上初となるアナログプレーヤーKP-1100を手に入れました。
ただ、スケルトン化はさすがにハードルが高いので、新しいアナログプレーヤーをかってお役御免の時にできればいいかなと思います。スケルトン化しても使い続けるとは思いますが。
というわけでKP-1100が届きました。
発送してくた人が非常に丁寧な説明をしてくれたので安心して取り出せました。発送してくれた人、サンキュー!!
現物を見るとさすがに年季が入っています。使用感は半端ではありません。ただ、最初の第一歩ということでいろいろやらかすでしょうから、これぐらいがいいかもしれません。
せっかくなので開封時の写真を撮っておきました。
カバー付きでしたがかなり使用感あります。
本体お目見え。使用感があるー。古いですね。
とりあえずポン置き。謎の部品も同梱されいました。
ダイレクトドライブ部。色々書いているが英語でよく分かりません。
足元部。結構しっかりしている印象。
トーンアーム部。カートリッジは針が折れているので使用不可とのこと。
スイッチ部。記事最初の写真と同じです。本体左側に回転数変更のスイッチもあります。
プレーヤーの下に梱包されていたターンテーブルとカバー。回転部がこんな構造になっていたとは・・・。
合体した所。記事最初の写真。
色々片付けて機器配置替えし、とりあえず設置できてホッとしました。
ここまでの経緯で若干やりきった感があり、しばらくこのまま眠らせてしまいます。
そして遂に立ち上げる時が・・・なんて仰々しい感じではないですが次回セッティング・再生確認編です。
アップされたらそれも見てくれよな!(ガン見)
今回はこんな感じです。
次↓
夏だ!休みだ!ゲームしよう!USAMARU的社会人向けオススメゲーム
こんにちはUSAMARUです。
ついにきたなぁ!
盆休みっていう社会人にとっての一時の安寧がよォ!
この時期だけも嫌なこと全て忘れて遊びに、家族サービスに、旅行にと勤しもうぜ!やっぱ現実逃避って大事だよね!(白目)
連休中の楽しみ方は人それぞれですが、今回私がピックアップしたいのはゲームです。
社会人になってみなさん体験すると思いますが、仕事の後のゲームってしんどいですよね。
疲れて帰ってきて食事、風呂、明日の用意をしてテレビの前に座る。そこからのゲーム機電源ONになかなか手が伸びないと思います。基本的に私もその一人です。
高校生まではどんだけ疲れてても親の目を気にしながら、大学生の頃は金は無いが余りある時間を使ってゲームをしていたというのに、社会人になると金はあるがゲームができないというジレンマ。まずゲームをする気になれないという気持ちになります。家族持ちの人は電源を入れる権利すら無いかもしれません。
大人になるって辛いことですな。(遠い目)
そんなあなたも連休だけでじっくりゲームできるかもという事で、不肖USAMARUのオススメゲームタイトルを紹介したいと思います。
今年は8/11〜19の9連休という人も多いと思います。
なかには13日は仕事とか16と17は仕事だという人もいるかもしれません。かくゆう私もその日仕事です(真顔)。
なので、6〜9日の休みでクリアできる、もしくは楽しめるソフトを選んでみました。
古いのを含めると膨大になるので、わりかし最近のソフトかつ私が所持しているゲームに限定しました。持っていないのに勧めても説得力無いですし、新しいゲームの方が新鮮味ありますしね。ジャンル毎に1つぐらいピックアップします。
サービス業やメンテナンス業などの人は一番忙しい時期かもしれません。そんな人は別の連休日があると思うので(あるよね?)その時の参考にして頂ければ幸いです。
・・・え、何?連休中でもゲームとかやる気になれない?
仕事の失敗が気になってそれどこじゃない?なんにも考えたくないって?
・・・・馬鹿っきゃろううおおおおお!!!!!!!!!!!!
今そんなこと考えてもしょうがねぇだろうが!人間には心のビタミンが必要なの!
oasisのノエル・ギャラガーも「嫌な事があった時のストレス解消法は?」っていうインタビューに対して「そんなものは無い。嫌な事を解決するしかない」って言ってるのを昔見たよ。本当その通りだと思うよ。俺もずっとグズグズ考えるタイプだから心にグサッときたね!
でも、どうしようも無いことはどうにもならないじゃん。まず今までここまで頑張った、乗り切った自分を褒めようぜ。
まずはH Jungle with T「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント」を聴こうぜ!俺もさっきCDで聴いたぞ!
そして今はしっかり遊び、連休明けから頑張るんだよ!失敗した分を取り戻すんだ!言いたいこと言ってダメなら土下座でもすりゃいいさ!ガガガSPの弱男理論でいこうぜ!(そんな事ができるならば〜という事にはなっちゃうけどね。そんときゃそんときだ!)
というわけでいってみよ〜☆
ここからはゲームタイトル紹介になりますが、詳しいゲーム内容は他の情報サイトで確認してみてください。こんなブログ見るよりEAA!とかファミ通を見たほうが何倍も有意義です。
社会人でもゲームタイトルをまだ知らない人、あとはゲームをやめ気味のオーディオマニア向けに簡単な説明と私の所感を含め紹介したいと思います。
また、ネット環境と各フォーマットのマルチプレイ環境が揃っている前提で書いています。
◯ Call of Duty Black Ops 4(コールオブデューティーブラックオプス4)ベータ版
【ジャンル】FPS(一人称視点シューティング)
【プレイタイプ】マルチプレイ専用
【プレイ時間】30分〜 ∞(8/14 AM2:00まで)
【価格】β版だから無料!(クレカと100円が必要ですが後から100円返ってきます)
【特記事項】期間限定で最新作のβ版が無料でプレイ可能!FPSをやりたいならまずこれから!
Call of Duty Black Ops4(通称BO4)はCoDフランチャイズの最新作で10月12日発売予定です。
まず言っておきたいことは、対応機種もっている人は 今すぐこのブログを見るのをやめてβ版ゲームをダウンロードしてください!今しかねぇ!無料でCoDが遊べます!でも18歳以上しかダメだゾ!銃とFPSに興味ない人は次のタイトルにGO!
現在はオープβテストが実施中でプレイできるゲームモードは制限されますが、誰でも最新作がプレイ可能です。
BO4という事でBlack Opsシリーズ4作目ですがそのへんは全く気にしなくていいです。他にもCoD1〜3のクラシックシリーズ、CoD MWシリーズ(4MW〜MW3)、WaW(日本未発売)、BOシリーズ(1〜3、今作の4)、GHOST、AW、IW、WW2(現在の最新作)というのがありますが、MW以降は大体プレイ内容一緒で繋がりも薄いのでまずBO4をプレイしてみるのが良いかと思います。4MW〜MW3、BO1〜2はシングルプレイのストーリーは繋がります。
ゲーム内容としては一人称(ゲーム画面が自分の目から見た所)で銃を撃ち相手を倒していくものになります。チームでの対戦になりますが、個人の力が発揮される場面も多く、自分の成長がチームの勝利に直結される事もモチベーションになります。カジュアル性が高いので気軽にプレイしましょう。
CoDはFPSで最大のフランチャイズでFPSといえばCoDという時代もありました。最近は少し人気に陰りが見えていますが、それでも最大規模のプレイ人口とFPSとしての高い完成度を誇ります。
FPSのマルチプレイで人口が少ないと猛者しか残っていないしマッチングすら厳しいので、環境としては初心者やライトゲーマー向けかと思います。
ただ、プレイ内容自体は初心者やライトゲーマー向けではありません。最初は銃で撃たれまくって死にまくります。
もう完膚なきままに死ぬと思います。できて1キルで、0キル10デスとかも普通にありえます。
まずエイム(銃で相手を狙う)が合わないので弾が当たりません。では手榴弾(グレネード)でキルを稼ぎたい所ですが、今回私もプレイして気づきましたがグレネードが使えない場面が多いです。
以前までは必ずグレネード所持が可能でしたが、今作はスペシャリスト(職業みたいなもの)の一部スキルか、スペシャリストのスキルを外して所持する等のデメリットがでてきたので、なかなかグレネードを使用できません。よって、撃ち合いが必然的に多くなるのでFPS経験者の方が有利になります。
俺は007ゴールデンアイの猛者だから自信あるぜ!という人いるかもしれませんが、昔とはシステムとゲームスピードが違うのでたぶん無理かもしれません。
じゃあ何をヌケヌケと紹介しとんじゃい!と言われそうですが、最初の壁を乗り越えた先の面白さを知っているからです。
最初は死にまくりますがだんだん相手に弾が当たる場面が多くなります。マップも覚えてきて立ち回り、システムも熟知するようになりキルも増えてきます。プレイすると必ず経験値がもらえるのでレベルが上がり使用できる銃とスキルが増えてきます。銃とスキルを駆使し、味方と連携して敵を倒す快感を覚えてきます。
そうなってくるともう止まりません。私も初めてプレイしたCOD 4MWで涙を流してからはや10年経ちますが、いまだにこの快感を味わう為にプレイしています。
プレイ時間30分〜∞と書いたのも無理な人は30分で辞めると思うからです。それを超えた人はずっとFPSをやり続けると思います。
実質8/13までという制限つきですがFPSをやるならCoDは必ず通る道だと思うので是非プレイしてみてください。
今回私がプレイした感想だとスペシャリスト等BO3から続く新システムを継承しつつ、昔の立ち回りの面白さが返ってきたなと思いました。本作のような近未来が設定だとぴょんぴょんゲーになりがちですが、しっかり地に足がついた撃ち合いという作りになっているのがやはり個人的に面白いです。
また、ビルド関係の幅が広いのでいろんなプレイスタイルができそうなのが期待できるかなと思いました。
ただ、グラフィックが少し荒いのと、銃声や爆発音等オーディオ系がちょっと弱いかなと思います。まだβ版ですが、そのへんはBFシリーズに追いつけ追い越せで頑張ってほしいです。
本当はオーバーウォッチというFPSゲームも紹介したいところですが、時間帯が悪いのかPS4でマッチングしなかったのでやめました。
チームプレイしないと勝てないのとキャラクターがアニメ調なので、このゲームのほうが日本人向きかもしれません。チェックしてみてください。
他にはBF1やDestiny2もオススメしたいですが発売から少し時間経っているのと、ゲームが何回かやらかしているので人は減っているかもしれません。
レインボーシックスシージは超絶神ゲーですが今から始めるのは無理があるかもしれません。ガチゲーです。
◯ Division
【ジャンル】TPS(三人称視点シューティング)
【プレイタイプ】マルチプレイ専用(ゲーム内シングルプレイ可能)
【プレイ時間】20時間〜 ∞
【価格】中古で1000円〜2000円
【特記事項】糞ゲーから神ゲーに復活!Division2も発売予定だよ。
Divisionは新規IPとして2016年3月8日に発売されたTPSです。
TPSなので三人称視点でのシューティングゲームで、操作キャラクターが見えている状態で敵を倒していくメタルギア・ソリッド等日本では馴染みのあるスタイルかと思います。
発売は約2.5年前でマルチプレイという観点から見るとすこし厳しい時期になりますが、シングルプレイでずっと進める事も可能なのでプレイ人口は絶対ではありません。昔の作品というのと過去のアレな事情から格安で中古が出回っています。
TPS特有のカバーアクション(物陰に隠れる)しながらの撃ち合いとRPGのようなレベルシステムと装備品収集、スタイリッシュな戦闘スキルと装備スキルによるキャラクター強化、固すぎる敵(何発ブチ込んでもなかなか死なない)が特徴です。
戦闘は先程説明したCoDのようなリアルさはありませんが、現実のニューヨークを舞台にしたロケーションと疫病が広がった街という世紀末的なシチュエーションがゲームプレイの没入感を深めていきます。
ゲームを購入しまずはソロプレイでニューヨークに乗り込み街を復興していきます。そこで数々の戦闘スキルと戦闘システムを習得しラスボスを倒すことを目標にします。ここまではこの連休中に達成可能です。
ラスボスを倒しクリアしたぞ!となった瞬間から真の本編(エンドコンテンツ)が始まります。メインストーリークリアまではチュートリアルと思っていいです。
エンドコンテンツでは今まで訪れた場所や新たなマップ、さらにはDivisionの目玉といえる「ダークゾーン」での活動を本格的に進めていきます。そこで強敵や時には対人戦を繰り広げ強力な装備を入手してさらに強敵に挑んでいくという、RPGとハスクラ要素も含んだ非常に長く遊べるゲームとなっています。
DLCもありますが無理に買う必要はありません。DLCが無くてもゲームは楽しめますがあればさらに楽しめるという内容です。私のオススメはDLC2のサバイバルです。
DLC1「アンダーグラウンド」は地下鉄が舞台の仲間と協力していくミッション型のゲーム体験ができます。DLC2「サバイバル」は今人気のPUBGやフォートナイトの原型と言えるような物資を調達し最後に生き残って脱出するコンテンツ。DLC3「ラストスタンド」8人対8人の対人戦コンテンツです。
私はこのゲームをFallout3を抜いて人生で一番プレイしていると思います。ゲームのスタイリッシュさ、ハスクラ性、他ユーザーとの共闘、対立、全てがハマりめちゃくちゃおもしろいです。音楽も特徴的で特に効果音が絶妙でやみつきになります。
絶賛していますが、このゲームは一度瀕死となりました。発売当初は非常に期待されたゲームでしたが、ゲームの出来が受け入れられず発売3ヶ月後には95%のプレーヤーが去るという不名誉な事態が発生しました。中古品が大量に出回り一時数百円で売ってました。
その後開発元がプレーヤーの意見に耳に傾け、アップデートを続けた事でその9ヶ月後には発売時のアクティブユーザー数に戻るという不死鳥のような復活を遂げます。私も糞ゲーから神ゲーになる過程を見てきました。このような体験をしたのは他にFF14ユーザーぐらいではないでしょうか。
これはゲーム業界ではありえないことで、珍しく復活を遂げたゲームとしても有名になっています。
(Youtubeより転載)
他にTPSといえばスプラトゥーン2やメタルギアソリッド5、ギアーズオブウォーが有名でそちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
スプラトゥーン2はジャイロエイムが難しいかもしれません。私もこれに対応できず続けることができませんでした。
今流行りのバトロワ系もTPSが多いです。その中でもフォートナイトは人口も多く、基本プレイ無料なのでオススメです。
◯ Fallout 4 (G.O.T.Y版をオススメ)
【ジャンル】シューティングRPG
【プレイタイプ】シングルプレイ専用
【プレイ時間】20時間〜 ∞
【価格】中古で2500円(通常版)〜4000円(GOTY版)
【特記事項】普通にプレイするだけも面白い!MODで面白さエベレスト超え(Pro cable風)!ボストンを彷徨いレイダーをしばき倒して日頃のストレスを発散しよう!
Fallout4はFalloutシリーズ最新作として2015年11月10日に発売されたシューティングRPGです。
核戦争後の荒廃したアメリカ ボストンを舞台に主人公が長い眠りから覚めて息子を探す旅に出ます。新鮮さが命なゲームなので予備知識無しでのプレイを推奨します。簡単に言うとどこにでも行け(オープンワールド)、なんでもできます(犯罪含む)。
シューティングRPGってなに?となりますが、Fallout3で確立されたジャンルと思ってください。FPSでRPGというまさかなゲームです。シューティングといいながら撲殺でのクリアも可能です。なお、一人称でも三人称でのプレイも可能で、シングルプレイ専用となっています。
発売は約3年前とも結構昔の作品となってしまいました。ただ、面白さは不変です。
昔の作品ということで、安い値段で中古品が出回っています。
ゲームするフォーマットはPCを強く勧めますが、無いならXBOX ONE、それでも無いならPS4という感じです。MODでというコンテンツの量と質が一番の判断基準となっています。
連休中に本編クリアのみはできます。ただ、それ以外にもサブクエストやDLC、MODと楽しむ内容がたくさんあるので、以後も定期的に(一生)遊べるゲームとなっています。
私も当然このゲームには激ハマりしました。Fallout3からグラフィックとゲームシステムの向上、クリエーションコンテンツの追加(街を作れる)があったので楽しさもアップしていました。
Falloutのさらなる内容は知りたい場合は下記を御覧ください。正直見なくてもいいです。Fallout3の内容となっていますがFallout4も基本的に同じです。
(Youtubeより転載)
このゲームはベセスダという会社が作っているのですが、The Elder scrolls 5 skyrim(大体スカイリムと言われる)という作品もベタですがおすすめです。
◯ GOD OF WAR(2018年版)
【対応機種】PS4
【ジャンル】アクションRPG
【プレイタイプ】シングルプレイ専用
【プレイ時間】30時間
【価格】約6000円
【特記事項】ゲーム内容も登場人物もまさに神ゲー!神々のハチャメチャドッカンバトル!超絶グラフィックとサラウンドも体験せよ!
GOD OF WARは旧GOD OF WARシリーズの世界観を継続しながら、大幅にシステム変更して2018年4月20日に発売されたアクションRPGです。旧GOD OF WARは3部作ですが特にプレイする必要はありません。私もまったく知らずにプレイしましたが十分に楽しめました。
クレイトスというスパルタの神がギリシャ神話の神々を討ち滅ぼし、オーディーンを主神とした北欧神話の世界に移住して静かに暮らしていた所からストーリーは始まります。父と子をテーマにしたストーリーは重厚かつ鮮烈です。
アクションRPGということでレベル上げをしながら装備を整え、ゼルダの伝説のようにフィールドを旅して時に謎解きをし、時にモンスターやドラゴンや神と戦うといった感じで進めていきます。
発売から半年しか経っておらず、PS4独占で最適化が進められているので最新技術のゲーム体験ができると思います。ただ、中古品でも少し値が張ると思います。現在Playstation Storeのセール中でデジタル配信版が少し安いのでそちらを買うのもアリかもしれません。
このゲームでの注目ポイントはまずグラフィックとサラウンドです。PS4ということでPCゲームにスペックは劣っていますが、そこらへんのPCゲームを超えるクオリティーを実現しています。
4Kではもちろん、フルHDでも十分なグラフィックの進化が感じられ、ゲームを最近していない人は度肝を抜かされると思います。サラウンドも5.1chで臨場感たっぷりの体験ができます。神々のハチャメチャバトルでおのずと衝撃音や打撃音が多いのですが低音もしっかり鳴ります。AV(オーディオ・ビジュアル)マニアに十分耐えうるというか、AVマニア感涙もののゲーム体験ができるというのは断言します。
ゲームとしてはオッサン(神)が斧片手に敵をギッタンバッタンなぎ倒す!・・・というわけにはいかず、タイマンで敵一体一体を確実に倒していくことになります。ただ、後半はスキルや武器の性能が上がりある程度の無双プレイが可能になります。敵も結構強いので歯ごたえのある難易度になります。
また演出もすばらしく、最初にチャラ男がふらりと主人公の家に来てから大きく物語に引き込まれます。そこからオイオイオイ!ドラゴンボールか!?というようなハチャメチャドッカンバトルが繰り広げられこのゲームの虜になります。
私もこの演出にやられて最後まで一気にプレイしてしまいました。難易度が高く何度もボスに挑みましたが自分の成長を感じられそこもモチベーションになります。
あと、最終的にオープンフィールド化するので綺麗な世界を探索するのも楽しく感じました。
恐らくこの連休中にクリア可能なのでチェックしてみてください。
(Youtubeより転載)
他にはアクション系ではおなじみMONSTER HUNTER WORLDがオススメですね。PC版も発売になったのでPCユーザーもチェックしてみてはいかがでしょうか。
◯ オクトパストラベラー
【対応機種】Nintendo Switch
【ジャンル】RPG
【プレイタイプ】シングルプレイ専用
【プレイ時間】20〜30時間?
【価格】約6000円〜8000円
【特記事項】ドット絵がまさかのHD化!ノスタルジックな雰囲気が現代に再誕!音楽もイイ!!
オクトパストラベラーは新規IPで2018年7月13日に発売されたRPGです。
8人の主人公から一人を選び仲間を集め物語を進めていく・・・という内容ですが私も全クリしていないのでよくわかっていません。まだ仲間を集めている段階ですが、各主人公の目標を達成するために旅をする感じですがラスボスは一緒なのかな?
RPGということで日本人におなじみですね。
発売まもないので中古でもそんなに安くないようです。
このゲームもGOWに続き注目ポイントはまずグラフィックとサラウンドです。このゲームまさかのドット絵です。スーファミでよく見たあれですね。最近でドット絵といえば格ゲーやシューティングが多かったですがそれらもほぼポリゴン化しているので、スクエニのRPGでまさかのドット絵ということで衝撃でした。
ただ、ドット絵といっても現代の技術が取り入れられており、ドット絵に3D描写を加え、HD化による繊細な表現を実現しています。ライティングやDOFによる視覚効果も加えられて表現の奥行きもあり、昔ののっぺらとしたようなゲーム映像ではありません(DOFがちょっとキツすぎかも)。
サウンドもクラシックを基調とした優雅で荘厳なBGMでゲームに非常にマッチしています。ステレオオンリーなのがちょっと残念ですが一聴の価値はあります。
ゲームは見た目からロマサガっぽいですが、「オクトパストラベラー」というゲームを確立しています。
まず敵がめちゃくちゃ強く、雑魚敵ですら普通のRPGの中ボスクラスです。ただ、相手の弱点やブレイクからの怒涛の攻撃、レベル上げや武具、スキルの強化、仲間の攻撃順を考える等の戦略を用いいれば必ず敵を倒せる設計になっています。
ボスに関してはめちゃんこ強いのでゲームオーバーを何度かすると思いますが、レベル上げや装備、戦略を見直し何度でも挑戦しましょう。私もボスに敗れた所から再開予定です(汗)。
そういう意味ではドラクエ、FF、ロマサガ等日本を代表するRPGを経験した世代や、新たにドット風RPGを経験したい層にはベストマッチな作品となるのではと思います。
私もロマサガが大好きでノスタルジックさに惹かれてこのゲームを買いました。まだ全クリしていないので、この連休を利用してクリアしたいです。
(Youtubeより転載)
◯ スーパーロボット大戦V / X (プレミアムアニメソング&サウンドエディションをオススメ)
【対応機種】PS4 / PS Vita
【ジャンル】シミュレーション
【プレイタイプ】シングルプレイ専用
【プレイ時間】30時間
【価格】中古で約4000円〜8000円
【特記事項】往年の楽しさは継承。BGMがボーカルソング化で感動と没入感は数倍に!
スーパーロボット大戦Vは2017年2月23日、スーパーロボット大戦Xは2018年3月29日に発売された日本製ロボットを題材にしたシミュレーションです。
主にロボットアニメから切り取った版権物を集めてクロスオーバーされ、ロボットを改造し協力させて各ロボットの強敵を倒していく・・・ていうかもうこれ説明いいよね?このゲーム自体みんな知ってるよね?
新たなシステムや参戦ロボット 、ストーリーはありますが正直やってることは20年前と変わりません。スパロボFのような理不尽、鬼畜難易度は無くなりましたが。
スパロボVでは宇宙戦艦ヤマト2199とクロスアンジュ、スパロボXでは不思議の海のナディアと英雄伝ワタルが目玉でめちゃくちゃ強いです。
特にVのヤマトは非常に優遇されておりイデオンかな?と思ったぐらい大活躍します。Xに関しては久々に据え置き機で聖戦士ダンバインが参戦しています!お前を待っていたんだよ!(耳元で怒鳴るな!)
その他のロボットも大概強く正直往年の歯ごたえ難易度は無いですが、好きなロボットが参戦していればチェックしてみてください。参戦作品リンク(HP)貼っておきます。
そんなスパロボですが、革命とも呼べるものが出現しました。それが「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」です。
「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」版の製品を購入することにより戦闘中BGMと戦闘後の継続BGMが各作品の実ボイスソングとなります。神か!実際プレイしたらやっぱり神やわ!
没入感の次元が違います。いままでは各作品の主題歌等をスパロボ側でアレンジしたBGMが流れていました。それが、実際の実ボイスとサウンドが流れることにより毎回戦闘シーンを見てしまうぐらい楽しくなります。
νガンダムがぬるぬる動いてサザビーにフルレンジ攻撃をぶちこむ際に「BEYOND THE TIME メビウスの宇宙を超えて」がそのまま流れた時はUSAMARU氏、感涙しそうになったぜ?ついに子供の頃からの夢がかなったってね。
ロボット好きの方は是非「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」を購入して頂ければと思います。通常価格より4000円上がりバンナム◯ね!という気持ちは生まれるとは思いますがそこは我慢いただきたく思います。ここまで漕ぎ着けただけでも凄いので。
あとDLCは買わない方がいいです。金を搾取されるだけです。私は全部買っちゃいましたが(泣)
(Youtubeより転載)
◯ ニード・フォー・スピード(2015年版)
【ジャンル】レーシング
【プレイタイプ】マルチプレイ専用(ゲーム内シングルプレイ可能)
【プレイ時間】20〜30時間?
【価格】約1000円〜3000円
【特記事項】カジュアルにドリフトが決めれる!海外製なのに日本車も多くて日本人に最適!しかも安い!オープンワールドを走り回れ!
ニード・フォー・スピードは旧シリーズから新たにリブートされた作品で2015年11月12日に発売されたレーシングゲームです。ちなみに最新作は「ニード・フォー・スピード ペイバック」という作品なので、最新作をしたい人はそちらをチェックしてください。
ストーリーは走り屋の主人公がひょんな事から走り屋チームに加わり名を上げていくというものです。ストーリーに実写部があり、そこからゲーム部に移行するというのが結構斬新です。
レーシングゲームということでレースでレベル上げをしながらお金を貯め、車とパーツをグレードアップさせながら腕を磨きさらなる高難易度レースに挑戦していくことになります。
発売から3年経っており、シリーズ新作が発売されたこともあって中古品が格安で手に入ります。デジタルゲームでも頻繁にセールされているのでそちらもチェックしてみてください
レースゲームと言えば「グランツーリスモ」や「Forza」が有名で車種や車の挙動の再現度等このニード・フォー・スピードを実際圧倒しています。しかもニード・フォー・スピードは三人称視点のみなので、実際に自分が運転するような没入感が低いかもしれません。
ただ、このニード・フォー・スピードをドリフトゲーと見た場合はどうか。お手軽にドリフトし、なおかつハチロク(AE86)が運転できて峠がある。しかもリアル志向。・・・やるしかねえっしょ。
このドリフトも本物志向の人たちからみたらこんなセッティングでできるわけねえだろ!と言われそうですが、私はあまり車に詳しくないんのでかっこよく走ればよかろうなのだ!としか言えません。
しかも、車のラッピングは全世界のユーザーが作った物がダウンロードでき、自分で作成する事も可能です。ハチロクに藤原豆腐店のラッピングも当然可能で、すぐにダウンロード可能です。
そのほかの要素にも本格的なスピード勝負やアウトロー(物破壊やパトカーと抗争)、スピードでは無くドリフトの技術点が高くないとクリアできないというのもあります。
連結ドリフトが必要なところもあり、作品全体でかなり日本がフューチャーされた内容となっています。(パッケージの5人中2人は日本人です)
映像の方もEAのFrostbite3エンジンで描写された街並、車両は美しく、夜がメインなのと雨等の表現が逸脱なので実写かなというぐらいのフォトリアルさがあります。
サウンドの方はノリノリのビート調ミュージックがレースを盛り上げます。気分は頭文字Dだぜ!
私はレースゲームを買うこと多いですがほとんど長く続きません。ただ、このゲームと「ザ・クルー」というゲームはハマったので今回紹介しました。ザ・クルーに関しては2が発売しているので、そちらもチェックしてみてください。
(Youtubeより転載)
以上になります。
今回も魅力を伝えきれず・・・になりましたが気になる作品あれば楽しんでみてください。
俺もオクトパストラベラーをプレイするぜ!
【散財】marantzプリアンプSC-7S1を導入!・・・でもプリアンプってなんぞや(哲学)?
こんにちはUSAMARUです。
暑いよね ただひたすらに アイス食う
渾身の夏俳句が決まりました。涼をとっていただけたかな?(ニヤリ)
すいません。また調子に乗りました。
みなさん猛暑の中、お仕事、お遊びお疲れ様です。
暑い暑いと言っていたら暑くなるばかりになるのであんまりよくないですね。
ガリガリくんでも食いながらゼニヤッタばりの心頭滅却をかましましょう。
そんななか(1ヶ月前)私、お熱い機器を導入いたしました。
marantz製プリアンプ SC-7S1でございます。
前回の記事でAVプリアンプのステレオはもういいわと言ったのはこいつの存在があります。報告遅くなりましてすいません。
SC-7S1をラックに置いた図。SUNSHINEのボードを敷いています。
SA-10と並べた所。
SC-7S1の発売日は2002年で発売当時の価格は70万円。
私は中古で23万円程で手に入れました。お安い!けど高い!お金がマジで無くなってきた!
16年の時を経て約1/3の価格になっております。こんなに昔のものなら音質も1/3になっているんじゃねーのって?
non!non!non!ありえないねぇ!!
この年代でこの価格なら普通そう思いますが、昔の方が物量投入等して音がいいという事はままあります(例えばレコードプレーヤーなど)。それがオーディオの面白いところでもありますね。PC等デジタル機器ではありえないことです。
今回のSC-7S1は最新の同額帯プリアンプにはさすがに勝てないかもしれませんが、負けているとも思えません。実際に実物を見て、音を聴いて、開発経緯を知ると今の時代と違う凄さというものがあるかなと感じます。
このSC-7S1は当時のフラグシップモデルプリアンプとしてマランツの威信をかけて、マランツ技術の粋を集め作られています。B&WのD800を鳴らし切る事を開発目標にしていたらしく、昔のレビューを見るとそれが実現されたようで当時の価格でもそれ以上の価格の機器に迫っていたようです。
その結果、SC-7S1とSC-7S1にフルバランス構成で組み合わせて使用する事を想定して作られたパワーアンプMA-9S1(ペアで当時120万円)は近年のマランツ製品の技術ベースとなった製品で、4年後に発売されるSC-7S2にバトンタッチするまでトランジスタ式プリアンプのフラグシップモデルでした。
ちなみにSC-7S2ですがmarantz最後の単体プリアンプです。2007年以降はmarantzからセパレートアンプは発売されていません。
私がSC-7S2を買わなかったのはmarantz最後ということで少し高く、組み合わせのパワーアンプを考えるなら同じ1/3ぐらいの値段になるMA-9S1に合わせSC-7S1にしました。SC-7S1からSC-7S2にモデルチェンジしてもマイナーチェンジでそんなに変わらんだろうということもありました。
いやー、でも今回はいろいろ迷いましたわ。
プリアンプの事を考えると嗚呼アアアアァァァァーーーーーーー!!!!ってなるようになりました。
オーディオマニアたる者アンプをプリアンプとパワーアンプにセパレートするのは1 度は通るべきと考えていました。
しかし、単体プリ、単体パワーの性能が高いアンプは高価なものが多く、数十万円クラスまでならプリメインアンプで性能十分で、コストパフォーマンスが抜群と言われています。
ただ、現在使用しているMcintosh MA6900のアンバランス端子が個人的に信用できず、とりあえずプリアンプが欲しいと考えるようになりました。(経緯は下記を御覧ください)
そうなってくると同じMcintoshのプリアンプが候補になるのですが、やっぱりマッキン高いっす。以前よりC46が欲しかったのですがどこも約40万円で財政事情を考えるとこれは無理。
なんだかなーと思っていましたが、marantz製SACDプレーヤー SA-10を活かせる形で何かできないか考えいろいろ調査しました。
相性でmarantz製のプリアンプを考え、SC-7という真空管プリを調べましたがこれも高い!何十年も前のものですが100万円を超える個体もあります。
プリアンプ高すぎ・・・。プリアンプは諦めるべきか?まずプリアンプって必要なの?プリアンプって何?何?なんのなの?金をかける意味あるの?ふにゅにゅにゅ・・・・という意識が支配していきます。
プリアンプの役割ですがプレーヤーからの情報をパワーアンプに送る前段で増幅することと、ボリュームの調整、音源入力のセレクターというのが主な役割で、本来は音を良くするという意図は無いという認識です。
事実、レコードプレーヤーが衰退しCDの時代になると信号を増幅する必要性が薄くなったので、プリアンプはただ音の通り道が増えて音質の悪影響が考えられると「プリアンプ不要論」が勃発します。
入力セレクトと細かなボリューム調整はできなくなるが音質には変えられんとプレーヤーからパワーアンプ直入れが一時期流行ったらしいですがすぐに廃れたようです。
それはなぜかというと、音の厚みや広がりというものが薄くなり音楽的な良さが低下するのがわかったから、らしいです。
普通に考えてプレーヤーからパワーアンプに直結したほうが良いですよね余計な回路を通らないですし。それが実質音質が悪くなると言うことなのでプリアンプで色付けされている?もしくは音質が良くなる回路があるということでしょうか。
その答えというか裏付けとなる正確な情報ですがいままで全く見かけた事がありません。
大体がプリアンプの電源云々、ボリューム伝々で正確な情報をパワーアンプに伝達し・・・というような製品の技術情報もしくはプリアンプの仕組みの情報か、プリアンプを介すると音の厚みや広がりが豊かになるというのが昔から言われておりという経験則が各々記載されているだけで、音質向上と技術の関連性を結びつける情報を見たことがありません。
音が良くなる!技術もしっかりしていて精度も凄い!しかもボリューム調整ができセレクターもある!だからプリアンプを買え!でもくわしくはわからん!というわけです。(かなり誇張していますがだいたいの情報がこんな感じです。恐らく音質よくなるのは科学的に解明されているとは思いますが、その内容見つけきれない。プリアンプの事を正確に説明できる人はどのくらいいるのでしょうか)
・・・・はぁ!?納得できるか!
プリアンプなんてはっきり言ってただの通り道じゃんか。セレクターでもあるし、ボリューム変えたらゲイン下がるから聞こえなくなる音が出てきて音質悪くなるはずでしょ。
ここのコンデンサの容量を増やしたから音に厚みがでるとか、ここの増幅回路を改良したから音の広がりが良くなる傾向とかちゃんと音質に結びつけて解説してくれよ!と思ってしまいます。
ただ、どの記事やレポートを見てもその辺の関連性は言及少なく、プリアンプ買い替えで音質向上!とか音はプリアンプが70%決める!というようなプリアンプ絶賛内容で溢れています。
そうなってくるとどんどんそんな気がしてきます。
確かに考えてみればプリアンプで正確な情報を増幅することでパワーアンプにつなげる事で音の劣化を極力防げる。精密なボリュウム類やアナログ回路はこの劣化具合を抑えれるんだ。CDプレーヤーから直接出力しても若干電圧が低い等で正確な情報が届けれないんだ。一部のプリアンプは普通に色付けしてるだろうけど。というようなどこかで見た記憶のある断片的な情報を並べ、自分を納得させる事を試みます。
そんな中SC-7S1の存在を発見。開発経緯と今のmarantz情勢を考えるとなんてロマン溢れる機器なんだ。しかも面構えもいいし、なんとか買える価格だゾ・・・。
でもプリアンプで音が良くなるのか?でも、みんな良くなると言っているしなんか納得できる気もしてきたし・・・。プリアンプで・・・音は良くなる・・・。
ううう・・・。プリアンプで音は良くなるんだ!良くなるんだよーーー!嗚呼アアアアァァァァーーーーーーー!!!!(購入ボタンポチ〜)
いつもながら前フリが長くなりすぎましたとりあえず買っときました。前フリ全力で肝心の本編が毎度内容薄くなりすません。
そんなわけで購入したSC-7S1の外観写真を撮ったので貼っていきます。
内部写真も撮りたかったのですが、marantz曰くビスの締め付けトルクも音質に影響するらしく断念しました。これはSA-10も同じです。
正面及び天面
背面。暗くてよく見えない(汗)
端子詳細。バランス入力1系統なのが残念ポイント。アンバランス端子は高級感あります。
SC-7S1を複数台用意してID No.を割り振り独自のサラウンドシステムを組む事ができます。金さえあれば最高のサラウンド環境を楽しむことができます。金さえあれば。
俺も頑張ればパーフェクトバイアンプはワンチャンあるぞ・・・(無い)
肝心要の音質ですがSC-7S1をMA6900のプリアンプとして接続し確認しました。
<接続系統>
SA-10(marantz)
↓バランス
SC−7S1(marantz)
↓バランス
MA-6900(Mcintosh)
↓スピーカーケーブル
Model7(Aerial acoustic)
確認する音源はいつものシングルレイヤーSACDで平井堅さんのアルバム「THE CHANGING SAME」より「Love Love Love」です。
単体プリアンプの力みせておくれよ・・・・嗚呼アアアアァァァァーーーーーーー!!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
SA-10バランス出力
DSD2.8MHz/1bitで試聴中。。。。
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
明らかなエネルギー感増加を確認!
音圧がやべえ!!
溢れんばかりのパワーを感じます。これに比べると今まではほわ~と漂っていた感じですね。
リアルにボリュームも上がっています。プリアンプを通ってボリュームを下げているのでゲインは下がっているはずなのですが、出てくる音は大きくなっています。増幅されているのでしょうか。
その他には音の広がりが大きくなり、ボーカルにハリと艶が増えたと感じます。
プリアンプ追加により私的には確実な音質アップを確認できました。よかった〜(泣)。
時間は経っていますがまだまだ聞き込んでいる状態なので改めてレポートしたいと思います。
いやー機器も増えてきたのでラックの整理を実施しました。これが今のラック状況です。
一番下にMA6900を配置しましたが片目になっちゃってます。生まれて17年目ぐらいだからね。しかたないね。
交換用ランプ買っていますがなかなか交換する時間が無く作業できていません。ワットメーター動きますが暗くて見にくいです。
あと一番上ですが・・・ふふふ・・・ついに買っちゃいました。古の銘器を(安いですが)。
紹介したいのですがまったくアナログプレーヤーの使い方がわかりません!テーブルくるくる回転は確認できました!えへん!
数年前に買って放置していたオーディオ評論家和田博巳先生著「オーディオ大事典」を見て勉強中です。
私が理解するまでちょいお待ちくだせえ!音がだせたらレポートしたいと思います。
今回はそんなところです。
(追記)MA-9S1も買っちゃった☆
【お出かけ】台風来ても聴いてみたい。AVアンプを視聴にぶらり東京へ(Marantz AV8805)。
こんにちはUSAMARUです。
前回に引き続き2回連続のお出かけネタとなります。散財し人柱となる所を期待されている方はすいません。次回散財レポートします。
金曜日は出張で関東に赴いたのですが、色々あって宿泊できる事になったので土曜日のAVAC新宿本店さんにて開催されたMarantz(マランツ)最新AVアンプAV8805試聴会に参加することができました。やったぜ。
私自身はYAMAHAのAVアンプが第一候補なのですが、Marantzの音楽にかけるこだわりとCDプレーヤーSA-10を使用しての品質の高さを実感してから、このAVアンプにも熱い視線(財布の紐を固く締めながら)を送っているところでした。
7/28(土)はあいにくのお天気・・・もとい台風12号が関東地方に接近中という地球よもうちょっと空気読め!という最悪な状況でした。
いやいや、これ試聴会に参加したら大阪帰れなくなるんじゃねーの?という不安に苛まれましたが、AV8805を聴きたいという欲望には勝てませんでした。
とりあえず現地にいくかということでぶらりTOKYO 新宿へ。
久しぶりに新宿に来ましたが、思い返せばいつも歌舞伎町目当てだったので健全な目的で来たのは初めてです。
やましい気持ちを持っていないので町並みも真剣に見れたのですが、新宿って大阪の梅田に似てるなーという印象です。
ビルの上側が雲掛かっているぐらい高いビルがあるのも共通していますね。
あとこの変な建物はなんですかね。補強用の梁がむき出しになっているのか、デザインかよくわかりません。一番目立っていたような気がします。有名なビル?
ビックカメラを目印に直進しAVACを目指します。
AVACに到着しましたがマンションと同じビルのようですね。住宅の直下に音響メーカーが入って大丈夫?東京では普通なのでしょうか。
左側の入口は普通に住人らしき人が出入りしています。
AVAC用入り口。3Fに上がれとのこと。
ようやくAVAC入口に到着しました。
(その時の写真もありますが私の幻影が扉フレームに反射しバッチリ写っていたので控えさせていただきたく存じます・・・)
おお、中にはいっぱい物ありそうだが予想よりも店狭そうやなと思いながら入りました。
中には店員が4名ほどおり黙々と仕事をしていました。
やはり思ったより狭いですが非常に綺麗で、AVアンプ、CDプレーヤー、スピーカー類とAV(オーディオ・ビジュアル)に必要な物は一通り揃っており、丁寧な解説付きで展示されています。
「とくダネ!」の小倉智昭さんから開店祝いの花が来たようで目立つところに飾ってありました。小倉さんもオーディオマニアで有名で、超弩級のAVシアターを構築しているのでAVACさんがお手伝いしているかもしれません。小倉さんの凄さがわかる動画貼り付けておきます。恐らくこの部屋はAVACより広いです。
AVAC新宿本店の商品で特に目を惹かれたのがAVアンプの品揃えの半端なさ。これを見れば正直テンションが上がると思います。
黒!黒!黒!の石垣(棚)は日本のAVアンプほぼ網羅してんじゃネーの?というぐらいの品揃えです。
大阪日本橋のオーディオショップではまずありえないAVアンプの展示数。やっぱりホームシアター専門店は伊達じゃないぜ!
あとはホームシアターはもちろんピュアオーディオでも非常に評価が高いEclipse製スピーカーが山盛りあるのが印象的でした。
写真では目玉がいっぱいあるっぽくて気持ち悪いかもしれないけど、ほんとに凄いスピーカーなんだぜ!Eclipseで検索ぅ!(ちなみにEclipseはサブウーファーも断トツに評価高いです。お値段も張るけど)
今回お目当てとなるAVアンプAV8805の画像も貼っておきます。
恐らく新品の店舗販売では最も安いです。価格.comでも最安値でした。ビックカメラ等ポイントが付けば同等になるかとは思いますが、現金主義の方はAVAC一択かもしれません。AVACもポイント制度あるようなのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
一通り店内を見ていたら試聴会参加者と思わしき人も集まってきました。
やはり年齢層は高めですね。まあ、こんなAVアンプを買えるのはお金に余裕ある人しかいないので当然ですかね。私は買えないけど聞きに来ましたが。
視聴時間が迫ってきましたがなかなか集合の合図がありません。
もしかして他の人は普通のお客さんか?開店直後にこんだけ人集まるか?と思っていた所案内となりました。AV8003の映像トラブルのようでした。まあ10年前の機種なのでそんなこともあるでしょう。
12畳程の試聴室に参加者は7名だったと思います。10名が定員でしたが入り切らなかったと思うので良かったです。それでも狭かったですが。
試聴室は一般家庭の部屋をイメージしてるような白地の壁紙で明るい感じです。
プロジェクター、スクリーンがありスピーカーとラック棚が椅子を取り囲むように配置されています。天井は平面型のスピーカーが多数埋め込まれているようでした。
試聴会含め写真が撮れる雰囲気では無かったので画像がありません。チキンですいません。
今回説明して頂いたのはMarantz広報の高山さんという方でした。
ネットでも結構見かける方で、広報なだけあって非常に丁寧かつ紳士的な方でした。素人にも分かりやすく説明していただき商品の内容をいつもより深く理解することができました。
試聴会にあたってまず説明があり、今回のAVアンプ試聴会はマランツのAVアンプ10周年の歩みを振り返りながら最新のAVアンプと今まで発売したAVアンプを比較試聴するというもののようです。技術がどう進化したか確認できる絶好の機会となりました。
アンプの方はAVアンプといいながらAVプリアンプとなり、実際にスピーカーを駆動させるにはパワーアンプが必要になります。使用されたマルチパワーアンプはMarantzブランドですが日本未発売のものでした。ちなみにこのマルチパワーアンプの方はネット記事情報で今の所日本で発売する気は無いようです(泣)。
・7.1ch AVプリアンプ AV8003(2008年製 発売当時30万円)
・11.2ch AVプリアンプ AV8802(2016年製 発売当時45万円)
・13.2ch AVプリアンプ AV8805(2018年製 標準価格50万円)
・7ch マルチパワーアンプ MM8077(日本未発売)
スピーカーに関してはMarantzの販売会社D&Mが代理店を務めるB&W(Bowers & Wilkins)社製D3シリーズでした。このスピーカーシリーズはMarantz製品の音決めをするリファレンススピーカーなのでAVアンプの実力を確認する最適なスピーカーとなります。
サブウーファーはEclipse製TD725SWMK2。死ぬほどデケぇ!うさぎ部屋には絶対収まらないです。
ホームシアターとしては非常に高価なシステムとなり私の財布事情からは現実的では無いですが堪能しようと思いました。
・フロントスピーカー B&W 803D3
・センタースピーカー HTM1D3(ほとんど使用せず)
・サラウンドスピーカー B&W 805D3
・天井スピーカー 不明
プレーヤーはOPPO社製UDP-205でした。私も所有しているので再生するソフトを同じにすれば同条件をマイホームで作れます。
AVアンプとはHDMIかアナログか接続方法確認できませんでしたが、恐らくHDMIだと思います。
視聴する順番はAV8003→AV8802→AV8805となり下記のソフト一連を聴いてアンプを変更するスタイルです。
◯キングダムオブヘブン
◯ブレードランナー ファイナル・カット(UHD版)
◯女性ヴォーカルCD(題名がハレルヤなんとかというのです。覚えていません。すいません)
まずはAV8003から視聴開始です。
直前の映像トラブルからアンプ設定をリセットしてしまったとのことで、まずはAVアンプの設定から始まりました。10年前の商品ということでブルースクリーンに英語表示の設定画面です。現在の設定画面でも正直不親切よりかと思っていましたがどれだけ恵まれているか分かりました。
スピーカー設定で一番ポイントと思ったのが、センタースピーカーを使用せずファントムセンタースピーカーに設定したところです。弩級のセンタースピーカーが設置されており説明でも素晴らしいスピーカーとは言っていましたが、実際の音質確認をしてファントムスピーカーとしたとのことです。ファントムだと音が薄まるとの声もあるようですが現在の音響技術だとそういうことはほぼ無いとのことでした。私はセンタースピーカー使う派ですが、どうしても無理そうになったらファントムも考えてみようと思います。
音出し確認が終わった所で1つ目のキングダムヘブンから攻城戦シーン切り取り視聴開始しました。
5.1ch DTS HD Master サラウンドで視聴します。
投石機で巨大な石を続々と城へ投げ入れる場面ですが、城側からの視点で石が飛んでくる感じです。
どんどん近づいてきたな・・・来たなと思ったら部屋と床が震える程の轟音が響き渡ります!石が城や家を直撃する度に衝撃音がドン!ドン!と鳴り渡り身を屈めてしまいそうです。
AVアンプの力でスピーカーとサブウーファーの低音能力が存分に発揮され、私の家の低音とは次元の違う芯の通った音を体験できました。
次はディスクを変更してブレードランナーです。
5.1ch Dolby True HDサラウンドで視聴します。
原作は約36年前のものですが、4Kリマスターとして再販され、音質も非常に良いということで視聴サンプルとなりました。
ちなみにプロジェクターで映像を見ましたが、36年前の作品とは思えない画質でした。今回見た映像だけで購入を決めた作品でもあります。
視聴したシーンは雨が降る中で車から降り建物を捜索するシーンです。途中上空の飛行船から日本の演歌みたいな歌も聞こえるところもあります。これだけでブレードランナーファンはどのシーンか分かるものかもしれません。
静かなシーンが多いのですが、雨はサラウンド特有の包み込むような音で表現され、建物内の静けさ、行き交う車の流れ運転音、上空飛行船からの歌声などサラウンド感が十分に確認できました。
最後に女性ヴォーカルCDです。
あまり有名では無いが録音が良いということで選ばれたようです。
これを2chステレオで視聴しました。
ピュアオーディオの能力を試すという趣向でしたが、まぁ酷い音だなと思いました。
普段聞いているステレオから数段ランク下でスピーカーから音出てます感がひどく、音もボケ気味です。女性特有の艶なども無く平面的な音質でした。
まあ、昔のサラウンド用ということで致し方ないと感じました。
Marantzの方の解説でも10年前当時は最高のものとして作ったが、所詮AVアンプの最高峰というものでHi-Fi思考では無かったとのことです。
それを全面的に見直し、全部品をHi-Fi用のものに再設計したのがAV8802とのことでした。
AV8003→AV8802に変更して視聴を行いました。
これまでと逆の順番をたどりまずは先程のCDを聴きます。
AV8802に交換してまず感じたのは定位感がよくなり、音のぼやけが低減してエネルギッシュな歌声に聞こえます。
先程より数段良くはなっていますが、これでもまあこんなものかという感じです。全然音としては聞けますが、やはりある程度のレベルのステレオ専用アンプには勝てないと思いました。AVアンプしか持っていない人には満足する音に聞こえるとは思います。
次はブレードランナーです。
今回はDolby Atmosサラウンドで視聴します。せっかくということで5.1chからチャンネル数も増やしたようですが詳しい言及はありませんでした。
AV8803側はDirect入力です。Marantzさんの説明によると、ある程度以上の送り出し機器(この場合はUDP-205)になるとAVアンプ側のDSPプログラムを使わずにダイレクト入力して再現したほうがいいそうです。これはなるほどと思いました。けどこうなっちゃうと俺のYAMAHAアンプ構想が破綻しちゃうんだけど・・・。YAMAHA新型買った暁には最新のCINEMA DSP AIを使う気満々だったんですが・・・。
それは置いといてAV8003と同じシーンを視聴していきます。
明らかなダイナミックレンジの違いと音のエネルギー感の増加を感じます。パワーアップ感が半端ないです。
まず雨の量が増えたように感じます。静かなところは静寂感が高まり、車が行き交う場面は先程とは比較にならない低音と音圧を感じます。上空飛行船からの歌は中高音の伸びが良くなりわずかに響きが加わったと思いました。
Hi−Fi思考の新設計でこれほどの効果とは・・・。そしてプリアンプの重要性を改めて感じました。
最後にキングダムヘブンの攻城戦シーンを視聴です。
先ほどと同じ5.1ch DTS HD Master サラウンドで視聴します。
同じ投石機で巨大な石を続々と城へ投げ入れる場面ですが、先ほどのブレードランナーの音を聴いているのでどうなっちゃうのと?と心配になります。もう試聴室の何かが壊れるんじゃないかというぐらいの音圧を予感させます。
きたぞ!どんどん近づいてきた来たKITA・・・キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!震えるぜーーーーーーーーーーー!!!!!!!
とんでもない轟音が降り注いできます。というかリアルに床も震えています。
試聴中いちばん気になったのが近接するマンション入居者から苦情が来るんじゃないかということです。まあ防音対策は完璧でしょうが、それぐらいの爆音が部屋中に広がります。
ドンシャリ好きの映画マニアにはたまらないと思いますが、一般の人には少し大げさすぎるかもと思ったのも事実です。
最後にAV8802→AV8805に変更して視聴を行いました。
AV8805はAV8802からさらにブラッシュアップするためにさらに1000以上のパーツを交換したようです。どんだけ交換すんだよ。
さらにバージョンアップによりAuro-3D(Dolby Atomosのようなイマーシブルサウンドの一派。なにげに最初のイマーシブルフォーマットだったりする)にも対応し 、有償ではありますが次世代規格HDMI2.1の基盤交換も対応するモデルのようです。
MarantzのAVアンプ10周年 記念を標するアンプだけあって説明の気合の入り方が違いました。
「これを買ってMarantzのサラウンドを体験して欲しい!」そんな気持ちがビンビン伝わります。
じゃあこっちも望むところ!受けて立とう!と思いましたが時間の関係でキングダムヘブンは省略となりました。
正直これには心の中でヽ(・ω・)/ズコーとなりましたが、しかたありません。元々2つだけの比較視聴コンテンツを3つにしてもらっていただけありがたいと思います。
それではブレードランナーから視聴します。
今回もDolby AtmosサラウンドでAVアンプDirect入力です。同じシーンでの視聴です。
AV8805に変わってから感じたのが「自然」ということです。
AV8003は後の機種に比べたらおとなしめで少し冷たい感じで、AV8802はダイナミックでこれでもかという程のスケール感になりますが、AV8805は視聴する場面のその場にいるような自然で現実的な音場になります。AV8003のソリッドさとAV8805のダイナミックさを融合させさらにリアリティーのある音を形成します。
降り注ぐ雨も本当に降り注いでkる感じで、静けさは空気感と建物に舞う埃まで伝わってき、行き交う車からは走っている風まで感じれそうです。上空飛行船からは今までスピーカーから聴いていたような歌が生々しく聞こえる傾向になります。
正直映画的なダイナミックさはAV8802の方があります。キングオブヘブンを視聴しなかったのも低音と音圧が下がるのが分かっており、自然な音を楽しむ場面では無かったので視聴者の誤解を恐れやめたのではと勘ぐってしまいます。
ただ、自然な音、Hi-Fi感はAV8805が圧倒しており、サラウンドという面ではリアリティーとダイナミックさでどちらにするか好みがわかれそうです。
私としてはAV8805が断然好みで、Marantzの方が言っていた「AV8802から角が取れた音」という表現がぴったりなこの素晴らしいサラウンドに魅了されました。最新フォーマットも入ってるしね☆
最後に女性ヴォーカルCDを多めに聴きました。
AV8805では2chステレオも十分聞けるレベルでおすすめということでいままでより長い1曲分聴きましたが、まあもういいかなと思ったのが正直なところです。
確かに良い音ですし、エントリーモデルまでのシステムの方にはとても良いかもしれませんが、それ以上のシステムの人でこのアンプでステレオ音源を聞く理由が無いと思いました。
それよりキングダムヘブンの投石シーンの方が見たかったです。体震わせたいんじゃ〜。
その後はAV8805で他の音源を聴いていきました。
Marantzおすすめで超絶サウンドです!ということで「ダンケルク」の空戦シーンがピックアップされました。私もダンケルク購入していますがまだ見ていなかったので参考にしようと思い視聴しました。
サラウンドは5.1ch DTS HD Masterです。
主人公側の戦闘機が敵の戦闘機を追い銃撃を試みる場面ですが、空戦の3D的な音響や空気感、銃撃の重厚な音圧を感じ、特に銃撃が戦闘機の装甲に命中し金属特有の打撃音がガガガガガ!と鳴った時は目の前で起こっているのではという程のリアリティーでした。
ただ、ブレードランナーやキングダムヘブンよりは印象薄いです。凄い作品なのに生意気な事言ってゴメンね。
あとはAuro-3D音源での視聴も行いました。
Marantzの人が「Auro-3D知らない人挙手お願いします」と言いましたが、誰も挙手せず。さすがに猛者が集まっている感があります。Auro-3Dなんて普通の人は知らず、一生関わりが無くても問題ない物(音)なので、どれだけ無駄な事をしようとしているかということです。
Auro-3Dの音源は非常に少なく、今回はクラシックでの視聴となりました。
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートのアンコール最後の曲「ラデツキー行進曲」を視聴します。
まずは日本を代表する指揮者 小澤征爾さんの音源で少し古いということで、基準とするため普通のサラウンドで聴きました。
さすがの小澤さんということで凄い演奏ですが、少し平坦な音です。演奏というより録音と再生の問題かと思います。
次は40代の若い指揮者の演奏です。これはAuro-3Dで視聴しましたが先程より音場が一気に広がり体を包みこまれながらもエネルギッシュな音を楽しむ事ができました。
最後は帝王っぽい人の指揮でこれちらもAuro-3Dです。相変わらず凄まじい演奏ですがさらに深みが加わった感じです。この指揮者のかためちゃくちゃ固そうな感じですが、お遊び指揮をしているようで演奏している人が結構笑っているのが印象的でした。
Auro-3Dのを聴いていきましたが、思っていたほどの凄さというか斬新さというのは感じれなかったです。これはAuro-3Dのスピーカー配置の特殊性があり、再現するのが難しいからと思います。
Auro-3Dは天井にスピーカーが必要というオーディオマニアでも敷居が高く躊躇する難題を、視聴ポイントの頭上にスピーカー設置せよというパワハラレベルの要求をしてきます。つまりは、シャンデリアの変わりにスピーカーを設置しろというオーディオマニアの念持が試されるシステムになります。
このような設置にしないとAuro-3Dの実力を確認するのは難しいかもというのがあるので、今回は参考ということで自分の中で収まりました。
他に環境音デモ音源等を聴いて試聴会は終了しました。
試聴会の後は少しのフリータイムが設けられていましたが、台風12号が気になってやむなく即帰宅となりました。
本当は他にも行きたい所もあったのですが、次の楽しみにしておきます。
今回の試聴会でMarantzのAVアンプの実力が十分確認できました。
特にAV8805は凄まじいですね。それだけにやはり高く、パワーアンプとch数を増やす場合はスピーカーも必要になるので今すぐは買えません。というかこの先買えるかもわかりません。
しかし、購買対象としてはYAMAHAとほぼ対等になったのは事実。
どっちにしようかな〜と皮算用して妄想を楽しみたいと思います。フヒヒ。
今回はそんなところです。
【お出かけ】金持ち達の宴!大阪サウンドコレクション2018に貧乏人が潜入!徹底レポートするぞー!
こんにちはUSAMARUです。
7/21(土)、22(日)の2日間にかけてハイエンドオーディオ展示会「大阪サウンドコレクション2018」がハートンホテル心斎橋別館にて行われたので行ってきました。
7/21は17時〜19時、7/22は13時〜17時と少ない時間の滞在となりましたが色々と聞けて面白かったです。
ハイエンドオーディオはピュアオーディオ向けのめちゃくちゃ高い機器を使用したオーディセットで、基本的にどの機器も100万円を超える物ばかりです。ちなみにピュアオーディオ用なのでイヤホン、ヘッドホン、ポタアン、AVアンプの類はありません。これらのものはピュアオーディオ的には邪道となります。
よって、貧乏人に人権は無く金持ちをメインターゲットとしていますが、見かけ上間口は広いですよーというのをアピールするために誰でも無料で招待してくれる、と勝手に想像しています。
大阪以外にお住まいの金持ち様と全国1億2000万の貧乏人の為に、貧乏人代表のこの私が知り得た情報をお届けします。
こういうハイエンドユーザー向けのオーディオ展示会は初めてでしたが入場無料とのことで行こうと思いました。
しかしパンフレットの機器を見るとどの企業も軽く1000万円を超えています。
本当に入場無料だろうな?遊園地の乗り物のごとく企業ブースに入る時に金をせびられる事はないだろうか?
そのような不安を抱きつつ、現在の所持金680円で向かう事にしました。
会場はホテルでそこまでは大きくなく築30年といった所でしょうか。普通の観光ホテルみたいな所で宿泊客が普通にチェックインしていたので、この人達今日爆音出すの知ってるのかな?とこっちが不安になりました。
まず2Fで受付ということで向かいましたがステレオサウンドのCD・レコード、DELA(Buffaloのオーディオ向けブランド)の高級NASが物販されており緊張が走ります。
これは1個でも買えという事か?680円しかない俺を見くびるんじゃねぇ!と思っていましたが5Fから順に見て最後にアンケートを出せ、ガラガラでプレゼント抽選させてやると受付に言われしげしげと5Fから順にみていくことにしました。
各ブース毎に音楽の演奏や説明、イベントなど独自でプログラムを作っていましたが、ひたすら音楽を鳴らすという所もありました。
来場者は思っていたより多く各ブース最低3〜4人はいて、イベントや時間帯によっては20人以上入るところもあり立ち見もありました。オーディオ評論家福田先生の特別講演は100人超えていたかもしれません。
客層的にはハイエンドのピュアユーザー向けと言うことでオジサンばかりで平均年齢50歳というところでしょうか。私も30代半ばでオッサンなのですが一番低い年齢層だったと思います。自分と同世代かなと感じた人は2、3人ぐらいで20代はいなかったと思います。これはピュアオーディオ界はもって20年かなと感じました。
2日間行って見た順番が違うので、順不同になりますが各ブースの感想をレポートしていきます。
レポートしていく順番が良いと思った順序だと考えて頂ければと思います。
あと、いつも以上にグダグダ書いているので全部見る場合は時間がかかると思います。
【ESOTERIC】
ESOTERICはTEACのハイエンドオーディオ部門が独立した日本を代表するハイエンドオーディオメーカーです。
主にCDプレーヤーで名を馳せてきたメーカーですが、リファレンスモデル「Grandioso」シリーズをはじめとする超弩級システムやその下位モデルである01〜05クラスをプレーヤー(CD、ネットワーク)、アンプ、DAコンバーターで展開中で、国産かつ高性能さでスピーカー以外はこれでいいんじゃねーの?というラインナップとなっています。
ただ、「Grandioso」シリーズは1ユニット200万円以上、01〜05シリーズは1ユニット70万〜150万円とやはりお金持ち向けですが、下位モデル単品ならワンチャン買えそうと思わせてくれる物があります。
そういう意味ではミドルクラスのユーザーからハイエンドユーザーまで手広く相手にしようと意思がみられ、中古など含め求めやすいブランドなのでは無いでしょうか。
その中の一つであるネットワークトランスポート「N−03T」を目的にESOTERICブースへ向かいました。
ESOTERICのブースは約20畳程の部屋でESOTERICのGrandiosoシリーズCDプレーヤー、パワーアンプ、プリメインアンプ、コントロールアンプ、ネットワークトランスポート「N−03T」などがあり、NASはfidata(IO DATAのオーディオブランド)でした。
ESOTERICの主力製品が一堂に揃った姿は壮観です。
ESOTERICの製品群。すべて高性能・高品質と思います。これらだけで1000万は超えていると思います。
スピーカーはTANNOYの弩級スピーカー+スーパーツイーターとavantgardeのホーン型スピーカーを時間区切って交互に視聴していくスタイルです。
これら以外にもTANNOYの最新スピーカーも部屋サイドに設置されていました。
TANNOYのスピーカーとツイーター。デカイ。迫力のある音と生々しい音を奏でました。このちんまいツイーター1個26万円です。ESOTERICの人はこれでも安いと言っていました。
avantgardeのホーンスピーカーとツイーター。でそこでボーカルが歌っているような音を再現します。大きなホーンの中に頭を入れたくなる衝動が・・・。
TNNOY CHEVIOT。昔のスピーカーを復刻したものですが最新の技術も取り入れられているらしいです。麻倉先生は絶賛していますが評論家でもその音色は意見が分かれるところのようです。
まずブースに入って最初に驚いたのがパンフレットの数の多さです。
どんだけラインアップあんだよ!というぐらいパンフレットがありました。長机2個分ぐらいにずら~と並んでいましたが、できるだけ持って帰ろうと思い1枚ずつ持ち帰りました。家で数えましたら20枚ぐらいありましたが他のブースは多くて10枚ぐらいなので倍はあるということです。
あまりの多さにESOTERICもわかっているのか手提げ袋が支給されました。他のメーカーのパンフレット入れるのにも重宝しました。あざーす。
私は「N−03T」目的でしたが、ESOTERICさんもN-03T押しのようで主にN-03Tで演奏しN-03Tの説明、聴き比べを熱心に行っていました。
今回のイベントでESOTERICさんが一番良かったと思ったのは総合力です。
まず音が良かったです。タンノイスピーカーとホーン型スピーカーの特徴を活かした選曲もありますがスピーカーの能力を最大限活かすESOTEIC機器を使用して力強い音楽を味あわせてくれました。
また、展示プログラムも良かったです。スピーカー2種類を適時切り替えながらESOTRIC機器をアピールするわけですが、プログラムの時間割りの説明もわかりやすく聞きに来た人の時間を考えていた所も良かったです。
一番良かったのは機器の技術説明や聴き比べでの音質アピール、質問に真摯に答える等非常に丁寧かつ親切な対応をしており、これぞ展示会というものでした。
印象に残っている機器としてはやはりN-03Tで、聴き比べではN-03T(70万円)をトランスポートとして使用した場合とfidata(60万円)をミュージックサーバーとして使用した場合で行われました。N-03T使用時はfidataはNASとして使用しています。
DACはGrandioso SACDプレーヤーK1(200万円)を使用し、プリアンプ(200万円)とパワーアンプ(200万円)、タンノイのスピーカー(ペア330万円)という構成です。
低音が強調される曲がわかりやすいということで、打音(和太鼓っぽい音)系の効果音曲を視聴しました。
fidataからまず視聴しましたが打音のドン!と十分な低音と太鼓の縁部分を叩いたようなカン!と乾いた音が鮮明に聞こえます。この時点で十分いい音で、おいおいN-03T大丈夫かとESOTRIC担当者をチラ見しましたが自信たっぷりの表情。見るもの見せてくれようぞという顔つきです。
次は少しの説明の後N-03Tの演奏が始まりました。説明で少し時間が経ったので前の音の記憶が薄れないか不安でしたが、心配ご無用、見るもの見せてくれようぞ状態でした。
まず打音がドン!!と低音が腹まで伝わってくるのと、太鼓の縁部分を叩いたようなカツーン!と先程と明らかに違う芯が通った高音の伸びが聞こえ驚かされました。N-03Tの方が明らかに音源を忠実に再現できています。
次は教会での合唱の音源で、最初独唱から始まり中盤で合唱をするといういう内容です。
まずはfidataから視聴が始まり教会の空気感まで感じ取れ、独唱部の少年の無垢な澄んだ歌声、中盤からの多人数合唱時の教会に広がる見事な響きが聞き取れました。この時点でもう十分です。お腹いっぱい。今度ばかりはヤバイぞとまたもや担当者チラ見しましたが・・・何か物足りなさそうな表情です。まさか超えてくるのか・・・。
次はすぐにN-03Tに切り替えて演奏スタート。独唱部は更にS/N比が上がったように感じられ透明感が増します。そして一番の変化が中盤からの合唱部で、明らかに合唱する人数が増えています。反則やん!いやいや人増やしたらいかんでしょ。人数増加に伴い音場の形成が広がりエネルギッシュさが増します。今まで聞こえていない音が聞こえてくるという微小な情報も漏れなく伝えきるN-03Tの実力に感服いたしました。
N03-Tは音質やfidataで聞こえない音が聞こえるなどの情報量の多さ等、正直圧倒しているイメージで2ランクは上かなと感じました。N-03Tは電源にこだわっており構成部品が電源部品が大多数ということでそこが音質面に貢献しており、ストレージが主目的のミュージックサーバーでは太刀打ちはキツイかなという印象です。また、TIDALやSpotifyなどのストリーミングにも力を入れていくらしいのでそこも高ポイントでした。
あと、音質には直接関係ないですがやっぱり全体的にESOTRIC機器のデザインが格好いいんですわ。アルミ削り出しの筐体にスタイリッシュさと統一感をもたせ所持する喜びを感じさせてくれそうです。
癖が少ないので他のメーカーとも協調性があり、部屋に置いても荘厳さを保ちつついい意味で目立たないかと思います。このあたりはマランツとは対極の存在かなと感じました。
今回のESOTERICさんの印象とN-03Tのパワーを目の当たりにして70万円ならいけるか・・・と血迷いそうです。
N-03Tは送り出ししかできない・・・でも俺はDACは持っている(SACDプレーヤーのSA-10だけど)・・・そしてネットワークプレーヤーは無い・・・けど手持ちのMac PCで代用できる・・・けどPC操作は面倒くさい・・・けど金が無い・・・でもN-03T欲しい・・・でもN-03Tは送り出ししかできないような物・・・と今でもぐるぐる頭で回っています。
【有限会社アッカ】
有限会社アッカ | IASJ 日本インターナショナルオーディオ協議会
有限会社アッカは海外オーディオメーカーのKRELL社、YGアコースティック社、ORPHEUS社の代理店です。
KRELL社は設立約40年の老舗メーカーで純A級パワーアンプ等ハイエンドアンプメーカーとして確固たる地位を築いています。
YG Acoustics社は設立15年程の比較的若いスピーカーメーカーで金属製のエンクロージャー(筐体)と鍵穴のような形が特徴的なハイエンドスピーカーを制作しています。
ORPHEUS社はこちらも設立15年程のプレーヤー類を主に制作しているメーカーで、竪琴を思わせるような美しい筐体が特徴の製品を制作しています。
KRELLは中古品が多く出回っており金額的にも入手も可能な製品がラインナップがありますが、YGアコースティックとORPHEUSの製品は恐らく購入できる人は少ないのではと思います。ORPHEUSに関しては値段情報も少ないです。
私はKRELLのアンプは知っておりますがあまり興味は無く、YGアコースティックのスピーカーは評論家の先生方が絶賛していましたが形が変なので興味が無く、ORPHEUSのプレーヤーに関してはよく知らず、総合的にこのブースは興味がありませんでした。5Fから順に見ていけと言われ最初に向かったブースがここです。
有限会社アッカのブースは約20畳程の部屋でYG Acousticsの3Wayスピーカー「Sonja 2.2」、KERELLの純A級パワーアンプ、ORPHEUSのSACDプレーヤーなどがありましたが、セッティングはいい意味で一番すっきりとしたブースだったかと思います。
YGアコーステックのスピーカー「Sonja 2.2」です。大きいですが私のうさぎ部屋に置けそうです。一生買えそうに無いですが。
はっきり言いましてこのブースはあまり良い印象はありません。
1日目一番最初に入ったブースで人は多く期待したのですが、淡々と音楽をかけるだけなのと立ち見で視聴した位置が悪かったのかあまり良い音と思わなかったので早めに退散しました。
2日目はこのブースに行く気は無かったのですがもう一度聴いて見ようと思い、いい席を確保してじっくり視聴しましたが、音楽が終わった後に視聴者の一人が「ブラボー!」というようなオーケストラが終わった後のような合いの手を打っていました。しかし、この方は公演後の椅子の片付けやスタッフとの会話からおそらくはこの会社の関係者でサクラに近い行為かと思います。寅さん叩き売り時のガジロー的ポジションです。
このような行為私は大嫌いなので本来ならこんなブース評価するに値しないのですが、この方はたぶん本当にブラボーと感じ発したのではないかと思います。
私も聴いていましたが空前絶後の超絶サウンドでした。
自分の人生で間違いなくトップで恐らく抜かれる事は無いのではないかと思わせる音です。
オペラを演奏していたのですが、もう目の前にオペラホールがあるとしか思えません。
とても2chのスピーカーから発せられていると感じられる領域の音色ではなく、演奏される楽器の音すべてが調和されつつ分離され輪郭はくっきりしつつ演奏する場所が全て分かり、演者の歌声は果てしなくクリアかつダイナミックで生々しいという次元では無く本物としか思えません。臨場感も半端ではなく演奏の中の群衆の拍手喝采がサラウンドかの如く音場を形成しそれがとても自然で、私も感動のあまり拍手をしてしまいそうになりました。マジで。
これは私だけでは無く、他の人もそうだったと思います。みんなブラボーおじさんの気持ちだったのでおじさんに対して何も言えません。
いま振り返るとここのブースの空気だけ異質でした。他のブースはみんな黙って視聴し、演奏中うなずいたりリズムに乗ったりする人もいますが、基本的に入場し、聴いて、終わったらしげしげと帰るというのが普通です。
ここは入場するのは普通ですが、まずリズムに乗ったり頷いたりする人はおらず演奏が始まったらみんな固まります。聞きいっているのか衝撃を受けているのかわかりませんが微動だにしません。
そして演奏終了後フラフラと危ない脚付きでスピーカーに近づき値段を見て自暴自棄になりながら退場したり、前のおじさんが「今日一番の演奏やったわ!」と担当者に大声で言ったり、先程述べたブラボーおじさんが居たりと他のブースではありえない光景が展開されます。
上記の要因(元凶)がYG Acousticsのスピーカー「Sonja 2.2」です。
KRELLのアンプやORPHEUSのプレーヤーが凄いというのもあるでしょうが、8〜9割がこいつの力と思います。アッカの担当者もYGのスピーカー押しでした。
こんなヘンテコな謎スピーカーからいい音が出るなんて今だに信じられません。
これだけの音質だからお高いのでしょう?金額確認しましたがペアで1188万円。うん、そうだよね。
これが100万円で聞けれたら私でも即買いします。1188万円でも納得してしまいました。
ちなみにこの「Sonja2.2」は同社の上から2番目のグレードらしいです。まさかのベジータモデルでした。その上にリファレンスとなる悟空モデルがあるわけですがいったいどんな音質なのかオラ気になっぞ!
このスピーカーですが、1000万円でもコストパフォーマンスが高いのではと思わされます。
一般的にどんな商品でも高額になればなるほどコストパフォーマンスが悪くなります。例えばイヤホンなら1万円ぐらいまでは値段に比例して右肩上がりに音質が良くなりますが、それ以降は値段は右肩上がりでも音質はなだらかに上がっていく事になり、10万以降では1万円基準でお値段10倍でも音質は体感2〜3倍ぐらいがいいところではないでしょうか。
これはスピーカーも同じで10万円ぐらいまでは右肩上がりでそれ以降はなだらかになり、200万円以降は趣味の世界であるという認識でした。
ESOTERICで聴いたタンノイはペアで約330万円で「Sonja2.2」は1188万円ですから約4倍の値段です。お値段4倍でもこの価格帯で音質4倍というのはありえないと思いますが、このSonja2.2に関しては「お値段4倍ですが音質4倍ですか?」と聞かれたら食い気味に「音質4倍であるぅ!」と断言すると思います。実際はそうでもないんでしょうが。
「Sonja 2.2」のお値段。視聴後感動のあまり手が震えて写真ピンぼけしています。
あと今回驚いたのが拍手しようと思った音源がCDかSACDか分かりませんがディスクからの再生だったと言うことです。プレーヤーが高級機なのでアップサンプリングしているとは思いますが。
もうねハイレゾ音源とかやっぱどうでもいいわ。
やっぱり我々はディスク音源情報の半分も聞けてないもとい再現できていないのだなと再認識されました。
CD音源もしくはSACDのDSD64(これもハイレゾだけど)でこれだけの音がだせるならもうこれで十分。そう、お金があればね!
やはり機器とセッティングに力を入れていくべきかと思いました。
一番上のORPHEUSのプレーヤーで再生。視聴後感動のあまり手が震えて写真ピンぼcry。
このブースは展示会という意味では音質以外は正直下から数えたほうが断然早いですが、音質の一点突破で私の心を抉ってきました。
他のブースはハイエンドで音楽を鳴らし、おおっと思わせられ事はありますが感動するという事はあまり無いです。それは恐らく自分の中で想定の範囲内の音質なのかなと思います(ホテルの一室なのでセッティング難しいでしょうが)。ところどころは俺の部屋の方が良くね?とかがんばったらこれ超えれるんじゃね?というのもあります。オーディオを知らない人なら「音量大きいだけじゃん(笑)」と言われかねません。
しかし、このYGスピーカーを中心とするシステムは誰でも凄さが分かると思います。一般の人も「ブラボー!」と言うかもしれません。
他のメーカーを圧倒するというか次元の違う音質に私もブラボー!を差し上げたいと思います。
【TAD】
TADは正式名称「株式会社テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ」という名称でご覧の通り長すぎるのでTAD(ティーエーディー)と呼称しています。もとはパイオニアのPA部門のチームでしたが、独立して日本を代表するハイエンドオーディオメーカーとなりました。
創業時はスピーカーをメインとしていましたが「D600」という超弩級CDプレーヤーで地位を確立したと言っていいかもしれません。フラグシップは「600」シリーズですが現在は下位モデルの「1000」シリーズのプレーヤー、アンプを主力としているようで、ブックシェルフ型の高級スピーカー「TAD ME-1」にも最近は力を入れ評論家、オーディオファン両方から好評を得ています。
「TAD ME-1」はペアで約120万円と我々としては目玉が飛び出るような値段ですが、TADとしては「我々のクオリティーを幅広いユーザーの手が届くプライスで提供したい」と語っているように120万円でもTADとしては安い値札となり、完全なるハイエンド思考のメーカーです。
ただ、その音作りのこだわりから製品のクオリティーは高くファンは多い・・・はずです。物を買えてるかは別ですが。
今回私が一番期待していたメーカーで、スピーカーの「TAD ME-1」は一生モノでガチで買ってやろうかと考えているのでこやつの視聴と、伝説となっているCDプレーヤー「D600」の視聴が可能ということで期待を膨らませてブースに入りました。
ESOTERICのブースは約20畳程の部屋でTADのリファレンスシリーズ「600」シリーズのSACDプレーヤー「D600」、パワーアンプ「M600」、プリアンプ「C600」が鎮座し、スピーカーは小型ブックシェルフ「TAD-ME-1-S」、大型ブックシェルフ「TAD-CR1MK2」を配置して時間区切りで交互に聞いていくというスタイルでした。
このあたりはESOTERICと同じですが、プレーヤーがSACDプレーヤー「D600」のディスク再生のみでいい意味の無骨さを感じました。 ただ、時間毎にイベントを行っていいたのでもしかしたらD600のDACを使ってネットワークプレイをしていたかもしれません。
ブース内の設置はすっきり系で広々とした感じで気持ちよく音楽が聞けました。
今回のイベントでTADさんが良かったと思ったのはやはり音です。
上記の構成だけで1000万円を超えており、TADの製品ということで実力の方はいかに?という感じでしたが、まず感じたのが圧倒的な音の迫力です。
以前よりTAD関連が気になって色々と調べエキサイティングオーディオショップである逸品館の清原社長の評価にたどり着いたのですが、TADの良さ(その時はD600でしたが)は音楽を忠実に再現するというよりも楽しく聞かせるその熱さであるということでした。
実際に聞いてなるほど、これは熱いなと感じます。暑いといような粘りっこさではなくうおおおおとくる感じの熱さです。なのでJAZZとかではなくロックなども全然いけると感じました。
あと、熱いだけではなく音源も忠実に再現できることも付け加えておきます。
これはTADのブースでは無く、オーディオ評論家の福田先生が行った特別講演で「TAD-ME-1-S」を使用しての実演を行うということで視聴したのですが、ソプラノ歌手の音源をESOTERIC「Grandioso K1」で流した所、ソプラノ歌手のあまりの高音再現にホテルフロアライト金属部分が共振してノイズが発生するという事態に陥りました。
音源がまず凄いのですが、低音では無く高音で物理共振が発生するという事はなかなか無く福田先生も驚いていました。私もとんでもない高音の伸びにどんだけこの歌手すげーんだよ!と思いながら40畳程の部屋でもそれらを難なく鳴らしてみせる「TAD-ME-1-S」の実力に度肝を抜かされました。
しかしこの「TAD-ME-1-S」ですが、ブックシェルフにしては大きめですが見た目は変哲もないスピーカーで所有する喜びは低いと思います。しかもこのシルバーの色が個人的には悪趣味で通常バージョンの黒色の方が10倍は良いと思います。
正直見た目だけでは絶対買わないと思いますが、これだけの音を聞かされたらウ~ン買っちゃう(笑)となります。買えませんが。
「Sonja2.2」がベジータとしたら「TAD-ME-1-S」は幼少期の悟飯といった所です。甘く見ているとスカウター(財布)がパリンといかされちゃうかもよ?
あと、一番の目的であるSACDプレーヤー「D600」の実力ですが正直わかりませんでした(泣)。
同じ部屋で比較視聴できなかったのと、先程書いたESOTERIC「Grandioso K1」が他の部屋で比較対象となりGrandioso K1自体が現在の最強機種(D600は約8年前のもの)みたいなものなのでなかなか比較ムズイです。
実物はプレーヤーとしてとにかくでかく電源も別筐体なので俺のうさぎ部屋に入れれないかなー、しかたねーなー、買いたかったけどなー(おでこペシ!)。
でも本当に実力を知るにはやはり購入するしかないので、がんばって250万円貯めたいと思います(白目)。
見えにくいですがこれが「D600」です。下にプリアンプの「C600」とそれぞれの別電源筐体がありました。音質の為にとにかく別電源というTADのこだわりは凄いです。機器と電源を接続するケーブルもグレードアップするには数十万円するらしいです。札束の中を電気が流れるようなものになりそうですね。
TADのもうひとつと思ったのは音質がYGに届かなかったのと、やはり宣伝の下手くそさでしょうか。
逸品館の清原社長がTAD宣伝下手すぎ!と書いていましたがそれはオーディオ評論家や出版社に金を払わないという、いわば褒め言葉(ツンデレ調)的な感じでした。
ただ、私から言わせれば本当に宣伝が下手です。
まず一生懸命説明していただけるのですが、やはりESOTERICやAccuphaseのようなナチュラルさやわかり易さまでは至らず無骨な技術屋のような説明となるのでわかりにくかったのかもしれません。まあこれは些細なことです。
一番の下手くそポイントは最終日の最終イベントに謎のYoutuberを呼ぶというアクロバティックさです。
有名な人かなと思ったのですが名前からしてもウ~ン誰?って感じです。本人と思わしき人がいたのでその容姿から最初もしかして逆木一氏(ネットオーディオの若手ライターで「言の葉の穴」の管理人。ネットオーディオ業界ではそこそこ有名)の本名か?と思いましたが違うようです。有名な人かと思い検索しましたが登録者100人ぐらいの普通のYoutuberでした。
読者数2人のこの俺が言うのも失礼だがTADよ!もっとおらんかったか!?
(話それますが読者登録してくれた2人の方ありがとうございます!MA6900とMARO回で「いいな」してくれた方もありがとうございます!あと、見てくれているみなさんありがとうございます!あなた達のおかげで続けれています!このブログもうちょっとだけ続くんじゃ!)
ただ、このYoutuberの方のイベント大盛況で部屋いっぱいで入りきれないぐらいでした。
アニソン中心に若者向けのイベントを目指したようでカジュアルさが当たったかもしれませんし、わかりやすいプログラム説明(A4の紙に詳細に書いてあった)もよかったです。まあ、悲しいかなオッサンしか来場者いなかったのですが(白目)。なんかゴメンね。
この方も今後注目していきたいと思います。
現状ではTADの製品にまったく手が届きません。
ただ、「TAD-ME-1」はワンチャンスあると思うので、弾を込めずに常にロックオンしていきたいと思います。
【株式会社太陽インターナショナル】
株式会社太陽インターナショナルは海外オーディオメーカーのAvalon Accoustics社、dCS社などを取り扱う代理店です。
Avalon Accoustics社はハイエンドオーディオ用スピーカーメーカーで、威風堂々としたその筐体と聞いたものを魅了する音色のスピーカーラインナップでオーディオファン憧れの存在として確固たる地位を築いています。
dCS社はオーディオプレーヤーメーカーでCDプレーヤーの製品群が有名でしたが、最近ではネットワークプレーヤーやDACの性能が高く評価されStereo Sound誌等オーディオ雑誌のベストバイ常連製品を数々作り出しています。
太陽ではその他にもNAGRA等扱っているようですが私の方は知識がなく説明しきれません。
Avalon(アヴァロン)のスピーカーDiamond(550万円)とdCSのプレーヤー群(1ユニット最低でも200万)というオーディオファンなら誰もが憧れる機器で音楽が聞ける・・・聞くしかねぇ!そう勇んで株式会社太陽インターナショナルのブースに突入しました。
株式会社太陽インターナショナルのブースは約20畳程の部屋でAvalon Accousticsの弩級スピーカー「Diamond」、dCSの弩級プレーヤー「Vivalidi One」をはじめとするプレーヤー、DAC、NAGRAのパワーアンプで構成され、部屋の暗さとオーディオ機器のたたずまいから非常にムーディーな雰囲気となっていました。
ある程度演奏してから担当者が説明をするスタイルで進んでいきお客さんも他のブースより多めに感じました。
視聴したときの音色ですが、なんと優雅で甘美なことかとジェットストリームのナレーション風に言いたくなる程なめらかで心地良く、時には迫力ある音が奏でられました。
dCSから送り出される音をAvalon Diamondが忠実に再現し、生々しさの中にも荘厳さが醸し出され、まるでその場に音楽ステージが形成されているような立体感のあるサウンドを聴き続けるたびに私のお顔がニッコリ^^ いやニンマリ(ぐへへ)してしまうのが自分でも分かります。
この音をずっと聴き続けていたい・・・そう思うたびに担当者の長く中身の薄い解説が入ってしまいます。
いや、解説してくれるのはうれしいです。ただ、一番聴きたい機器の技術的な話は少なめで、各機器の表面上の情報や音源フォーマット(DSD等)の話など各個人で後から確認すればよくね?という内容を冗談交えながらちょっと上から目線で長々と話します。
それに輪をかけてその部屋に一緒にいたスタッフが笑ったり合いの手入れたりすのが若干だるかったです。本人達に悪気は無いでしょうが。
もうちょっと深い内容とMCの良さがあれば・・・という所ですが、間違いなく機器類の音は良かったですし、長々と話す分機器の紹介はできていました。
しかしやっぱりAvalonのスピーカーは良いですねぇ〜(初めて聴きましたが)。dCSもとんでもなくよかっです。
超人気RPGゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズ生みの親である坂口博信氏はAvalonスピーカーのオーナーとして有名ですが、もっと上のクラスのスピーカーだったと思います。おそらくは1000万円クラスのものです。
俺もこのブログで一発当てれば買えるようになるのかな・・・・(遠い目)
(このブログは私の懐に一切お金入りません。逆に広告貼り付けられないよう、はてなblogにお金払っています。永遠の赤字ブログです(泣))
Accuphaseは「アキュフェーズ」と呼び、トリオ(ケンウッド)の技術者が独立して日本を代表する老舗ハイエンドオーディオメーカーとなりました。
創業時よりハイエンド向けアンプをメインとしており、当時の初任給5万円の時代に25万円のアンプを出すなど品質のためには多少の高価格化も厭わないメーカーとして有名です。現在でもそのスタンスは一切変わっておらず、安易なライトユーザー向けの製品などは製造しておらず、高性能、高品質な製品を自社工場で一貫組み立てし供給し続けています。
また、保守関連の手厚さも人気の一つで発売最初期(45年前)のモデルも部品を保管していて修理可能とユーザーフレンドリーさでは他の追従をまったく許しません。日本人の勤勉さ、丁寧さなど良いとところを体現したようなメーカーとなっています。
現在はプリメインアンプ、プリアンプ、パワーアンプがメイン機種で、CDプレーヤーやDACなどデジタル機器も豊富に備えています。
AccuphaseがAccuphaseたらしてめているのはやはり超精度のプリアンプと、独自の純A級パワーワンプです。
プリアンプは「C3850」、パワーアンプは「A-275」がフラグシップモデルですが、最高額でも200万円と背伸びに背伸びを続けまくったら買える価格と、相応の性能を備えるコストパフォーマンスの高さが光ります。
しかもAccuphase製品は人気があり値下がりしにくいので現行機を売って新しい機種にグレードアップをするも良し、古い機種で修理を続け使い続けるも良しと所有の楽しみ方もできます。
Accuphaseは愚直な音作りと独自の考え方で評論家、オーディオマニアともに好き嫌いがきっぱりと分かれるメーカーと思っています。
正直私はAccuphaseを聞いたことが無いのでまず聞いてみたいといのと、純A級パワーアンプの実力を知りたかったのでここのブースに赴くことにしました。
ブース内のセッティングは豪華絢爛の一言です。
Accuphase現行主力機が整然と展示され詳細な解説がついています。また、部品の内部構造解説・参考断面部品や壁掛け説明、液晶モニターによる系統図の説明、華やかな花による装飾、豊富なCD・レコード音源など展示会馴れしすぎやろ!というぐらい中の構成は完璧です。
ブース内のスタッフの数も一番多く他のブースは平均2人でしたが、Accuphaseは最低でも4人はいて万全の体制を期しており、プログラムの説明や対応はわかりやすく親切丁寧。ザ・日本企業て感じです。
演奏用として設置していた機材は新商品の純A級パワーアンプA−75をはじめフラグシップモデル、SACDプレーヤー、ネットワークプレーヤー、LPプレーヤー、プリメインアンプ、プリアンプ等ほぼ全てが網羅されていました(型式がほぼ分かりません。すいません。ただ、全部高く50万円〜200万円かと思います)。
スピーカーはTADの「TAD−ME1-S」とSonus fabar製のもので時間を区切るか客のリクエストで演奏変更するスタイルでした。
ここまで書くともう一番でいいんじゃないかと思われますが肝心の音がね・・・・。
できるだけがんばって聞きましたが音がぼんやりして聞こえます。
音が大きくなってくるとS/N比が下がり音が暴れてきますが、そんな傾向でもありますがなんか違うような気もします。なんだかお前疲れてんのか?といいたくなるような音です。
アンプの聞き比べでAB級アンプ、純A級アンプ、アンプをBLT接続しての確認をして、Accuphase担当者がAB級アンプは低音が力強く、純A級アンプは艶がかった音を楽しめたかと思いましたが如何でしたか?的な事を言っていましたが、そんな気はするがぼんやりが気になってそれどころじゃねぇというのが正直なところでした。
スピーカーが原因かと思い2種類とも聞きましたが傾向は同じでした。
スピーカーセッティングか部屋の反響が対処しきれていないのかな?と考えましたが、これはまさかAccuphaseのせいひn・・・・いやいやいや!それはありえない!だって高級なハイエンド商品で安心と信頼の世界のAccuphaseだぜ!?
大体こんな音でここの製品買いたいと思うやつなんかいねーだろ!Accuphaseはちゃんと忠実に原音再生できてるの!
きっと俺のせいなんだ。糞耳なんだ。うん。初めてAccuphaseの音聞くからよく分かってないだ。
純A級アンプのアナログライクな艶がかった音は魅力的でしたがなんせ集中して聞けませんでした。
近く純A級アンプA-75の試聴会が大阪のどこかで開かれるらしいのでリベンジしたいと思います。
・・・・大丈夫かAccuphase(ボソ)
【株式会社ノア&株式会社アークジョイア】
株式会社ノアと株式会社アークジョイアは海外オーディオメーカーのSonus faber、LABORATORIUMをはじめとするオーディオメーカーの代理店です。
Sonus faber社はイタリアが誇るハイエンドオーディオ用スピーカーメーカーで、フランコ・セルブリンという稀代のスピーカー職人によって創設され、そのこだわりと造形美、豪華な音色から銘器として絶賛されたスピーカーは数え切れず、日本でも非常に人気のあるブランドとなっています。
LABORATORIUM社はフランコ・セルブリンがSonus faberを離れた後創設したメーカーで、まだ会社としては若いですがセルブリンの創出するそのスピーカーはSonus faberより続く完成度の高い作品となっており、彼が送り出した最後の作品「Accordo」は「音を出す機器ではなくもはや楽器である」とオーディオ評論家から激賞され、発売から8年経った今でもその価格帯ではベストバイに選出され続けています。ちなみに120万円ぐらいなので頑張れば買えます(買えない)。
その他にもWadia等著名なメーカー扱っているようですが数が多すぎるので詳しくはホームページで確認ください。
この両者合同のブースは1日目発見できませんでした。パンフレットに2Fとありましたが受付と物販、特別講演の部屋しかねえよなぁと思い諦めましたが、2日目に倉庫と思っていた部屋がブースと気づいて慌てて入りました。
株式会社ノア&株式会社アークジョイアのブースは約40畳程の部屋でSonus faberの超弩級スピーカー「Aida Ⅱ」がドーン!と設置され、LABORATORIUMのスピーカー「Accordo」、エステロンのスピーカー「YB」、Burmesterのアンプ等設置されていましたが、他のブースと違うのが取扱製品の多さを活かしたオーディオアクセサリー類の豊富さでした。
特に今回の展示会では少ないアナログレコード関連機器が多く独自性が強かったです。
Bespoke audioを中心とした機器群。イギリスではアストンマーティン製の車とべスポークオーディオのオーディオ機器を持たないと英国紳士として認められないそうです(大嘘)
レコードクリーナー。挿入するとギュイーンと自動洗浄してブヲーと乾燥させ出てくるらしいです。洗浄後の音色は新品時を上回る勢いとか。お値段70万円ぐらいかな。
40畳の部屋で他のブースより倍ぐらいの規模なのですが圧倒的存在感のSonus faber「Aida Ⅱ」が迎え入れてくれます。
フロントスピーカーとして設置されていましたがバキ風に言うと・・・
デカァァァァァいッ説明不要!!
「Aida Ⅱ」の横にあるのはYGのスピーカーではなく、エステロンの「YB」です。形も名前もややこしいわ!
今回見た中ではブッチギリで一番デカく絶対いい音でるやん!とういうのをその存在感で示しています。
フランコ・セルブリンの遺作「Accordo」も小さいながらその美しさで目を引き音が出るのを静かに待っていました。
時間を区切ってスピーカーを交互に演奏するスタイルでしたが、私の発見の遅さよりAccordoの視聴時間が終わってしまっていて、Aida Ⅱの視聴のみとなりました。
とりあえず座って音が出るのを待っていましたが、「Left speaker nanchara kanchara・・・」と英語スピーカーチェック音源でセッティングするのに時間がかかりなかなか音が出てきません。
4〜5分待ちましたが担当者が作業を続け何の説明もありません。
タイミングもあったかもしれませんが、ここのブースは言葉より音楽で示すというスタンスなのかあまりユーザーフレンドリーでは無いのかなと思いました。対応は丁寧ですが。
他のブースも見たかったので結局待ちきれず退出してしまいました。
その後あらかたのブースを見終わりそろそろいけるだろと思って再度訪問しまたが、ちょうど演奏中で聞けました。
Aida Ⅱはその大きさより迫力のある音がでるのかと思いましたが、クラシックの弦楽器を演奏していたこともあったのか迫力よりも暖かみのあるゴージャスな音色を生々しく壮大に紡ぎ出します。透き通る音というよりは厚みのある音で非常に心地よい音が体中を包み込む感じです。まるでコンサートホールが目の前にあるようなYG以来のとてつもない音質です。
「Aida Ⅱ」は価格面でも1380万円と対抗できるのはこいつしかいないと思いました。
ただ、これほどの音を聞いても満足できませんでした。それは、Sonja2.2の音を先に聞いてしまっていたからです。
奴さえ、奴さえいなければこんな気持ちにならずに済んだのに・・・・。
私は展示会残りの30分を株式会社アッカブースで過ごす為にこのブースを後にしました。
音だけであれば私が聞いた中で2番目なのですが、いかんせん視聴時間が短かった、ブースの印象がいまひとつ、何よりアッカブースのように異質な感じが無かったので、もしかしたらスピーカー金額とその大きさから先入観に捕らわれているかなと思いこのようになっています。私の勉強不足のせいかなと感じていますので、下のレポート位置になっていましすが実力は恐らく最上位クラスであると付け加えさせていただきます。
Accuphaseはわかりません。
【株式会社ステラ&株式会社ゼファン】
株式会社ステラと株式会社ゼファンは海外オーディオメーカーのVIVID audio、TRINNOVをはじめとするオーディオメーカーの代理店です。
VIVID audio社はB&Wの伝説スピーカー「Nautilus(オリジナル)」を製作したローレンス・ディッキーによって設立されたスピーカーメーカーで、独特な(という次元を超えていますが)デザインとその名前通りの鮮やかな音源再現力が特徴です。
TRINNOV社は簡単に言えばAVアンプメーカーですが、日本でイメージされているようなステレオアンプの延長上の物ではなく、PC CPUの演算を駆使した音響表現で一般オーディオメーカーのAVアンプとは一線を画する音場再生を実現させています。
その他にもSME等著名なメーカー扱っているようですが数が多すぎるので詳しくはホームページで確認ください。
ここブースはまったくのノーマークでしたが、廊下を歩いている時に他のブースからは聞こえないようないい音が聞こえてきて、それに誘われるように入っていってしまいました。
まずブースに入る前に聞こえたいい音ですが、単純にドアが開けっ放しなだけでした。
他のブースはキチンと閉めているのですが、このブースは電源ケーブルを外から引っ張っている為に閉めきれなかったようです。容量が足りなかったのか、部屋の電源が気に入らなかったのか分かりませんが、電源を大切にする良い姿勢と解釈しました(ポジティブ思考)。
中のセッティングは他のメーカーのような豪華さ、テーマ等は感じられず正直貧相だなとは思いました。
ただ、サイドに設置されているレコードプレーヤーやアンプ群、クリーン電源らの本来勝負するべき機器の存在感には目を引きつけられました。
右の緑の目玉が目印なのがSTROMTANKのクリーン電源(うん百万)。レコードプレーヤーはどこのものなのか知りませんがめちゃ格好よかったです。
設置されていたのはVIVID Audioのスピーカーと小さいスピーカー(詳細不明)。 レコードプレーヤーとTRINNOVのアンプも設置されていましたが、残念ながらサラウンドのスピーカーセッティングはありませんでした。
主にレコードプレーヤーからの演奏で、このブースはひたすた演奏を続けていました。
プログラムの間に訪問したからかわかりませんが解説等ありませんでした。というかプログラムの張り紙がなかったような気がします。独自イベントを考えていなかった?
私は2回ぐらい聞きに行ったのですが、結局スタッフの声を聞くことは一度たりともありませんでした。
音楽の方はレコードによるJazzが中心で、グレース・マーヤさんの「モナリザ」をはじめ、女性ボーカルの歌声と演奏を濃厚かつ艶がかった音色で伝えてきます。これはグレース・マーヤさんの音源を買うしかねえ!というぐらいの音を聞かせてくれますが、他のブースのようなインパクトにはちょっと欠けていたかなという感じです。
正直、ここのブースの音はあまり印象に残っていません。
ステレオでの音源再生だったのですが、他のブースの方がいいところが多かったような気がします。ただ、濃厚さという所ではおっ!と思わされた場面があったので聴き足りなかったのだと思います。
一番の残念ポイントはやはりTRINNOVによるサラウンド視聴が無かったところです。
TRINNOVの最上位モデルである「altitude32」で32chサラウンド再生をしたものならば、確実にYG Sonja2.2等化物級スピーカーを蹴散らすだけの力を発揮できると思います。
また金の話になりますが、TRINNOV「altitude32」はAVアンプとしては超絶弩級の約500万円です。ここまで読んでこられたなら500万円か、凄いねぐらいに思ってしまいますが、AVアンプの最上位機種でも50万円です。市場価格からして約10倍ですが、高級スピーカーの最上位相場が200万円のスピーカーに置き換えるなら2000万円級の製品になりまさに化物中の化物と言えます。
しかも、このTRINNOV「altitude32」はAVプリアンプなので、別途パワーアンプとスピーカーがチャンネル分必要になり、プレーヤーも必要です。
サラウンドはホームシアター向けという意見がピュアオーディオでは支配的ですが、上記を考えると真のハイエンドとは何かというのが議論になってもいいはずです。
そして物理的に出力される多chによる音場は2chでは到達できない領域に至ると思います。
ごちゃごちゃと色々いいましたが要は、株式会社ステラさんと株式会社ゼファンさん!次はTRINNOV「altitude32」で聞かせてー!!お願いしまーす!これだけのシステムでサラウンド聴きたいんじゃー!!!!!(ペコリ!)
ブース紹介は以上です。
全日程が終了した会場を後にし、家に帰ってきました。
普通ならまず音楽を鳴らすことからはじめますがその日はできませんでした。
今まで聞いてきたハイエンドシステムの音の前では私の音楽システムなぞ赤子のようなものです。
ここで自分のシステムを聞いて失望してしまったらもう今までのように聞けず、ランクが落ちたような感覚で聞き続けてなければならないと思ったからです。
しかし、逃げていては始まらないので取り敢えずポチッとCDを再生しました。
意外といけました。俺のシステム意外といけましたーーーーー!!!
いい音じゃん!心配したような事は無く普段から聞くホッとするような音です。
そして、その日はNHK交響楽団の放送もあるという事でMAROも見れました。MAROも見れましたーーー!!!!!
NHK交響楽団もサラウンドで素晴らしい音です。やっぱり身の丈にあったものが一番ですね。もっとレベルアップしてやるぜ・・・・。
ただ、いつかはYG Sonja2.2を手に入れたいという野望を抱いた事は事実です。
TAD-ME1も欲しいし、ESOTRIC N-03Tも欲しい。心からそう思っているよ!
新たな目標を抱き心を滾らせながら、現状のシステム向上を行っていきたいと思います。
以上で大阪サウンドコレクション2018のレポートは終わりです。
色々情報入れようと思うと約2万字になり長くなってしまいました。今後はもっと簡潔になるよう努力したいと思います(無理かも)。
全部読んで頂いたならかなり時間がかかったかと思います。最後まで見ていただきありがとうございました。
【本物?オカルト?】オーディオボードでCDプレーヤーの音質は変わるのか?(SUNSHINE製オーディオボード導入)
こんにちはUSAMARUです。
暑いっすねー。皆さん耐えれていますでしょうか。
私は無理なのでクーラーガン入れています。地球、ごめん。
猛暑ではありますが今日、明日と大阪サウンドコレクションという高級オーディオ展示会が心斎橋であるので冷やかしに行って涼をとろうと思います。
TAD製D600(お値段250万円!)という音質的にも金額的にも超弩級と言われるCDプレーヤーの視聴が主目的ですが、Accuphase社の純A級パワーアンプ(80万円)、ESOTERIC社のネットワークトランスポート(100万円)もチェックし、日本が誇るハイエンドメーカー製品を視聴しようと考えいています。
まあいずれにしても高すぎて買えねけどな!
見に行く商品とは対極にいるお安い(オーディオマニア基準)オーディオアクセサリーを購入しました。音楽を聞くために必要な物(ケーブルなど)以外では初のオーディオアクセサリー購入となります。
スピーカー用のオーディオボードとしてSUNSHINE製オーディオボードS40と、組み合わせて使用する超薄型制振シートA-40を2セットをアマゾンで購入しました。
また、ネット上で評判が高かったマグネシウム超薄型制振シートV40も併せて発注しています。
このSUNSHINE社は日本のアクセサリー専業メーカーなのですが、素材としてマグネシウムをを使用した商品が特徴であり、ボードでも木の間にマグネシウム板をサンドイッチするような構造となっているようです。
振動抑制能力が非常に高いらしく値段が安いわりには効果が非常に高いということでオーディオ業界に新しい風をもたらしたようです。
私が購入した理由は上記もありますが、SUNSHINE社がエキサイティングオーディオショップであることの方が大きいです。
エキサイティングオーディオショップとは私が勝手に言っているだけなのですが、簡単に言えば唯我独尊な思想があるお店で俺んとこの物が最強!他はダメ!という発言を普通にします。他人を攻撃するような事を言ってしまうのでいろんな方面から標的になりますが、これだけ強気な発言するだけの低価格(オーディオ業界基準)、高品質な商品を取り扱っている事が多いので発言は怪しいけど物は良いということで消費者には味方になることは多いです。これで物が悪かったら普通に潰れますので。
オーディオ業界でしかありえないエキサイティングなショップですが多数あるので、別の機会にねっとりと紹介したいと思います。
しばらくして商品が届きました。
S40です。底面側の写真を撮ってしまっています(泣)。
そこそこ見た目もいいです。ボード感はあります。
A40です。これだけだと300円ぐらいの板に見えます。
V40です。ロゴが入って若干高級に見えますが実物はもうちょっとチープな感じです。
物は良さそうです。価格を抑えるために外観の品質は良くないとメーカー自身が言っていますが私基準では全然問題ないレベルです。
それぞれS40が1個14000円、A-40が1個2960円、V40が14760円で数量こみこみでトータル約4万7千円ぐらいです。・・・・高いよね?PS4買えるけど?
スピーカーの下に板敷くだけでこれだけのお値段です。ホームセンターで木板とか薄い石を買ってきて敷いたほうが10倍は安いです。実際そうしている人も多いです。
しかし、オーディオ業界では私の買った値段の10倍程の値段がするオーディオボードは普通にたくさん売ってます。その上を超える物もたくさんあります。
そう考えるとこれだけの値段で高級オーディオボード並の性能がでるSUNSHINEのボードはコストパフォーマンスが高い!とこの業界はなるわけです。本当に金銭感覚が麻痺してきそうです(もうしている?)。
まあ、値段相応の効果があれば何も問題はありません。
S40とA40をスピーカーの下に敷いて音質確認しましたが低音が締まり、音の輪郭も良くなり以前より改善されました。
まあ、これは正直予想どおりといいますかスピーカーを防音カーペット直置きから剛性のある板の上に置いたのだから当然かなと思います。
スピーカーは振動させて音を鳴らすので筐体がそれにつられて振動し床もその要因になります。それが板で抑制され振動に直結する音の伝達力が上がるというのは一般の人もまぁそうだねと納得されるのではないでしょうか。
正直、他のもので試したことが無いのでSUNSHINEの物が本当にいいのかわかりませんが良かったです・・・
が!
しかしです、実はSUNSHINE社がボードで音質改善する順位としてスピーカーはなんと第3位です!銅メダルクラスだったのです。
第2位はアンプ類!
そして第1位はCDプレーヤー!
アンプとCDプレーヤーの下にオーディオボードを敷くと音質が改善される・・・。
アンプとCDプレーヤーは原理的に自ら発生する振動と他の機器からの振動を受けてこれが音質を悪化させる原因となるので、ボードを敷くことによりこれが改善されて音質が良くなるとのことです。
ふふ、一気にオカルト臭くなってきやがったぜぇ・・・(ニヤリ)
CDプレーヤーはCD表面のカッティングされた凹凸をレーザーで読み込む為に回転します。その際に振動するのはまぁわかりますが、そんなに振動しますかね?むしろ振動で音が悪くなる意味がよくわかりません。
スピーカーは自ら振動させる物なので振動が音質に直結しますが、CDプレーヤーてほぼ電気回路だよね?振動で音質変わるか?
もはやアンプに関してはただの電気回路だよね?振動の要素あるか?
振動に関する知識がありませんから、普通に考えたらオカルトと言わざるを得ません。
ただ、変わると主張されている以上実際に試さないとよくわかりません。
今回はMarantz製SA-10の下にオーディオボードS40を敷いて音質確認をしてみました。
聴いた曲は聞き慣れているSHANTIさんのアルバム「Born To Sing」より「Killing Me Softry With His Song」です。
それでは聴いてみます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
SA-10バランス出力
PCM44.1kHz/16bitで試聴中。。。。
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
定位がびっしり合っていくううううううう!!!!
音が伸びていくううううううう!!!!
驚愕の結果です。はっきりと違いがわかります。
SA-10は以前の内容でMCD201+UDP205に✕0.8した内容としていましたが、もはや2ランク上がってまるまる足した内容となっています。これ一台でいいですやん!ということになります。
ボードを外して聴いてみましがやはり前の音でボードを敷くと音が良くなる。
ボードによって音が良くなるようです。
ちなみにS40にA-40を追加したパターンと、V40を敷いてSA-10のボルトに無理やりアースしたパターンを試してみましたが、私の耳ではS40単体の時とあまり改善効果変わらないかなと感じました。
コストと見ため的にS40単体での運用が一番オススメかなと思います。
プリメインアンプMcintosh製MA6900でも試そうと思いましたが、重い(34kgあります)のとラックスペースの問題で断念しました。すいません。
CDプレーヤーにオーディオボードを敷くというのがこんなに有効だとは思いませんでした。CDプレーヤーの振動対策で音が良くなる理由は謎のままですが。
オーディオ業界ではボードで音良くなるというのは常識ですが、私はボードどころかオーディオアクセサリー全般にかなり懐疑的でこんな物に投資するぐらいなら機材に投資したいと考えていました。
今回の結果で考え方が改まったのでオーディオアクセサリーにも注目と挑戦していきます。
ムー誌に次ぐオカルト雑誌と思っていたオーディオアクセサリー誌も見ていきたいと思います(付録目当てとなるでしょうが)。
みなさんも安い板でもいいので試してみてはいかがでしょうか。
ちなみには私はS50という大きめのサイズを2個すぐに買い足しました。(S40はスピーカーに使うため)
今回はこんな感じです。
演奏とMCの怪しさに驚愕!NHK Eテレ「N響」が気になる・・・(スピーカー追加もしちゃった)
こんにちはUSAMARUです。
みなさん日曜夜9時はどうお過ごしでしょうか。
大体のかたは次の月曜日へのカウントダウンで絶賛ゲンナリ中か、現実逃避のテレビ鑑賞かと思います。
そんな中次の日への心を整える為に、NHK Eテレ夜9時からのNHK交響楽団定期演奏会を放送する通称「N響」を見ませんか。
子供の頃から存在は知っているけどマジメに見たことが無い方が大半かと思います。
私もその一人で「クラシック(笑)。誰が見んねん」と思っていましたが、2週間前の放送を見て衝撃を受けました。
まず下記の人物名を検索して画像を見ていただけますか。
「篠崎史紀」さんです。
そうです。この方こそ指定ぼ・・ゲフン!ゲフン!あー、間違えました。
NHK交響楽団のわかが・・・・ゲフフフン!!!えー、コンサートマスターの篠崎忠紀さんです。説明だけで、おっちょこちょいな所がついついでちゃいます。すいません。
この方、通称”MARO”さんと呼ばれていますが、自称してしています。
このMAROといのは子供の頃に歴史上の麻呂に似ていると言われ事からニックネームになったとの事ですが、言い始めた子が海の中に沈んでいないのを祈るのみです。
このMAROさんNHK交響楽団のコンサートマスターというだけでも凄いのですが、なんとN響番組のMCまで担当しています。
私がワールドカップの繋ぎでぼんやりNHKを見ていた所、スモークの焚かれた謎の暗い小部屋に一人の男が立っていました。
その男はオールバックでなんか紺色の謎柄スーツに身を包み何かを言わんとしています。
カメラがどんどん近づいていきます・・・あっ、この男、凶暴につきやんけ!完全に!
NHKさーーーん!堅気じゃない人映してますよーーー!!!!見てるーーーー??
いや、いかんでしょこれは。
こっちがハラハラしてきます。
そして、画面上にでてくる男の名称テロップ。
「MARO」
・・・横文字だからロシア系っぽいですよーーーーーー!!!!
ロシアンマ・・・・MARO!?
日本人じゃん!!国内だったか。。。なんかホッとしました。
ギリギリ許容できたので続けて見てみました。
MAROさん、ついに話し始めました。
何を話し始めるかとドキドキしましたが、渋い声で今回演奏する曲のバックボーンと鑑賞ポイントをわかりやすく説明してくれます。
・・・・めっちゃいい人やん!!!!
なんか色々とスイマセン。。。僕は信じていましたが。。。
完全にMAROさんに心を掴まれ、実際の演奏まで続けて見てしまいました。
交響楽団という事で物凄い数の演奏者です。
そこで、一人見覚えのある男が・・・・。
あれは・・・・MAROさん!?
MAROさんが一番目立つ所に座り、ヴァイオリンを弾いています。
え、ヴァイオリンの奏者かよ!?マジ!?
急いでネットで調べるとMAROさんがコンサートマスターということが判明。
どうやらコンサートマスターというのは楽団で一番凄い人らしい。
最初あれだけ怪しかった男がこれほど凄い人だったとは・・・・。
しかもめちゃくちゃ演奏が上手い。まあ、全員なんですが。
そして圧巻だったのが、ゲストでよばれた外国の男性ヴァイオリニスト(名前覚えられず)です。
立ち位置はMAROさんの前で単独で演奏するようです。
ほぅ、MAROさんの前に立つぐらいだから上手いんだろうなぁ!?MAROさん・・・いや、MAROのカシラを舐めんじゃねぇ!!!
と、思ったのもつかの間、外国の男性ヴァイオリニスト死ぬほど演奏上手いです。
素人の自分でもわかります。凄い。
ヴァイオリンを力強く、時には哀愁を漂わせて完璧に演奏します。1音の狂いもありません。
コンサートホール中にその音色が響き、観衆が聞き入っているのがわかります。
MAROさんを含めたNHK交響楽団がもがその演奏に合わせ、相乗効果が生まれます。
それが、5.1chサラウンドで私に伝わってきます。
正直感動しましたね。クラシック、スゴ!!!と思いました。
その後、外国の男性ヴァイオリニストが退場、拍手、それに応えて挨拶、退場、拍手、それにこた・・・というのを5回くらい繰り返します。1回で良くない?これ普通なの?
もういい加減にしてよというぐらいでさすがに完全退場し、再登場してアンコール演奏。
ほんでまた挨拶、退場、拍手、それにこた・・・というのを3setほど。MAROも若干苦笑いに見えるぞ。
ヴァイオリニストが居なくなり、謎の小部屋再登場のMARO。
次の演奏曲の解説と聞き所を説明してくれるMARO。
コンサートホールに移って熱演するMARO。
ワールドカップのことも忘れて見続けてしまう私。
MAROづくしの1時間半でした。
いやーパない。
クラシックもMAROもNHK交響楽団も、アンコール前後の無駄な挨拶鬩ぎ合いも半端ないすわ。
N響視聴確定です。
MAROさんのCDも見つけたのでいずれ買いたいと思います。
それからはSACDの入手にクラシックも含めるようにしました。
それは、クラシックの凄さを感じたのがサラウンドの面でもあったからです。
5.1chでの視聴でクラシックの壮大さが感じ取れましたが、SACDのマルチchならば無圧縮でさらに音質もあがります。
さらにサラウンドバックスピーカーも追加購入しました。
今までのONKYO製D-508Mをステレオ化して真面目に聞きましたが、低音が全く出ずラジカセみたいな音が出てきて座椅子からリアルに転げ落ちました。こんなスピーカーを使っていたなんてこれはこれで衝撃的でした。
そこで、以前から目星を付けていたAerial acoustics製Model6の中古ペアを購入する事を決意し、状態はあまり良くないながら比較的安くなっていた(約13万円)ので発注し入手しました。
スピーカー下の白いのは発泡スチロールで、インシュレーターが無かったため緊急で土台として使用しています。フロントスピーカーのインシュレーターをグレードアップして、残りを回そうと考えています。
これで5chはAerial acousticsのスピーカーで揃えることができました。
中途半端なセッティングですが今日のN響で音質チェックしますか。
・・・と思ったらまさかのピアノコンクール特番。。。これはこれで面白かったですが。
来週の楽しみにとっておきます。
みなさんもN響とMAROを次の日の活力として見てみてはいかがでしょうか。
今回はこんな感じです。